「EXILE ON MAIN ST.」リマスター盤の音質比較 [Rolling Stones]
「EXILE ON MAIN ST.」のスーパーDXエディションを購入後、今日までに数回聴きましたが、今回はオリジナル・アナログ盤や旧CDとの音質の比較について私の感想を書きたいと思います。あくまで私個人の感想なので、参考まで、ということでお読み下さい。
なかなかに重いよ〜^^。
比較の対象はUSアナログ盤と、10年ほど前に出たVirgin時代の紙ジャケ仕様のUK盤CD。
●旧VirginCDとリマスターCDとの比較
CDどうしの比較では大差がなく、今回のリマスターの方が低音域が少し膨らんでおり、その反面リマスターにしては珍しく高音域は押さえ気味。旧Virgin盤の方はこのリマスターと比べなければ感じない程度のレベルで僅かにデジタル臭い感じがするかな、といった程度で、さらにリマスター盤ほど低音が膨らんでいない分旧Virgin盤の方が自然かも、と感じる部分もあるので旧盤も侮れず、十分健闘していると思います。
全体的に今回のリマスター盤の方がわずかに音圧が高いので迫力が増した印象で、デジタル臭い違和感も極めて少なくアナログ盤のニュアンスに近いなかなかいいリマスターだと思います。
●USオリジナル・アナログ盤とリマスターCDとの比較
この比較では、アナログの方がヴォーカルのサ行が歪む寸前まで高音域がかなり伸びているので非常にクリアな印象があり、低音域はアナログを聴いたあとだとリマスター盤CDの方は不自然に出過ぎているような感じがしてしまいます。私の好みとしてはやっぱりオリジナル盤であるアナログの方がいいです。
USオリジナル盤を持つワタシ。
●USオリジナル・アナログ盤とリマスター・アナログ盤との比較
アナログどうしの比較では、リマスター盤の方はCDと同じく高音域が押さえ気味で低音域の量感がタップリとあるため、ちょっとモコモコしたこもったような感じを持ちました。全体的な音のバランスや自然さではやはりオリジナル盤に軍配が上がってしまいます。
●リマスターCDとリマスター・アナログ盤との比較
この比較では両方でほとんど差はないものの、リマスターCDの方に比べるとこのリマスター・アナログ盤の方が音にやや立体感があり、逆を言えばCDはわずかに平面的かも。そういう意味ではそこにこのリマスターのアナログ盤の存在意義があると言っていいでしょう。ただ、CDでも大きな不満がない音質であることは確か。ここまで来るともう好みの問題です。
ちなみにリマスター盤のアナログは分厚くて、重さを量ったところ何と230gほどもありました。200g超えなんて見たことないです。こりゃスゲエ!
長くなったので、未発表曲が収録されているDisc 2とDVDの内容については次回に回します。
なかなかに重いよ〜^^。
比較の対象はUSアナログ盤と、10年ほど前に出たVirgin時代の紙ジャケ仕様のUK盤CD。
●旧VirginCDとリマスターCDとの比較
CDどうしの比較では大差がなく、今回のリマスターの方が低音域が少し膨らんでおり、その反面リマスターにしては珍しく高音域は押さえ気味。旧Virgin盤の方はこのリマスターと比べなければ感じない程度のレベルで僅かにデジタル臭い感じがするかな、といった程度で、さらにリマスター盤ほど低音が膨らんでいない分旧Virgin盤の方が自然かも、と感じる部分もあるので旧盤も侮れず、十分健闘していると思います。
全体的に今回のリマスター盤の方がわずかに音圧が高いので迫力が増した印象で、デジタル臭い違和感も極めて少なくアナログ盤のニュアンスに近いなかなかいいリマスターだと思います。
●USオリジナル・アナログ盤とリマスターCDとの比較
この比較では、アナログの方がヴォーカルのサ行が歪む寸前まで高音域がかなり伸びているので非常にクリアな印象があり、低音域はアナログを聴いたあとだとリマスター盤CDの方は不自然に出過ぎているような感じがしてしまいます。私の好みとしてはやっぱりオリジナル盤であるアナログの方がいいです。
USオリジナル盤を持つワタシ。
●USオリジナル・アナログ盤とリマスター・アナログ盤との比較
アナログどうしの比較では、リマスター盤の方はCDと同じく高音域が押さえ気味で低音域の量感がタップリとあるため、ちょっとモコモコしたこもったような感じを持ちました。全体的な音のバランスや自然さではやはりオリジナル盤に軍配が上がってしまいます。
●リマスターCDとリマスター・アナログ盤との比較
この比較では両方でほとんど差はないものの、リマスターCDの方に比べるとこのリマスター・アナログ盤の方が音にやや立体感があり、逆を言えばCDはわずかに平面的かも。そういう意味ではそこにこのリマスターのアナログ盤の存在意義があると言っていいでしょう。ただ、CDでも大きな不満がない音質であることは確か。ここまで来るともう好みの問題です。
ちなみにリマスター盤のアナログは分厚くて、重さを量ったところ何と230gほどもありました。200g超えなんて見たことないです。こりゃスゲエ!
