WINGS OVER AMERICAのジャケ違い [The Beatles]
今回はウィングスの全米ツアーの模様を収めた3枚組のライヴ盤「WINGS OVER AMERICA」がへどろんさんのブログで記事になっていたので、またまたそれに便乗した記事です^^。
数あるウィングスのアルバムの中でもいちばんアブラが乗っていた70年代中期のライヴが聴ける人気アルバムのひとつで、内容の素晴らしさは今さらワタシなんぞが語ることもないですが、このアルバムのカヴァー・アートを担当したのがイギリスのデザイナー集団ヒプノシス。
ピンク・フロイド(「原子心母」「狂気」etc.)から松任谷由実(「昨晩お会いしましょう」「VOYAGER」etc.)まで幅広いアーティストのアルバムを手掛けていることで有名なヒプノシスは、ウィングスのアルバムは他に「VENUS AND MARS」「SPEED OF SOUND」「BACK TO THE EGG」の3枚を手掛けていますが、同じアルバムでもUK盤とUS盤とでビミョーにジャケの細かい部分を替えるという遊び心があることでも知られています。
そして実はこのアルバムもUK盤とUS盤/国内盤とでよく見るとジャケのイラストに違いがあるんです。
まずはこちらが当時リアルタイムで買ったUKオリジナル盤のジャケ。飛行機のボディを描いたイラストです。
そしてこちらが10年ほど前に中古で格安入手した国内盤のジャケ。比較しやすいようにオビを取りました。
違いが分かりました?まずいちばんハッキリと分かる違いは扉から漏れている光の量ですね。
左が国内盤、右がUK盤です。
そして全体をよく見てみると、ボディの光の反射具合で出来たキズのような模様が細かく異なります。
赤丸でかこった部分の光が左側のUK盤にはありますが、右の国内盤にはありません。
そして、ジャケの下の部分にあるライトの数が上のUK盤ではグリーンが二つ、赤が二つの順で計4つなのに対し、下の国内盤は赤が二つにグリーンが3つの順で計5つ。しかも輝き方も違います。
裏ジャケにも違いがあり、下の写真で赤線を引いた部分が主に大きく違っています。
左がUK盤、右が国内盤ですが、光の反射模様が違っていたり、光の位置や大きさが違っていたり、更にUK盤の方には裏ジャケにも5つのライトがあります。
ちなみに紙ジャケはUKオリジナル盤の方を忠実に再現していて、かなりいい出来です。
インナースリーヴはUK盤は厚手のしっかりした紙質のものですが、
国内盤はペラペラの薄い紙質のものが使われています。
さらにカラーバーの横に振ってある数字がUK盤と国内盤で全然違っていて、3枚/6面ともまったく一致していません。
下の写真はDISC 1のスリーヴで、左側がUK盤、右側が国内盤ですが、UK盤が09や07などとなっているのに対し、国内盤は30番台になっています。DISC 2と3ではまた番号が異なります。
UK盤、国内盤ともに下のようなポスターが付いていますが、これについては違いはありませんでした。(写真は紙ジャケのもの。)
こんな具合に見れば見るほど違いに気が付くんですが、フザケてるのか粋なのか、その境目が分からないデザインです(笑)。
こういったUK盤、US盤との違いはウィングスの場合は他にも「BACK TO THE EGG」の目玉焼きレーベルがあり、焼き加減やかたちが異なります。
他のアーティストではピンク・フロイド「WISH YOU WERE HERE(炎〜あなたがここにいてほしい)」などが有名ですね。
数あるウィングスのアルバムの中でもいちばんアブラが乗っていた70年代中期のライヴが聴ける人気アルバムのひとつで、内容の素晴らしさは今さらワタシなんぞが語ることもないですが、このアルバムのカヴァー・アートを担当したのがイギリスのデザイナー集団ヒプノシス。
ピンク・フロイド(「原子心母」「狂気」etc.)から松任谷由実(「昨晩お会いしましょう」「VOYAGER」etc.)まで幅広いアーティストのアルバムを手掛けていることで有名なヒプノシスは、ウィングスのアルバムは他に「VENUS AND MARS」「SPEED OF SOUND」「BACK TO THE EGG」の3枚を手掛けていますが、同じアルバムでもUK盤とUS盤とでビミョーにジャケの細かい部分を替えるという遊び心があることでも知られています。
そして実はこのアルバムもUK盤とUS盤/国内盤とでよく見るとジャケのイラストに違いがあるんです。
まずはこちらが当時リアルタイムで買ったUKオリジナル盤のジャケ。飛行機のボディを描いたイラストです。
