Billy Joel「THE STRANGER」30th. Anniversary Edition [Rock / Pops]
今年は25周年だ30周年だといろいろなアルバムの記念盤が出るが、1977年に発売されビリー・ジョエルの出世作となった「THE STRANGER」も発売されて今年で30周年になる。
えっ、1977年なら31周年じゃ・・・?
・・・・・・・・。
ま、いっかー(笑)。
あまり納得いかない部分もありつつ、とにかくこのアルバムの30周年記念の3枚組ボックス・セットが先日発売になったのである。
ご覧のとおりの立派なボックス仕様で、タテ26センチ・ヨコ14.5センチ・幅2センチちょっとの大きさで、フタをヨコに開ける方式。
USオリジナル・アナログ盤との大きさの比較。このアナログは当時随分聴いたなあ〜。
あれからもう30年か・・・(遠い目)。
中を開けるとCD2枚、DVD1枚、ブックレットとビリー直筆の歌詞などが書かれたノートのレプリカ、'77年のカーネギー・ホールで行なわれたコンサートのポスターのレプリカが入っている。
ポスターの写真は「LET IT BE」の頃のポールみたいだ(笑)。
シルヴェスター・スタローンにも似てる、なんてよく言われたっけね。ジャケにはボクシングのグラブもぶら下がってたし。
当時ビリーが作詞やメモ書きに使っていたらしいノートのレプリカ。
ウラのページの文字が薄く透けている感じや何かのシミがウラまで通っているところまで印刷でうまく再現されていて、なかなかリアルな作りだ。
CDのDISC 1はこの30周年記念盤のために作られた2008年最新リマスターのオリジナル・アルバム、DISC 2は未発表の'77年6月3日に行なわれたカーネーギー・ホールでの12曲を収録したライヴ盤となっている。
リマスターの音質はなかりアナログのそれに近いニュアンスで、それを若干ふくよかにした感じ。リマスターにありがちなドンシャリな音質になっていないのが好感が持てる。
DISC 2のライヴはほとんどがこのアルバム以前の過去のアルバムからの曲で収録時間は64分以上に及ぶ。こちらの音質もかなりいい。
DVDは当時PVとして使われていたライヴ・ヴァージョンの「The Stranger」「Just The Way You Are」の2曲、'78年3月14日にイギリスBBCで放送された"OLD GRAY WHISLE TEST"から11曲の貴重なライヴ、そしてビリー本人やプロデューサーのフィル・ラモーンなどへのインタビューを中心にしたおよそ30分に及ぶ「MAKING OF "THE STRANGER"」が収録された充実した内容である。
このアルバムを聴いたのはホントに久しぶりだが、Stevie WonderとElton Johnの影響が色濃く反映されている曲が多いという印象は昔と変わらなかった。
「Just The Way You Are」の出だしは昔初めて聴いたときはStevie Wonderの曲かと思ったほど似ているし、「Scenes From An Italian Resturant」「She's Always A Woman」などはモロにElton Johnで、歌い方まで似ている。
'70年代の音楽シーンのメインストリームで大活躍していたビリーと同時代の近隣のライバルと言っていいこの2大アーティストに強い影響を受けていたというのが面白いが、まあそれはともかくこれはいいアルバムには違いない。
世界的な大ヒットとなったのはもちろん、このアルバムは日本でも売れに売れ、何と当時日本だけで100万枚というモンスター・ヒットを記録した。
「The Stranger」の歌謡曲にも通ずるマイナーの哀愁漂う曲調や「Just The Way You Are(素顔のままで)」といった名バラードは湿っぽいのが大好きな日本人の感性のツボを突きまくった。それがあったからこそのミリオンセラーだろう。
その辺りや先の2大アーティストからの影響も含め、今改めて聴いてもビリー・ジョエルのSSWとしての優れたセンスや30年経っても色褪せることのないこのアルバムの素晴らしさは十分伝わってくる。
聴いたことがない人は是非この機会にどーぞ。
ちなみに私は値段が安かったためUS amazonでUS盤を買ったが(送料込みで約¥4,000)、US盤に付属のDVDには日本語字幕スーパーがないので、インタビューなどで構成された30分ほどあるメイキングはちょっとキツイ(リージョンは"0")。
なので値段はちょっと高めだけど国内盤をオススメします。
こちらはDVDなしの2枚組通常盤。
えっ、1977年なら31周年じゃ・・・?
