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The Beach Boys「FRIENDS」UPしました。 [Beach Boys]

およそ1年半も更新せず放ったらかして雑草ボーボー、クモの巣もいいだけ張っていたメインサイトのROLLING BEAT BOYSですが、この度久々に更新しました。
今回はビーチ・ボーイズのアルバムで、近年人気も高まっている1968年のアルバム「FRIENDS」を取り上げました。

よろしければご覧下さい。
下のジャケ写真をCLICKすると、サイトへ飛びます。

us.jpg

※3/9 追記;
閉鎖されていたサイトのBBSを復活しましたので、何か感想等ありましたらそちらへもカキコ出来ます。よろしくです^^。
タグ:beach boys
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侮れないBeach Boysのベスト盤 [Beach Boys]

2004年にDVD付きで発売され、意外にも全世界で300万枚も売れたというビーチ・ボーイズのベスト盤「SIGHTS AND SOUNDS OF SUMMER / THE VERY BEST OF THE BEACH BOYS」に続く続編「THE WARMTH OF THE SUN」が発売になった。
「またベストかよ」とお思いの向きも多いと思うが、これがただのベスト盤だと思いきや、マニアもニンマリの内容なのである。

全28曲の収録曲はリプリーズ・レーベル時代を含むアルバムからの隠れた名曲やシングルのみのアルバム未収録曲中心で、入門用にも最適だった「SIGHTS AND SOUNDS OF SUMMER 」で名曲に触れたあと、次はちょっと上級者向けのこの選曲で聴いてね、と言わんばかりのチョイスである。しかもなかなかいい選曲だ。

しかしそれだけで終わってはおらず、コアなファンにとってうれしいのが、なんとこのアルバムのために新たにstereoミックスが作られた曲が6曲と、アメリカでは初CD化となるシングル・ヴァージョンの「Why Do Fools Fall In Love」などが収録されている点が見逃せない。

「SIGHTS AND SOUNDS OF SUMMER 」にも「California Girls」のstereoヴァージョンや「Don't Worry baby」のmono single ヴァージョンなど珍しいものが収録されていたが、今回はそれを上回る内容だ。

「BEACH BOYS TODAY」「SUMMER DAYS (AND SUMMER NIGHTS)」などの「PET SOUNDS」の前後の名盤数枚はブライアンの意向によって敢えてmonoミックスしか作られず、このためstereo盤はキャピトル側が作った疑似stereoで、今までリアルstereoでは聴くことが出来なかったのだが、'93年の「GOOD VIBRATIONS BOX」以来、ベスト盤やボックス・セットのためにmonoヴァージョンしか存在しなかったアルバム曲がstereo化され小出しに発表されてきている。

今回のこのベスト盤も入門用としてはもちろん、マニアは絶対ゲットの内容である。
以下、曲目とヴァージョンを記しておくと、

1. All Summer Long (new stereo remix)
2. Catch A Wave (original stereo mix)
3. Hawaii (original stereo mix)
4. Little Honda (original stereo mix)
5. 409 (original mono mix)
6. It's OK (original stereo mix)
7. You're So Good To Me(new stereo remix)
8. Then I Kissed Her(new stereo remix)
9. Kiss Me, baby(stereo remix from"ENDLESS HARMONY")
10. Please Let Me Wonder(new stereo remix)
11. Let Him Run Wild(new stereo remix)
12. The Little Girl I Once Knew (mono mix / non-LP single)
13. Wendy(new stereo remix)
14. Disney Girls(original stereo mix)
15. Forever(original stereo remix)
16. Friends (original stereo mix)
17. Break Away(alternate stereo mix, non-LP single)
18. Why Do Fools Fall In Love(original mono single mix)
19. Surf's Up (original stereo mix)
20. Feel Flows (original stereo mix)
21. All This That (original stereo mix)
22. 'Til I Die (original stereo mix)
23. Sail On Sailor (original stereo mix)
24. Cool, Cool, water (single version)
25. Don't Go Near The Water (original stereo mix)
26. California Saga (original stereo mix album version)
27. California Dreamin' (original stereo mix)
28. The Warmth Of The Sun (original mono mix)

以上、赤い文字が初登場のstereoミックス曲と18は初CD化ヴァージョン、青い文字はベスト盤などでないと聴けないアルバム未収録曲や未収録ヴァージョン。

13, 17はstereoヴァージョンは初めから存在するが、ここに収録されているヴァージョンは13ではヴォーカルとコーラスの音像定位が異なり、17はオルタネイト・ヴァージョンでやはりヴォーカルやコーラスのミックスが異なる。
イントロがアルバム・ヴァージョンと微妙に違う18はかつて日本でのみ発売されていたシングル・ヴァージョンを集めたベスト盤を除けば待望の初CD化のはず。

