CD5枚購入 [Rock / Pops]
今日は仕事がなく、群馬県への移動日だった。途中台風の影響が残る豪雨もあったが、そんな雨の高速を120キロで飛ばして何とか無事到着(あぶねーなー)。というわけで、現在は群馬県桐生市におります。
朝10時に栃木県内を出発して2時間くらいで群馬についてしまい、ホテルのチェックインが3時からなので時間が大幅に余ってしまったため、時間つぶしにすぐ隣りの大田市のAEONショッピング・センター内にあるHMVへまたもや行ってみた。
そこで前回宇都宮で入手出来なかったものなどのCDを5枚買って来た。
買ったのはPINK FLOYDの「THE PIPER AT THE GATES OF DAWN」の40周年記念盤、ファーストはなかったが、これはあったTHE DOORSの「STRANGE DAYS」の紙ジャケ、BEYONCEの8曲入りミニ・アルバムで紙ジャケ仕様の「IRREEMOLAZABLE」、PUFFYの新曲「オリエンタル・ダイアモンド/くちびるモーション」、そしてこれはamazonに注文してホテルに届くようにしておいたRINGOのベスト・アルバム。
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ピンク・フロイドはプログレが苦手な私が聴ける唯一のプログレ・バンドだが、狂気の天才シド・バレット在籍時ということもあり、このファーストはプログレというより、発売された'67年という時代背景を考えるとサイケデリックと言っていいアルバムである。はたまたこれがサイケを1歩押し進めた結果生まれたプログレの先駆けなのか。そこいら辺はなかなか微妙だ。
まあサイケとプログレは結局紙一重なものである感じもするが、プログレがダメな私がピンク・フロイドだけは聴けるというのは彼らをあまりプログレとは捉えてないからだろう。それに彼らだけは他のプログレ・バンドと比較してどこか異質な感じを受けるのは私の気のせいか?
このファーストは今回初めて聴いたが、ピンク・フロイドって実はプログレじゃなく、最初から最後までずーっとこのファーストの持つ音楽性をベースに持ち続けたサイケ・バンドだったんじゃないかとさえ思った。プログレ・ファンの人が聞いたら失笑を買われそうな意見だが、これってやっぱり変な捉え方ですか?(笑)
今回のこの40周年記念盤は3枚組で、ジャケは豪華な布張りのデジ・パック仕様。
Disc 1にはアルバムのmonoヴァージョン、Disc 2にはstereoヴァージョンが収録されていて、Disc 3はシングル曲の「Arnold Layne」や「See Emily Play」、
その他未発表曲、未発表ヴァージョンが9曲収録されている。といっても私はそんなに詳しくないのだが、ファンにとっては垂涎ものなんでしょうね^^。
中は10ページほどのブックレットが綴じ込みになっていて、更に袋状になった部分にシド・バレットが1965年の学生時代に書いたイラストと詩による作品が掲載されたブックレットが別に入っている。
このアルバムのmono盤は入手困難なレア盤だが、stereoヴァージョンでは音が左右を行き交ったりと効果的に左右のチャンネルに音を振ったミックスになっていてサイケ・アルバムとしてのドラッグっぽい感じがよく出ているので、stereoヴァージョンの方がいいと思った。
でも当時はけっこう難解なアルバムだったんじゃないかな、このアルバム。なかなかシュールな内容である。
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変わってリンゴの「PHOTOGRAPH : THE VERY BEST OF RINGO STARR」。
スリップケース入りで、DVD付きの初回限定盤(US Capitol盤)である。
こうしてシングル曲をまとめて聴くと、やっぱり悪くないよ、リンゴは(笑)。
DVDに収録されている日本ではなかなか観る機会がなかったリンゴのPVだが、こうして公式に商品化されたのはうれしい限り。
でも画質が悪く、ブート・ヴィデオ並みなのがちょっと残念だ。質のいいマスターが残ってなかったんだな、きっと。この様子では11月に発売されるポールの3枚組DVDに収録されているPVも画質はあんまり期待しない方がいいかも(笑)。でもなかなか貴重なPV集ではある。
ボーナス・マテリアルとしてジョン・レノンの声も聴ける、アルバム「GOOD NIGHT VIENNA」の宣伝用フィルムが収録されているのがこれまたウレシイ。
こちらがCD面、
こちらがDVD面。アルバム「RINGO」のレーベルと同じものが使われている。
ちなみにこのHMVがあるAEONにはイーオン・シネマが併設されていたので、ついでにまた映画も観て来た。観た作品は「トランスフォーマー」。
これについての感想はまた後ほど記事にします。
MASAさんが感じているピンク・フロイドに関してですが
間違ってはいないですよ。
聴き手側の感性は人それぞれですから。
例えば、BEATLESの「Tomorrow Never Knows」を聴いて
プログレと思う人ってどのくらいいるでしょうか?
