Brian Wilson「Reimagines Gershwin」アナログ盤到着！ [Beach Boys]
ブライアン・ウィルソンの新作「Reimagines Gershwin」のアナログ盤が、本日やっとワタシんとこにも届きました＾＾。
裏ジャケの左下部分に限定であることを表すシリアル・ナンバーがありますが、PETTYさん、paddiesさん、すいません（笑）、ワタシのは"No. 0044"とゾロ目のふたケタでした＾＾；。阪神タイガースのバースの背番号か（古っ！）。
先週届いているPETTYさんが"No. 0812"、昨日届いているpaddiesさんが"No. 0140"と、早く届いている方がナンバーが進んでいるのが不可解ですなあ。じゃあ来週あたりに届く人の分はひとケタなのか？（笑）まあワタシはあんまり拘らないのでどうでもいいですけど＾＾。
見開きジャケで、中はこんな具合にブライアンの写真や参加メンバーのクレジットなどが載っています。
レーベルはこんな感じです。
肝心のアルバムの中身の方はまあ端的に言うと"ブライアン・ウィルソン、ガーシュインを歌う"的なことですが、でもそういう言い方をしたら元も子もありませんよ（笑）。
具体的に説明するのが難しいのですが、ブライアンとガーシュインの音楽的な視点やスタンスが似通っているというか、古き良きアメリカン・ミュージックの作り手としてある種の共通する部分があるため、とても自然に無理なく仕上がっていて、そこは決してただのカヴァー・アルバムみたいな感じで終わっていません。
今聴きながらこれ書いてますけど、"SMILEY"なアカペラ・コーラスの「Rhapsody In Blue」に始まり、ジャズのスタンダード・ナンバーにもなっている「Summertime」や、ボサノヴァ風アレンジの「’S Wonderful」、ビーチ・ボーイズ風の軽快なロックンロールにアレンジされた「I Got Rhythm」や、これまた「SMiLE」に入ってても違和感のないアレンジによる「Someone To Watch Over Me」など、いろんな有名曲を適材適所なアレンジでカヴァーしているところがさすがブライアンならでは、といったところ。
そして目玉がガーシュインの未完成の曲にブライアンが手を加えて完成させた2曲のコラボ曲。このアナログでいうとA面2曲目の「The Like In I Love You」とB面6曲目の「Nothing But Love」がそれですが、どこら辺がガーシュインでどこら辺がブライアンの曲なのか判別が付きません。逆に言うとそういう具合につなぎ目が無理なく繋がるところがこの天才ふたりの共通性を物語っていると言えるでしょう。
今回のアルバムはほぼ全編がカヴァーということもあり、今までのソロ・アルバムとはちょっと趣きが異なる印象を受けました。これに近いアルバムとしてヴァン・ダイク・パークスとのコラボ・アルバム「OGANGE CRATE ART」がありますが（あそこでも1曲だけガーシュインのカヴァーをやっています）、あれともまたひと味印象が異なります。
まだ2回しか聴いていないのであとから印象が変わるかも知れませんが、ブライアンなりのイマジネーションやインスピレーションによってガーシュインの曲をうまいこと料理してるなあ、と思う反面、贅沢言うと自作曲ではない分創造性にはやや欠けると言わざるを得ない面も正直言ってあるかなあ、ともちょっと思いました。
そういう意味では前作の「THAT LUCKY OLD SUN」の方がワタシは出来が上かなと感じましたが、まあそれでも期待を裏切らない申し分のない内容と言えるアルバムでしょう。
![Brian Wilson Reimagines Gershwin [12 inch Analog]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/5170qEPcrIL._SL160_.jpg "Brian Wilson Reimagines Gershwin [12 inch Analog]")
裏ジャケの左下部分に限定であることを表すシリアル・ナンバーがありますが、PETTYさん、paddiesさん、すいません（笑）、ワタシのは"No. 0044"とゾロ目のふたケタでした＾＾；。阪神タイガースのバースの背番号か（古っ！）。
先週届いているPETTYさんが"No. 0812"、昨日届いているpaddiesさんが"No. 0140"と、早く届いている方がナンバーが進んでいるのが不可解ですなあ。じゃあ来週あたりに届く人の分はひとケタなのか？（笑）まあワタシはあんまり拘らないのでどうでもいいですけど＾＾。
見開きジャケで、中はこんな具合にブライアンの写真や参加メンバーのクレジットなどが載っています。