いやーしかし、こうして「All Summer Long」「Please Let Me Wonder」といった名曲がstereoで聴けるのは新鮮だし単純にうれしい〜!
出来ればそれぞれのアルバム丸ごとのstereo化も望みたいところだが、果たしてそういうことは今後実現するのかな。「PET SOUNDS」のstereoミックス盤があれだけ素晴らしかっただけに期待は募るのだが。

The Warmth of the Sun

The Warmth of the Sun

  • アーティスト: The Beach Boys
  • 出版社/メーカー: Capitol/EMI
  • 発売日: 2007/05/22
  • メディア: CD


サイツ・アンド・サウンズ・オブ・サマー ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ(DVD付)

サイツ・アンド・サウンズ・オブ・サマー ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ビーチ・ボーイズ(DVD付)

  • アーティスト: ビーチ・ボーイズ
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2005/06/08
  • メディア: CD


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クリスマスはクルシミマスなのだ(Byバカボンのパパ) [Beach Boys]

岡山に始まり広島、山口、島根と回った今回の出張、現在広島県に舞い戻っています。もうすぐクリスマスだというのに私はまだ出張から戻れず、彼の地でクリスマスを迎えることになりましょう(変な日本語)。まあクリスマスに浮かれるような年でもなく、どうでもいいっちゃあどうでもいいんですが、ちょっとサミシイかな(笑)。

数日前からヨコのサイドバーにYou Tubeで見つけたクリスマス・ソングのPVを集めて貼ってみましたが、ポールの「Wonderful Christmas Time」にPVがあったなんて初めて知りましたねえ。

サイドバーには5つしか貼れないのですが、この他にまだ貴重なビデオがあります。
ブライアン・ウィルソンが去年発売した"SMiLEY"なクリスマス・アルバム「WHAT I REALLY WANT FOR CHRISTMAS」に収録のビーチ・ボーイズのセルフ・カヴァー「Little Saint Nick」をライヴ演奏している映像がありました。
何かのテレビ番組に出演した時のものですが、番組のエンディングにかかり完奏していないのが残念!でも素晴らしいです。↓

さらに本家のビーチ・ボーイズによる超貴重なライヴ演奏の「Little Saint Nick」もありました!
これが残念ながら直で画像を貼れないようになっているので、こちらのリンクからどーぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=-KsDKVO7CI0


What I Really Want for Christmas The Ultimate Christmas Collection

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「PET SOUNDS」アナログ盤、入荷遅延 [Beach Boys]

今日HMVからメールが来て、本日28日発売予定の「PET SOUNDS」の限定アナログ盤(輸入盤)の入荷が遅れ、来月の下旬頃になるらしい。何だとぉー?!

何だよー、楽しみにしてたのに〜。でも今回の出張が延長になって帰れるのがその頃よりももっと遅くなりそうなので、まあいいや(笑)。 国内盤の発売日も9/8の予定からいつの間にやら9/27になっていた。輸入盤に歩調を合わせたのか?とりあえずはちゃんと発売されることを祈ります。

ちなみに国内盤の価格が\3,500なのに対し、輸入盤は何と\2,008 ! 2枚組にも関わらず安すぎです。しかも前回購入したP.I.L.の「METAL BOX」といっしょに注文して"アナログ盤2点まとめて買うと20%オフ" キャンペーンの対象となったため、タッタの\1,606 ! アナログ買うなら輸入盤がオススメです。

Pet Sounds 40th Anniversary CDの発売は明日29日ですが、こちらは予定どおり発売される見込みです。

※9/1 追記;アナログ盤発送遅延ですが、今朝メールが届き、本日9/1に発送しましたとの事です。 ちょっと入荷が遅れただけだったみたい。何だよー、騒いで損した(笑)。


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「PET SOUNDS」40周年記念CD 最新情報! [Beach Boys]

先日「PET SOUNDS」の40周年記念盤としてDUOPHONICヴァージョンを収録したCDが発売、という情報をお伝えしましたが、どうもこれは立ち消えになったみたいで、その代わりもっとスゴイものが発売されます!
なんとDVD付きの2枚組で、CDにはmonoヴァージョンとstereoヴァージョンを両方収録のほか、ボーナス・トラックとして「Hang On To Your Ego」のアドバンス・リゾルーション・モノ(って何?)を収録。 この曲は'90年に初めて発売された時のCDに収録されていたボートラで、長い間聴くことが出来なかった曲。「I Know There's An Answer」のプロト・タイプで歌詞が違うものですが、めでたく復活です。

