The Rutles Anthology Blu-ray [The Beatles]
ビートルズ・ファンを自称する人でこれを観ていない人はモグリ！というほどの究極・必殺・最強のビートルズ・パロディ、ラトルズ「ALL YOU NEED IS CHASH（ラトルズ 4人もアイドル）」が、日本未公開の第2弾「CAN'T BUY ME LUNCH」との2 in 1で「THE RUTLES ANTHOLOGY」としてブルーレイ化され昨年の12月に北米で発売されているのですが、先日amazonに注文していたものが届きました。
「ALL YOU NEED IS CASH」は最初はVHSで持っていて（すでに処分）、その後2000年に出た国内盤DVD、さらにリマスターされボーナス映像も収録の2001年にRHINOから発売されたUS盤DVD（リージョン1、日本語字幕なし）を持っていましたが、2002年に制作され2005年にアメリカだけでDVDがリリースされていた第2弾の「CAN'T BUY ME LUNCH」は持っておらず観たことがありませんでした。
昨年末にこの未見の「CAN'T BUY ME LUNCH」との2 in 1でブルーレイ化されたのを知り、これは買いだなと思いつつ今まで未購入だったのですが、今回やっとゲットしました。
3種類そろい踏みの図。
今回のブルーレイ、DVDとの2枚組で、ブルーレイの方には4:3から16:9のワイド画面のトリミングでリマスターされた本編のほか（英語字幕のみ日本語字幕なし）、旧US盤DVDにも収録されていたエリック・アイドルのオーディオ・コメンタリー、旧DVDには未収録のエリックの最新インタビュー（文章画面のみ）、さらには'75年からBBCで放送されていた番組で、その後の「ALL YOU NEED IS CASH」へと発展するきっかけとなったラトルズが初めて登場した回の「RATLAND WEEKEND TELEVISION」も初収録。
ここでエリック・アイドルが演じているのはダーク・マックイックリー（ポール）ではなく、なんとスティッグ・オハラ（ジョージ）役。
「ALL YOU NEED IS CASH」やアルバム収録のものとは別テイクの「I Must Be In Love」を演奏するラトルズが観られます。ワタシは初めて観ましたがこれは貴重。
DVDの方は画面サイズやボーナス映像ともに基本的にはブルーレイと同じ内容ですが、こちらには字幕が一切なくその代わりリージョンはフリー。そしてなぜか「CAN'T BUY ME LUNCH」はこちらのDVDにしか収録されていません（こちらの画面サイズは4:3のまま）。
この「CAN'T BUY ME LUNCH」、今回初めて観ましたが、エリック・アイドルがふたたびリポーター役で出演し、当時音楽界を席巻していたラトルズの人気ぶりや思い出を語ってもらうという"てい"で各著名人や有名人が登場するドキュメンタリーになっています。
その登場する有名人がトム・ハンクス、グレアム・ナッシュ、デヴィッド・ボウィ、ボニー・レイットなどなど超豪華な顔ぶれで、それぞれがエリックのインタビューに対して当時のラトルズにまつわる思い出話などをしていますが、もちろん全部ウソ八百です（笑）。
「ALL YOU NEED IS CASH」のアウトテイク映像がたくさん使われており、これが観れるだけでも貴重でしかもこの画質が「ALL YOU NEED IS CASH」本編のものよりも数段いいのがビックリ。
ちなみにこちらが現在すでに廃盤らしい「CAN'T BUY ME LUNCH」のUS盤DVD。
今回新たにリマスターされたので、ブルーレイ、DVDともに画質はなかなかキレイですが、元がNTSCのヴィデオ・テープからのアプコンなのでまあそれなりです。解像度が良すぎてアラが目立ってしまうブルーレイよりもむしろノイズが目立たないDVDの方がある意味観やすい画質です。
音声は5.1chサラウンド化されていますが、元がモノラルなので効果はそれなり。
残念な点もあって、US盤の旧DVDにボーナス映像として収録されていた「Blue Suede Shubert」の短い演奏シーン（まあこれは「CAN'T BUY ME LUNCH」でも観られるのでいいけど）と、ミック・ジャガー、ポール・サイモンの未公開インタビュー・シーンが未収録なこと。
4:3のオリジナル画面サイズだということとこの今回未収録のボーナス映像のおかげで、この旧盤DVDは処分出来ません。
ちなみに現在廃盤の国内盤DVDはVHS / LD時代のマスターをただDVD化しただけのもので字幕は焼き付け、US盤のようなボーナス映像は一切収録されていないので中古盤をお探しの方はご注意を。
