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「WHITE ALBUM」50th. Anniversary Editionを聴く。 [The Beatles]
3月以来の実に久しぶりの投稿です^^;。
昨年の「SGT. PEPPERS」50周年記念エディションに続き、今年は「WHITE ALBUM」の50周年記念エディションが発売になりました。
ということで、一応こちらも聴いた感想を記事にしておこうと思います。
CD6枚+ブルーレイ・オーディオがセットになったBOXの方は値段が安かったUK amazonに注文していて、それがまだUKから届かず早く聴きたかったために買う予定のなかったアナログ盤を図らずもまずは最初に買いました。
ボーナスディスクの音源はアナログで聴く意味は特にないと思ったことと予算の関係で 、買ったのは通常の2枚組の方です。
ポスターとポートレート4枚は付いてますが、取り出し口がトップ・オープンではなくサイド・オープンなのは残念。シリアル・ナンバーもありません。
昨年の「SGT. PEPPERS」50周年記念エディションに続き、今年は「WHITE ALBUM」の50周年記念エディションが発売になりました。
ということで、一応こちらも聴いた感想を記事にしておこうと思います。
CD6枚+ブルーレイ・オーディオがセットになったBOXの方は値段が安かったUK amazonに注文していて、それがまだUKから届かず早く聴きたかったために買う予定のなかったアナログ盤を図らずもまずは最初に買いました。
ボーナスディスクの音源はアナログで聴く意味は特にないと思ったことと予算の関係で 、買ったのは通常の2枚組の方です。
ポスターとポートレート4枚は付いてますが、取り出し口がトップ・オープンではなくサイド・オープンなのは残念。シリアル・ナンバーもありません。
赤盤づくしです。 [The Beatles]
このところビートルズ関連のものを中心に赤盤に随分と縁がありまして、年頭から立て続けに色々とゲットしました。今回はそれらをまとめてご紹介したいと思います。
まずは昨年「OLDIES」の帯付きOdeon盤をゲットしたばっかりでしたが、今度は今年の年明け早々にAppleレーベルの帯付き赤盤をゲットしました。
OdeonレーベルからAppleレーベルに切り替わった後のビートルズのアルバムの赤盤はどれも比較的少なめです。
しかもこれ、レコード番号と"←STEREO→の表記が黒文字の結構レアなもの。どうやらレーベルが切り替わった'69年頃の初期プレスのようです。
通常盤はピンク文字ですが、それとの比較写真。
ちなみに'76年の旗帯EASシリーズのこのアルバムにはこの部分が白文字になっているレア盤も存在します。
まずは昨年「OLDIES」の帯付きOdeon盤をゲットしたばっかりでしたが、今度は今年の年明け早々にAppleレーベルの帯付き赤盤をゲットしました。
OdeonレーベルからAppleレーベルに切り替わった後のビートルズのアルバムの赤盤はどれも比較的少なめです。
しかもこれ、レコード番号と"←STEREO→の表記が黒文字の結構レアなもの。どうやらレーベルが切り替わった'69年頃の初期プレスのようです。
通常盤はピンク文字ですが、それとの比較写真。
ちなみに'76年の旗帯EASシリーズのこのアルバムにはこの部分が白文字になっているレア盤も存在します。
今年の主な出来事 [その他]
今年のまとめとして、一部を除いてこのブログでは紹介していない今年嬉しかった出来事をいくつかご紹介します。
3月;会社の同僚にPL-30Lというかつて名器と言われたパイオニアのレコード・プレーヤーをいただき、憧れのプレーヤー2台使いになる。
6月;ビートルズの'66年のベスト盤「OLDIES」のOdeonレーベル時代の帯付きアナログ盤を相場をはるかに下回る安価でゲット。
7月;久しぶりにオープンリール・テープをゲット。レスリー・ゴーアのベスト・アルバム「THE GOLDEN HITS OF LESLEY GORE」。
8月;ユニバーサル・プレーヤー、OPPO UDP-205を導入。これで一気にデジタル・ライフが充実しました。CDやブルーレイなどの音質が素晴らし過ぎて新鮮に聴けます。
10月;15年で130,000キロ以上乗った車を買い替える。新しい車はトヨタのアクア。色はベージュで、なかなか走っていないCROSSOVERというグレード専用色。
12月;今年ちょっとハマったメルカリでメアリー・ホプキンの「グッドバイ」初版ジャケと「夢みる港」の2枚セットを約700円でゲット。普通なら「グッドバイ」初版ジャケだけで¥1,000以上しますが、音楽ファンにとってもメルカリは狙い目です。
他にもありますが、まあざっとこんな出来事がありました。来年はみなさんにも嬉しいことがたくさんありますように!