そしてこちらが10年ほど前に中古で格安入手した国内盤のジャケ。比較しやすいようにオビを取りました。
違いが分かりました?まずいちばんハッキリと分かる違いは扉から漏れている光の量ですね。
左が国内盤、右がUK盤です。
そして全体をよく見てみると、ボディの光の反射具合で出来たキズのような模様が細かく異なります。
赤丸でかこった部分の光が左側のUK盤にはありますが、右の国内盤にはありません。
そして、ジャケの下の部分にあるライトの数が上のUK盤ではグリーンが二つ、赤が二つの順で計4つなのに対し、下の国内盤は赤が二つにグリーンが3つの順で計5つ。しかも輝き方も違います。
裏ジャケにも違いがあり、下の写真で赤線を引いた部分が主に大きく違っています。
左がUK盤、右が国内盤ですが、光の反射模様が違っていたり、光の位置や大きさが違っていたり、更にUK盤の方には裏ジャケにも5つのライトがあります。
ちなみに紙ジャケはUKオリジナル盤の方を忠実に再現していて、かなりいい出来です。
インナースリーヴはUK盤は厚手のしっかりした紙質のものですが、
国内盤はペラペラの薄い紙質のものが使われています。
さらにカラーバーの横に振ってある数字がUK盤と国内盤で全然違っていて、3枚/6面ともまったく一致していません。
下の写真はDISC 1のスリーヴで、左側がUK盤、右側が国内盤ですが、UK盤が09や07などとなっているのに対し、国内盤は30番台になっています。DISC 2と3ではまた番号が異なります。
UK盤、国内盤ともに下のようなポスターが付いていますが、これについては違いはありませんでした。(写真は紙ジャケのもの。)
こんな具合に見れば見るほど違いに気が付くんですが、フザケてるのか粋なのか、その境目が分からないデザインです(笑)。
こういったUK盤、US盤との違いはウィングスの場合は他にも「BACK TO THE EGG」の目玉焼きレーベルがあり、焼き加減やかたちが異なります。
他のアーティストではピンク・フロイド「WISH YOU WERE HERE(炎〜あなたがここにいてほしい)」などが有名ですね。
へぇー、見れば見るほど細かいキズの場所とかに違いがあるんですね、このアルバム! 今まであまりジャケットの違いについて触れられなかった『Wings Over America』ですが、今度実家に帰るときは紙ジャケ(UK仕様)を持ち帰って自宅にある日本盤と比べてみます! インナーのペラペラな質感も確かに記憶にあります!! ^^;
このライブ盤は3枚組みのボリューム感にも関わらず、最初から最後の『Soily』までよく聴き込んだアルバムでした。紙ジャケで出たときも、迷わずコレと『Back to the Egg』だけは即効で買いましたね! ^^
by MCMLXV_65 (2010-05-14 00:21)
おはようございます。
意図的?なところが面白いですね!
早速、持っているUS盤を見たところ・・・UK盤と同じデザインのようです。
by paddies (2010-05-14 06:13)
MASAさんこんばんは(*~▽~)/
私も英国盤を持っています、、、以前は国内盤も2枚持っていまして1枚はMASAさんと同じタイプのものもう1枚は帯が『ROCKSHOW』と書かれているものそう~紙ジャケの帯と同じデザインのものです。これも国内盤は全て手放し手しまいました┐('~`;)┌
国内盤ではROCKSHOW帯が初回盤でこちらは今でも中古市場では10K位はします・・・
私はポールの紙ジャケCDが出たとき『マッカトニー』『ラム』『ワイルドライフ』そして『Wings Over America』を買ったのですが金欠で『マッカトニー』と『Wings Over America』をヤフ◎クで売ってしまいました・・・今考えると後悔しています。特に『Wings Over America』はいいですよね~あれからポールの紙ジャケは出ていないですね、、、後悔(┬_┬)
内容は公式では唯一のWINGSのライブアルバムなので結構貴重ですね。
ただレコードだと3枚組なので面倒くさいのであまり聴きません、、、やっぱCDがいいですね・・・しつこい(-Д-\)=3
ジャケットの違いは結構有名ですね・・・でも結構細かい違いでやはり遊び感覚で弄くった感じがします(*^ー゜)v
by tetsupc2 (2010-05-14 19:25)
ジャケまで気にしたことなかったです^^;
このアルバムは大好きなんですが。
リッケンはもう弾いてくれないのかな~...