・・・・・・・・。
ま、いっかー(笑)。
あまり納得いかない部分もありつつ、とにかくこのアルバムの30周年記念の3枚組ボックス・セットが先日発売になったのである。
ご覧のとおりの立派なボックス仕様で、タテ26センチ・ヨコ14.5センチ・幅2センチちょっとの大きさで、フタをヨコに開ける方式。
USオリジナル・アナログ盤との大きさの比較。このアナログは当時随分聴いたなあ〜。
あれからもう30年か・・・(遠い目)。
中を開けるとCD2枚、DVD1枚、ブックレットとビリー直筆の歌詞などが書かれたノートのレプリカ、'77年のカーネギー・ホールで行なわれたコンサートのポスターのレプリカが入っている。
ポスターの写真は「LET IT BE」の頃のポールみたいだ(笑)。
シルヴェスター・スタローンにも似てる、なんてよく言われたっけね。ジャケにはボクシングのグラブもぶら下がってたし。
当時ビリーが作詞やメモ書きに使っていたらしいノートのレプリカ。
ウラのページの文字が薄く透けている感じや何かのシミがウラまで通っているところまで印刷でうまく再現されていて、なかなかリアルな作りだ。
CDのDISC 1はこの30周年記念盤のために作られた2008年最新リマスターのオリジナル・アルバム、DISC 2は未発表の'77年6月3日に行なわれたカーネーギー・ホールでの12曲を収録したライヴ盤となっている。
リマスターの音質はなかりアナログのそれに近いニュアンスで、それを若干ふくよかにした感じ。リマスターにありがちなドンシャリな音質になっていないのが好感が持てる。
DISC 2のライヴはほとんどがこのアルバム以前の過去のアルバムからの曲で収録時間は64分以上に及ぶ。こちらの音質もかなりいい。
DVDは当時PVとして使われていたライヴ・ヴァージョンの「The Stranger」「Just The Way You Are」の2曲、'78年3月14日にイギリスBBCで放送された"OLD GRAY WHISLE TEST"から11曲の貴重なライヴ、そしてビリー本人やプロデューサーのフィル・ラモーンなどへのインタビューを中心にしたおよそ30分に及ぶ「MAKING OF "THE STRANGER"」が収録された充実した内容である。
このアルバムを聴いたのはホントに久しぶりだが、Stevie WonderとElton Johnの影響が色濃く反映されている曲が多いという印象は昔と変わらなかった。
「Just The Way You Are」の出だしは昔初めて聴いたときはStevie Wonderの曲かと思ったほど似ているし、「Scenes From An Italian Resturant」「She's Always A Woman」などはモロにElton Johnで、歌い方まで似ている。
'70年代の音楽シーンのメインストリームで大活躍していたビリーと同時代の近隣のライバルと言っていいこの2大アーティストに強い影響を受けていたというのが面白いが、まあそれはともかくこれはいいアルバムには違いない。
世界的な大ヒットとなったのはもちろん、このアルバムは日本でも売れに売れ、何と当時日本だけで100万枚というモンスター・ヒットを記録した。
「The Stranger」の歌謡曲にも通ずるマイナーの哀愁漂う曲調や「Just The Way You Are(素顔のままで)」といった名バラードは湿っぽいのが大好きな日本人の感性のツボを突きまくった。それがあったからこそのミリオンセラーだろう。
その辺りや先の2大アーティストからの影響も含め、今改めて聴いてもビリー・ジョエルのSSWとしての優れたセンスや30年経っても色褪せることのないこのアルバムの素晴らしさは十分伝わってくる。
聴いたことがない人は是非この機会にどーぞ。