何とラトルズ、再結成され6月には来日公演を行ないますが、オリジナル・メンバーがロン・ナスティ（ニール・イネス）とバリー・ウォーム（ジョン・ハルシー）のふたりだけっていうのは残念ですねえ。
![All You Need Is Cash/Can't Buy Me Lunch [Blu-ray] [Import]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/615r7AAzSBL._SL160_.jpg "All You Need Is Cash/Can't Buy Me Lunch [Blu-ray] [Import]")
![Rutles: All You Need Is Cash [DVD] [Import]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51Y37GWQ5VL._SL160_.jpg "Rutles: All You Need Is Cash [DVD] [Import]")
「ALL YOU NEED IS CASH」は最初はVHSで持っていて（すでに処分）、その後2000年に出た国内盤DVD、さらにリマスターされボーナス映像も収録の2001年にRHINOから発売されたUS盤DVD（リージョン1、日本語字幕なし）を持っていましたが、2002年に制作され2005年にアメリカだけでDVDがリリースされていた第2弾の「CAN'T BUY ME LUNCH」は持っておらず観たことがありませんでした。
昨年末にこの未見の「CAN'T BUY ME LUNCH」との2 in 1でブルーレイ化されたのを知り、これは買いだなと思いつつ今まで未購入だったのですが、今回やっとゲットしました。
3種類そろい踏みの図。
今回のブルーレイ、DVDとの2枚組で、ブルーレイの方には4:3から16:9のワイド画面のトリミングでリマスターされた本編のほか（英語字幕のみ日本語字幕なし）、旧US盤DVDにも収録されていたエリック・アイドルのオーディオ・コメンタリー、旧DVDには未収録のエリックの最新インタビュー（文章画面のみ）、さらには'75年からBBCで放送されていた番組で、その後の「ALL YOU NEED IS CASH」へと発展するきっかけとなったラトルズが初めて登場した回の「RATLAND WEEKEND TELEVISION」も初収録。
ここでエリック・アイドルが演じているのはダーク・マックイックリー（ポール）ではなく、なんとスティッグ・オハラ（ジョージ）役。
「ALL YOU NEED IS CASH」やアルバム収録のものとは別テイクの「I Must Be In Love」を演奏するラトルズが観られます。ワタシは初めて観ましたがこれは貴重。
DVDの方は画面サイズやボーナス映像ともに基本的にはブルーレイと同じ内容ですが、こちらには字幕が一切なくその代わりリージョンはフリー。そしてなぜか「CAN'T BUY ME LUNCH」はこちらのDVDにしか収録されていません（こちらの画面サイズは4:3のまま）。
この「CAN'T BUY ME LUNCH」、今回初めて観ましたが、エリック・アイドルがふたたびリポーター役で出演し、当時音楽界を席巻していたラトルズの人気ぶりや思い出を語ってもらうという"てい"で各著名人や有名人が登場するドキュメンタリーになっています。
その登場する有名人がトム・ハンクス、グレアム・ナッシュ、デヴィッド・ボウィ、ボニー・レイットなどなど超豪華な顔ぶれで、それぞれがエリックのインタビューに対して当時のラトルズにまつわる思い出話などをしていますが、もちろん全部ウソ八百です（笑）。
「ALL YOU NEED IS CASH」のアウトテイク映像がたくさん使われており、これが観れるだけでも貴重でしかもこの画質が「ALL YOU NEED IS CASH」本編のものよりも数段いいのがビックリ。
ちなみにこちらが現在すでに廃盤らしい「CAN'T BUY ME LUNCH」のUS盤DVD。
今回新たにリマスターされたので、ブルーレイ、DVDともに画質はなかなかキレイですが、元がNTSCのヴィデオ・テープからのアプコンなのでまあそれなりです。解像度が良すぎてアラが目立ってしまうブルーレイよりもむしろノイズが目立たないDVDの方がある意味観やすい画質です。
音声は5.1chサラウンド化されていますが、元がモノラルなので効果はそれなり。
残念な点もあって、US盤の旧DVDにボーナス映像として収録されていた「Blue Suede Shubert」の短い演奏シーン（まあこれは「CAN'T BUY ME LUNCH」でも観られるのでいいけど）と、ミック・ジャガー、ポール・サイモンの未公開インタビュー・シーンが未収録なこと。