3月;会社の同僚にPL-30Lというかつて名器と言われたパイオニアのレコード・プレーヤーをいただき、憧れのプレーヤー2台使いになる。
6月;ビートルズの'66年のベスト盤「OLDIES」のOdeonレーベル時代の帯付きアナログ盤を相場をはるかに下回る安価でゲット。
7月;久しぶりにオープンリール・テープをゲット。レスリー・ゴーアのベスト・アルバム「THE GOLDEN HITS OF LESLEY GORE」。
8月;ユニバーサル・プレーヤー、OPPO UDP-205を導入。これで一気にデジタル・ライフが充実しました。CDやブルーレイなどの音質が素晴らし過ぎて新鮮に聴けます。
10月;15年で130,000キロ以上乗った車を買い替える。新しい車はトヨタのアクア。色はベージュで、なかなか走っていないCROSSOVERというグレード専用色。
12月;今年ちょっとハマったメルカリでメアリー・ホプキンの「グッドバイ」初版ジャケと「夢みる港」の2枚セットを約700円でゲット。普通なら「グッドバイ」初版ジャケだけで¥1,000以上しますが、音楽ファンにとってもメルカリは狙い目です。
他にもありますが、まあざっとこんな出来事がありました。来年はみなさんにも嬉しいことがたくさんありますように!
2017 BEST ALBUMS [Rock / Pops]
久しぶりの投稿ですね。すいません。もう2017年の年末も押し迫ったので、ざっとですが今年買った新作アルバムのベスト9を発表します。ほぼ発売順に並べただけでランクは順不同。
時間がなくてじっくりと聴き込んでいないアルバムも多いですが、そういうのは最初のインパクトが大きかったものを挙げました。一番聴き込んだのは相変わらずの雰囲気ながらクォリティが高かったBlondie、EDMっぽい打ち込みになって作風が変わった大塚 愛、レトロな50年代風から60年代ロック風になったKitty,Daisy & Lewisといったあたり。殆どがアナログ盤で、しかも限定盤が多いのはワタシがそういうのに弱いからです(笑)。
•Beck / Colors(限定2枚組カラー盤アナログ)
•Tori Amos / Natural Invader(アナログ&CD)
•St. Vincent / Masseduction(限定カラー盤特殊仕様アナログ盤)
•Kitty,Daisy & Lewis / Superscope(アナログ盤)
•Van Morrison / Roll With The Punches(公式サイト限定ゴールド・カラー盤アナログ)
•町あかり/ EXPO町あかり(CD)
•Aimee Mann / Mental Illness(限定ピンク・カラー盤アナログ)
•Blondie / Pollinator(限定6枚組7インチ・アナログ)
•大塚 愛 / Love Honey(CD)
次点;水曜日のカンパネラ / Superman(24bit 96KHz/WAV & MP3収録USB版)
企画賞はビーチ・ボーイズ「1967 Sunshine Tomorrow」、出たばかりですがストーンズ「ON AIR」とビートルズ「CHRISTMAS RECORD」BOX。
再発大賞は森高千里「ザ・森高」限定アナログ盤に決定!
中古盤ゲット賞はやっとゲット出来た1957年の浜村美智子「バナナボート」で決まりです。
みなさん良いお年を!
時間がなくてじっくりと聴き込んでいないアルバムも多いですが、そういうのは最初のインパクトが大きかったものを挙げました。一番聴き込んだのは相変わらずの雰囲気ながらクォリティが高かったBlondie、EDMっぽい打ち込みになって作風が変わった大塚 愛、レトロな50年代風から60年代ロック風になったKitty,Daisy & Lewisといったあたり。殆どがアナログ盤で、しかも限定盤が多いのはワタシがそういうのに弱いからです(笑)。
•Beck / Colors(限定2枚組カラー盤アナログ)
•Tori Amos / Natural Invader(アナログ&CD)
•St. Vincent / Masseduction(限定カラー盤特殊仕様アナログ盤)
•Kitty,Daisy & Lewis / Superscope(アナログ盤)
•Van Morrison / Roll With The Punches(公式サイト限定ゴールド・カラー盤アナログ)
•町あかり/ EXPO町あかり(CD)
•Aimee Mann / Mental Illness(限定ピンク・カラー盤アナログ)
•Blondie / Pollinator(限定6枚組7インチ・アナログ)
•大塚 愛 / Love Honey(CD)
次点;水曜日のカンパネラ / Superman(24bit 96KHz/WAV & MP3収録USB版)
企画賞はビーチ・ボーイズ「1967 Sunshine Tomorrow」、出たばかりですがストーンズ「ON AIR」とビートルズ「CHRISTMAS RECORD」BOX。
再発大賞は森高千里「ザ・森高」限定アナログ盤に決定!