(わたしはプログレだと思いますが)
80年代からジャンルの細分化を評論家諸氏がするようになっていろいろ決め付けるようになってしまいましたね。
わたしは他人に説明するときだけそれなりにジャンル分けしてますが、
個人的にはアメリカン、ブリティッシュ、ユーロしか区別してません。
http://jp.youtube.com/watch?v=cwNVfNc1IQM
↑ わたしの大好きな曲です
一応プログレの部類ですがポップだと思います。
by 黒ちゃん (2007-09-08 20:51)
黒ちゃんさん、ありがとうございます。
まあ確かに感じ方は人それぞれですからね。
プログレという言葉が文字通り「革新的」というのであれば、「Tomorrow Never Knows」は間違いなくプログレですよね。
ていうか、そう言う意味ではビートルズこそ真のプログレ・バンドですよ(笑)。
マリリオンや再結成イエスはプログレというには随分ポップでしたよね。
by MASA (2007-09-08 21:01)
プログレバンドの大御所(一応ね)が集まったASIAは商業バンドだと思いますし、
「LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL」のBEATLESはHEAVY METALBANNDじゃないですか?
JAZZにしたって上原ひとみはプログレって言われたらそう感じる人もいるかもしれませんし。
あまりにも細分化してしまうとQUEENもプログレになってしまいます^^;
by 黒ちゃん (2007-09-08 21:51)
MASAさんこんばんは!
お元気そうで安心です・・・
私もPINK FLOYD【Piper At The Gates Of Dawn】40th Anniversary Editionを買いました。私は今回のこのタイトルが一番楽しみにしていましたのでGETした時は興奮状態でした・・・は大げさですが。
MASAさんはステレオバージョンがいいとの事ですが私はモノバージョンがいいです・・・好みもあるんでしょうね。でも何といっても今回の目玉はdisc3なんですよね。これが聴きたいが為に初回盤を買ったようなものですので。。。
今、MASAさんが記事にしているリンゴの「PHOTOGRAPH : THE VERY BEST OF RINGO STARR」をすっかり忘れていてあせっています・・・なぜって?それはそれは・・・実は今月はすでにお小遣い大幅オーバーでアナログ盤6枚を売っちゃった程ですのでこの後の購入タイトルは厳選に厳選しないといけない状態に!非常に厳しいです・・・どうしよ~う。それでは。。。あっとトラバさせて頂きますので宜しくお願い致しま~す!!
by tetsupc2 (2007-09-08 22:53)
tetsupc2さん、こんばんはー。トラバありがとうございます。
tetsuさん、ピンク・フロイドのファンでしたかー。私はtetsuさんほどは思い入れが足りないのでそんなに興奮はしなかったなあ^^。
やっぱりファンにとっては感動ものの内容なんですね。
アナログを売るほどの新作や紙ジャケの発売ラッシュで大変ですね。
でも何とかリンゴは買って下さい^^。
by MASA (2007-09-08 23:29)
今さらですが(笑。
『夜明けの口笛吹き』はやっぱりリミテッド・エディションにしとくべきだったな~。
ぼくも財政的にひどく厳しいので、2枚組2,500円( EMI としては異様に安いと思いません?)にしてしまったんですが、けっこう後悔してます。
シドの落書帖も1回見れば「ふ~ん」で終わってしまうのかもしれませんが、持ってないと落ち着きませんね(笑。
by parlophone (2007-10-10 01:03)
まあ、4,000円も落差があれば普通迷いますよね。
でもDisc3がやはり目玉だし、作りは豪華だし、ということでこれはやっぱり無理してでも買った甲斐はありましたよ^^。
確かにシドのノートは1回見たら「ふ〜ん」て感じですけどね(笑)。
by MASA (2007-10-10 01:57)