ちなみに私は値段が安かったためUS amazonでUS盤を買ったが(送料込みで約¥4,000)、US盤に付属のDVDには日本語字幕スーパーがないので、インタビューなどで構成された30分ほどあるメイキングはちょっとキツイ(リージョンは"0")。
なので値段はちょっと高めだけど国内盤をオススメします。
こちらはDVDなしの2枚組通常盤。
ビリージョエルの歌って時代が経っても不偏ですよね~♪
CMソングに使われたり、ワタシもストレンジャー好きです~(ΦωΦ)ノ
前に交流があったブロ友さんが何年か前に来日したときのコンサート行った時の記事読んだけどかなりじじぃになってました^^;;;
by garko* (2008-07-25 18:00)
garko*ちゃん、さっそくどーもです^^。
8/1から入院なんでしょ?お大事にねー。
そっか、garko*ちゃんもさすがにビリー・ジョエルは知ってるか、よかった^^。
そう、今はすっかりオッサンになって頭もハゲちゃって昔のイメージとは変わっちゃったよねー。
by MASA (2008-07-25 18:07)
以前は「SONGS IN THE ATTIC」までは持っていたんですが...
確かに「ストレンジャー」は売れたアルバムだと思いますが、
せっかくだから1stからデジリマして欲しいですね。
「コールド・スプリング・ハーバー」も地味だけど悪くなかったし...
最近、また聴こうかなと思ってます。
by 黒ちゃん (2008-07-26 21:05)
MASAさんこんばんは。。。
やはりTHE STRANGER」30th. Anniversary Edition買われましてね。。。はやいですね。
私もまだ手元にには届いておりませんが(恐らく明日には届くはず!?)
買いました、今から楽しみなのですがMASAさんの記事をおぉぉぉ~いいじゃん!
なんて思いながら拝見していました。私は今回は国内盤にしました、HMVで15%オフでしたので・・・ビリーは私が中学の時【ニューヨーク52番街】のアナログ盤を聴いて以来ずっとファンなので今回の記念盤は本当に待ちに待った感じです。2008年リマスターの音はいかがですか・・・今回も期待しています。紙ジャケCDも持っていてこれはこれでいい音なのですがやはり最新リマスターとなると絶対欲しくなります。しかも一番好きなアルバムのストレンジャーですので特別です。DISC2もカーネーギー・ホールでの12曲は聴いたことないしなんと言ってもDVDでのBBCでの番組出演の画像はファンなら絶対観たいでしょうね!あぁ~はやくコイコイ。。。
by tetsupc2 (2008-07-26 21:54)
「THE STRANGER」の写真・・・これもヘンリー・ディルツじゃないでしょうかね?
私・・・「MOVIN' OUT」好きでした。この頃ビリーって身長高そうにみてました。
by PETTY (2008-07-26 22:28)
黒ちゃんさん、こんばんはー。
私は大体ビリーのアルバムはフォローしてますが、一番好きなのは「AN INNOCENT MAN」ですねー。
このアルバムはその次に好きかなあ。
「COLD SPRING HARBOR」は昔は廃盤で、ビリーが売れてから再発されましたっけね。
でもこれは聴いたことないんです^^;
by MASA (2008-07-26 23:25)
tetsuさんも買いましたか。
なかなかいいボックスですよー。音質も文句なしです^^。
カーネギーのライヴ盤もDVDのライヴもなかなかいいです。
明日届くといいですね。
by MASA (2008-07-26 23:33)
PETTYさん、調べたところヘンリー・ディルツじゃなかったです。
Jim Houghtonという、私は聞いたことない写真家でした。
この人身長は高い人じゃなかったですよね、確か。
この頃は男前でカッコよかったです。
by MASA (2008-07-26 23:40)
こんばんは!