中古盤ゲット賞はやっとゲット出来た1957年の浜村美智子「バナナボート」で決まりです。
みなさん良いお年を!
COLORS [LP] (RED COLORED VINYL) [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: CAPITOL RECORDS
- 発売日: 2017/10/13
- メディア: LP Record
NATIVE INVADER (DELUXE EDITION) [CD]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: DECCA
- 発売日: 2017/09/08
- メディア: CD
MASSEDUCTION (DELUXE EDITION) [LP] (OPAQUE PINK COLORED VINYL) [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: LOMA VISTA
- 発売日: 2017/10/13
- メディア: LP Record
SUPERSCOPE [輸入アナログ盤 / 180g重量盤 / DLコード付] (SBESTLP80)_507 [Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sunday Best
- 発売日: 2017/10/06
- メディア: LP Record
Roll With the Punches [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Caroline
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: LP Record
【外付け特典 DVD 付き】 SUPERMAN (USB版)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー:
- メディア: CD
ON AIR: A BBC RECORDING [2LP] (180 GRAM BLACK VINYL) [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: UME
- 発売日: 2017/12/01
- メディア: LP Record
ユニバーサル・プレーヤー、oppo UDP-205を導入。 [オーディオ]
懐かしのビートルズの海賊盤 [The Beatles]
上の写真は1974年にワタシが初めて買ったビートルズの海賊盤「RENAISSANCE MINSTRELS volume II」。海賊盤界では有名なTMOQ("Trade Mark Of Quarity"の略)から出たものです。
裏ジャケ。
'73年くらいまでの間にビートルズのオリジナル・アルバムが一応揃った後、当時の音楽雑誌「音楽専科」のビートルズの海賊盤特集などで調べてついにワタシも海賊盤(ブートレッグ)に手を出すに至りました。ちょっと妙にコーフンしながら買って帰ったのを思い出します。
A面はグリン・ジョーンズが手がけた幻のアルバム「GET BACK」のアセテート盤からのコピーで、海賊盤初体験だったワタシはこれを聴いて正規盤とは異なる怒涛のテイクにブッ飛びました。しかもstereo録音。
海賊盤は音質がひどく悪いと聞いていたのにこれは音質もまずまずだったのにも感激しました。中でも「Teddy Boy」はのちにポールが初のソロ・アルバム「McCARTNEY」で発表したヴァージョンよりも今だにこちらのビートルズ・ヴァージョンの方が好きです。
B面1曲目の鳥の羽ばたきヴァージョンの「Across The Universe」は今なら普通に聴けますが(「PAST MASTERS」に収録)当時はとてもレアなヴァージョンで、これにもエラく感激したのを覚えています。
残りは正規盤シングルからのコピーですが、これのおかげで「The Inner Light」、「I'm Down」などのアルバム未収録のシングルをしばらくは買わずにいました。懐かしいなぁ〜(≧∇≦)。
実はこれと一緒にもう1枚、日本武道館公演のブートも買ったのですが、そちらは後から別なブートを入手したため処分してしまいました。
このあとCD時代になっても随分と海賊盤を集め、多い時で100枚近く持ってましたが、BBCのライヴ音源や未発表のスタジオ・アウトテイク、未発表のstereoミックスなどの一部が「BBC LIVE」や「ANTHOLOGY」シリーズなどで公式に発表されたので、これ以降にいらないと判断したものはことごとく処分しました。
それでも今でも30〜40枚くらいの海賊盤はまだ手元に残っています。
(※ この記事はFacebookに投稿した記事を加筆・修正の上転載したものです。)
やっぱりすごいわ、「SGT. PEPPERS」リミックス盤 [The Beatles]
