SSブログ

The Beach Boys BEST 20 - Part 1 [Beach Boys]

bb5.jpg


私が仲良くさせていただいているいくつかのブログではそれぞれでビートルズの赤の時代、青の時代のベスト・ソングを発表しておられますが、このところビーチ・ボーイズづいている私としては、じゃあここはひとつビーチ・ボーイズでいってみよ〜ではないかと思い立った^^。

アルバム単位での紹介はメインサイトのROLLING BEAT BOYSの方でやっているが、曲単位で紹介出来る機会はなかなかないので、私個人の独断と偏見で選んだ曲ベスト20を発表したいと思います。ちなみに順位は今日の気分でのランキングなので、明日は変わっているかも知れません(笑)。
では今回はカウントダウン方式で20位から。

No.20 Getcha Back
'85年のアルバム「THE BEACH BOYS」収録。'60年代のサーフィン・サウンドを再現し、全米26位のヒットとなった。プロデュースは当時カルチャー・クラブのプロデューサーとして有名だったスティーヴ・リヴァイン、作詞・作曲はマイク・ラヴテリー・メルチャーブライアンは関わっていないものの、グループの後期の歴史における名曲のひとつ。
ブルース・スプリングスティーン「Hungry Heart」に激似?というツッコミはなしでお願いします^^;



No.19 Surf's Up
同名アルバムからの曲で、ご存知のとおり幻のアルバム「SMILE」に収録されるはずだった曲。ヴァン・ダイク・パークスの難解な歌詞が乗ったブライアンの曲も展開が目めぐるしく変化しひたすら暗いが、この曲を作った'67年当時のブライアンの狂気を孕んだ内面を垣間みることが出来る。不思議なスケール感もある曲だ。

No.18 Hushabye
名作「ALL SUMMER LONG」収録のカヴァー曲。とにかくコーラスの美しさではピカイチのナンバー。ブライアンのファルセットも冴え渡っている。こういう曲を取り上げるセンスも素晴らしいね。
ちなみにスパイダース「サマー・ガール」はどうもこの曲をパクったらしい(笑)。



No.17 Heroes And Villains
「SMILEY SMILE」に収録されたシングル曲。「Good Vibrations」と同系のプログレッシヴな名曲だ。
スペイン軍とインディアン(ネイティヴ・アメリカン)との争いを止めようと、弾丸が飛び交う中で必死に踊り続ける双方との混血の少女が出てくるヴァン・ダイク・パークスの鮮烈な歌詞は当時のベトナム戦争への反戦の意味も込められているところがニクイ。

No.16 Little Honda
これも「ALL SUMMER LONG」収録。日本製のバイクがテーマになったホット・ロッド・ナンバー。マイク・ラヴが出だしで叫ぶ "Go!" からスピード感溢れるノリノリの曲である。
HONDAのバイクを賞賛するような内容だが、当時の日本の高度経済成長期における対米輸出情勢が窺える1曲でもある。


No.15 Girls On The Beach
"浜辺の女の子”をテーマにした、まさにビーチ・ボーイズのサーフィン時代の真骨頂。
分厚い迫力あるコーラス・ワークと巧みな転調が実に素晴らしい名バラードである。
同系列にある「Surfer Girl」も名曲だが、私はこっちの方が好き。
この曲も「ALL SUMMER LONG」収録曲。

No.14 Darlin'
「WILD HONEY」収録のカールのソウルフルなヴォーカルも冴え渡る傑作。ブラス・セクションが起用されているが、これはビーチ・ボーイズとしては初の試み。
実はSharon Marieのためにブライアンマイクが書いた「Thinkin' 'Bout You Baby」という曲が原曲となっていて、これを改作したもの。
のちにThree Dog Nightと名前を変えるRedwoodsのために改作したのだったがこれはオクラ入りとなり、代わりにセルフ・カヴァーしたものがこれ、という逸話もあり。

No.13 Marcella
72年の「Carl & The Passions / SO TOUGH」収録の、カールによる曲。
ブライアンともデニスともタイプが異なる、ソウル色やロック色が強い曲を書くカールだが、ダルシマーを使い、メロディ・ラインが独特でインパクトのある楽曲だ。
いまひとつ冴えないアルバムの中で異彩を放つ傑作です。



No.12 Disney Girls (1957)
この曲はブルース・ジョンストンが書いた曲の中ではダントツに美しい曲だと思う。
この人のメロディ・メーカーとしての才能は時としてブライアンも驚くほどのものを見せるときがある。涙が出るほどの名バラード。
アルバム「SURF'S UP」収録曲。

No.11 I Can Hear Music
アルバム「20/20」収録曲。「Be My Baby」でお馴染みのロネッツ後期のあまりヒットしなかったナンバーをカヴァーしたこの曲、アレンジやカールのヴォーカルが絶品で、カヴァー曲の中では群を抜いていると思う。惚れ惚れするような曲である。



ベスト10は次回に続く・・・
nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 1

コメント 4

garko*

あぁぁ聴いたことのない世界です~~(^◇^;)
ビーチボーイズっていうとサーフィン・U.S.Aくらいしか(爆
いや。。。きっと聴いたことあるやつあると思うけど^^;
by garko* (2008-07-22 21:14) 

MASA

あらー、「サーフィンUSA」は敢えて外したんだよねー、ゴメンねー^^;
夏はビーチ・ボーイズがサイコーなので、ベスト盤か何か1枚買って聴いてね。
by MASA (2008-07-22 21:54) 

PETTY

いい企画ですねぇ〜。
MASAさんらしいセレクトなんでしょうねぇ。
「Little Honda」が入ってるあたりがイイっすね。

「I Can Hear Music」はオリジナル超えてるって思います。
by PETTY (2008-07-23 01:11) 

MASA

PETTYさん、こんばんは〜。
ビーチ・ボーイズ啓蒙のために一念発起してみました(ウソ)。

「Little Honda」は昔から大好きですねー。
「I Can Hear Music」は完全にロネッツのオリジナルより出来がいいですね。展開が素晴らしいです^^。


by MASA (2008-07-23 01:36) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

The Beach Boys 「20/2..The Beach Boys BEST .. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。