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SUPERHEAVEY のデビュー・アルバム到着。 [Rock / Pops]

ミック・ジャガー、デイヴ・スチュワート、ジョス・ストーンなどによるスペシャル・ユニットSuperHeavyの同名のデビュー・アルバムが届きました。

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アナログも欲しかったところですが、ワタシが買ったUS盤のCDのDXエディションには4曲もボートラが収録された全16曲入り(国内盤はさらに1曲多い全17曲入り)というのに惹かれ、取りあえずCDの方だけを購入しました。

紙ジャケ仕様(?)で、ゲイトフォールド・ジャケ、インナースリーヴ入りというなかなかの仕様。

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SuperHeavyはみなさんご存知のミック・ジャガーを中心に、この前このブログで最新アルバム「LP1」を取り上げ、今も気に入って聴き続けているUKホワイト・ソウルの歌姫ジョス・ストーンミックとは以前から関わり合いの深い元ユーリズミックスデイヴ・スチュワートボブ・マーリーの7男というダミアン・マーリー、それに加え、かつて日本でも大ヒットしたインド映画「ムトゥ踊るマハラジャ」や最近ではハリウッド映画「スラムドッグ$ミリオネア」の音楽を手掛けオスカーも手にしているインド人ミュージシャン・A.R.ラフマーンの5人によるスーパー・ユニット。

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こーゆー個性が強くキャリアもバラバラなメンツが5人集まって一体どんな音楽をやるんだろう?と発売前から興味津々だったのですが、ざっと聴いた限りでのアルバム全体の印象としては、意外にレゲエ色が強いなあ、と思いました。ということはけっこうダミアン・マーリーの貢献度が大きいようで、わりとこの人が仕切っている感があります。

かと思うとミックがソロを取るかなりストーンズっぽいロック・ナンバーがあったり、A.R.ラフマーンが中心となった曲ではインディ・ポップのような曲もあったりと、けっこうバラエティに富んでいたりもします。

ミックジョス・ストーンはふたりとも個性があるヴォーカルでもちろん決して悪くはないんだけど、別にこのふたりでなくてもよかったという感じで、それほど強く存在感が全面には出ていません。

このユニットにおいてはこのふたりはあくまで「歌を担当しましたよん」程度の存在感ですが、この決してふたりが出しゃばっていない感じがかえってこのユニットのメンツ5人全員の個性を平均的に立たせることになっていて、これはこれで正解。
このふたりの歌をじっくり聴きたいのであれば、他のソロ・アルバムなどでどーぞ、ってところですね。

曲全体としての出来もよく、これはワタシ的には今後ヘヴィロテ必至なアルバムとなるでしょう。
ボートラ4曲もなかなかいいので、限定のDXエディションがオススメです。







Superheavy

Superheavy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Republic
  • 発売日: 2011/09/20
  • メディア: CD

スーパーヘヴィ

スーパーヘヴィ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2011/09/21
  • メディア: CD

Superheavy [Analog]

Superheavy [Analog]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Republic
  • 発売日: 2011/09/20
  • メディア: LP Record

Lp1

Lp1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Surfdog Records Ada
  • 発売日: 2011/07/26
  • メディア: CD



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コメント 8

Alterna大安

良いアルバムだとは思いますが、前評判とメンツに踊らされちゃったかなぁって・・・。確かに、それぞれが別々にやっても出来ることを半ば強引にバンドにしたって感じは否めない。
どこまで本気なのか解らんのです。デイブさん。
facebookでもぼやきましたが、大掛かりな事を金かけてやるのはいいんだけど、いつも「あれ?あのユニットはどうなったの??」みたいな
歯切れの悪い自然消滅を繰り返しているでしょ?
シエラ・スワンやシンディー・ゴメツだってなんか中途半端だし。