レーベルはこんな感じです。
肝心のアルバムの中身の方はまあ端的に言うと"ブライアン・ウィルソン、ガーシュインを歌う"的なことですが、でもそういう言い方をしたら元も子もありませんよ（笑）。
具体的に説明するのが難しいのですが、ブライアンとガーシュインの音楽的な視点やスタンスが似通っているというか、古き良きアメリカン・ミュージックの作り手としてある種の共通する部分があるため、とても自然に無理なく仕上がっていて、そこは決してただのカヴァー・アルバムみたいな感じで終わっていません。
今聴きながらこれ書いてますけど、"SMILEY"なアカペラ・コーラスの「Rhapsody In Blue」に始まり、ジャズのスタンダード・ナンバーにもなっている「Summertime」や、ボサノヴァ風アレンジの「’S Wonderful」、ビーチ・ボーイズ風の軽快なロックンロールにアレンジされた「I Got Rhythm」や、これまた「SMiLE」に入ってても違和感のないアレンジによる「Someone To Watch Over Me」など、いろんな有名曲を適材適所なアレンジでカヴァーしているところがさすがブライアンならでは、といったところ。
そして目玉がガーシュインの未完成の曲にブライアンが手を加えて完成させた2曲のコラボ曲。このアナログでいうとA面2曲目の「The Like In I Love You」とB面6曲目の「Nothing But Love」がそれですが、どこら辺がガーシュインでどこら辺がブライアンの曲なのか判別が付きません。逆に言うとそういう具合につなぎ目が無理なく繋がるところがこの天才ふたりの共通性を物語っていると言えるでしょう。
今回のアルバムはほぼ全編がカヴァーということもあり、今までのソロ・アルバムとはちょっと趣きが異なる印象を受けました。これに近いアルバムとしてヴァン・ダイク・パークスとのコラボ・アルバム「OGANGE CRATE ART」がありますが（あそこでも1曲だけガーシュインのカヴァーをやっています）、あれともまたひと味印象が異なります。
まだ2回しか聴いていないのであとから印象が変わるかも知れませんが、ブライアンなりのイマジネーションやインスピレーションによってガーシュインの曲をうまいこと料理してるなあ、と思う反面、贅沢言うと自作曲ではない分創造性にはやや欠けると言わざるを得ない面も正直言ってあるかなあ、ともちょっと思いました。
そういう意味では前作の「THAT LUCKY OLD SUN」の方がワタシは出来が上かなと感じましたが、まあそれでも期待を裏切らない申し分のない内容と言えるアルバムでしょう。
Brian Wilson Reimagines Gershwin
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Walt Disney Records
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: CD
Brian Wilson Reimagines Gershw
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: EMI
- 発売日: 2010/09/06
- メディア: CD
Brian Wilson Reimagines Gershwin [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Walt Disney Records
- 発売日: 2010/08/24
- メディア: LP Record
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無事届いたようで何よりです。
私は今日アマゾンから連絡がありどうやら9日発送のようです。
ジャケットはWジャケだったんですね、、、結構シンプルでお洒落な感じですね。
何かジャズアルバムみたいですね。
それにしてもシリアル番号に謎がありますね！私のは何番になるのだろうか？それとも私のはかなり後になるのでシリアル番号なかったりして・・・
by tetsupc2 (2010-09-02 19:41)
やっぱり・・・・予想通りのシリアルの若さ（笑）
これは上から順番説が濃厚ですね。
確かにカバーということで、創造性の欠けるっていうのは正しいのかもしれませんが、ブライアンが仕上げたってことに意義ありますから、ボクは大満足です。いろんなところに「らしいなぁ〜♪」っていうアレンジやコーラスが聴けるだけで幸せです。
ブライアンのボーカルは不思議なくらいキレイになってきてるし。
ボクに嫌っていうくらいブライアンやビーチボーイズを聴かされた
