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久々の猟盤。 [中古盤]

こないだ昨年の10月以来久しぶりに、よく行く近所の中古レコ屋に行ってシングル盤を中心に何枚かゲットして来ました。

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上の写真のうち、カルチャー・クラブの12インチ・シングルは後日改めて取り上げることにして、今回はそれ以外の邦楽シングル盤をご紹介します。

まずはかつて大ファンだったアイドル2人、アグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」と、天地真理「恋する夏の日」

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アグネスの方は'74年のシングルで、アレンジを手掛けてるのが何とキャラメル・ママ。当時カーペンターズ「Top Of The World」のパクリじゃん、と一部で話題になったりしてましたが、いやあ、やっぱりそっくり(笑)。でも名曲ですね。

'73年リリースの「恋する夏の日」は以前持ってたはずなんだけど、行方不明なので再びゲット。数ある天地真理のヒット曲の中でも代表曲の1つで、ディストーション・ギターをフィーチャーした意外にロックっぽい出来。この人の曲の中ではこれが一番のお気に入りです。ちなみにこれ、SQ方式の4チャンネル盤。



続いては'72年リリース、ポプコン出身の岩渕リリが歌う「サルビアの花」ジャックス早川義夫のカヴァーなのは有名ですが、このシングルは同じくポプコン出身の3人組のフォーク・グループ、もとまろとの競作としてリリースされました。

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シットリしすぎてちょっと怨念的な暗さすら感じるもとまろ・ヴァージョンよりも、わりと歌謡曲寄りでポップなアレンジのこの岩渕リリ・ヴァージョンの方が個人的には好き。この人、今は何をしておられるのでしょうかねえ。

ちなみに当時とある音楽雑誌に載ったインタビューで早川義夫は、「この曲に出てくる"あなたの部屋"っていうのは"子宮"のことなんだぜ。」と発言してました。てこたあ、"サルビアの花"って・・・?

最後はこの人、日本のヘレン・メリル青江三奈のシングル2枚です。

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'68年のヒット曲「長崎ブルース」と、'69年リリースの「池袋の夜」ですが、2枚とも代表作で、当時主流だった所謂ご当地ソングというやつです。
作詞と作曲が2枚とも同じ人なので曲調が似ていて、歌詞の内容も"日陰の恋にひたすら耐える女"みたいな昭和歌謡演歌のステレオタイプなものですが、そこは何と言ってもこの人の唯一無二のハスキー・ヴォイスでリスナーを一気に大人の世界に誘います。
演歌がちょい苦手なワタシもこの人は例外的に好きで、まあそういうことを意識する以前にこの人の声が好きでハマってます。



今回取り上げたシングル、全部1枚¥100でゲットしました。



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PETTY

シンシア派の僕としては、天地真理はNGでしたねぇ。
でも間違いなく昭和の歌謡史に名前が刻まれた人ですね。

岩渕リリ・・・以前プチ盛り上がりしましたね(笑)
本家早川、そして一番売れたであろうもとまろのバージョンより
やっぱ岩渕リリの方が好きでしたね。
イントロのトランペットからして歌謡曲っぽくて。
中学生の時、このシングル買いました。
歌うまいけど・・・顔はパンチ効いてますよね。
ホント今どうしているんでしょうね。

by PETTY (2011-04-13 08:13) 

MASA

PETTYさん、まいどです。
そっか、PETTYさんはアンチ真理ちゃん派だったかあ。
ワタシはけっこうファンで、下敷きとかクリアファイルみたいなやつとか買ったり、「真理ちゃんといっしょ」などの冠番組も観てました^^。

「スタ誕」以前の70年台初頭のアイドルと言えば、シンシア、天地真理、アグネスくらいだったので、ほぼこの3人で人気を分け合うかたちでしたねえ。

岩渕リリ・ヴァージョンの「サルビアの花」は実はもとまろ・ヴァージョンほど多くは聴いたことなかったんですよ。
今回じっくり聴けてよかったです。
by MASA (2011-04-13 22:41) 

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