Ringo StarrのシングルBOX [The Beatles]
4/20のレコード・ストア・デイには今年もいろいろなアイテムが出揃いましたが、ヴァン・ダイク・パークスの「SONG CYCLE」モノラル盤など、出ていたのを知らず買い逃したものも多々ありました(泣)。
今回ご紹介する下の2点は何とかゲット出来たブツですが、注文が遅かったため一度品切れを起こし、到着が今頃になりました。
ということでゲットしたのはリンゴ・スターのシングルBOXと、キノコホテルのアルバム「マリアンヌの誘惑」のアナログ盤です。
今回はこのうち、リンゴのシングルBOXをご紹介します。
US Capitolから出たシングル3枚組のBOXですが、内容は「It Don't Come Easy」、「Photograph」、「Good Night Vienna」の3枚。
う〜ん、ビミョーなチョイスだなあ。ここは「Good Night Vienna」よりも絶対にアルバム未収録シングルの「Back Off Boogaloo」でしょ、と思うんですけど。
まあとりあえず、この3枚のシングルの他ポスターとシングル盤用アダプターが付いています。
ポスターはアルバム「GOOD NIGHT VIENNA」発売当時にプロモーションとしてキャピトル・レコード社屋の屋上にリンゴの人形やUFOが飾られた時の写真です。
アダプターはシンングル盤の真ん中の穴に装着するタイプのもの。
1枚ずつご紹介しますが、まずは「It Don't Come Easy c/w Early 1970」。US盤やUK盤の復刻ジャケになっています。
参考までに英・米・日のシングル盤を比較。下の写真の左がこのBOXのUS盤、右がUK盤、下が国内盤です。
このUS盤のレーベル。これも当時のものをかなり忠実に復刻しています。
ちなみにこちらがオリジナルのUK盤のレーベル。
こちらは国内盤。
うれしい再発、と喜びたいところですが、実際にかけてみて「なんじゃこりゃ?」となりました。今まで耳に馴染んでいた音とまるで別ものみたいに聴こえて、一瞬「あれ、こんなんだっけ?」と戸惑ったほど印象が異なりました。要するに音が悪いんです。
スッカスカの音で音圧も低く、ストリングスなどは完全に奥に引っ込んだ貧粗な音で、あまりに酷くて驚きです。
UK盤は音が大きく全体に張り出た迫力ある音質で、これに比べると今回のUS盤は全然お話になりません。ちょっとこもった感じではあるけれど、これなら国内盤シングルの方がまだマシです。
どんなマスターを使ったのか知りませんが、どうやったらこんなに酷い音になるのかワケが分かりません。今どきの女子高生風に言うと「激おこプンプン丸」です(笑)。
次は「Photograph c/w Down And Out」ですが、こちらは国内盤(写真右)しか持っておらず、それとの比較。
このUS盤のレーベル。
こちらはUK盤と同じくソリッド・センターになっている国内盤。
このシングルも全く論外の音質で、同じく音がスカスカ。国内盤はけっこういい音質で、音もデカくて迫力がありますが、「It Don't Come Easy」同様このUS盤の音は"遠い音”がします。
つまり音が全面に出ずに一部の音がスピーカーの奥の方で鳴っている感じ。その奥から手前までに隙間があるため、音がスカスカに聴こえるという状態です。
コンプやリミッターで音をある程度潰さないとこんなふうにスカスカになる場合がありますが、使い方が甘いのかも?それにしても何でこんなことになるのかホントに疑問。もう呆れるしかないです。
次は「Good Night Vienna」ですが、これはUK盤も国内盤も持っていません。
ジャケは当時のUS盤に使われたデザインの復刻。
レーベルも当時の復刻です。
こちらはこれ以外にシングルがないので、US盤のアルバム「GOOD NIGHT VIENNA」収録のものと比較してみました。
こちらもアルバムの方が音が前に出たエネルギッシュな音質でこちらの勝ちですが、でもこのシングルに限っては前の2枚ほど音圧も低くはなく、音もそれほど引っ込んではいなくてまあまあ納得出来る音質でした。ただちょっと大人しい感じで、迫力の点では今イチです。
そんなわけで、これは音質面では全く期待はずれでした(まあ最初からそんなに期待していたわけではないけど)。危うく15,000円以上するamazonで買うところでしたが、そんな値段で買ってたら泣くに泣けなかったですよ、ホント。
結局はディスク・ユニオンで3,200円で買いましたが、この価格差も一体何?って感じですけどね。
まあそういうことですから、欲しいと思っている方がおられましたらご注意下さい。コレクターズ・アイテムにはなりますが、全く実用的なブツではありません。
今回ご紹介する下の2点は何とかゲット出来たブツですが、注文が遅かったため一度品切れを起こし、到着が今頃になりました。
ということでゲットしたのはリンゴ・スターのシングルBOXと、キノコホテルのアルバム「マリアンヌの誘惑」のアナログ盤です。
今回はこのうち、リンゴのシングルBOXをご紹介します。
