Rolling Stones「LET IT BLEED」Blu-ray Audio [Blu-ray Audio]
来日公演も大成功に終わり先日日本を後にしたローリング・ストーンズ。また来日出来るかどうかというコンサートだったので出来れば行きたかったのですが、仕事の都合やその他諸々の事情によりそれは叶いませんでした。う〜ん、残念 (>_<)。
そんな中、個人的には彼らの全アルバムの中で「BEGGARS BANQUET」と並んで1、2を争う大好きな名盤「LET IT BLEED」がブルーレイ・オーディオ化され先月発売されましたが、それが先日到着しました。
ストーンズのブルーレイ・オーディオは「GRRR!」、「EXILE ON MAIN ST.」に続いて3枚目ですが、届いたものは輸入盤国内仕様で日本語解説と歌詞が載ったブックレットが付いていました。
レーベルのデザインは2006年のリマスターCDと同じです(現行のCDは未確認)。
今回もPCM Stereo、DTS-HD、DOLBY TRUE HDの3種類のハイレゾ音源が収録されています。
ブックレットには24bit / 96kHzとなっていますが、実際には「EXILE ON MAIN ST.」同様このソフトも24bit / 192kHzのフル・スペックで収録。
US盤と国内盤の2枚のアナログ盤、それに2006年に初めて紙ジャケ化されたときの国内盤CDと音質を比較してみましたが、昨年買った「EXILE ON MAIN ST.」のブルーレイ・オーディオの音質がリマスターCDと比べて大きく変わらない音質だったのに対し、こちらはハッキリと違いが分かる実に素晴らしい音質でした。
冒頭の「Gimme Shelter」は図太い音でミックの唸るように歌い出すヴォーカルも迫力満点で、アナログ盤ではやや引っ込み気味の中盤のメアリー・クレイトンのヴォーカルも若干ですが全面にせり出しています。
続く2曲目の「Love In Vain」や3曲目の「Country Honk」ではアコギの音色がクリアでピッキングの様子も分かるくらいとってもリアル。
ドラムスはバスドラが重たく締まった音でスネアのヒット音も気持ちよく響きます。
CDとの比較では明らかにベールを1枚も2枚も剥いだようなクリアな感じで、かと言ってデジタル臭い硬さもあまり感じさせない全体的に厚みのある音質。CDのように大音量で聴いても疲れることのない音です。
ちなみにこちらがまだワタシのメイン・サイトでも取り上げていない2枚のアナログ盤。
左が'70年初頭発売のキング・レコード時代の国内盤(SLC 300)、右がUS LONDONオリジナル盤(NPS-4)です。残念ながらUKオリジナル盤は未だに持ってません。
国内初期プレスのアナログはジャケが見開きで、中に歌詞が書かれた折りたたみ式のブックレットがくっ付いています。
音質は低音域がタップリのなかなか分厚い音でやや高域が不足気味ですが、全体的にはUS盤と比較してもあまり遜色のない悪くない音です。
US盤は参加ミュージシャンやプロデューサー以下スタッフのクレジットが書かれたピンクのインナー・スリーヴ付き。残念ながら初回に付いていたというポスターは入っていません。
こちらの音質は低音がちょっと暴れ気味でややボワンとした国内盤に比べると幾分すっきりした音でこちらの方が幾分高音域が出ている感じです。
右がUS盤、左が国内盤のレーベル。
とにかく今回のブルーレイ・オーディオ、上の2枚のアナログ盤やCDと比較して非常にメリハリがある素晴らしい音質で大満足。もうこれがあればCDもアナログ盤もいらないや、と思うほどいい音で買って大正解でした。
ジャケに"THIS RECORD SHOULD BE PLAYED LOUD"とあるとおり、このアルバム、出来るだけデカイ音量で聴くのがオススメですが、それによって得られる迫力や感動もこのブルーレイ・オーディオではさらにアップしています。
