MEET THE BEATLES JAPAN BOX [The Beatles]
前回は到着のご報告だけでしたが、今回は「MEET THE BEATLES JAPAN BOX」の中身をオリジナル・アナログ盤と比較しながら詳しくご紹介したいと思います。
まずは「ビートルズ!( MEET THE BEALES! )」から。ジャケはビニール・コーティングを再現していますが、実際にはビニール・コーティングではないと思います。
フタ付きのスリーヴと歌詞カードも再現されています。
こちらは裏ジャケですが、'09年のUK mono盤の紙ジャケ同様に、上下の折り返しの部分の幅が広いです。
これは多分ジャケの強度の問題でこのくらいの幅は必要なんでしょうね。まあ大目に見ましょう(笑)。
ちなみにアナログ盤は後発のOP-8000番台やAP盤になると折り返し部分の円形のカーブがなく真っ直ぐの折り返しになります。
下部分の折り返しのアップですが、当然ながら東芝音楽工業株式会社という社名や¥1,500の定価は消されています。
続いてレーベル写真。Odeonレーベルをかなり忠実に再現。ワタシのアナログ盤は最初期プレスではないので、レーベル下に表記されている"LONG PLAYING"がありませんが、CDではちゃんと再現されています。
記事が長くなりすぎるのでここからちょっと端折りますが、「ビートルズNO.2!(THE BEATLES' SECOND ALBUM)」と、「A HARD DAY'S NIGHT」。
それぞれスリーヴはフタ付きの無地、歌詞カードも再現、裏ジャケの折り返しやレーベルもちゃんと再現されています。
こちらも独自デザインなのにも拘らずなぜか今回のボックスには含まれない4枚目の「ビートルズ'65 (BEATLES FOR SALE)」を飛ばし、次は日本での5枚目「ビートルズNO.5」。
このアルバムからスリーヴは当時東芝が使用していた広告スリーヴが再現されています。ジャケや歌詞カード、レーベルも上の3枚と同じ。
このアルバムは裏ジャケにカラー写真を使用したため折り返しではありませんが、もちろんそこも再現。
広告スリーヴは掲載されているアルバムの種類が微妙に異なりますが、まあこのスリーヴはプレス時期でいろいろ異なるのでCDのものが初版アナログ盤に使用されたものなんでしょう。
スリーヴのフタ部分にある黒で書かれた"特選レコード"の文字もあります。
続いては「四人はアイドル (HELP!)」。
広告スリーヴ、歌詞カード、ワタシのアナログ盤には入っていなかった初回のみに封入されたというポートレートも再現されています。
このアルバムは日本独自の見開きジャケで、それももちろん再現。この写真では見にくいですが初期盤は見開きの真ん中部分が布テープで補強してありますが、まあ当然ながらというか、今回の紙ジャケではさすがにそこまでは無理なようです。
ちなみに後発のOP-8000番台以降のアナログ盤になると、このテープ補強はなくなります。
ちょっと残念なのがこちら。
アナログ盤では"STEREO"の文字がグレーなのですが、この紙ジャケではどう見ても黒文字。それともグレーが濃いめになっちゃったのか?だとしてもこれは惜しい。
広告スリーヴのフタ部分にある"特選レコード"の部分も以下のように違いますが、これはワタシのアナログ盤が最初期プレスのものではないせいでしょう。
解せないのがレーベル。ワタシのアナログ盤には他の4枚同様にレーベル下部に"LONG PLAYING"の文字がありますが、このCDの方にはありません。
ワタシも自分が持っているこのアナログ盤にはその表記がないと今まで勘違いしていましたし、そもそもこのアルバムからは"LONG PLAYING"表記がないものだと思っていましたが、久しぶりに引っ張り出して確認してみたところ、何とありました。
う〜ん、そうなるとこれはやっぱりあった方が正解でしょうが、一体これはどういうことなんでしょうか?単なるリサーチ不足なのか、あるいは"LONG PLAYING"の表記がある盤は稀少なのか?だったらいいな(笑)。
