Dave Depper「THE RAM PROJECT」 [The Beatles]
最近下の2枚のアナログ盤を買いました。
左はジョス・ストーンの最新作「LP 1」、右はデイヴ・デッパーというアーティストの「THE RAM PROJECT」というアルバム。
ビートルズ/ポール・ファンの方なら、右側のジャケがヒジョーに気になるところでしょうが、ということでジョス・ストーンは次回に回し今回はこちらの「THE RAM PROJECT」をご紹介します。
このデイヴ・デッパーという人、一体何者なのかというと、詳しいプロフィールは調べてないしワタシもよく分かりません。少なくとも出っ歯ではないようです(笑)。そのくらい無名の人なんですが、アメリカはポートランド出身のミュージシャンであるという程度の少ない情報しか知りません。
しかしまあこのアルバム、ヒジョーに面白い。ジャケをご覧になってすぐお分かりのとおり、このアルバム、ポール・マッカートニーの名作「RAM」のジャケをまんまパクってます。
オリジナルとの比較。
そして中身の方も何と「RAM」の収録曲全12曲を曲順どおりにひとり多重録音で完コピしたという内容。
リンダ役のガール・フレンドらしき女性のコーラス以外はすべてひとりであらゆる楽器を演奏し、たった30日で全曲を仕上げたということです。
その出来映えはまあ見事で、笑っちゃうくらいに上出来(笑)。よくここまでやったもんだと感心するやら呆れるやら、といった内容で、聴いていて思わず顔がほころびます。
オリジナルの「RAM」のジャケは見開きジャケですが、マイナー・レーベルからのリリースだしこちらはそこまでの予算がなかったのか、残念ながらシングル・ジャケ。
その代わりにオリジナルの見開き部分と同じデザインを使った曲目などが書いているインサートが1枚封入されています。
レーベルもグリーンに塗りつぶしたAppleが使われていますが、よく許可が降りたもんだなあ(笑)。
完成度は高いものの、ヴォーカルが全然ポールに似てないのが残念だし、この手の完コピ・カヴァーものは「そこはそうじゃなくてこうだろ」と細かく突っ込みたくなるのが常ですが、このアルバムもそういう部分はやっぱりあります。それでも演奏やミックス・ダウンの際の音像定位の取り方など、完コピ度はかなり高いと言って差し支えないでしょう。
しかしまあ、きっとこの人「RAM」が大好きで大好きでしょうがなくてこんなアルバム作っちゃったんだろうなあ、という強い思い入れや愛情が聴いていてひしひしと伝わって来ます。
恐らく完コピが目的ではなく、このアルバムを作ることによって大好きな「RAM」を自分のものにしたかったのではないか、と思うほどの強いこだわりを感じます。
CDでももちろん出ていますが、このアナログ盤にはmp3データをダウンロード出来るアクセス・コードが書かれたカードが封入されていて、このダウンロード版には「Another Day」「Oh, Woman, Oh, Why」の2曲がボートラとして付いて来ます(この2曲の完コピぶりもなかなか見事!)。
ちょっとキワモノ的なアルバムかも知れませんが、「RAM」が大好きな方は大いに聴く価値ありといったところ。
ワタシもリリースされた5月頃からずっと今まで購入を迷っていたのですが、結局は買って正解でした^^。
You Tubeにライヴ映像がいくつかありました。その中から1曲。なかなかの好青年のようです(笑)。
※コチラでも1曲「Dear Boy」のカヴァーが聴けますよん。
左はジョス・ストーンの最新作「LP 1」、右はデイヴ・デッパーというアーティストの「THE RAM PROJECT」というアルバム。
ビートルズ/ポール・ファンの方なら、右側のジャケがヒジョーに気になるところでしょうが、ということでジョス・ストーンは次回に回し今回はこちらの「THE RAM PROJECT」をご紹介します。