最新リマスターはホント音良くて気に入っております。
今後、名盤のこのような仕様が多くなることでしょうね。
未発表ライヴも出来が良いのでびっくりです。
このCDセット、米のBEST BUYってところで買うとブートでお馴染みの77年ナッソー・コロシアムでの5曲入りライヴCDが付属しているようです。
今日、それを西新宿で見つけたのですが¥14,000もするので止めました(苦笑)
by 大介(東京都) (2008-07-27 20:29)
大介さん、こんばんはー。
TBありがとうございます。
やっぱり私の方からは出来ないみたいですねえ。
なに?BEST BUYではそんなものが!
あそこもけっこう独自の仕様で出したりしますからねー。
でも¥14,000は確かに高すぎですね^^;。
by MASA (2008-07-27 22:06)
おー、お買いになりましたか!
ぼくも買い物リストに入ってたんですが、今回はちょっとムリみたいです。
Disc-2とDVD が気になってたんですが、よさそうですね~。
いつか中古ショップで見かけたらGETしましょう…。
あ~、それにしてもほしいものがいっぱいだ~~~TT
by parlophone (2008-07-27 22:10)
遼さん、こんばんはー。
なかなか内容の濃いボックスですよ。
中古で見かけた際は是非ゲットして下さい。
私もこれから欲しいものがいっぱい出るので困ってます。
お互いツライですね〜(苦笑)。
by MASA (2008-07-27 22:59)
イタリア系なんですかね?
意外と小柄で、こういう顔立ちの人いますよね。
「THE STRANGER」わたしも好きですよ。
この間、TVに出ていましたが、太ったねー
by bluebird (2008-07-28 12:52)
Joelって名字、どうなんですかねー。顔立ちは確かにイタリア系っぽいですね。
そうそう、今は中年太りしちゃってるしハゲちゃったし、なんか悲しいですわ(笑)。
by MASA (2008-07-28 14:27)
去年、ビリー・ジョエルのベスト盤(2枚組)を買ったばかりです。
以前、TVでビリー・ジョエル来日公演の様子を観ました。
すっかり、おじいさんで・・・ムムム・・・でしたが、
歌声の美しさは変わっていなくて、さすがでした。
私が気に入っているのは
・素顔のままで
・ストレンジャー
・オネスティ
他にも良い曲沢山ありますね。
by じゅな♪ (2008-07-28 16:06)
あ、私も去年DVD付きで出たベスト盤買いました^^。
外見はフケましたが、歌声は変わりませんね。
私も「素顔のままで」や「アップタウン・ガール」「プレッシャー」なんかが好きですね^^。
by MASA (2008-07-28 23:55)
ビリーのアルバムをググって来ましたw
スレを読んでボチボチこのリマスターCDに興味のある人がいたのかが最初の
印象でした。ビリーの出世作と言われてる52ndの1つ前の作品でしたねw
当時は日本の方がコノALBUMに対して好意的だったと思います。
私も52ndよりこっちのALBUMのが好きで未だに車にCD積んで聞いてます。
個人的には「ストレンジャー」「イノセントマン」の順ですかねぇ~w
ビリーは第1線から意図的に退きクラシックの方に行ってしまいましたが、こう
いった節目節目にCDが再登場出来るのも彼の軌跡が偉大だからですね^^
by kei (2008-09-15 20:37)
keiさん、ご訪問ありがとうございます。
何しろ昔は100万枚も売れたアルバムですから、このリマスター盤に興味を持った人は少なくないと思いますね。
「52nd.〜」も売れましたよね。私は「INNOCENT MAN」が一番好きです^^。
ビリーはまたロックに戻って来たようですが、早くアルバムを出して欲しいです。
by MASA (2008-09-15 21:19)