「WHITE ALBUM」50th. Anniversary Editionを聴く。 [The Beatles]
3月以来の実に久しぶりの投稿です＾＾；。
昨年の「SGT. PEPPERS」50周年記念エディションに続き、今年は「WHITE ALBUM」の50周年記念エディションが発売になりました。
ということで、一応こちらも聴いた感想を記事にしておこうと思います。
CD6枚＋ブルーレイ・オーディオがセットになったBOXの方は値段が安かったUK amazonに注文していて、それがまだUKから届かず早く聴きたかったために買う予定のなかったアナログ盤を図らずもまずは最初に買いました。
ボーナスディスクの音源はアナログで聴く意味は特にないと思ったことと予算の関係で 、買ったのは通常の2枚組の方です。
ポスターとポートレート4枚は付いてますが、取り出し口がトップ・オープンではなくサイド・オープンなのは残念。シリアル・ナンバーもありません。
こちらを聴いてみたところ、「Sgt.Peppers」の時にはそれほど感じなかったリミックスに対する違和感が非常に強かったです。
前回に比べると今回はかなりミックスをいじったようで、今まで聴こえなかった、あるいは聴こえにくかったヴォーカルの一部や楽器が目立っていることや各楽器の音量のバランスも変えられていること、殆どの曲でドラムを中央に持ってくるなど音像定位も変えられているので全体的にオリジナルとはかなり違った印象を受けました。
音質は現代風でかなり良くはなっていますが、今回はこれこそまさにオリジナルとは「別もの」である印象が強くて、新鮮に聴けた反面「いやー、これは違う」という思いがあるのも否定出来ませんでした。
「I’m So Tired」や「Helter Skelter」のイントロなどはオリジナルのガーン！と来るインパクトがなく、音を小さくした静かめの出だしだったりするのは「ハァ？何でこんな抑えた感じにしたの？」とか思ったり、全体的にもっとコンプ/リミッターで音を潰した方がオリジナルの雰囲気が出たんじゃないかとか思ったり。
う〜ん、今回はジャイルズついにやっちまったのか？丁寧過ぎるリマスターが裏目に出たというか。そんな印象を持ってしまいました。
そんな思いを持ちつつアナログ盤を数回聴いて過ごした数日後、やっとUKからBOXが到着。その中からまずはこれ！と思いブルーレイのDTS-HD Master Audio 5.1chのサラウンドを大音量で聴きました。ところがこれで大きく印象が変わってしまいました。
うおー！こ、これはもの凄くいい！まさに音に包みこまれるような広がりと立体感、生々しいヴォーカルや楽器の響き、これらはもちろんハイレゾの音質自体の素晴らしさがあってのたまものです。
シリアル・ナンバーは"0067249"。
ブルーレイ・オーディオの画面。
96/24のPCM 2chのハイレゾも聴きましたがこちらも当然音質は素晴らしく、耳が慣れたせいもありアナログ盤で最初に聴いた時のあの違和感は一体どこへやら、という感じに。
アナログやCDはもう不要と思えるほどのこのインパクトは実際に聴いてもらうしかありません。現にCDは聴く気にならずに未だに聴いてません（笑）。前回の「SGT. PEPPERS」もハイレゾは素晴らしかったですが、今回はそれ以上に強いインパクトがある音質です。
ということで今回の50周年盤のリミックス/リマスターの真骨頂は有無を言わせぬ音質のハイレゾとサラウンドにあり！ということでワタシ的には落ち着きそうです。
ちなみにイーシャー・デモやレコーディング・セッションの様子を収めたボーナス・ディスクの方もCD4枚に渡るテンコ盛りの内容で非常に興味深く貴重な記録。こちらももちろんレアで聴く価値ありです。
![THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH [2LP] (50TH ANNIVERSARY) [12 inch Analog]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31gxR-Y11VL._SL160_.jpg "THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH [2LP] (50TH ANNIVERSARY) [12 inch Analog]")
![THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH (DELUXE EDITION) [3CD] (50TH ANNIVERSARY)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41DtenIdyoL._SL160_.jpg "THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH (DELUXE EDITION) [3CD] (50TH ANNIVERSARY)")