帯はこんな感じで、半掛け帯と水色帯が再現されています。
最後は付属のブックレットをご紹介。
中にはカラーで半掛け帯付きのアナログ盤や、
当時リリースされた日本独自のものを含むシングル盤や4曲入りEPの写真、
さらに日本で最初に発売された日本独自編集のEPのマスター・テープの写真まで載っています。
その他、東芝時代の初代ディレクター、高嶋弘之氏と星加ルミ子、行方均各氏による対談に、各アルバム解説、全歌詞と対訳などが載っています。
今回のこのBOXの発売でリアルタイム世代には郷愁を感じる方も多いと思われますが、ワタシの場合はビートルズ解散後1年ほど経ってからハマった微妙に遅れたビートルズ後追い世代なのでリアルタイムではこのBOXに収録されているアルバムを聴いていないし、それに初期の音源は主にUS Capitol盤を中心に集めて聴いていたため、「NO.5」を除くと実は初期2枚の日本編集のアルバムにはほとんど思い入れがありません。
これらのアルバムは当時高校のクラスメイトに借りて聴きましたが、購入リストからは外していました。アルバム全曲がこの当時は古臭く時代遅れみたいな扱いだったmonoヴァージョンだということで敢えて敬遠していましたね。stereo音源を使った2枚の「ステレオ!これがビートルズ」という選択肢もありましたが、あれは2枚とも曲のピッチがおかしいのでそちらも当時は購入の対象外でした。
しかし少なくとも当時は「ビートルズ!」を選曲のよさから持っていた友だちも多かったし、当時思い入れがなかったからこそ今改めて聴き直したいと思います。
ちなみに今回のBOX、オリジナル音源じゃないことを不満に思うファンも多いようですが、stereoをmono化しただけの"なんちゃってmono"がほとんどの初期2枚のアルバムをそのまんま出す方がおかしいでしょ、とワタシは思いますが。US盤とはワケが違います。
まずは「ビートルズ!( MEET THE BEALES! )」から。ジャケはビニール・コーティングを再現していますが、実際にはビニール・コーティングではないと思います。
フタ付きのスリーヴと歌詞カードも再現されています。
こちらは裏ジャケですが、'09年のUK mono盤の紙ジャケ同様に、上下の折り返しの部分の幅が広いです。
これは多分ジャケの強度の問題でこのくらいの幅は必要なんでしょうね。まあ大目に見ましょう(笑)。
ちなみにアナログ盤は後発のOP-8000番台やAP盤になると折り返し部分の円形のカーブがなく真っ直ぐの折り返しになります。
下部分の折り返しのアップですが、当然ながら東芝音楽工業株式会社という社名や¥1,500の定価は消されています。
続いてレーベル写真。Odeonレーベルをかなり忠実に再現。ワタシのアナログ盤は最初期プレスではないので、レーベル下に表記されている"LONG PLAYING"がありませんが、CDではちゃんと再現されています。
記事が長くなりすぎるのでここからちょっと端折りますが、「ビートルズNO.2!(THE BEATLES' SECOND ALBUM)」と、「A HARD DAY'S NIGHT」。
それぞれスリーヴはフタ付きの無地、歌詞カードも再現、裏ジャケの折り返しやレーベルもちゃんと再現されています。
こちらも独自デザインなのにも拘らずなぜか今回のボックスには含まれない4枚目の「ビートルズ'65 (BEATLES FOR SALE)」を飛ばし、次は日本での5枚目「ビートルズNO.5」。
このアルバムからスリーヴは当時東芝が使用していた広告スリーヴが再現されています。ジャケや歌詞カード、レーベルも上の3枚と同じ。
このアルバムは裏ジャケにカラー写真を使用したため折り返しではありませんが、もちろんそこも再現。
広告スリーヴは掲載されているアルバムの種類が微妙に異なりますが、まあこのスリーヴはプレス時期でいろいろ異なるのでCDのものが初版アナログ盤に使用されたものなんでしょう。
スリーヴのフタ部分にある黒で書かれた"特選レコード"の文字もあります。
