The BEATLES' GREATEST [The Beatles]
今回は久々にビートルズ・ネタです。
オリジナル・アルバムの紹介は私のメインサイトROLLING BEAT BOYSの方で一応は完了してますが、今回はイギリスやアメリカ以外の国でリリースされていた各国の編集盤を何回かに分けてご紹介します。
第1弾の今回はオランダやドイツなどで発売されていた「THE BEATLES' GREATEST」。
このアルバムは1965年にオランダ、ドイツ、北欧などのヨーロッパで発売されていたもので、選曲や編集は外貨獲得のためにイギリス側が行なったとのこと。
オリジナルはオランダ盤ですが、私が持っているのはドイツEMI / ELECTROLAのOdeonレーベルからのリリースで、'70年代中期プレスのもの。ジャケはラミネイト・コーティングされています。もう少し後のプレスではジャケにコーティングがありません。
裏ジャケ。
1964年までのシングル曲を中心に全16曲が収録されていますが、このアルバムや同じくドイツ盤の「SOMETHING NEW」などでなければ聴けないリンゴがハイハットでカウントを取っているイントロがくっ付いた「All My Loving」が収録されていることで有名です。
レーベル写真。'70年代に使われていたブルーのドイツOdeonレーベル。
このアルバムはstereo盤で、レコード番号が"SMO"で始まるmono盤も存在します。
このアルバムはレコード番号が"1C 062-04-207"となっていますが、初期プレスの"1C 062-04-363"(訂正;右のは「THE BEATLES BEAT」の番号で、正しくは"SMO 83991"の間違いでした。スイマセン!)という番号のstereo盤にはレアなミックス違いの「抱きしめたい」が収録されています。これは長年探しているのですが、なかなか見つかりません。
次は国内盤です。
1978年の4月にもう1枚のドイツ編集盤「THE BEATLES BEAT」といっしょにリリースされたアルバム。
「LOVE SONGS」「ROCK'N ROLL MUSIC」「AT THE HOLLYWOOD BOWL」といった編集盤やライヴ盤をリリースし続け、70年代のビートルズ再評価人気を維持して来た東芝EMIですが、次に出すタマがなくなり苦肉の策として目を付けリリースしたのがこの2枚の編集盤でした。
こちらはオリジナルのオランダ盤に倣ったジャケを採用、ヴァージョン違いの「All My Loving」も収録されていますが、肝心の「抱きしめたい」は残念ながら通常ヴァージョン。
裏ジャケ。
付属のインサート・ノートには渋谷陽一のライナーと松村雄策の曲目解説や歌詞・対訳が載っています。
私のは見本盤で、サンプル用の白いOdeonレーベル。
こういう未CD化のアルバムをいろいろ聴けるのがアナログ盤ならではの楽しみ方のひとつですね^^。
オリジナル・アルバムの紹介は私のメインサイトROLLING BEAT BOYSの方で一応は完了してますが、今回はイギリスやアメリカ以外の国でリリースされていた各国の編集盤を何回かに分けてご紹介します。
第1弾の今回はオランダやドイツなどで発売されていた「THE BEATLES' GREATEST」。
このアルバムは1965年にオランダ、ドイツ、北欧などのヨーロッパで発売されていたもので、選曲や編集は外貨獲得のためにイギリス側が行なったとのこと。
オリジナルはオランダ盤ですが、私が持っているのはドイツEMI / ELECTROLAのOdeonレーベルからのリリースで、'70年代中期プレスのもの。ジャケはラミネイト・コーティングされています。もう少し後のプレスではジャケにコーティングがありません。
裏ジャケ。
1964年までのシングル曲を中心に全16曲が収録されていますが、このアルバムや同じくドイツ盤の「SOMETHING NEW」などでなければ聴けないリンゴがハイハットでカウントを取っているイントロがくっ付いた「All My Loving」が収録されていることで有名です。
レーベル写真。'70年代に使われていたブルーのドイツOdeonレーベル。
このアルバムはstereo盤で、レコード番号が"SMO"で始まるmono盤も存在します。
このアルバムはレコード番号が"1C 062-04-207"となっていますが、初期プレスの
次は国内盤です。
1978年の4月にもう1枚のドイツ編集盤「THE BEATLES BEAT」といっしょにリリースされたアルバム。
「LOVE SONGS」「ROCK'N ROLL MUSIC」「AT THE HOLLYWOOD BOWL」といった編集盤やライヴ盤をリリースし続け、70年代のビートルズ再評価人気を維持して来た東芝EMIですが、次に出すタマがなくなり苦肉の策として目を付けリリースしたのがこの2枚の編集盤でした。
こちらはオリジナルのオランダ盤に倣ったジャケを採用、ヴァージョン違いの「All My Loving」も収録されていますが、肝心の「抱きしめたい」は残念ながら通常ヴァージョン。
裏ジャケ。
付属のインサート・ノートには渋谷陽一のライナーと松村雄策の曲目解説や歌詞・対訳が載っています。
私のは見本盤で、サンプル用の白いOdeonレーベル。
こういう未CD化のアルバムをいろいろ聴けるのがアナログ盤ならではの楽しみ方のひとつですね^^。
タグ:THE BEATLES
こんばんは^^
ドイツ盤GREATESTは同じものを所有しています。
マトは「04 207 A-1/04207B-1」
「抱きしめたい」は通常ヴァージョンだったかな?