昨年の「SGT. PEPPERS」50周年記念エディションに続き、今年は「WHITE ALBUM」の50周年記念エディションが発売になりました。
ということで、一応こちらも聴いた感想を記事にしておこうと思います。
CD6枚＋ブルーレイ・オーディオがセットになったBOXの方は値段が安かったUK amazonに注文していて、それがまだUKから届かず早く聴きたかったために買う予定のなかったアナログ盤を図らずもまずは最初に買いました。
ボーナスディスクの音源はアナログで聴く意味は特にないと思ったことと予算の関係で 、買ったのは通常の2枚組の方です。
ポスターとポートレート4枚は付いてますが、取り出し口がトップ・オープンではなくサイド・オープンなのは残念。シリアル・ナンバーもありません。
こちらを聴いてみたところ、「Sgt.Peppers」の時にはそれほど感じなかったリミックスに対する違和感が非常に強かったです。
前回に比べると今回はかなりミックスをいじったようで、今まで聴こえなかった、あるいは聴こえにくかったヴォーカルの一部や楽器が目立っていることや各楽器の音量のバランスも変えられていること、殆どの曲でドラムを中央に持ってくるなど音像定位も変えられているので全体的にオリジナルとはかなり違った印象を受けました。
音質は現代風でかなり良くはなっていますが、今回はこれこそまさにオリジナルとは「別もの」である印象が強くて、新鮮に聴けた反面「いやー、これは違う」という思いがあるのも否定出来ませんでした。
「I’m So Tired」や「Helter Skelter」のイントロなどはオリジナルのガーン！と来るインパクトがなく、音を小さくした静かめの出だしだったりするのは「ハァ？何でこんな抑えた感じにしたの？」とか思ったり、全体的にもっとコンプ/リミッターで音を潰した方がオリジナルの雰囲気が出たんじゃないかとか思ったり。
う〜ん、今回はジャイルズついにやっちまったのか？丁寧過ぎるリマスターが裏目に出たというか。そんな印象を持ってしまいました。
そんな思いを持ちつつアナログ盤を数回聴いて過ごした数日後、やっとUKからBOXが到着。その中からまずはこれ！と思いブルーレイのDTS-HD Master Audio 5.1chのサラウンドを大音量で聴きました。ところがこれで大きく印象が変わってしまいました。
うおー！こ、これはもの凄くいい！まさに音に包みこまれるような広がりと立体感、生々しいヴォーカルや楽器の響き、これらはもちろんハイレゾの音質自体の素晴らしさがあってのたまものです。
シリアル・ナンバーは"0067249"。
ブルーレイ・オーディオの画面。
96/24のPCM 2chのハイレゾも聴きましたがこちらも当然音質は素晴らしく、耳が慣れたせいもありアナログ盤で最初に聴いた時のあの違和感は一体どこへやら、という感じに。
アナログやCDはもう不要と思えるほどのこのインパクトは実際に聴いてもらうしかありません。現にCDは聴く気にならずに未だに聴いてません（笑）。前回の「SGT. PEPPERS」もハイレゾは素晴らしかったですが、今回はそれ以上に強いインパクトがある音質です。
ということで今回の50周年盤のリミックス/リマスターの真骨頂は有無を言わせぬ音質のハイレゾとサラウンドにあり！ということでワタシ的には落ち着きそうです。
ちなみにイーシャー・デモやレコーディング・セッションの様子を収めたボーナス・ディスクの方もCD4枚に渡るテンコ盛りの内容で非常に興味深く貴重な記録。こちらももちろんレアで聴く価値ありです。
ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)(スーパー・デラックス・エディション)(限定盤)(6SHM-CD＋Blu-ray）
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal Music =music=
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: CD
THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH [2LP] (50TH ANNIVERSARY) [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: CAPITOL RECORDS
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: LP Record
THE BEATLES INCHTHE WHITE ALBUMINCH (DELUXE EDITION) [3CD] (50TH ANNIVERSARY)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: CAPITOL RECORDS
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: CD
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