続いては「四人はアイドル (HELP!)」。
広告スリーヴ、歌詞カード、ワタシのアナログ盤には入っていなかった初回のみに封入されたというポートレートも再現されています。
このアルバムは日本独自の見開きジャケで、それももちろん再現。この写真では見にくいですが初期盤は見開きの真ん中部分が布テープで補強してありますが、まあ当然ながらというか、今回の紙ジャケではさすがにそこまでは無理なようです。
ちなみに後発のOP-8000番台以降のアナログ盤になると、このテープ補強はなくなります。
ちょっと残念なのがこちら。
アナログ盤では"STEREO"の文字がグレーなのですが、この紙ジャケではどう見ても黒文字。それともグレーが濃いめになっちゃったのか?だとしてもこれは惜しい。
広告スリーヴのフタ部分にある"特選レコード"の部分も以下のように違いますが、これはワタシのアナログ盤が最初期プレスのものではないせいでしょう。
解せないのがレーベル。ワタシのアナログ盤には他の4枚同様にレーベル下部に"LONG PLAYING"の文字がありますが、このCDの方にはありません。
ワタシも自分が持っているこのアナログ盤にはその表記がないと今まで勘違いしていましたし、そもそもこのアルバムからは"LONG PLAYING"表記がないものだと思っていましたが、久しぶりに引っ張り出して確認してみたところ、何とありました。
う〜ん、そうなるとこれはやっぱりあった方が正解でしょうが、一体これはどういうことなんでしょうか?単なるリサーチ不足なのか、あるいは"LONG PLAYING"の表記がある盤は稀少なのか?だったらいいな(笑)。
帯はこんな感じで、半掛け帯と水色帯が再現されています。
最後は付属のブックレットをご紹介。
中にはカラーで半掛け帯付きのアナログ盤や、
当時リリースされた日本独自のものを含むシングル盤や4曲入りEPの写真、
さらに日本で最初に発売された日本独自編集のEPのマスター・テープの写真まで載っています。
その他、東芝時代の初代ディレクター、高嶋弘之氏と星加ルミ子、行方均各氏による対談に、各アルバム解説、全歌詞と対訳などが載っています。
今回のこのBOXの発売でリアルタイム世代には郷愁を感じる方も多いと思われますが、ワタシの場合はビートルズ解散後1年ほど経ってからハマった微妙に遅れたビートルズ後追い世代なのでリアルタイムではこのBOXに収録されているアルバムを聴いていないし、それに初期の音源は主にUS Capitol盤を中心に集めて聴いていたため、「NO.5」を除くと実は初期2枚の日本編集のアルバムにはほとんど思い入れがありません。
これらのアルバムは当時高校のクラスメイトに借りて聴きましたが、購入リストからは外していました。アルバム全曲がこの当時は古臭く時代遅れみたいな扱いだったmonoヴァージョンだということで敢えて敬遠していましたね。stereo音源を使った2枚の「ステレオ!これがビートルズ」という選択肢もありましたが、あれは2枚とも曲のピッチがおかしいのでそちらも当時は購入の対象外でした。
しかし少なくとも当時は「ビートルズ!」を選曲のよさから持っていた友だちも多かったし、当時思い入れがなかったからこそ今改めて聴き直したいと思います。
ちなみに今回のBOX、オリジナル音源じゃないことを不満に思うファンも多いようですが、stereoをmono化しただけの"なんちゃってmono"がほとんどの初期2枚のアルバムをそのまんま出す方がおかしいでしょ、とワタシは思いますが。US盤とはワケが違います。
ミート・ザ・ビートルズ 【JAPAN BOX】(初回生産限定盤)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: CD
こんばんはー。
音源の同じものをパッケージングだけ変えて乱売するユニバ=EMI商法に少々げんなりして、US BoxもJPN Boxもパスしましたが、こうやって画像を見ると、やっぱりちょっと欲しくなりますね(笑。
紙ジャケはヴィニール・コーティングではないんですか?