by 黒ちゃん (2010-05-14 21:21)
MCMLXV_65さん、こんばんはー。
私もUK盤と国内盤とで違いがあるという事実は10年ほど前までは気が付かなかったんです。
そこで10年ほど前に国内盤を入手しました^^。
紙ジャケは数年前に一度再発されて以来現在まで2度目の再発はないので貴重みたいですよ^^。
by MASA (2010-05-14 23:11)
paddiesさん、こんばんはー。
よく見ないとわからないほどの違いですが、まさに意図的にやってるんですよねえ。
何でこんなことするんでしょうねえ(笑)。
え?paddiesさんのUS盤、ジャケがUK盤と同じですか?
US Capitolが原盤なので国内盤と同じデザインだったはずなんですけど、あとのプレスからUK盤と同じになったんですかねえ。
う〜ん、ナゾだなあ^^;
by MASA (2010-05-14 23:15)
tetsuさん、こんばんはー。
私、どうも記憶がないんですが、国内盤の初版は紙ジャケと同じオビだったんですね。
私は最初からUK盤だったし、当時は国内盤にはあんまり興味がなかったんで、あのオビは全然記憶にありません(笑)。
紙ジャケ売っちゃったんですか、勿体なかったですね^^;
確かに3枚組なので時間が作れないと全編聴けないし、ちょっと疲れますよね(笑)。
それにしてもまあ、よくもこんな手間ひまをかけて2種類も作りましたよね(笑)。
完全に遊んでるとしか言いようがないです^^。
by MASA (2010-05-14 23:24)
黒ちゃんさん、こんばんはー。
ご覧の通り、実はジャケが違うんです。
黒ちゃんさんも是非2種類揃えてみて下さい^^。
私もポールが弾いてるウィングス時代のリッケンのベースがカッコよくて好きでした。
ヘフナーはもう飽きたので、今度はリッケンにして欲しいですね(笑)。
by MASA (2010-05-14 23:28)
いやぁ、今宵はなぜだかアクセスが多い…と思ったら♪
ナイス・リンク恐縮です、うふ♪
しかし、これは知りませんでしたね。
確かに粋って言うより、こっそり遊んでみたって感じみたいっすね、うふ♪
ポスターも違えばマニアも大変だったでしょうにね…♪
by へどろん (2010-05-14 23:59)
へどろんさん、また勝手に便乗させてもらいました^^。
アクセス数UPに貢献出来てよかったです。
へどろんさんも是非UK盤をゲットして下さい^^。
by MASA (2010-05-15 00:04)
おはようございます。
心配になり(笑)再確認したところ、やはりUK盤と同じでした。
ちなみにインナーは35・33・33・33・33・33
どちらとも違っていました。
by paddies (2010-05-15 05:37)
paddiesさん、どうもです。
やっぱりUK盤と同じジャケですか。
私が昔見たUS盤は確かに国内盤と同じだったんですけどねえ。
こりゃどうも後のプレスからUK盤と同じになったってことでしょうね。
インナーの番号も違いますか。これはひょっとしてUK、US、国内盤それぞれで違うのかも知れませんね。
再確認ありがとうございました。
by MASA (2010-05-15 15:31)
いや~tetsuさん、もったないことしましたね~!
『Over America』の紙ジャケは現在中古でも、
1万円以上で売ってるところがありますよ^^;
by yukky_z (2010-05-15 19:46)
え〜、1万円以上って、マジすか?
売ろうかなあ(ウソウソ)。
by MASA (2010-05-15 23:15)