「EXILE ON MAIN ST.」アナログ盤 [Rolling Stones]
ローリング・ストーンズの名盤「EXILE ON MAIN ST.」がリマスターされて3種類ほどのヴァリエーションで5/18に発売されましたが、すでに通常盤やDXエディションをゲットされた方もおられるでしょう。
私が注文しているDVDとアナログ盤が入ったスーパーDXエディションは入荷が遅れているようで、今日予約しているamazonから入荷遅延のお知らせメールが来ていました。しかもお届け予定日が6/4~12と、かなり遅くなるとのこと。
「な、なにおぉぉ〜!?」と思ってサイトの発送状況を見たら、なんと「もうすぐ発送になります」ということになってました。はて?これはどういうことっすか?
以前にも入荷遅延の連絡→次の日くらいに発送済み、みたいな妙なすれ違いが何回かあったのですが、このようなamazonの対応には首を傾げざるを得ませんな。ま、ちゃんと届くんならいいけど^^。
それはともかく、この名作が新たにリマスターされ、更には未発表曲や未発表テイクの曲が聴けたり、幻の記録映画「Ladies And Gentlemen」「Cocsucker Blues」の映像の一部が観られるDVDまで付いてのリイシューはうれしい限りです。
到着まで待ちきれないので、今回はそれまでの予習の意味を込めてオリジナル・アナログ盤を取り上げてみたいと思います。
上の写真はUSオリジナル盤と2000年頃に発売されたUK盤の紙ジャケ。残念ながらUKオリジナルのアナログは持ってません。
どちらも見開きジャケの内側からレコードを出し入れするユニパックという方式で、アナログ盤はご覧のとおり曲目やその他のクレジットが書かれた2枚のスリーヴ、12枚綴りのポストカードが入っています。
レーベルはこんな具合で、ベロ・マークの位置が中央寄りのUK盤とは異なり、このUS盤は左側に寄っています。
UKオリジナル盤やもっと突っ込んだ詳しい情報はTESTU-PC2さんのブログや今月号のレココレをご覧下さい^^。
紙ジャケはイギリス製にしては出来はまあ私的には納得。プラケで保護されています。
CDは1枚ものであるためスリーヴは1枚だけで、あとの1枚は単なるカードになっています。
CDが入っている方のスリーヴは2枚のアナログのスリーヴのうち曲目などが書いている2つのウラ面を合わせたデザインで、カードになっている方は写真だけのオモテ面を合わせたものになっています。
ついでにこのアルバムからカットされたシングルもご紹介。
下の写真の左側が「Tumbling Dice / Sweet Black Angel」の国内盤、右は「Happy / All Down The Line」のUS盤。
国内盤の「Tumbling Dice(ダイスをころがせ)」のスリーヴはUK盤シングルのスリーヴに倣ったもので、当時のストーンズのUK盤シングルはほとんどがこのデザインのスリーヴに入れられていました。
バラしてみたところ。
レーベル上部にはダイスのイラストもあります。
US盤の「Happy」のシングルは、B面の「All Down The Line」がアルバムとは別ミックスの貴重なモノ・ヴァージョンです。
6月号のレココレではさもプロモ盤だけが別ミックスみたいに書いてありますが、通常盤のシングルもちゃんとモノの別ミックスです。ピアノやコーラスの大きさなどに違いがあります。
UK盤や国内盤のシングルはアルバム・ヴァージョンなのでご注意。
今月号のレココレの記事にも書いてありますが、このアルバムは今でこそ最高傑作なんてことを言われたりしているものの、リリース当時はそんなに評価は高くないアルバムでした。
このアルバムの発売当時私は高校生で、「ダイスをころがせ」や「Happy」がよくラジオでかかっていて大好きだったのですが、当時の私はまだガキンチョだったし馴染みの薄い黒っぽい曲だらけでその辺がよく分からず、しかも2枚組で値段が高いということもあって、ちょっと難しそうな敷居の高いアルバム、というイメージがずっと強かったです。
白黒のわけの分かんない不気味なジャケにも購入意欲が湧きませんでした。
社会人になってからストーンズのアルバムを集めだし、私がこのアルバムを買ってちゃんと聴いたのが'79年か'80年頃。最初はやっぱり今イチピンと来ないなあ、というのが正直な印象です^^。
当時まだ20代半ばで、このアルバムの要となっているルーツ・ミュージックやスワンプ・ロックはもちろん、ブラック・ミュージックにも学生時代から相変わらず慣れ親しんでいない頃だったので、良さが分からないのは当然だったかも知れません。
これはUS盤を買ってから気付いたことですが、当時中古で買って聴いていた国内盤の音が今イチで、薄っぺらい迫力のない感じが更に印象を悪くしていたと思います。
昔に比べたら私も音楽的なスキルが今はそれなりに上がりましたが、そうなった今聴くと、昔見えていなかったものが見えて来ることによってこのアルバムへの理解が聴くたびに深まるような気がします。
ストーンズのアルバムの中では最も密度も充実度も高く、'70年代のアルバムの中では間違いなく最高傑作だと思います。
そしてこのアルバムはこれまでにストーンズが追い求めていた音楽の集大成でありひとつのピークと言っていいでしょう。このアルバムの良さが分かる大人になれてよかったです(笑)。
私が注文しているDVDとアナログ盤が入ったスーパーDXエディションは入荷が遅れているようで、今日予約しているamazonから入荷遅延のお知らせメールが来ていました。しかもお届け予定日が6/4~12と、かなり遅くなるとのこと。
「な、なにおぉぉ〜!?」と思ってサイトの発送状況を見たら、なんと「もうすぐ発送になります」ということになってました。はて?これはどういうことっすか?