このデイヴ・デッパーという人、一体何者なのかというと、詳しいプロフィールは調べてないしワタシもよく分かりません。少なくとも出っ歯ではないようです(笑)。そのくらい無名の人なんですが、アメリカはポートランド出身のミュージシャンであるという程度の少ない情報しか知りません。
しかしまあこのアルバム、ヒジョーに面白い。ジャケをご覧になってすぐお分かりのとおり、このアルバム、ポール・マッカートニーの名作「RAM」のジャケをまんまパクってます。
オリジナルとの比較。
そして中身の方も何と「RAM」の収録曲全12曲を曲順どおりにひとり多重録音で完コピしたという内容。
リンダ役のガール・フレンドらしき女性のコーラス以外はすべてひとりであらゆる楽器を演奏し、たった30日で全曲を仕上げたということです。
その出来映えはまあ見事で、笑っちゃうくらいに上出来(笑)。よくここまでやったもんだと感心するやら呆れるやら、といった内容で、聴いていて思わず顔がほころびます。
オリジナルの「RAM」のジャケは見開きジャケですが、マイナー・レーベルからのリリースだしこちらはそこまでの予算がなかったのか、残念ながらシングル・ジャケ。
その代わりにオリジナルの見開き部分と同じデザインを使った曲目などが書いているインサートが1枚封入されています。
レーベルもグリーンに塗りつぶしたAppleが使われていますが、よく許可が降りたもんだなあ(笑)。
完成度は高いものの、ヴォーカルが全然ポールに似てないのが残念だし、この手の完コピ・カヴァーものは「そこはそうじゃなくてこうだろ」と細かく突っ込みたくなるのが常ですが、このアルバムもそういう部分はやっぱりあります。それでも演奏やミックス・ダウンの際の音像定位の取り方など、完コピ度はかなり高いと言って差し支えないでしょう。
しかしまあ、きっとこの人「RAM」が大好きで大好きでしょうがなくてこんなアルバム作っちゃったんだろうなあ、という強い思い入れや愛情が聴いていてひしひしと伝わって来ます。
恐らく完コピが目的ではなく、このアルバムを作ることによって大好きな「RAM」を自分のものにしたかったのではないか、と思うほどの強いこだわりを感じます。
CDでももちろん出ていますが、このアナログ盤にはmp3データをダウンロード出来るアクセス・コードが書かれたカードが封入されていて、このダウンロード版には「Another Day」「Oh, Woman, Oh, Why」の2曲がボートラとして付いて来ます(この2曲の完コピぶりもなかなか見事!)。
ちょっとキワモノ的なアルバムかも知れませんが、「RAM」が大好きな方は大いに聴く価値ありといったところ。
ワタシもリリースされた5月頃からずっと今まで購入を迷っていたのですが、結局は買って正解でした^^。
You Tubeにライヴ映像がいくつかありました。その中から1曲。なかなかの好青年のようです(笑)。
※コチラでも1曲「Dear Boy」のカヴァーが聴けますよん。
面白いです。
PVを見ると普通のお兄さんのようで(笑)
何事も極めるって凄いことですね!
by paddies (2011-07-31 08:48)
あはは。
こんなの出てるんですね。
おもしろそうですが、こういうのって一度聞いたら、二度は聴かないような・・・(笑)
でも、ビートルズマニアは持ってないといけないかも。
(ZEPマニアの友人が、マニアだから持ってないといけないと言って、Lez Zeppelinのアナログ買ってました。)
by 想也 (2011-07-31 10:05)
paddiesさん、どーもです。
ホントにフツウのアメリカの好青年って感じですよね。
「RAM」への愛情を感じるアルバムです。
機会があれば是非入手して下さい^^。
by MASA (2011-07-31 14:58)
想也さん、どーもです。
意外にもう何回も聴いてますよ。聴くと微笑ましくなりますw
まあポール・ファンなら必携かも知れないですね、この類いのものは。
Lez Zeppelin、いましたねえ〜。
遼さんもCD買ってましたっけ。
やっぱりなぜかこういうカヴァーものには惹かれます。
by MASA (2011-07-31 15:02)