3つ連続の投稿で申し訳ないですが、またまた「SGT. PEPPERS」の50周年リミックス盤のお話です。
もう4〜5回聴きましたが、初めて聴いた'72年から今年で45年、これまでに何百回とミミタコで聴いて来たにも拘わらず、何回繰り返して聴いても飽きずに新鮮に聴けるってのはすごいなあと思います。リミックスにもちろん賛否はあるでしょうがワタシ的には今回に関しては大歓迎で、今までの単なるリマスターとは次元が異なるリミックスの威力には限りないポテンシャルを感じずにはいられないし史上画期的なことだと思います。大音量で聴くほどその迫力はものすごくて圧倒されっぱなしです。
写真はアナログ盤です。
世間でも概ね好評価の方が多いですが、もちろん批判的な意見もいろいろ目にします。まあ100%肯定的なんてことはあり得ないし、好みの問題やこのアルバムに対する思い入れの度合い、聴いている環境で聴こえ方も違ってくるでしょうからこれは当たり前です。
ただ、amazonのユーザー・レビューなどいくつかのネット上での批判的な意見を目にすると、ほとんど全部と言っていいくらいにオリジナルを知らないことでの無知や勘違い、このアルバムに対する思い入れが全くない無責任な感想、あるいは「どうせ今回も大したことないに決まってる」という先入観を抱いたまま聴いたと思しき穿った感想など、そんなのばっかりでまともな批判がないことに呆れます。
まあオリジナル盤(UK盤という意味ではなくオリジナルのアナログ盤という意味)がリリースされたフラワー・ムーヴメント華やかなりし時代背景やあるいはアナログ盤自体を知らない若い世代の無知や勘違いはまだいいのですが、「あんたら一体どう聴いたらそんな感想になるの?」というあまりに酷いのも目に付くので文句が言いたくて今回記事にすることにしました。
言っておきますが、ワタシは今年で46年になる古株のビートルズ・ファンではありますが、決して彼らを神格化して崇め奉っている所謂「信者」ではありません。ダメなものはダメだと思うし何が何でもビートルズが一番とか、全てはビートルズから始まった、なんておめでたいことを思っているイタいファンでもありませんので悪しからず。
一番目にする意見が当然ながら今回のリミックスに関すること。色々ある中で酷いのになると「身勝手なジャイルズ・マーティンの個人制作のシロモノ」みたいな意見を某所で目にしました。じゃあ誰がやったらよかったんですか?あなたですか?それにこれリミックスなんですから、オリジナルと違ってくるのは当たり前でしょうが。ここでまず大きな勘違いをやらかしてますね。
この人はジョージ・マーティンが手がけたオリジナルを神格化してるんでしょうか?しかもこれが自分でCDもアナログも買わずに無料のSpotifyで聴いた感想というからお話になりません。その辺はご自分でも申し訳なさそうに書いておられましたが、だったら最初から中途半端にそんな感想はお書きにならないでいただきたいですね。しかももしもこれがPCの外付けスピーカー程度で聴いた感想だとしたら論外です。それでも素晴らしさが伝わらないことはない出来栄えですが、それだけの批判をするのであればちゃんとお金を出してソフト買い、それなりの整ったオーディオ環境でちゃんと聴いた上でのご意見をお聞かせいただきたいものです。
オリジナルの音像定位を生かしたままリミックスするべきだったという意見も目にしましたが、これは分からないではないです。個人的にもぶっちゃけ別にそのままでも当時のサイケな雰囲気が味わえるので構わないとは思いますし、実は元々のstereoミックスは嫌いではなく違和感も全く持っていません。
mono盤が頻繁に流通するようになった'90年代までは'80年代に2度ほど出た国内盤やUK再発盤以外はstereoしかなく、これを長年聴いて育ったので当然と言えば当然です。(それをさも昔からmonoを聴いてきたような調子で「ビートルズはやっぱりmonoだよね」みたいなことをいけしゃあしゃあと語る奴らをワタシは信用しません。)
ただ、世間的には不自然と言われているヴォーカルやドラムス&ベースのリズム隊を左右に振っていたものを出来るだけセンター定位に直したのはmonoミックス並みの迫力を出す意味では正解だと思います。それにしちゃ全曲をそうしないで曲によってはまだリズム隊が左右どちらかに寄ったままなのは中途半端だなあとは思いますが。
音質に関する感想についてはこれはそれこそリスナーごとで聴いている環境が異なるので印象が違ってくるのは仕方がない部分ではあります。でもこれは出来れば携帯プレーヤー&ヘッドホンやPCなどではなく、ちゃんとアンプ&スピーカーで「音楽鑑賞」していただきたい。ミニ・コンポ程度で聴いても音質の良さは十分に伝わるくらいに今回は素晴らしく仕上がっているとは思いますが、出来れば高価でなくてもそれなりのちゃんとしたオーディオで大音量で聴いた方が更なる感動を味わえること必至です。