このバンド(って言い方がどうなんか)もいつまで続くか解んないけど
内容もアートワークもバッチリ好きなので、MASAさん同様に
「今後ヘヴィロテ必至」は間違いなし。
ボートラは「Hey Captain」がエエね!
by Alterna大安 (2011-09-22 17:27) 

tetsupc2

MASAさん毎度です。
わたしはこれ買おうか?迷っています、、、どうも内容が今一つ好きでないので踏み切れないのですがでもミック(ストーンズ)絡みなのでCDで買おうか?アナログ盤で買おうか?検討中なのです。
昨日広島のタワーレコに行ったのですが輸入盤は通常盤のプラケCDのみでDX盤はなくあとは国内盤が山ほどありました、、、仕方ないので国内盤をレジまで持っていきましたが数名列が出来ていてその間なぜか?気が変わりCDを戻して買わずに帰りました、、、う~んなぜだ??やっぱ縁が無いのか?単にケチなのか?でもこういうタイトルは今買わないと時間が経つと余計買わなくなりそうな気がします、、、あ~あ。



by tetsupc2 (2011-09-23 10:19) 

MASA

大安さん、どーもです。
まあ確かにその場の雰囲気とかノリで作っちゃった、みたいな部分は感じますが、それにしてはなかなかの出来ですよね。

そうねえ、デイヴはやりっぱなしの仕事が多いですねえ。
ユーリズミックスだって2000年頃に再結成してアルバム1枚出したまんま自然解散状態だしなあ。

まあとにかくこれは悪くないアルバムなので、当分は聴き込みそうです^^。


by MASA (2011-09-23 23:19) 

MASA

tetsuさん、どーもです。
確かにこういうアルバムは出た当初が旬なので、そのタイミングを逃すとなかなか買う気になれないんですよね。
そういうことで買いそびれたアルバムはワタシもたくさんありますよ(笑)

そういうことで買うなら今でしょう。内容も悪くないですし、ミックがらみの佳作として後々外せない名盤になる可能性もありますよん^^。

CDに入っているボートラに拘らないのなら、アナログ好きのtestuさんにはアナログ盤がオススメですね^^。
by MASA (2011-09-23 23:26) 

MORE

所詮はミックもソロアルバムではそれほどセールスを期待できないし、レコード会社(これって死語?)の最後のあがきなのかなあ・・・と。
スーパーグループってコンセプトはその昔もあったわけで、ネーム・ヴァリューで売り上げを伸ばそうという魂胆ですよね、基本は。
大体、この面子でバンドを作ってパーマネントでやるわけがないので、一回限りの企画モンであることは誰もが承知だとは思いますけどね。
もちろん、中味は(ざっとしか聴いていませんが)そこそこの出来で、パーティーのBGMにはいいかな?
Dave Stewartってどこが凄いの?みたいなところがありますが、業界内での立ち回りに長けているのでしょうか?(笑)
by MORE (2011-09-24 10:00) 

MASA

MOREさん、どーもです。
今回はレコード会社の画策とかではなく、5人の仲が良くてそのノリでアルバム出しちゃいました、って言う方が当ってると思います。

すごいかどうかは別にして、デイヴはプロデューサーとしての腕は悪くないと思いますね。
こないだのジョス・ストーンを始め、けっこう質の高いアルバムを作ったりしてますからね。
ユーリズミックス時代からのファンなので、これからも注目してます^^。
by MASA (2011-09-24 23:44) 

tetsupc2

こんばんは。
私も買っちゃいました・・・アナログ盤ですが。
ざっと聴いたところなかなかいいようですね。YouTubeなんかで見た時は今ひとつに感じたのですが実際にアルバムとして買って聴くと初めの印象とはかなり違いこれはCD盤も欲しくなってきました・・・
ところでアナログ盤ジャケもコーティングされていて綺麗だし質感も良いですし何より音が素晴らしい、、、今アマゾンでは1600円ちょっとで売られているようですのでMASAさんも如何ですか・・・余計なお世話でした(・_+)>゛


by tetsupc2 (2011-09-29 21:57) 

MASA

tetsuさん、どーもです。レスが遅れました^^;
おー、アナログ盤を購入されましたかー。
拝見しましたが、やっぱりよさそうですねえ。
値段もかなり下がったし、ちょっとそそられますね。
気が向いたら買うかも、です^^。
by MASA (2011-10-02 17:26) 

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