女房は、今朝車の中でこのCDを聴きながら、「癒されるよね〜ブライアンって」って言っていました。実に素人的な印象だけど、
ズバリって思いました。ブライアンのジェットコースターのような人生を思うと、デニスやカールより長く生き、またどのメンバーよりも勢いがある活動が出来ていることを考えると・・・泣けちゃいますね。
「THAT LUCKY OLD SUN」を買おう（笑）
by PETTY (2010-09-02 20:41)
tetsuさん、どーもです。
おー、9日発送ですか。ひょっとしてシリアル・ナンバーはひとケタかも知れませんよー（笑）。
ガーシュインの曲はジャズのスタンダード・ナンバーになっている曲も多いので、曲目だけ見るとまるでジャズのアルバムみたいですが、どっこいそこは天才ブライアンですから、アレンジで自分流に再構築したような印象ですね。
到着を楽しみにお待ち下さい〜＾＾。
by MASA (2010-09-02 21:31)
PETTYさん、やっぱりシリアル・ナンバー、若かったです＾＾；
確かにブライアンがガーシュインに拘り、是非ともやろうと思って作ったアルバムですから素直に絶賛出来ればいいんですけど、前の「THAT LUCKY OLD SUN」が良すぎるんですわ〜（笑）。
あれと比べちゃうとワタシ的にはどうしてもちょっと不利になっちゃうってとこですねえ。
弟たちが先に逝き、ブライアンはひょっとして今でもどこかで孤独感を味わっているのかも知れないな、とも思うのですが、その反面紆余曲折あった人生の中でやっと正当な評価を得た今がいちばん幸福かも知れませんね。
そんなことをあれこれ思うと、ホントに泣けて来ますわ〜。
by MASA (2010-09-02 21:44)
おはようございます。
シリアル・ナンバー
こうして比べっこするのも楽しいですね！
同じ番号でなくて何よりです（笑）
このアルバム・・・
暖かくて懐かしくて
とても幸せな気持ちになりました！
出会えたことがうれしいです。
by paddies (2010-09-03 04:48)
paddiesさん、まいどで〜す。
いやあ、これから買う人のシリアル・ナンバーははどんどん若くなるんでしょうかね（笑）。
今回もハートワームな感じですごくいいですね。
これからもブライアンをはじめビーチ・ボーイズ関係にドップリとのめり込んで下さい（笑）
by MASA (2010-09-03 18:07)
こちらにもお邪魔します。
ブライアン・ウィルソンの新作はヴァン・ダイク・パークスとのコラボ・アルバムでのガーシュインのカヴァーとひと味違うと聞けば一層期待が持てます。Amazonでは数種類のCDが発売されているようですが、何が違うのかよく分かりません。すべて輸入盤で、国内盤の発売はないようですね。
少し話は変わりますが、Amazonでブライアンの新作を検索していたらカール・ウィルソンの『Youngblood』が再発予定との画像が目に飛び込んできました。マイナー・レーベルからの再発のようです。カリブー時代のビーチボーイズのカタログはSONYからEMIに移り、デニス・ウィルソンのソロはSONYから再発されましたが、カールの権利はないという話を聞いたことがあります。これも国内盤の発売は絶望的でしょうね。
場違いのコメントになったようで申し訳ございません。
by Backstreets (2010-09-04 14:36)
今回もかなり出来はいいですよ。
「ORANGE CRATE ART」がお好きなら絶対に気に入る内容だと思います。
amazonにはホントにいろいろ種類が載ってますが、どれがどう違うのかさっぱり分かりませんね（笑）。
UKではEMIが配給しているようなので、恐らく国内盤はEMI Japanから遅れて出るのではないかと思ってます。
カールのソロのリマスター盤発売は以前PETTYさんのブログで盛り上がりました＾＾。
ワタシはほとんど聴いたことがないので、発売が今から楽しみですが、こっちも国内盤はどうなんでしょうねえ。
by MASA (2010-09-04 16:07)
こんばんは先程Brian Wilson「Reimagines Gershwin」アナログ盤がと届きました。
まだ聴いていないですが今晩じっくり聴いてみようと思います。
とりあえずブログアップだけしております。
宜しければ見てやって下さい。
トラバさせて頂きま～す。
by tetsupc2 (2010-09-08 21:26)
tetsuさん、どーもです。
おー、ついに届きましたか。
今回もなかなかの出来なので、期待していいと思いますよ。
シリアルは何ケタだったのかな？（笑）。
あとで覗きに行きま〜す＾＾。
by MASA (2010-09-08 23:10)