もう4〜5回聴きましたが、初めて聴いた'72年から今年で45年、これまでに何百回とミミタコで聴いて来たにも拘わらず、何回繰り返して聴いても飽きずに新鮮に聴けるってのはすごいなあと思います。リミックスにもちろん賛否はあるでしょうがワタシ的には今回に関しては大歓迎で、今までの単なるリマスターとは次元が異なるリミックスの威力には限りないポテンシャルを感じずにはいられないし史上画期的なことだと思います。大音量で聴くほどその迫力はものすごくて圧倒されっぱなしです。
写真はアナログ盤です。
世間でも概ね好評価の方が多いですが、もちろん批判的な意見もいろいろ目にします。まあ100%肯定的なんてことはあり得ないし、好みの問題やこのアルバムに対する思い入れの度合い、聴いている環境で聴こえ方も違ってくるでしょうからこれは当たり前です。
ただ、amazonのユーザー・レビューなどいくつかのネット上での批判的な意見を目にすると、ほとんど全部と言っていいくらいにオリジナルを知らないことでの無知や勘違い、このアルバムに対する思い入れが全くない無責任な感想、あるいは「どうせ今回も大したことないに決まってる」という先入観を抱いたまま聴いたと思しき穿った感想など、そんなのばっかりでまともな批判がないことに呆れます。
まあオリジナル盤(UK盤という意味ではなくオリジナルのアナログ盤という意味)がリリースされたフラワー・ムーヴメント華やかなりし時代背景やあるいはアナログ盤自体を知らない若い世代の無知や勘違いはまだいいのですが、「あんたら一体どう聴いたらそんな感想になるの?」というあまりに酷いのも目に付くので文句が言いたくて今回記事にすることにしました。
言っておきますが、ワタシは今年で46年になる古株のビートルズ・ファンではありますが、決して彼らを神格化して崇め奉っている所謂「信者」ではありません。ダメなものはダメだと思うし何が何でもビートルズが一番とか、全てはビートルズから始まった、なんておめでたいことを思っているイタいファンでもありませんので悪しからず。
一番目にする意見が当然ながら今回のリミックスに関すること。色々ある中で酷いのになると「身勝手なジャイルズ・マーティンの個人制作のシロモノ」みたいな意見を某所で目にしました。じゃあ誰がやったらよかったんですか?あなたですか?それにこれリミックスなんですから、オリジナルと違ってくるのは当たり前でしょうが。ここでまず大きな勘違いをやらかしてますね。
この人はジョージ・マーティンが手がけたオリジナルを神格化してるんでしょうか?しかもこれが自分でCDもアナログも買わずに無料のSpotifyで聴いた感想というからお話になりません。その辺はご自分でも申し訳なさそうに書いておられましたが、だったら最初から中途半端にそんな感想はお書きにならないでいただきたいですね。しかももしもこれがPCの外付けスピーカー程度で聴いた感想だとしたら論外です。それでも素晴らしさが伝わらないことはない出来栄えですが、それだけの批判をするのであればちゃんとお金を出してソフト買い、それなりの整ったオーディオ環境でちゃんと聴いた上でのご意見をお聞かせいただきたいものです。
オリジナルの音像定位を生かしたままリミックスするべきだったという意見も目にしましたが、これは分からないではないです。個人的にもぶっちゃけ別にそのままでも当時のサイケな雰囲気が味わえるので構わないとは思いますし、実は元々のstereoミックスは嫌いではなく違和感も全く持っていません。
mono盤が頻繁に流通するようになった'90年代までは'80年代に2度ほど出た国内盤やUK再発盤以外はstereoしかなく、これを長年聴いて育ったので当然と言えば当然です。(それをさも昔からmonoを聴いてきたような調子で「ビートルズはやっぱりmonoだよね」みたいなことをいけしゃあしゃあと語る奴らをワタシは信用しません。)
ただ、世間的には不自然と言われているヴォーカルやドラムス&ベースのリズム隊を左右に振っていたものを出来るだけセンター定位に直したのはmonoミックス並みの迫力を出す意味では正解だと思います。それにしちゃ全曲をそうしないで曲によってはまだリズム隊が左右どちらかに寄ったままなのは中途半端だなあとは思いますが。
音質に関する感想についてはこれはそれこそリスナーごとで聴いている環境が異なるので印象が違ってくるのは仕方がない部分ではあります。でもこれは出来れば携帯プレーヤー&ヘッドホンやPCなどではなく、ちゃんとアンプ&スピーカーで「音楽鑑賞」していただきたい。ミニ・コンポ程度で聴いても音質の良さは十分に伝わるくらいに今回は素晴らしく仕上がっているとは思いますが、出来れば高価でなくてもそれなりのちゃんとしたオーディオで大音量で聴いた方が更なる感動を味わえること必至です。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: CD
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(2CD)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: CD
