映画「パイレーツ・ロック」 [映画・BD・DVD]
今月の24日から全国ロードショー公開の「パイレーツ・ロック(原題『The Boat That Rocked』)」という音楽ファンが楽しめそうなイギリス映画が公開される。
よく見ると「SGT. PEPPERS」のパロディになっているポスター写真^^。
舞台は1966年のイギリス。当時イギリスのラジオ局はBBCしかなかったが、このロックが成長を遂げようとしていた時代に、国営放送のBBCでロックやポップスをかける時間は一日タッタの45分しかなかったという。
今はもうかなり柔軟になったが、何しろ当時のBBCは日本のNHKもお手本としたほどお硬い姿勢で有名で、ポピュラー・ミュージックなど下世話なものくらいにしか考えていなかったに違いない。
そんな中、北海上の船からロックを24時間休みなしでガンガンかけまくる海賊放送局が現れ、イギリス国民の50%がこの放送を聴いて夢中になっていた。
この映画はその海賊放送局の8人のDJたちの悲喜交々や違法な電波を発信する海賊放送を取り締まろうとするイギリス政府との対立を軸に、当時のいろんなヒット曲を交えながらそんな当時のようすを描いた映画ということらしい。
ヨーロッパの海賊放送局は'70年代は日本でも有名で、かつてはオールナイトニッポンのDJだった糸居五郎氏が船上に招かれてそこから放送したこともあったくらいポピュラーな存在だった。
なんと今でもヨーロッパには海の上から放送している海賊放送局がたくさんあり、いたちごっこの取り締まりの末政府も手に負えずにしまいには合法化されているものまであるという。
60年代〜70年代初頭にヨーロッパでのロックやソウルの発展に重要な役割を果たしていたのはろくにヒット曲をかけない国営のBBCなんかじゃなく実はこのような海賊放送局で、多大な支持も得ていたのだった。
体勢側のやり方にもの足りなさや反発を感じた者たちが立ち上がって海賊放送を行なったという、この反逆的な船の存在そのものがすでにロック。この映画の原題「The Boat That Rocked」の真意はそんな意味でしょう。非常に着眼点がユニークな映画だ。
監督が「ノッティング・ヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」では共同脚本を手掛け、監督としてはこれが'03年の「ラヴ・アクチュアリー」に次ぐ2作目となるリチャード・カーティス。どれもヒット作なので、これは面白くないわけがなかろうという感じ。
出演はDJ役に「マグノリア」「レッド・ドラゴン」などのフィリップ・シーモア・ホフマン、対立するイギリス政府の大臣役に「フランケンシュタイン」「ハリポタ」のケネス・ブラナーなど。
ついでにこの映画のサントラがまたいい。キンクス、ザ・フー、ビーチ・ボーイズ、クリーム、ジミヘン、トレメロウズ、プロコル・ハルム、オーティス・レディング、マーサ&ザ・バンデラスなどなど、60年代〜70年代初頭にかけてのヒット曲を中心に2枚組全36曲を収録。
この秋要チェックの映画です。残念ながらすぐには公開されない地域もありますが、機会があったら私も観に行きたいです。
※公式サイトはコチラから。
↓
http://www.pirates-rock.jp/
よく見ると「SGT. PEPPERS」のパロディになっているポスター写真^^。
舞台は1966年のイギリス。当時イギリスのラジオ局はBBCしかなかったが、このロックが成長を遂げようとしていた時代に、国営放送のBBCでロックやポップスをかける時間は一日タッタの45分しかなかったという。
今はもうかなり柔軟になったが、何しろ当時のBBCは日本のNHKもお手本としたほどお硬い姿勢で有名で、ポピュラー・ミュージックなど下世話なものくらいにしか考えていなかったに違いない。
そんな中、北海上の船からロックを24時間休みなしでガンガンかけまくる海賊放送局が現れ、イギリス国民の50%がこの放送を聴いて夢中になっていた。
この映画はその海賊放送局の8人のDJたちの悲喜交々や違法な電波を発信する海賊放送を取り締まろうとするイギリス政府との対立を軸に、当時のいろんなヒット曲を交えながらそんな当時のようすを描いた映画ということらしい。