長くなったので、未発表曲が収録されているDisc 2とDVDの内容については次回に回します。
メイン・ストリートのならず者(スーパー・デラックス・エディション)(初回限定盤)(2SHM-CD+2LP+DVD付)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: CD
Exile on Main Street (W/Dvd) (Dlx)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Umvd Labels
- 発売日: 2010/05/18
- メディア: CD
MASAさん、深夜遅くにも関わらず新リマスター盤の各種比較おつかれさまです。今回のリマスター盤は残念ながら手を出せなかったのですが、10年ほど前のVirgin紙ジャケ盤もなかなか健闘しているとの感想に、ホッとしました。(私もこの紙ジャケの日本盤を持っていますので…^^) Disc2の感想も楽しみにしていますね!!
そうそう、HMVに注文した米Target仕様の1枚モノRaritiesEditionは無事入荷したようです。マルチバイで注文したので他のモノが揃わないと発送されないので、到着はもうちょっと先になりそうです。^^;
by MCMLXV_65 (2010-05-28 01:49)
いやぁ、音もどれもそこそこいいようで…検証おつかれした!
しかし、230gなんて凄いっすね。
180gでも重量盤だぜ!って感じなのに、うふ♪
by へどろん (2010-05-28 21:08)
MCMLXV_65さん、まいどです。
夜型人間なもので、毎晩2時くらいまでは起きてます^^。
CDは旧盤も決して悪くないという印象でした。
おっ、ついにRaritiesEdition到着ですか。
早く来るといいですね^^。
by MASA (2010-05-28 23:16)
へどろんさん、どーもです。
キッチン用計量器でアナログを量ったのですが(笑)、それに乗せて目盛りを見たら230gを指していたので、一瞬ハカリと目を疑いましたよ(笑)。
こんなに重いアナログは初めてです。180gなんて目じゃないです(笑)。
っていうか、200g超えるなんてなかなかないですよね^^。
今回のリマスターはCDもアナログもどちらもまずまず納得の音質です。
by MASA (2010-05-28 23:23)
MASAさんおはようございます。
リマスターの検証お疲れ様です。
私も今朝まで聴いていました・・・アナログ盤は私は以外に良い出来では?と思っています。英米オリジナルと比較するとやはり無理がありますが・・・
音圧もありますし、音のクリアさもありますし、ただストーンズならではのこの時期の荒々しさが少しこの盤では無くどちらかと言うと纏まり過ぎている感じですが・・・それにしてもジャケット特にBOXの赤み何とかならなかったのでしょうかね。マゼンタ色がもろに出ていて誰が見ても赤い!と思うのですが、、、
トラバさせて頂きますね。
by tetsupc2 (2010-05-29 09:20)
tetsuさん、どーもです。
おー、徹夜ですか?すごいなあ(笑)。
私もちょっとモコモコした印象はあるものの、楽器の分離はいいし、まとまりはいいと思います。
まあやっぱりさすがにオリジナル盤を超えられないですけどね^^。
そうそう、オリジナル盤が持っているワイルドさみたいなものがリマスター盤では欠如してますかねえ。
デジリマなんでこれはどうにもならないんでしょうが。
問題はマゼンタが強めのジャケの色と写真の解像度の低さですね。
一度気になると、どうも見るたびに気になってしまいます^^;
by MASA (2010-05-29 15:11)
MASAさん、どうもです。
単独で発売されたリマスター・アナログ盤が届きましたので、ご報告します。
ジャケットは通常のダブル・ジャケでジャケ中も白です。ご指摘のとおり印刷は荒いですね。ポストカードなど付属物はついてません。
ジャケットはMade In the E.U.なのですが、盤にはその表記はなく、デザインはUS盤準拠のベロ・レーベル左寄りで、レコード番号もスーパー・デラックス盤と同じです。レコードはUS盤なのかもしれませんね。実際に見るとレーベル・カラーはオレンジっぽい感じです。盤はぶ厚いですね。厚みのないジャケットなので出し入れに苦労します。
UK盤もUS盤も持っていないので、アナログ盤の比較対象は再発の東芝盤です。
音はリマスター盤のほうが鮮明ですが、東芝盤も再発にしては結構いい仕事してると思いますよ。音の鮮度は落ちますがSTONESのイメージは損なっていません。廉価盤にしてはレコード出し入れも内側になってますしね。
今回初めて気が付いたのですが、ジャケのトリミング違いますね。東芝盤もUS盤準拠のレーベルなのでUS仕様かと思っていたのですが、ジャケの左端と下が切れていました。VIRGIN再発盤もそうなってます。2005年版はしまい込んでいるんで未確認ですが、写真のUSオリジナル盤も同じトリミングなので、今回のアナログ盤はジャケットだけUK盤準拠なのかと思いますが、どうなんでしょうね?UK盤持っていないので確認することができないのが残念です。
by Johnny The Fox (2010-05-30 08:00)
Johnny The Foxさん、わざわざご報告ありがとうございます^^。
そうですかー、盤はスーパーDX盤と同じようですが、ジャケがかなり違うんですね。
ポストカードがないのはちょっと残念ですね。
私が以前持っていたワーナー・パイオニア盤は音が薄くてイマイチだったと記憶してるんですが、東芝盤は悪くないんですね。
恐らくEMIに移籍した時に新たにカッティングをやり直しているんじゃないでしょうか。
トリミングねえ〜。UK盤とUS盤、国内盤で微妙に異なるということはよくあるのであんまり気にしてませんでしたが、違いますかー。
私もUK盤は持っていないので何とも言えないのですが、UK盤のジャケをスキャンして作ったらしいということは言えますね。
なるほど、詳しいご報告ありがとうございました。
by MASA (2010-05-30 15:29)