US Capitolから出たシングル3枚組のBOXですが、内容は「It Don't Come Easy」、「Photograph」、「Good Night Vienna」の3枚。
う〜ん、ビミョーなチョイスだなあ。ここは「Good Night Vienna」よりも絶対にアルバム未収録シングルの「Back Off Boogaloo」でしょ、と思うんですけど。
まあとりあえず、この3枚のシングルの他ポスターとシングル盤用アダプターが付いています。
ポスターはアルバム「GOOD NIGHT VIENNA」発売当時にプロモーションとしてキャピトル・レコード社屋の屋上にリンゴの人形やUFOが飾られた時の写真です。
アダプターはシンングル盤の真ん中の穴に装着するタイプのもの。
1枚ずつご紹介しますが、まずは「It Don't Come Easy c/w Early 1970」。US盤やUK盤の復刻ジャケになっています。
参考までに英・米・日のシングル盤を比較。下の写真の左がこのBOXのUS盤、右がUK盤、下が国内盤です。
このUS盤のレーベル。これも当時のものをかなり忠実に復刻しています。
ちなみにこちらがオリジナルのUK盤のレーベル。
こちらは国内盤。
うれしい再発、と喜びたいところですが、実際にかけてみて「なんじゃこりゃ?」となりました。今まで耳に馴染んでいた音とまるで別ものみたいに聴こえて、一瞬「あれ、こんなんだっけ?」と戸惑ったほど印象が異なりました。要するに音が悪いんです。
スッカスカの音で音圧も低く、ストリングスなどは完全に奥に引っ込んだ貧粗な音で、あまりに酷くて驚きです。
UK盤は音が大きく全体に張り出た迫力ある音質で、これに比べると今回のUS盤は全然お話になりません。ちょっとこもった感じではあるけれど、これなら国内盤シングルの方がまだマシです。
どんなマスターを使ったのか知りませんが、どうやったらこんなに酷い音になるのかワケが分かりません。今どきの女子高生風に言うと「激おこプンプン丸」です(笑)。
次は「Photograph c/w Down And Out」ですが、こちらは国内盤(写真右)しか持っておらず、それとの比較。
このUS盤のレーベル。
こちらはUK盤と同じくソリッド・センターになっている国内盤。
このシングルも全く論外の音質で、同じく音がスカスカ。国内盤はけっこういい音質で、音もデカくて迫力がありますが、「It Don't Come Easy」同様このUS盤の音は"遠い音”がします。
つまり音が全面に出ずに一部の音がスピーカーの奥の方で鳴っている感じ。その奥から手前までに隙間があるため、音がスカスカに聴こえるという状態です。
コンプやリミッターで音をある程度潰さないとこんなふうにスカスカになる場合がありますが、使い方が甘いのかも?それにしても何でこんなことになるのかホントに疑問。もう呆れるしかないです。
次は「Good Night Vienna」ですが、これはUK盤も国内盤も持っていません。
ジャケは当時のUS盤に使われたデザインの復刻。
レーベルも当時の復刻です。
こちらはこれ以外にシングルがないので、US盤のアルバム「GOOD NIGHT VIENNA」収録のものと比較してみました。
こちらもアルバムの方が音が前に出たエネルギッシュな音質でこちらの勝ちですが、でもこのシングルに限っては前の2枚ほど音圧も低くはなく、音もそれほど引っ込んではいなくてまあまあ納得出来る音質でした。ただちょっと大人しい感じで、迫力の点では今イチです。
そんなわけで、これは音質面では全く期待はずれでした(まあ最初からそんなに期待していたわけではないけど)。危うく15,000円以上するamazonで買うところでしたが、そんな値段で買ってたら泣くに泣けなかったですよ、ホント。
結局はディスク・ユニオンで3,200円で買いましたが、この価格差も一体何?って感じですけどね。
まあそういうことですから、欲しいと思っている方がおられましたらご注意下さい。コレクターズ・アイテムにはなりますが、全く実用的なブツではありません。
45rpm Singles Bag [7 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2013/04/15
- メディア: LP Record
ポスターにアダプター、ジャケットやレーベルを見ると心が惹かれましたが
残念な内容なんですね。
それでもジョージ版が出れば買ってしまうと思います(笑)
レコード・ストア・デイ、定着してきたようですね。
ユニオンの店舗にも結構多くの品物が飾られていたりします。
ただ、Amazonのような大きな組織とは提携していないんでしょうね。
by paddies (2013-05-23 06:00)
paddiesさん、こんばんは〜。
そーなんです、音が残念すぎるんです。
こんなコレクタブルなブツなのに、肝心の音質がこれでは台無しですわ。
ユニオンをちゃんとチェックしてなかったばっかりに買い逃したものもいくつかあって、それが心残りですが、たしかにレコード・ストア・デイは定着して来たみたいですね。
来年からはしっかりチェックします。
by MASA (2013-05-23 23:49)