Murry Wilson「THE MANY MOODS OF MURRY WILSON」 [Beach Boys]
またまたCDジャーナルでの情報によると、ブライアン・ウィルソンをはじめとするビーチ・ボーイズのウィルソン3兄弟の父でマネージャーでもあったマリー・ウィルソンのアルバム「THE MANY MOODS OF MURRY WILSON」がUKで4/7、USで4/21、日本でも4/25にそれぞれ再発されることが分かった。
US Capitolのオリジナル盤。デザインがちょっとBLUE NOTEなどのジャズのジャケっぽい。
オリジナルのアナログ盤は一時期は入手困難なレア盤だったが、現在は見つかればそんなに高くない値段で入手可能。まあでもこんな大して面白くもないものを欲しがるのはよっぽどのマニアである(笑)。
マリー・ウィルソンと言えば家庭内暴力オヤジというイメージが強く、子どもの頃のブライアンをはじめ3人の息子たちに日常的に暴力を振い、それがブライアンの右耳の難聴の原因になったり人格形成に影響を及ぼしたということで、このオヤジ、私はどうも好きになれない。
それでもいち早くブライアンの類い稀なる音楽的才能を見抜いて自らビーチ・ボーイズのマネージャーとなってレコード会社に売り込みに回ったりと、息子たちのために頑張った点は評価すべきなんだろうな、とは思う。
まあそれは置いといて、このアルバムはマリーがブライアンによってマネージャーを解雇された後の1967年に残した唯一のアルバムである。内容は全編オーケストラによるインストもの。もともとが音楽家志望だったマリーはこのアルバムの12曲中5曲を書いているが、他にはビーチ・ボーイズの「The Warmth Of The Sun」や、アル・ジャーディンが提供した「Italia」という未発表曲も入っている。
ちなみに、私が持っているこのアナログ盤、ジャケの右上に"FREE"とパンチングされている。どうも売れ残ったデッド・ストックを無料で配布したものか何からしい。
まあ出来はそこそこ。ちょっとノスタルジックで、こじゃれたカフェとかのBGM向きの音楽、ってとこでそれ以上でもそれ以下でもない。
2002年に一度CD化されたことがあるが、今回はリマスターされ8ページのブックレットが付いたデジパック仕様での発売だということだ。
興味がある方はどーぞ。
US Capitolのオリジナル盤。デザインがちょっとBLUE NOTEなどのジャズのジャケっぽい。
オリジナルのアナログ盤は一時期は入手困難なレア盤だったが、現在は見つかればそんなに高くない値段で入手可能。まあでもこんな大して面白くもないものを欲しがるのはよっぽどのマニアである(笑)。
マリー・ウィルソンと言えば家庭内暴力オヤジというイメージが強く、子どもの頃のブライアンをはじめ3人の息子たちに日常的に暴力を振い、それがブライアンの右耳の難聴の原因になったり人格形成に影響を及ぼしたということで、このオヤジ、私はどうも好きになれない。
それでもいち早くブライアンの類い稀なる音楽的才能を見抜いて自らビーチ・ボーイズのマネージャーとなってレコード会社に売り込みに回ったりと、息子たちのために頑張った点は評価すべきなんだろうな、とは思う。
まあそれは置いといて、このアルバムはマリーがブライアンによってマネージャーを解雇された後の1967年に残した唯一のアルバムである。内容は全編オーケストラによるインストもの。もともとが音楽家志望だったマリーはこのアルバムの12曲中5曲を書いているが、他にはビーチ・ボーイズの「The Warmth Of The Sun」や、アル・ジャーディンが提供した「Italia」という未発表曲も入っている。
ちなみに、私が持っているこのアナログ盤、ジャケの右上に"FREE"とパンチングされている。どうも売れ残ったデッド・ストックを無料で配布したものか何からしい。
まあ出来はそこそこ。ちょっとノスタルジックで、こじゃれたカフェとかのBGM向きの音楽、ってとこでそれ以上でもそれ以下でもない。
2002年に一度CD化されたことがあるが、今回はリマスターされ8ページのブックレットが付いたデジパック仕様での発売だということだ。
興味がある方はどーぞ。
The Many Moods of Murry Wilson
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Toshiba EMI
- 発売日: 2009/04/21
- メディア: CD
タグ:Murry Wilson
ブライアンの父親が音楽家志望で
レコードを出していたなんて初めて知りましたよ。
可もなく不可もなくって感じなのでしょうか。
by ouichi (2009-03-19 08:29)
本を読んで、非常に頭にきた・・あのおやぢですね?
そうかぁ・・・
満たされない自分の夢とかも、原因だったのかなぁ・・・
by bluebird (2009-03-19 08:44)
こんにちは、オオヤスです(笑)
こんなクソオヤジがいたからブライアンやデニス、カールが存在したわけで・・・こんなクソオヤジの暴力が無く、ただただ天真爛漫にブライが育っていたらビーチ・ボーイズは・・・どうだったんでしょうね。
確かに不幸です。
耳に障害が出るまで叩かれた子の気持ちを考えると切ないですよね。
しかしそんな障害がなければ、あの分厚いモノサウンドも世に出なかったんだろうし・・・
クソオヤジの評価をどのレベルで、どの功績に貢献したかって考えると
「結果オーライ」では済ませれないブライの心の空洞のようなものを考えずにはいられなくなりますね。
by PETTY (2009-03-19 15:04)
家庭内暴力オヤヂ。。。(^^;
そんな父ちゃんだったんだぁ~
なんだか有名なアーチストさんって結構波乱万丈な人生おいたちの人が多い気がするなぁー
だからいろんな感性が逆に育ったりして?^^
by がぁこ (2009-03-19 15:40)
ouichiさん、こんばんは。
ご存知ありませんでしたか。まあ知ってる人はかなりのマニアですからね^^。
コアなファンや好奇心旺盛な人にしかオススメ出来ません(笑)。
by MASA (2009-03-20 01:39)
お、bluebirdさん、ブライアンの伝記を読んだことあるんですね。
まったくクソオヤジですよ、このオヤジは。
日本でも今DVが原因で幼い子どもが虐待されたり殺されたりしてますけど、そういうのは親に親としての自覚も愛情も欠如している場合がほとんどですね。
マリーの場合はどういう理由かは分かりませんが、それにしてもずいぶん酷い父親だったと思います。
by MASA (2009-03-20 01:49)
PETTYさん、そう言えばなんで「おおやす」に変えたんですか?^^;
まあブライアンの半生を見てると、父親に虐待されたり、音楽が理解されずに自暴自棄になったりといろいろ良くないことがあったことの見返りのように、その後アーティストとして今日のような名声を得てますが、人生っていいこともあれば悪いこともあり結局チャラ、帳尻が合うように出来てるものなのかなあ、なんて思います。
まあ何だかんだ言ってもあのオヤジが息子たちに行なった行為は正当化されるものではないのは明らかですね。
by MASA (2009-03-20 02:08)
がぁこちゃん、こんばんはー。
とんでもないでしょ〜、このオヤヂ。
人それぞれに人生ありだけど、まあブライアンはホントに波瀾万丈な人生歩んでるね。
がぁこちゃんが言うとおり、そんな酷い環境だったからこそ生まれた感性ってことは実際あるんだよね。
そのおかげで、っていうと語弊があるけど、結果的に今の音楽的な高評価に繋がってるんだから、そこが何とも言い様がないとこだねー。
by MASA (2009-03-20 02:18)