以前にも入荷遅延の連絡→次の日くらいに発送済み、みたいな妙なすれ違いが何回かあったのですが、このようなamazonの対応には首を傾げざるを得ませんな。ま、ちゃんと届くんならいいけど^^。
それはともかく、この名作が新たにリマスターされ、更には未発表曲や未発表テイクの曲が聴けたり、幻の記録映画「Ladies And Gentlemen」「Cocsucker Blues」の映像の一部が観られるDVDまで付いてのリイシューはうれしい限りです。
到着まで待ちきれないので、今回はそれまでの予習の意味を込めてオリジナル・アナログ盤を取り上げてみたいと思います。
上の写真はUSオリジナル盤と2000年頃に発売されたUK盤の紙ジャケ。残念ながらUKオリジナルのアナログは持ってません。
どちらも見開きジャケの内側からレコードを出し入れするユニパックという方式で、アナログ盤はご覧のとおり曲目やその他のクレジットが書かれた2枚のスリーヴ、12枚綴りのポストカードが入っています。
レーベルはこんな具合で、ベロ・マークの位置が中央寄りのUK盤とは異なり、このUS盤は左側に寄っています。
UKオリジナル盤やもっと突っ込んだ詳しい情報はTESTU-PC2さんのブログや今月号のレココレをご覧下さい^^。
紙ジャケはイギリス製にしては出来はまあ私的には納得。プラケで保護されています。
CDは1枚ものであるためスリーヴは1枚だけで、あとの1枚は単なるカードになっています。
CDが入っている方のスリーヴは2枚のアナログのスリーヴのうち曲目などが書いている2つのウラ面を合わせたデザインで、カードになっている方は写真だけのオモテ面を合わせたものになっています。
ついでにこのアルバムからカットされたシングルもご紹介。
下の写真の左側が「Tumbling Dice / Sweet Black Angel」の国内盤、右は「Happy / All Down The Line」のUS盤。
国内盤の「Tumbling Dice(ダイスをころがせ)」のスリーヴはUK盤シングルのスリーヴに倣ったもので、当時のストーンズのUK盤シングルはほとんどがこのデザインのスリーヴに入れられていました。
バラしてみたところ。
レーベル上部にはダイスのイラストもあります。
US盤の「Happy」のシングルは、B面の「All Down The Line」がアルバムとは別ミックスの貴重なモノ・ヴァージョンです。
6月号のレココレではさもプロモ盤だけが別ミックスみたいに書いてありますが、通常盤のシングルもちゃんとモノの別ミックスです。ピアノやコーラスの大きさなどに違いがあります。
UK盤や国内盤のシングルはアルバム・ヴァージョンなのでご注意。
今月号のレココレの記事にも書いてありますが、このアルバムは今でこそ最高傑作なんてことを言われたりしているものの、リリース当時はそんなに評価は高くないアルバムでした。
このアルバムの発売当時私は高校生で、「ダイスをころがせ」や「Happy」がよくラジオでかかっていて大好きだったのですが、当時の私はまだガキンチョだったし馴染みの薄い黒っぽい曲だらけでその辺がよく分からず、しかも2枚組で値段が高いということもあって、ちょっと難しそうな敷居の高いアルバム、というイメージがずっと強かったです。
白黒のわけの分かんない不気味なジャケにも購入意欲が湧きませんでした。
社会人になってからストーンズのアルバムを集めだし、私がこのアルバムを買ってちゃんと聴いたのが'79年か'80年頃。最初はやっぱり今イチピンと来ないなあ、というのが正直な印象です^^。
当時まだ20代半ばで、このアルバムの要となっているルーツ・ミュージックやスワンプ・ロックはもちろん、ブラック・ミュージックにも学生時代から相変わらず慣れ親しんでいない頃だったので、良さが分からないのは当然だったかも知れません。
これはUS盤を買ってから気付いたことですが、当時中古で買って聴いていた国内盤の音が今イチで、薄っぺらい迫力のない感じが更に印象を悪くしていたと思います。
昔に比べたら私も音楽的なスキルが今はそれなりに上がりましたが、そうなった今聴くと、昔見えていなかったものが見えて来ることによってこのアルバムへの理解が聴くたびに深まるような気がします。
ストーンズのアルバムの中では最も密度も充実度も高く、'70年代のアルバムの中では間違いなく最高傑作だと思います。
そしてこのアルバムはこれまでにストーンズが追い求めていた音楽の集大成でありひとつのピークと言っていいでしょう。このアルバムの良さが分かる大人になれてよかったです(笑)。
メイン・ストリートのならず者(スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)(2SHM-CD+2LP+DVD付)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: CD
Exile on Main Street (W/Dvd) (Dlx)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Umvd Labels
- 発売日: 2010/05/18
- メディア: CD
MASAさん、こんばんは。イギリスでは今回のリイシュー盤『Exile on Main St.』がアルバムチャートのトップになりそうだと話題になっていますね!
