ももいろクローバー「入り口のない出口」 [ももいろクローバーZ]
いろいろと先に記事にしたいものがあったため取り上げるのがちょっと遅れましたが、6/5に発売されたももクロちゃんのインディーズ時代の音源をまとめたアルバム「入り口のない出口」を今回はご紹介。
MUSIC MAGAZINE 5月号のももクロ特集 [ももいろクローバーZ]
先日出たミュージック・マガジン5月号がももクロちゃん特集号だったので思わず買ってしまいました。
MM誌が本格的にももクロの特集を組むのはこれが2回目。Perfumeの特集なんかもそうですが、国内外やジャンルを問わず無差別に先鋭的な音楽に敏感なこの雑誌が彼女たちに注目するのはまあ当然と言えば当然の結果。
"ももいろクローバZ 新次元へ"と題された今回の内容は新作アルバム「5TH DIMENSION」を軸に、もはや"週末アイドル”から"日本のヒロインへ"とステージ・アップしたももクロちゃんのここ最近の歩みや名物マネージャーへのインタビュー、本人たちへのアンケート、全曲ガイド、ライヴ映像ソフトの紹介など、なかなか読み応えのある内容で、ももクロちゃんを詳しくは知らない音楽ファンにも是非読んで欲しい内容となっています。
それにしても今回の新作の「5TH DIMENSION」、聴けば聴くほどホントにすごいとしか言えなくなってきました。このアルバムは以前に比べるとずっとシリアスでコンセプチュアル、そして更には今まで以上にアグレッシヴで挑戦的な方向に向かっていて、新たなイメージ戦略と共に次なるステップに突入した彼女たちの新境地を提示したアルバムです。
本格的なラップからハイパーでヘヴィなテクノまで幅広い音楽を取り込み、硬質な音作りと共にアーティスティックな部分を前面に押し出していますが、このMM誌5月号の歌謡曲／Jポップのアルバム・レヴューでは評論家の原田宗典氏は10点満点中10点を点け、「ポップ性より冒険性、収まりのよさより前衛性が上回る。（以下省略）従来のファン、並みいる同業者アイドルたちに強烈なショックを与えるに違いない問題作！」と評しています。これにはワタシも100パー納得。
"かき氷 イチゴ味 ベロを出したら真っ赤っか〜"とか"夏休みの宿題がぜんぜん終わらない 神様1学期戻してよ！"なんて歌うももクロちゃんはここにはもういません。その変化にファンの多くが戸惑うアルバムかも知れないし、またその思いはじゅうぶん理解出来るのですが、ワタシはこの変化を"進化"と肯定的に受け止めたいと思います。
最近はもうこの新作を中心に前作の「バトルアンドロマンス」や各シングルのカップリング曲などを聴きまくりのももクロちゃん漬けで、ももクロちゃん以外ほとんど聴く気が起こらないという状態です（笑）。
それ以外にCSの音楽番組から録画したPV特集やライヴを観たりと、ハッキリ言って今ワタシの中ではハマり度ではAKB48をついに凌駕しました。
とにかくもうドメスティックな音楽で最近こんなにすごいと思ったアルバムは個人的には2008年に出たPerfumeの2nd.アルバム「GAME」以来。あれを凌ぐかのような衝撃です。音楽性の高さにおいてもうアイドルとしての枠に収まり切れずにそこから大幅にはみ出しているという部分で、この2枚は共通しています。
アイドルという偏見に惑わされず、是非このスゴさを多くの音楽ファンに体験していただきたいと思いますね。
6月には"Z"が付く以前でメンバーも少し異なっていたももいろクローバー名義のインディーズ時代の音源をまとめたアルバム「入り口のない出口」が発売されますが、ももクロの原点を知ることが出来るこのアルバムも楽しみです。
![MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2013年 05月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51AB%2BxIyzuL._SL160_.jpg "MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2013年 05月号 [雑誌]")
MM誌が本格的にももクロの特集を組むのはこれが2回目。Perfumeの特集なんかもそうですが、国内外やジャンルを問わず無差別に先鋭的な音楽に敏感なこの雑誌が彼女たちに注目するのはまあ当然と言えば当然の結果。
"ももいろクローバZ 新次元へ"と題された今回の内容は新作アルバム「5TH DIMENSION」を軸に、もはや"週末アイドル”から"日本のヒロインへ"とステージ・アップしたももクロちゃんのここ最近の歩みや名物マネージャーへのインタビュー、本人たちへのアンケート、全曲ガイド、ライヴ映像ソフトの紹介など、なかなか読み応えのある内容で、ももクロちゃんを詳しくは知らない音楽ファンにも是非読んで欲しい内容となっています。
それにしても今回の新作の「5TH DIMENSION」、聴けば聴くほどホントにすごいとしか言えなくなってきました。このアルバムは以前に比べるとずっとシリアスでコンセプチュアル、そして更には今まで以上にアグレッシヴで挑戦的な方向に向かっていて、新たなイメージ戦略と共に次なるステップに突入した彼女たちの新境地を提示したアルバムです。
本格的なラップからハイパーでヘヴィなテクノまで幅広い音楽を取り込み、硬質な音作りと共にアーティスティックな部分を前面に押し出していますが、このMM誌5月号の歌謡曲／Jポップのアルバム・レヴューでは評論家の原田宗典氏は10点満点中10点を点け、「ポップ性より冒険性、収まりのよさより前衛性が上回る。（以下省略）従来のファン、並みいる同業者アイドルたちに強烈なショックを与えるに違いない問題作！」と評しています。これにはワタシも100パー納得。