そんな中、個人的には彼らの全アルバムの中で「BEGGARS BANQUET」と並んで1、2を争う大好きな名盤「LET IT BLEED」がブルーレイ・オーディオ化され先月発売されましたが、それが先日到着しました。
ストーンズのブルーレイ・オーディオは「GRRR!」、「EXILE ON MAIN ST.」に続いて3枚目ですが、届いたものは輸入盤国内仕様で日本語解説と歌詞が載ったブックレットが付いていました。
レーベルのデザインは2006年のリマスターCDと同じです(現行のCDは未確認)。
今回もPCM Stereo、DTS-HD、DOLBY TRUE HDの3種類のハイレゾ音源が収録されています。
ブックレットには24bit / 96kHzとなっていますが、実際には「EXILE ON MAIN ST.」同様このソフトも24bit / 192kHzのフル・スペックで収録。
US盤と国内盤の2枚のアナログ盤、それに2006年に初めて紙ジャケ化されたときの国内盤CDと音質を比較してみましたが、昨年買った「EXILE ON MAIN ST.」のブルーレイ・オーディオの音質がリマスターCDと比べて大きく変わらない音質だったのに対し、こちらはハッキリと違いが分かる実に素晴らしい音質でした。
冒頭の「Gimme Shelter」は図太い音でミックの唸るように歌い出すヴォーカルも迫力満点で、アナログ盤ではやや引っ込み気味の中盤のメアリー・クレイトンのヴォーカルも若干ですが全面にせり出しています。
続く2曲目の「Love In Vain」や3曲目の「Country Honk」ではアコギの音色がクリアでピッキングの様子も分かるくらいとってもリアル。
ドラムスはバスドラが重たく締まった音でスネアのヒット音も気持ちよく響きます。
CDとの比較では明らかにベールを1枚も2枚も剥いだようなクリアな感じで、かと言ってデジタル臭い硬さもあまり感じさせない全体的に厚みのある音質。CDのように大音量で聴いても疲れることのない音です。
ちなみにこちらがまだワタシのメイン・サイトでも取り上げていない2枚のアナログ盤。
左が'70年初頭発売のキング・レコード時代の国内盤(SLC 300)、右がUS LONDONオリジナル盤(NPS-4)です。残念ながらUKオリジナル盤は未だに持ってません。
国内初期プレスのアナログはジャケが見開きで、中に歌詞が書かれた折りたたみ式のブックレットがくっ付いています。
音質は低音域がタップリのなかなか分厚い音でやや高域が不足気味ですが、全体的にはUS盤と比較してもあまり遜色のない悪くない音です。
US盤は参加ミュージシャンやプロデューサー以下スタッフのクレジットが書かれたピンクのインナー・スリーヴ付き。残念ながら初回に付いていたというポスターは入っていません。
こちらの音質は低音がちょっと暴れ気味でややボワンとした国内盤に比べると幾分すっきりした音でこちらの方が幾分高音域が出ている感じです。
右がUS盤、左が国内盤のレーベル。
とにかく今回のブルーレイ・オーディオ、上の2枚のアナログ盤やCDと比較して非常にメリハリがある素晴らしい音質で大満足。もうこれがあればCDもアナログ盤もいらないや、と思うほどいい音で買って大正解でした。
ジャケに"THIS RECORD SHOULD BE PLAYED LOUD"とあるとおり、このアルバム、出来るだけデカイ音量で聴くのがオススメですが、それによって得られる迫力や感動もこのブルーレイ・オーディオではさらにアップしています。
MASAさん、こんばんは。(また、コメントしちゃった・・・笑)
私も、『Beggars Banquet』、『Let It Bleed』辺りのストーンズが、神がかりというよりは、悪魔に憑かれている様な凄みが感じられて一番好きな時期です。
ブルーレイ・オーディオ良さそうですね~私のボロ・オーディオでもCDとはかなりの差がでますが、JBLの新しいスピーカーなら尚更でしょうね!
