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26日は新譜がいっぱいの巻 [Rock / Pops]

今日26日は新作のリリース・ラッシュである。
洋楽ではJONI MITCHELL、MICK JAGGER(これは10/2でした^^;)、紙ジャケはCAROLE KING、再発のROXY MUSICなど、邦楽では大塚愛、東京事変、PUFFYなどが出た。こんなに集中して出されたら、いくらお金があっても足りないよっ!
しかもどれもこれもほとんどが限定盤なので、出来るだけ早くゲットしておかないと後の祭りってことにもなりかねないのがこれまた消費者泣かせである。

というわけで、そんな中から私が昨日の25日にフラゲで買ってきたものが上の写真の4枚なのだが、キャロル・キングは泣く泣く「FANTASY」は見送り、次回に回した。
このアルバムは内容がいいわりにあまり人気がなく多分残るので大丈夫という判断である。
ちなみに名作「TAPESTRY」は'99年頃にUKで出たミレニアム・エディションの紙ジャケを持っているし予算の都合上もあり今回はパス。
しかし大塚愛なんかを優先してキャロル・キングを後回しにするのか、ワシゃ(笑)。

まずはキャロル・キング「MUSIC」
'71年に発売した名盤「TAPESTRY」で女性SSWブームの火付け役となったキャロキンが続いて放った'72年発売の名作である。

私はこのアルバムはキング・レコード時代の国内盤でしか持っていないが、ジャケはオリジナルのアナログに近いテクスチャーがちゃんと再現されている。
この当時キャロルは娘のルイーズを妊娠中で、フロント・カヴァーと見開きのジャケ写真ではピアノで大きいおなかが隠されて撮られている。
ちなみにその娘のルイーズ・ゴーフィンは'89年に母も参加したデビュー・アルバムを発売しているが、これがなかなかいいアルバムだった。

写真にはうっかり写すのを忘れたが、キング時代の復刻帯も付いている。
歌詞カードのインサートも付いているが、国内盤のものはこんなツルツルの紙質じゃなかったと思ったなあ。しかし残念ながら出張先ゆえ確認のしようがない。

スリーヴも再現されているが、USオリジナルのスリーヴはこんなんなのね。
私はUS盤は「REALY ROSIE」しか持っていないのだが、それはこのスリーヴではなく銀色のものだったように思う。
レーベルはこの時代これでいいのかな?国内盤は当時ODEレーベルを配給していたのがA&Mだったため、オリーヴのA&Mのレーベルが使われていた。

久しぶりに聴いたが、これは「TAPESTRY」に勝るとも劣らない内容だと思う。
カーペンターズのカヴァーでお馴染みの「It's Gonna Take Sometime This Time」とか、後半ジャズっぽい展開になる「Music」、そして大ヒットしたシングル・カット曲の「Sweet Seasons」などなど、聴きどころ満載である。
ボートラとしてシングルの「Sweet Seasons」のB面に収録されていた映画「ポケット・マネー」(本邦未公開?)の主題歌である同名曲が収録されているのもうれしいね。

その他のアルバムのご紹介はまた次回に。


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parlophone

そうかあ、PUFFYもきょうだったんですね。
愛ちゃんのアルバムは相変わらず色がたくさんあって、選ぶのに苦労しちゃいますね^^
MASAさんは緑ですか^^

さて『MUSIC』ですが、ぼくには音がもう少し新鮮でもよかったのに…と思われました。
07年の最新リマスターにしてはどうかな、と思います。
『WRITER』よりはいいと思うのですが。

内容的には文句ありませんね。
1曲めの「Brother, Brother」から名曲のめじろおしだと思います!

ぼくのほうもトラバさせていただきました。
よろしくお願いします^^
by parlophone (2007-09-27 00:07) 

chitlin

ただでさえ悩みが尽きない昨今、皆さん追い討ちをかけられておられますね。
『Music』の方が『Tapestry』よりも好きなんです。力の抜け具合が絶妙だなぁと。
紙ジャケットの仕上がりも良好のようですね。届くのを楽しみにしておきますよ。
by chitlin (2007-09-27 00:11) 

MASA

遼さん、こんばんはー。
PUFFYは今回もすんごくいいです。次回取り上げます。
愛ちんは何色を買おうかしばし店頭で悩んでしまいました(笑)。結局私が好きな色の緑にしましたが、今思うと別の色の方がよかったかなあ、なんて思ってます^^。

「MUSIC」の音質は私はこれでまあ満足ですね。'91,2年頃に初CD化されたときのものと比べれば遥かにいいと思います。
とは言っても、パソコンに繋いだ外部スピーカーで聴いているので、そんなに善し悪しははっきり分かりませんが(笑)。
by MASA (2007-09-27 00:36) 

MASA

chitlinさん、こんばんはー。
「MUSIC」の方が好きという方は多いみたいですね、意外に。
前作の成功で得た自信と余裕が感じられる出来ですね。

最高傑作だという人もいる「FANTASY」が買えなかったのが残念ですが、近々入手します。
by MASA (2007-09-27 00:43) 

ouichi

『MUSIC』聴いてみたくなりましたよ~。
『つづれおり』はたくさん聴いたのですが
勝るとも劣らない出来とは気になります。

東京事変、今回期待してます。
シングルの「キラーチューン」が泣けました。

大塚愛、「恋愛写真」大好きです。切ない、、、。
by ouichi (2007-09-28 00:28) 

MASA

ouichiさん、「MUSIC」は超オススメですので、是非聴いてみて下さい。

東京事変、今回もいいですよー。明日にでも残りの3枚をまとめて記事にしようかと思っています。

大塚愛も半分はシングルで出した曲が入ってます。
「恋愛写真」、ホロリとする曲ですよね。
by MASA (2007-09-28 00:43) 

ouichi

MASAさんと遼さんのオススメから『Music』購入しました。
バンドサウンドが気持ちいいですね。
まだまだ初聴ですが長く聴けそうです。
カーペンターズのカヴァーが知ってるだけあって今のところ
お気に入りですね。
ジャケットがザラザラしてて気持ちいい。高級感あり。
大満足です。
by ouichi (2007-09-29 20:31) 

MASA

お、ゲットしましたか、いいでしょ「MUSIC」。
遼さんもおっしゃってますが、マーヴィン・ゲイの「What's Goin' On」の影響がモロの1曲目「Brother, Brother」に始まり、最後はビートルズの「Get Back」のキャロル版「Back To California」まで捨て曲なしですね。
私のお気に入りは高校生当時にシングル盤も買った「Sweet Seasons」です^^。
by MASA (2007-09-29 21:27) 

ouichi

MASAさん、こんばんは。
ようやく「MUSIC」書き上げましたよ。
トラバさせていただきました。
ぜひご覧ください。
MASAさんに影響されて購入しましたから、
下手なものは書けないな~と思っていたら、
ずいぶん時間が経ってしまいました...。
by ouichi (2007-11-13 00:48) 

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