"かき氷 イチゴ味 ベロを出したら真っ赤っか〜"とか"夏休みの宿題がぜんぜん終わらない 神様1学期戻してよ！"なんて歌うももクロちゃんはここにはもういません。その変化にファンの多くが戸惑うアルバムかも知れないし、またその思いはじゅうぶん理解出来るのですが、ワタシはこの変化を"進化"と肯定的に受け止めたいと思います。
最近はもうこの新作を中心に前作の「バトルアンドロマンス」や各シングルのカップリング曲などを聴きまくりのももクロちゃん漬けで、ももクロちゃん以外ほとんど聴く気が起こらないという状態です（笑）。
それ以外にCSの音楽番組から録画したPV特集やライヴを観たりと、ハッキリ言って今ワタシの中ではハマり度ではAKB48をついに凌駕しました。
とにかくもうドメスティックな音楽で最近こんなにすごいと思ったアルバムは個人的には2008年に出たPerfumeの2nd.アルバム「GAME」以来。あれを凌ぐかのような衝撃です。音楽性の高さにおいてもうアイドルとしての枠に収まり切れずにそこから大幅にはみ出しているという部分で、この2枚は共通しています。
アイドルという偏見に惑わされず、是非このスゴさを多くの音楽ファンに体験していただきたいと思いますね。
6月には"Z"が付く以前でメンバーも少し異なっていたももいろクローバー名義のインディーズ時代の音源をまとめたアルバム「入り口のない出口」が発売されますが、ももクロの原点を知ることが出来るこのアルバムも楽しみです。
MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2013年 05月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: ミュージックマガジン
- 発売日: 2013/04/20
- メディア: 雑誌
5TH DIMENSION【アマゾンオリジナル絵柄トレカ特典付き】(初回限定盤A)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: CD
5TH DIMENSION【アマゾンオリジナル絵柄トレカ特典付き】(初回限定盤B)(DVD付)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: CD
【アマゾンオリジナルブロマイド無し】バトル アンド ロマンス(初回限定盤A)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: スターダストレコーズ
- 発売日: 2013/06/05
- メディア: CD
ももいろクリスマス2012 LIVE Blu-ray BOX【初回限定版
- 出版社/メーカー: キングレコード
- メディア: Blu-ray
タグ：ももいろクローバーZ
ももいろクローバーZ 2nd.アルバム「5TH DIMENSION」 [ももいろクローバーZ]
ここ最近はワタシ的にはまだかまだかと発売を心待ちにするようなアルバムはめっきり少なくなりましたが、先日およそ2年振りにリリースされたももいろクローバーZの2nd.アルバム「5TH DIMENSION」はそんな期待値マックスの数少ないアルバムです。
この発売を記念してアンコール・プレスされた1st アルバム「バトルアンドロマンス」の限定盤Aといっしょに注文していたものが先日届きました。
この発売を記念してアンコール・プレスされた1st アルバム「バトルアンドロマンス」の限定盤Aといっしょに注文していたものが先日届きました。
タグ：ももいろクローバーZ
ももクロちゃんの尋常ならざる破壊力。 [ももいろクローバーZ]
アイドル系の中ではその圧倒的なパワーによるパフォーマンスと複雑でハチャメチャな展開の楽曲でAKB48に次ぐ人気のももクロちゃんことももいろクローバーZ。
ワタシは昨年の11月に買った限定アナログ盤のアルバム「バトルアンドロマンス」しか買っていませんでしたが、あれから1年ほどのあいだに数枚の強力な破壊力を伴うプログレッシヴな作りのシングルを連発。その中でも9月にリリースされた桃黒亭一門名義でのシングル「ニッポン笑顔百景」があまりに面白いので、ついに初めてシングルを買うこととなりました。
ワタシは昨年の11月に買った限定アナログ盤のアルバム「バトルアンドロマンス」しか買っていませんでしたが、あれから1年ほどのあいだに数枚の強力な破壊力を伴うプログレッシヴな作りのシングルを連発。その中でも9月にリリースされた桃黒亭一門名義でのシングル「ニッポン笑顔百景」があまりに面白いので、ついに初めてシングルを買うこととなりました。
タグ：ももいろクローバーZ 桃黒亭一門
ももいろクローバーZ「バトル・アンド・ロマンス」アナログ盤 [ももいろクローバーZ]
今日はちょっとだけ時間が出来たので、元旦以来の記事アップです。
年が明けてから届いた今年初めて買ったブツをご紹介します。
ももクロちゃんの限定アナログ盤に、少女時代の昨年韓国で出たアルバム「THE BOYS」のリ・パッケージ盤となる「MR.TAXI」、それに今年3月で解散が決まっているSDN48の新曲「口説きながら麻布十番」。
詳しくご紹介したいところですが、油断してたら時間もなくなって来たので、取りあえず今回はこちらを。
年が明けてから届いた今年初めて買ったブツをご紹介します。
ももクロちゃんの限定アナログ盤に、少女時代の昨年韓国で出たアルバム「THE BOYS」のリ・パッケージ盤となる「MR.TAXI」、それに今年3月で解散が決まっているSDN48の新曲「口説きながら麻布十番」。
詳しくご紹介したいところですが、油断してたら時間もなくなって来たので、取りあえず今回はこちらを。
メイン・サイト： Rolling Beat Boys
Facebookやってます。