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(2LP) [Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: LP Record
「SGT. PEPPERS」50th Anniversary Edition到着 [The Beatles]
「Sgt. Peppers」の50周年盤届きました。
4CD+Blu-ray+DVDのBOXセットと2枚組アナログ盤の両方を購入しましたが、まずはCDの方を視聴。
結論から言うともうこれは凄すぎ!4チャンネルのマルチ・マスターを最新技術でさらに音を分解してチャンネル数を増やし、そこから新たに2チャンネルにミックス・ダウンしたという音質は素晴らしいの一言。
左右にどちらかに寄っていたヴォーカルはほぼセンター定位に変わり、それぞれの楽器の輪郭もハッキリクッキリ。特筆すべきなのがリンゴのドラムスで、とてつもなく厚い音になったのでエラく迫力が増しています。
で、さらに驚いたのがBlu-rayに収録されている96/24のハイレゾ。これを聴いたらもうCDは聴けなくなるくらいのリアルな音質でゾクゾクしながら聴きました。
さらに輪をかけて凄かったのが5.1chサラウンド!こちらもハイレゾのDTS-HDとDolby-TrueHDの2種類が収録されていますが、もう音の渦の中に包み込まれる至福のひとときを味わいました。このアルバムをサラウンドで聴けるなんて幸せ〜!
どの曲もすごいですが、特にシングル曲の「Strawberry Fields Forever」はstereoではソードマンデルが右から左に横切るのに対し、サラウンドでは頭の上を通り越してバックからフロントに横切ったりするあたりは快感でした。
あとDisc 2 & 3の未発表テイク集は海賊盤を聴いてる気分でしたが、どれも興味深く聴けました。
とにかくこれはもう全く新しい「Sgt. Peppers」に生まれ変わったという印象で、感動でウルウルしながら聴いてました (≧∇≦)。このアルバムを初めて聴いた1972年から数えて45年、これまで散々聴いてきたにもかかわらず、全く新鮮に聴くことが出来ました。少なくともファンなら買いの1枚でしょう。
アナログ盤の方はまだ聴いてませんが、こちらも楽しみです。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(スーパー・デラックス・エディション)(4CD+DVD+BD)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: CD
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(2CD)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: CD
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(2LP) [Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: LP Record
「SGT. PEPPERS」50th Anniversary Editionリリース! [The Beatles]
ワタシの「SGT. PEPPERS」コレクション。
お久しぶりです。お正月以来の投稿です^^;
今月に入ったあたりからAppleが自身のサイトやfacebook、twitterなどに「SGT. PEPPERS」に関する思わせぶりな動画を投稿していたので、いよいよ発売50周年のプロジェクトが始動か?と思っていたところ、現地で5日についにこのような動画がUPされました。
同時に日本での発売元であるユニヴァーサル・ミュージック・ジャパンのサイトでも正式なリリース・インフォがありました。発売は全世界同時の5/26予定。
詳しくはコチラをCLICK ↓
UNIVERSAL MUSIC JAPAN
お久しぶりです。お正月以来の投稿です^^;
今月に入ったあたりからAppleが自身のサイトやfacebook、twitterなどに「SGT. PEPPERS」に関する思わせぶりな動画を投稿していたので、いよいよ発売50周年のプロジェクトが始動か?と思っていたところ、現地で5日についにこのような動画がUPされました。
同時に日本での発売元であるユニヴァーサル・ミュージック・ジャパンのサイトでも正式なリリース・インフォがありました。発売は全世界同時の5/26予定。
詳しくはコチラをCLICK ↓
UNIVERSAL MUSIC JAPAN
明けましておめでとうございます。 [Rock / Pops]
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