ヨーロッパの海賊放送局は'70年代は日本でも有名で、かつてはオールナイトニッポンのDJだった糸居五郎氏が船上に招かれてそこから放送したこともあったくらいポピュラーな存在だった。
なんと今でもヨーロッパには海の上から放送している海賊放送局がたくさんあり、いたちごっこの取り締まりの末政府も手に負えずにしまいには合法化されているものまであるという。
60年代〜70年代初頭にヨーロッパでのロックやソウルの発展に重要な役割を果たしていたのはろくにヒット曲をかけない国営のBBCなんかじゃなく実はこのような海賊放送局で、多大な支持も得ていたのだった。
体勢側のやり方にもの足りなさや反発を感じた者たちが立ち上がって海賊放送を行なったという、この反逆的な船の存在そのものがすでにロック。この映画の原題「The Boat That Rocked」の真意はそんな意味でしょう。非常に着眼点がユニークな映画だ。
監督が「ノッティング・ヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」では共同脚本を手掛け、監督としてはこれが'03年の「ラヴ・アクチュアリー」に次ぐ2作目となるリチャード・カーティス。どれもヒット作なので、これは面白くないわけがなかろうという感じ。
出演はDJ役に「マグノリア」「レッド・ドラゴン」などのフィリップ・シーモア・ホフマン、対立するイギリス政府の大臣役に「フランケンシュタイン」「ハリポタ」のケネス・ブラナーなど。
ついでにこの映画のサントラがまたいい。キンクス、ザ・フー、ビーチ・ボーイズ、クリーム、ジミヘン、トレメロウズ、プロコル・ハルム、オーティス・レディング、マーサ&ザ・バンデラスなどなど、60年代〜70年代初頭にかけてのヒット曲を中心に2枚組全36曲を収録。
この秋要チェックの映画です。残念ながらすぐには公開されない地域もありますが、機会があったら私も観に行きたいです。
※公式サイトはコチラから。
↓
http://www.pirates-rock.jp/
タグ:パイレーツ・ロック
こんばんは♪
いきなり音が流れてきてビックリしたぁ(笑)
この映画。
先日、床屋行ったとき髪を切ってもらいながら話題にしてたんです。
っても僕は知らなくて教えてもらったんだけど。
面白そうな映画っす!!
劇場で大音量で観たいっすね。
おとなしく観てるにはもったいない映画かも。。。
僕は映画館で騒ぎたいクチです^^;
(ひんしゅく買うよなぁ。。。)
サントラ盤もよさげっす♪
by DEBDYLAN (2009-10-19 23:56)
DEBさん、驚かしてすいません。自分でも驚くんですけどね(笑)。
こないだ映画情報番組で予告編を観てかなり観たくなったので取り上げてみました。
ホントに面白そうです。暇があれば映画館に足を運んでみようと思います^^。
映画館で騒ぐのは他のお客さんから顰蹙を買うので出来るだけガマンして下さいね(笑)。
by MASA (2009-10-20 00:33)
アタシも、一昨日くらいに、深夜ビックリして飛び上がりました(爆)
この映画、前から話題で観たいんですが、来ないんだろうな~地元^^;
これは、映画館で観たいですね、でっかい音量の中で!
映画館で騒ぐ人は、迷惑だなぁ(笑)
隣の人(大体とーさん)ツンツンしながら息をころして笑って、お腹痛くなる・・・
位にしたいです。
by bluebird (2009-10-20 08:40)
いやあ、みんなを驚かしちゃってるなあ(笑)。
申し訳ないっす^^;
姐さんもこの映画気になってましたか。
DEBさん、ホントに映画館で騒ぎそうだなあ(笑)。
残念ながら東北・北陸は24日公開予定に入ってないんですよねえ。
もし遅れて来たらご覧下さい。
by MASA (2009-10-20 23:20)
3人目のびっくり~~@@
歌がたくさん流れて~って感じで
音楽とコラボしてる映画って結構あるもんね~♪
とはいいつつ映画って最近見てないからなぁ~
特に洋画~~(:^ー^A)
by がぁこ (2009-10-21 01:08)
あんまりみなさんが驚くので、いちばん上に注意書き書いといた(笑)。
この映画は多分音楽にそんなに詳しくない人でも楽しめそうな映画だと思うので、気が向いたら観てねー。
by MASA (2009-10-21 01:27)