「スパイダーマン3」のDVDを観る [映画・BD・DVD]
こないだ紹介した「DEATH PROOF」と「PLANET TERROR」のDVDより先に観ていたのだが、記事にするのを後回しにしていた「スパイダーマン3」のDVDを今回取り上げたいと思う。
前回の「2」ではメリー・ジェーン・ワトソン(キルスティン・ダンスト)にスパイダーマンの正体が幼馴染みのピーター・パーカー(トビー・マクガイア)であることを知られ、ついに晴れて恋人同士となったふたりだったが、今回はこの二人にまたもや心のすれ違いが生じて互いの絆が危うくなってしまう。
そこに、グリーン・ゴブリンだった父を殺したのはピーター/スパイダーマンだと思い込んでその復讐を果たすべく、ニュー・ゴブリンとなってピーター/スパイダーマンの命を狙う親友ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)、ピーターの叔父を殺した真犯人でもある強盗マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が偶然に放射線実験に巻き込まれた結果生まれた新たな敵・サンドマン、更には隕石にくっ付いて地球にやって来たナゾの生命体ヴェノムという三つ巴の脅威がピーターとMJの関係に絡んでくるといった内容である。
シリーズ物の作品というのは常に前回以上のものを観客は求めるし、作る側もそれに答えようと力を入れて作るものだと思うが、そういう意味ではCGフル稼働の特撮やアクション・シーンは3作中ではいちばん派手で目を見張るほどのスゴい迫力だ。
砂人間サンドマンの砂粒の描写や建設用クレーンで崩壊するビル、ラストのスパイダーマン、ニュー・ゴブリン、サンドマン、ヴェノムの4者入り乱れての大活劇シーンなど、見どころは満載である。
映像とともに、5.1chのサラウンド音声もそれに負けず非常に迫力と臨場感があって素晴らしい。
突っ込みどころがいくつもあるのは相変わらずだが、このシリーズはそれでも観たくなってしまう不思議な魅力がある。キャラが見事にハマっているトビー・マクガイアとキルスティン・ダンストそれぞれが作品の中で醸し出す雰囲気やコンビの相性、サム・ライミ監督の手腕のせいだろうか。
しかし今回で3作目ともなると、さすがにちょっとマンネリ感が出て来たかも。ピーターとMJのスッタモンダはもういいよ、って感じがしないでもない(笑)。何か別な方向へ話の軸を持ってった方がいいかも知れない。
このシリーズいつまで続くんだろうか。3部作で終わりだっけ?
まだこのシリーズが続のなら、それでもたぶん私は観続けると思う。
スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/10/17
- メディア: DVD
こんな限定盤もあります。
スパイダーマンTM3 コレクターズBOX(2枚組) ―バンダイ[ソフビ魂]限定フィギュア(2体)同梱― (20,000個完全限定生産)
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2007/10/17
- メディア: DVD
こんばんわ。
スパイダーマンは一風変わった感じに惹かれいて、2を飛行機で見たんですけど、ピザ配達員のトビー・マクグアイアが走る場面で、たしかバート・バカラックのBGMが流れたりとか。なんか、ちょっと変わった可愛らしい雰囲気が好きになって、1をTSUTAYAで借りて観ました。オモロかった。
3は映画館で見逃したんで、ぜひともDVDレンタルしないと!
by (2007-11-01 19:54)
マルコメさん、こんばんはー。
3はなかなか面白いです。是非ご覧下さい。
トビー・マクガイアがちょっと母性本能をくすぐるタイプなのか、そこが何とも言えないこの映画の魅力の一部になっているかも知れませんね。女性ファンも多いようだし。
最後はちょっと悲しい結末ですが、まあその辺はご覧になってみて下さい^^。
by MASA (2007-11-01 22:06)