4:3のオリジナル画面サイズだということとこの今回未収録のボーナス映像のおかげで、この旧盤DVDは処分出来ません。
ちなみに現在廃盤の国内盤DVDはVHS / LD時代のマスターをただDVD化しただけのもので字幕は焼き付け、US盤のようなボーナス映像は一切収録されていないので中古盤をお探しの方はご注意を。
何とラトルズ、再結成され6月には来日公演を行ないますが、オリジナル・メンバーがロン・ナスティ（ニール・イネス）とバリー・ウォーム（ジョン・ハルシー）のふたりだけっていうのは残念ですねえ。
All You Need Is Cash/Can't Buy Me Lunch [Blu-ray] [Import]
- 出版社/メーカー:
- メディア: Blu-ray
Rutles: All You Need Is Cash [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Rhino Theatrical
- メディア: DVD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ミュージック・シーン
- 発売日: 2007/01/25
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Rhino/Wea UK
- 発売日: 2007/08/14
- メディア: CD
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: EMI Gold Imports
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: CD
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こんなの出てたんですね～知りませんでした（汗）
MASAさんのブログは参考になります！
by Speakeasy (2014-04-08 20:00)
Speakeasyさん、まいどです。
ラトルズは'78年に初めてTVで観て、その時に笑える以上にパロディとしてのあまりの出来のよさに衝撃を受け、それ以来ファンです。
これ、昨年から欲しかったんですが、この度やっと買いました。
日本語字幕はありませんが、国内盤の発売は少なくとも当分はないと思いますので、この輸入盤を是非＾＾。
by MASA (2014-04-09 00:39)
ＭＡＳＡさん、こんにちは。
この「アンソロジー」は気になっていた作品だったのですが、内容がよく分からないうえに、できれば日本語字幕が欲しいので日本版が出るまで待とうと思って買うのを躊躇していました。
ＭＡＳＡさんが紹介していただいたおかげで内容が分かりました。
２作目が出ていたとはまったく知りませんでしたが、１作目同様、バカバカしいほどのビートルズ愛が楽しめそうですね。
「ゲット・アップ・アンド・ゴー」の映像ありがとうございます。久しぶりに楽しめました。
これを見ていて７５年頃にテレビの特番で都内の高層ビルの壁面に「ゲット・バック」の演奏シーンを映し出す企画をやっていたのを思い出しました。
by てらだ (2014-04-09 08:20)
てらださん、実におひさしぶりですねー。
「CAN'T BUY ME LUNCH」、2005年にアメリカでDVDが出た時から気になってはいたんですが、US amazonでのレビューを観たらあんまり評判がよろしくないし、日本語字幕もないのでいつか国内盤が出た時でいいか、なんて思っていたらさっぱり国内盤が出ず、そのうちに買う気が失せてしまっていたんですよ（笑）。
でも今回このブルーレイで観たらなかなか面白かったです。ラトルズ・ファンなら観て損はない作品ですね。
このブルーレイも国内盤が出そうもないので、この輸入盤を入手するしかなさそうな気配です。
高層ビルの壁に「ゲット・バック」の演奏シーンを投影した番組、ワタシも覚えてますよ、懐かしい〜。
by MASA (2014-04-11 00:27)
Blu-rayはDVDと違って、リージョンコードに気を使わないで済むのが良いですよね♪
by ryo (2014-04-17 02:31)
ryoさん、こんばんは〜。
アメリカ盤のブルーレイに関しては日本と同じリージョンAなので、問題なく観られるのはうれしいですね。
イギリスなどヨーロッパ盤はリージョンBなので（一部にリージョン・フリーのソフトもありますが）、これが困りものなんですけど（笑）。
by MASA (2014-04-18 00:11)