前にも言いましたが、パッケージだけが気に入りません!MASAさんの力で何とかさせてください。よろしくお願いします(笑)
by Speakeasy (2014-03-12 22:45)
Blu-ray Audioは、ストーンズのベストも含め何枚か買ったんですが、
うちのプレイヤーの性能の限界(何しろ6年前の普通のレコーダー機種)で、
良い音で鳴らないのです(涙)
ちなみに、ハイレゾという意味では、2002年のSACDと比べてどうなんでしょうね?
by 想也 (2014-03-13 13:02)
>想也さん、こんばんは。
横からすいません。
お持ちのブルーレイ・レコーダーのBD音声デジタル出力は、<ダイレクト>を選択していますか?
これだけでも音が違うと思いますが、承知の事でしたら、誠に申し訳ないです。
by Speakeasy (2014-03-14 19:27)
>Speakeasyさん、こんにちは。
レスありがとうございます。
<ダイレクト>ってのがどういうのかわかりませんが、
ダウン・サンプリングはオフにしてます。
アンプまで、そのまま24/96とかで入ってますよ。
DVD-AやSACDと比べて、いまひとつ・・・という印象ってだけなんですが、
性能の限界というよりは、DVD-AやSACDプレーヤーと違って、
Blu-rayレコーダーは音質で選んでないからってだけかもしれません(^^;
by 想也 (2014-03-16 11:13)
Speakeasyさん、まいどです。
この時期のストーンズ、まさに悪魔に取り憑かれたといういい方がハマっていますね。
パッケージはホント、もうちょっと何とかならないもんかと思いますねえ。
紙ジャケにしてもらえると一番なんですけど、ワタシの力ではどうにもなりません(笑)。
by MASA (2014-03-16 12:01)
想也さん、どーもです。
アンプなどプレーヤー以外の再生環境はどのようなものなんでしょう?
ワタシもよく分かりませんけど、いい音で鳴らないというのはそっちのせいかも知れませんね。
SACDは聴いたことがないので何とも言えないのですが、多分SACDは24/96だと思います。
このブルーレイ・オーディオは24/192なので、恐らくSACDよりも音質は若干いいのではないかと思いますね。
まあ実際に聴き比べてみないことには何とも言えませんが^^;
by MASA (2014-03-16 12:07)
MASAさん、どうもです^^
アンプ以降は、DVD-AもSACDもBlu-Rayも全部いっしょなんで(^^;
あっ、でも、相性ってのもあるかもしれませんね。
SACDはDSDですよ。まぁ、24/96のPCM相当ですが。
PCMの24/192と24/96は、ボクは聴き比べたことがないんですが、
友人によると、「好みの差」だそうです。
ストーンズの2002年のSACD、ボクはリアルタイムでは買ってなくて、
(当時SACDプレイヤーを持ってなかった)
SACDプレイヤーを買ったときに、
たまたま中古でこのLet It Bleedだけ見つけて買ってみたんですよ。
そしたら、むちゃくちゃ良い音でビックリ。
それもそのはずで、DSDマスタリングをボブ・ラディックがやってました(笑)
それで他のもそろえようかと思ったんですが、
↑のSACDの中古が1000円くらいだったんで、
そのくらいでそろえようかとせこい根性でいたら、
全然見つからなくて、他はまだもってません(^^;
by 想也 (2014-03-23 10:49)
想也さん、どーもです。
まあやっぱりプレーヤーとアンプの相性っていうのはあると思いますね。
こればっかりはどうしようもありませんねえ。
ワタシはSACDに興味はありながら結局SACDプレーヤーを未だに持ってないんですが、名盤のブルーレイ・オーディオ化やハイレゾ音源のネット配信が進んでいる今となっては、これからSACDプレーヤーを買うかということとなるとやっぱり二の足を踏んじゃいます(^^;)。
それでも安くていいプレーヤーが入手出来る機会があれば導入してもいいかな、なんて思ってます。
by MASA (2014-03-24 13:54)