一方DVDにはアルバム収録曲の5.1chサラウンド・ミックス、PCMステレオ・オーディオ・ミックスのほか、メンバー全員やトニー・アッシャーなどのインタビューなどで構成された未公開メイキング映像、ジョージ・マーティンとブライアンが出演した BBC TVで放映されたドキュメンタリーからの抜粋映像、「Good Vibrations」の未発表プロモ・フィルムなど多数の貴重な映像が収録されているとのこと。
内容的にはあの完全無欠と思われていたDVDオーディオを凌駕してそうな勢いで、これはファンならずとも買いでしょう!


このDVDオーディオを凌ぐものが出ようとは!

日本盤は通常盤と限定盤の2種が発売される模様で、 内容は同じですが限定盤の方はは輸入盤国内仕様のデジパックで 9月6日発売 ( \5,000)、通常盤 は9月27日発売 (\4,800)だそうです。
当然限定盤をゲットでしょう。
この秋はジョージの「LIVING IN THE MATERIAL WORLD」のDVD付きリマスター盤とともに、これで盛り上がること間違いなし!


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Happy Birthday, Brian ! ー 明暗分かれたブライアンとポールの軌跡 [Beach Boys]

というわけで18日のポールの誕生日に続き、そのわずか2日後の本日20日はビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの誕生日。ブライアンは1942年生まれでポールと同い年です。大西洋を隔てたリヴァプールとカリフォルニアで、2日違いでそれぞれの地に天才が誕生したのでした。
しかし、そんな何やら因縁めいた関係の二人の天才のこれまでに至る軌跡はあまりにも対照的なものでした。

デビュー後すぐにビートルズのメンバーとしての人気や名声を得て、ジョンと並んでビートルズのクリエーターとして成功を掴んだポールに対し、片やビートルズに唯一対抗出来たアメリカのバンドで、ビートルズとはお互いを刺激し合うよきライバル関係でもあったビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアンの辿った道のりはまさに茨の人生。

今年発表40周年を迎える'66年のアルバム「PET SOUNDS」を発表した頃は創造性がピークを迎え、ますます感性に磨きがかかって音楽的には成熟の域に入っていたブライアンでしたが、そんな中発表した今でこそ名盤と称されるこのアルバムはビートルズのそれとは全く異なる形であまりに革新的だったため周囲からはそれが理解されず不当に低い評価を受けました。そして同様に心血を注いで制作したにも関わらず幻に終わった次のアルバム「SMILE」の破綻をきっかけにすっかり自信を喪失、そしてブライアンは持病のパラノイア悪化を引き金にドラッグと酒に溺れ、その後ほとんど人前に立つこともなく長い隠匿状態に入るという、ポールの花々しい成功とは真逆の、明暗がハッキリ分かれた人生を送っています。

あまりにナイーブで研ぎすまされた感性の持ち主だったがゆえに傷付き、そこから紆余曲折を経てようやく正当な評価を受けるようになるまで「SMILE」から数えておよそ20年ほどの年月を必要としたブライアンの不幸は、決して我々に容易に想像がつくようなものではないでしょう。

そんなブライアンも'90年代に入って「PET SOUNDS」がCD化され、正当な評価がすでに定まった状態で先入観がなく聴ける新たな世代の音楽ファンを中心にブライアン/ビーチ・ボーイズの音楽が支持されるようになってからしだいに名声を取り戻しました。一昨年幻のアルバム「SMiLE」をソロで発表し我々ファンを驚かせ、同時に高評価を得てリべンジを果たすなど現在は絶好調とも言える音楽活動を行なっています。
そんな現在のブライアンの活躍振りは私のようなけっこう以前から聴いているファンにとっても喜ばしく、同時にいい意味で隔世の感もあります。

今年は「PET SOUNDS」発表40周年ということでブライアンが作った歴史的傑作であるこのアルバムをもっと多くの人に聴いて欲しいし、そんな記念すべき年を迎えたブライアンにもポール同様に今後も変わらず現役でどんどん素晴らしい音楽を我々に聴かせてくれることを期待したいと思います。


ちょっとイッチャってる目がこわい(笑)。


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「PET SOUNDS」40周年記念2枚組LP ! [Beach Boys]

ビーチ・ボーイズの名作アルバム『PET SOUNDS』発表40周年を記念して、DUOPHONICヴァージョンとリアル・ステレオ・ヴァージョンとの2 in 1のCDが7月に出るという話題は5/4付けのこのブログでお伝えしましたが、何と今度は8/30にステレオ・ミックス収録の緑盤と最新リマスター音源を用いたモノ・ミックスの黄色盤というペット・サウンズ・カラーともいうべき2色でのカラー盤アナログ2枚組仕様が発売という情報が!こいつは買いだ〜!!

