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Monsoon「Ever So Lonely」12インチ [12 inch Single]

「棚から1枚」の巻、今回も12インチ・シングルの棚から1枚テキトーに抜いてみたのがコレ。
イギリスのインディ・ポップ・バンド、モンスーンの'82年のデビュー・ヒットとなった「Ever So Lonely」の12インチ・シングル。

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まあこのグループも今となっては"知る人ぞ知る”という存在かも知れませんが、モンスーンは'81年に結成されたバンドで、インド音楽とシンセ・ポップを融合したインディ・ポップの代表格として人気がありました。
リード・ヴォーカルの紅一点、シーラ・チャンドラは当時何と16歳。モンスーンでデビューする前にBBCで放送されていた人気ドラマで活躍して女優としての知名度がすでに高かったようです。

この「Ever So Lonely」は'82年のデビュー曲で、イギリスで大ヒットしました。
これを聴いて誰しもが思うのは、やっぱりジョージ・ハリスンによってインド音楽を取り入れた一連のビートルズの曲でしょう。



日本ではこの次に出た2nd.シングル「Shakti (The meaning of within)」がデビュー曲となり、7インチが同じく'82年に出ています。

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そしてこの年の8月には上の2曲を含む待望のデビュー・アルバム「THIRD EYE」をリリース。ゲスト・ミュージシャンに元Be Bop Deluxeビル・ネルソンがギターで参加しています。

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このアルバムではやっぱりというか、当然ながらというか、ビートルズのカヴァーをやっていて、それがアルバムに先駆けてシングル・カットされた「Tomorrow Never Knows」でした。なかなかよく出来たカヴァーです(でもジョージの曲じゃないのはご愛嬌ということで・笑)。

その12インチの写真。

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この後もう1枚アルバムから「Wings Of A Dawn」がシングル・カットされましたが、残念ながらこのアルバム1枚を残しただけでモンスーンは翌'83年に解散。原因はレコード会社側との方向性の不一致でした。

このあとシーラ・チャンドラはソロになり、モンスーンのプロデューサーだったスティーヴ・コーと結婚して現在も二人三脚で地道に音楽活動を続け、現在までにけっこうな枚数のアルバムを発表しています。

最近では2002年の映画「ロード・オヴ・ザ・リング/二つの塔」の挿入歌を歌ったりしているようですが、映画観ましたけどさっぱり印象ないなあ(笑)。




Monsoon Featuring Sheila Chandra

Monsoon Featuring Sheila Chandra

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1995/03/21
  • メディア: CD



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コメント 4

がぁこ

あら、モロにインドのおねぃさん~
イギリスのバンドなのにボーカルがインドの人っていうのが面白いねぇ@@
ビートルズのインドテイストの曲ってどんなんだろ(・_・?)
by がぁこ (2010-05-09 19:59) 

MASA

面白いでしょ、こういうの(笑)。
書き忘れたけど、この人はイギリス人と在英インド人とのハーフなのねん。
そっか、がぁこちゃんはインド系のビートルズの曲は聴いたことないか〜。
まあ、こんなんだと思ってくれれば間違いないかな^^。
by MASA (2010-05-09 22:18) 

pinkisland

 いいですね~、懐かしいですね~、モンスーン。

初めてwings of dawnを聴いた時は衝撃を受けまして、すぐ日本盤LPを買いに行きました。すぐに解散しちゃって、残念でした。

まだ活動していたんですね、全く知りませんでした。
by pinkisland (2010-05-10 07:21) 

MASA

pinkさんがいつぞやアルバムの国内盤を取り上げられていたのを憶えてます^^。
すぐ解散しちゃったのは残念でしたね。

シーラ・チャンドラ、今でも地味に活動してますねえ。
私はソロになってからのアルバムは最初の1枚しか持ってませんけど^^;
by MASA (2010-05-10 22:30) 

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