それはちょっと意外ですね。
あと『HELP!』の「STEREO」の文字がグレーでないのも、細かいところかもしれませんが、やっぱり違和感があるというか、ちょっとしたセンスが感じられる部分なので、残念ですね。
レーベルやインナー、半かけ帯なんかはなかなかの復刻で、いい感じですね。
買っても聴かないと思いますが、年末バーゲンなんかでセールがあれば買ってしまうかもしれません^^;
by parlophone (2014-07-03 22:44)
遼さん、どーもです。
このBOXの場合は音源云々よりやっぱり紙ジャケ目当てですよね(笑)。
コーティング処理はされているんですが、ヴィニール・コーティングじゃないなと思います。詳しくはよく分かりません^^;
全体的に再現度はかなりいいと思いますよ。多少惜しい点があるのはまあ致し方ないところでしょうか。
音源はともかく、紙ジャケの出来のよさではオススメなので、安く入手出来る機会があれば是非^^。
by MASA (2014-07-04 15:58)
MASAさん、遼さん、お世話様です。
ワールドカップとかオリンピックとか、時差で健康を害しますね。lol
私の場合は、MASAさんもそうでしょうが・・・・
東芝EMIの販促の冊子すらとっておくわけですからねぇ。
ジャケット買いだろうが、なんだろうが、商売される方が嬉しい。
ショッピングMでしょうかね。lol
遼さんは、乱売と言いますが、むしろ、EMIというか、UNIVERSALなんて私からすると、かわいい方で、やっぱ日本のSonyが困ります。
数曲の新音源で、何年か置きに、同じようなBOX SET出されて困りますよ<キャンディーズ。
Beatlesは、まだ持ってて自慢できるからいいですけど、
キャンディーズは人目をはばかりますからねぇ。
by Nadja (2014-07-05 04:41)
MASAさんおはようございます。
私も初めは買うつもりは無かったのですがビートルズは私の場合どうしても義務的なところがありやはりJPN Boxは買いました。
音源はオリジナルでは無い点は残念ですがそれでも日本オリジナルジャケットの復刻は見逃すわけにはいきませんでした・・・
そもそも紙ジャケCDの楽しみは復刻のジャケットワークを楽しむものというのが醍醐味の大半なのでそういった面では今回のBoxは非常に優秀ではないかと思います。ただBoxセットに【ステレオ!これがビートルズVol1&2】は入れて欲しかったですね。後々ステレオ!これがビートルズVol1&2の2枚とディフジャケとなるフォーセール、独自帯のサージェント、更に最終の目玉としてBoxのみ特典としてお蔵入りとなった【The Best Of The Beatles】なんかで発売されそうな気もしますが・・・どうでしょうか?
by tetsupc2 (2014-07-05 08:14)
Nadajaさん、どーもです。
ショッピングMですか、まあそれに近いのは否めませんね(笑)。
キャンディーズはワタシも好きですよ。
ワタシはあまり人目は気にしませんが(笑)。
by MASA (2014-07-05 18:17)
TETSUさん、どーもです。
ワタシも半ば長年のファンとしての義務的な部分があるのは否定出来ませんね(笑)。
今回「FOR SALE」がないのが解せませんが、恐らく'16年の来日50周年を記念して「ステレオ!これが〜」の2枚や、もしかして「BEST OF THE BEALES」の発売が実現するかも知れませんね。
密かに待ちたいと思います^^。
by MASA (2014-07-05 18:21)
どうもです。
私は、来日45周年でシングル出したので、50周年はビートルズ'65+ステレオ!これがVol.1&2のBOXだと決めてますよ。lol
1曲目のRock and Roll MusicとドキュメントTVのBGM Mr.Moonlight収録のビートルズ'65とかってこじつけと、ステレオ!これがは大義名分ありそうだし。
BEST OF THE BEATLESは出ないつもりです。
ジャケットが失われてるので、、、、
あるとしたら1966名に当たる応募ハガキで、ジャケットなし。
こんな感じの心構えです。
by Nadja (2014-07-05 23:11)