このアナログ盤、もちろん限定版で特殊パッケージ入り\3,500ということです。
「PET SOUNDS」のアナログは去年オリジナル・ジャケと帯を再現した赤盤が復刻され、マニアの間で話題を呼びましたが、あの時とほとんど変わらない値段で今度は2枚組。今回の方がお得ですね(笑)。
前回買い逃がした人、今回がチャンスです。音質が抜群に素晴らしく、新たな魅力も発見出来るステレオ・ミックスをまだ聞いたことがない人もこの機会に是非!
こんなのが出るんならDUOPHONICのCDなんていらないや〜。(でも私は多分買うでしょう・笑)

Pet Sounds

こちらも私の超オススメ!
これ1枚にmono、stereo、5.1chサラウンドが収録され、しかもPVなどの映像まで見れちゃうDVDオーディオ版「PET SOUNDS」。
DVDプレーヤーでかかります。


Good Vibrations: 40th Anniversary Edition --------- 6/15 追記 ------------

6/27には「Good Vibrations」発売40周年記念CDシングルも出ます(US盤)。
曲目は:
1. Good Vibrations (original 45 RPM single version)
2. Good Vibrations (various sessions)
3. Good Vibrations (alternate take, unreleased in the U.S.)
4. Good Vibrations (instrumental)
5. Good Vibrations (live concert rehearsal, 8/25/67)
6. Let's Go Away For Awhile (original B-Side)
という6曲入り、ジャケは当時の7インチ盤を復刻したものが使われる模様です。
これも買いだ〜。

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PET SOUNDS 40周年記念CD [Beach Boys]

気が付けば今年はビーチ・ボーイズの「PET SOUNDS」が発売されて40周年。
HMVでの情報によると、40周年記念盤として、なんと疑似ステレオであるDUOPHONICヴァージョンとリアル・ステレオ・ヴァージョンとの2 in 1のCDが7/19に発売される模様です。


私が持っている疑似ステレオ盤「PET SOUNDS」UK盤。
'70年代プレスですが、DUOPHONICのUS盤と同じ音源です。

DUOPHONICはモノの音源をイコライジングによって右チャンネルは高域を、左チャンネルは低域を強調し、さらに左右間に微妙なディレイをかけてステレオ感を出すという、ステレオが主流になりつつあった'60年代にモノしかない音源に対してキャピトルが開発した疑似ステレオ加工技術ですが、確かにこれで左右の広がりは出るものの、どうしても不自然さが拭えないためこういった疑似ステレオはしだいに下火になりました。
それでもまあ、たまにこれを聴くのもオツなものですよ(笑)。


残念ながら私は「PET SOUNDS」のUSオリジナルは持っていませんが、ジャケ上部に"DUOPHONIC FOR STEREO PHONOGRAPHICS"の表記がある「THE BEACH BOYS TODAY」US オリジナル盤の写真をを代わりに。
「PET SOUNDS」に勝るとも劣らない名盤です。

しかし、40周年記念でこの疑似ステレオ盤かー。まあ発売元としては「PET SOUNDS」音源で出せるものと言えばもうこれしかないですけど、優れたモノ・ミックスやステレオ・ミックスがある現在、疑似ステレオを出す意味があるのかというと、これはちょっと微妙(笑)。

ただ、'70年代にこのアルバムと出会った人には懐かしい音源です。USオリジナル・モノ盤なんぞ入手困難だった時代、初めて聴いたのが国内盤やこの再発UK盤の疑似ステレオ・ヴァージョンですからね。
モノ盤しかお持ちじゃない方はリアル・ステレオ・ヴァージョンも聴けるこのCDは購入してみるいいチャンスじゃないでしょうか。

また、同時発売で、「PET SOUNDS SESSIONS BOX」がジャスト\10,000の廉価価格で再発されるようです。レア音源満載のこのボックスも「PET SOUNDS」にハマった方必携ですので、この機会にいかが?


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