今回のユニバの一連のバック・カタログ・リマスターはあまりそのできが芳しくないようなので、この『Exile on Main St.』のリイシューも今ひとつ私は盛り上がっていないんですが、ボーナスの10曲だけはちょっと引かれるので、米Target仕様といわれるボーナス曲だけというモノを予約しました。でも、コレ。本当に日本に入ってくるのか、イマイチ不安なんですが…。^^;
『Exile on Main St.』には私も最初は散漫な印象を持っていましたが、ライブで収録曲を聴いたり、このアルバムで取り上げている米南部音楽の雰囲気を知って、より楽しめるようになりました。そういう意味ではスルメ的な味わいを持つアルバムかもしれませんね。
by MCMLXV_65 (2010-05-22 00:24)
こんばんは〜。
ストーンズは6月には紙ジャケBOXも出るし、コアなファンの間では盛り上がりそうですが、私も今回の「ならず者」以外は大して興味がありませんね。
そうそう、ボーナス・ディスクだけ単品で出るみたいですね。
アメリカのamazonではTシャツとピックが付いた限定盤もありましたが、現在は通常盤ともに品切れになってますけど。
う〜ん、ビミョーなブツだなあ^^。
by MASA (2010-05-22 01:32)
MASAさんこんばんは。
早速アップされてますね~米国オリジも素晴らしい音しますよね~私は英国より米国の方がこのアルバムではあっていると思います・
ところでMASAさんのレーベルを拝見するとST-RS722510CAPとありますがこの最後のCAPはどこのプレス工場なんでしょうかね・・・私はCAPとあるのは初めて拝見しました・・・
スーパーデラエディが届きましたらぜひ!アップして下さいね。
by tetsupc2 (2010-05-22 21:28)
tetsuさん、どーもです。
ストーンズは70年代はほとんどアメリカでミックスダウンやマスタリングが行なわれているので、US盤の方がいいのかも知れませんね。
プレス工場ですが、ストーンズの場合は私はよく分からないんですよ^^;
CAPとなってるのはこれだけで、私の持ってる他のアルバムのUS盤は"MO"がほとんどで、「LOVE YOU LIVE」は"PW"になってます。
by MASA (2010-05-22 22:28)
おはようございます。
MASAさんも米盤のスーパー・デラ・エディ予約されてるんですね。
tetsupc2さんもお届けが遅れてるようですが、
早く無事手元に届くよう祈ってます。
僕はつい先日国内盤を予約したばかりで、
自分の方も不安なんですが^^;
このアルバム。
僕も最初はピンと来てなかったんです・・・(聴いたのは高1か2の頃でした)
周りが名盤と言ってる中、焦ったりもして(笑)
いろんな音聴いてから、もう1度聴いて、
このアルバムが好きになった記憶があります。
今ではお気に入りなんですが^^。
リマスター盤、楽しみですね♪
by DEBDYLAN (2010-05-23 09:32)
スーパーDXエディションも迷ったのですが・・・
財政的に今回はDXエディションにしてしまいました
昨日のバラカン氏の「WEEKEND SUNSHINE」でも何曲かかかってましたが、
ボーナスディスク、なかなか興味深いトラックがありました
まだ聴かれていないようですので、
内容にはふれないでおきますね^^
by HIKKY (2010-05-23 21:52)
DEBさん、どーもです。
スーパーDXエディションは3月の時点でamazonでは1万円していなかったので、思い切って予約しました^^。
DEBさんも最初っからピンと来た方ではなかったんですね。よかった〜(笑)。
大体デビュー当時や70年代のストーンズの音楽はドロ臭くて、R&Bやソウルなどのブラック・ミュージックにある程度馴染みがないうちはダメな人が多い傾向がありますよね。
若い頃の私がそうでした^^;
そんなワタシも今はストーンズの好きなアルバム・ベスト3に入るほどお気に入りの1枚です。
(ちなみに1位は「BEGGAR'S BANQUET」、2位は「AFTERMATH」、3位がこれ^^)
by MASA (2010-05-23 22:22)
HIKKYさん、どーもです。
新曲としてシングル・カットされた「Plunderd My Soul」は聴きましたが、ミックのヴォーカルを新たに録音し、演奏の一部が再レコーディングのようですね。
それより何より、未発表だったのが勿体ないほどのいい曲なので驚きました。
早く来ないかな〜^^。
by MASA (2010-05-23 22:29)
国内盤でも指とメインストリート、羊、イッツオンリーは音いいですよ。
単純に当時よさがわからなかっただけでしょうね。
by いし (2018-08-06 15:05)