オランダ盤のレイトプレスも所有しています。
1C 062-04 363は、わたしが所有しているTHE BEATLES BEATのカタログ・ナンバーと同じです。
by 黒ちゃん (2010-04-19 20:08)
黒ちゃんさん、どーもです。
おー、同じドイツ盤お持ちですか。
昔はけっこう流通してましたから、決して珍しいレコではないですよね。
オランダ盤は白いカラー盤を持ってましたが、以前金に困ってヤフオクで売っちゃったんです(笑)。
すいません、レコード番号を間違ってしまいました(汗)。
さっそく訂正しました。
by MASA (2010-04-19 21:15)
グレイテスト・ヒッツ!
いわゆるベスト盤っていうやつでいいのかな?
オランダやドイツのでも中身は一緒?^^;
by がぁこ (2010-04-19 22:30)
がぁこちゃん、そのとおり!(笑)
これはベスト盤ですよん。
ジャケは違うけど、どこの国のものでも中身は同じっす^^。
by MASA (2010-04-20 00:03)
おおー!
初めて聴いたビートルレコ!
っていうか初めて聴いたロック・レコ!
そして、多分一番聴いたレコ!(旗帯からのテープですけど)
だから、いまでもAll My Lovingにハイハット・イントロがないのに違和感があったりするんです、うふ♪
コーティング・ジャケ、いいっすね〜♪
by へどろん (2010-04-20 00:08)
おー、へどろんさんのビートルズ、いやロックとの出会いがまさにこのアルバムだったんですかー。
そうですか、このアルバムでイントロ入り「All My Loving」を聴いちゃったので、へどろんさんにとってはこっちが標準になってるのかあ〜。
なるほど、ビートルズとの出会いも人それぞれで面白いですね^^。
by MASA (2010-04-20 00:59)
MASAさん、こんばんは。
このドイツ盤は私が中学3年の頃にレコード店で見つけて「一体これはどういうアルバムなんだろうなあ~、ジャケットも見たことないし、まさかライヴ盤でもないみたいだけど???」と買うかどうかしばらく迷っていたことを思い出します。
当時はポータブルのレコードプレーヤーで聴いていたのですが、それでもしっかりした音に驚いてドイツ盤の質の高さを初めて知りました。
ハイハット・イントロもちょっとビックリしましたが、その後日本盤が発売されるまでその事について書かれた記事を一度も見たことがなかったのも不思議に思っていました。まだまだモノ、ステレオ、そしてミックス違いなんて(私を含めて)ほとんどのファンは意識していない時代でしたね。
ジャケット裏の「ビートルズ・ビート」も気になりましたが、当時は資料なんか何もありませんからどんな内容なんだろうと勝手に想像してました。
私には「オールディーズ」と並んで想い出のいっぱい詰まった1枚です。
by てらだ (2010-04-20 18:55)
てらださん、ご無沙汰です^^。
私がハイハット・イントロの「All My Loving」を初めて聴いたのは'74年頃に買った「EMI OUTAKES」という海賊盤でしたが、その後このヴァージョンが「GREATEST」に入っていると聞いて入手したのが'78年頃でした^^。
確かに学生だった昔はこのアルバムや「IN ITALY」などがレコ屋の輸入盤コーナーにたまにあったものですが、でも一体どういうアルバムなのか全く情報がなくナゾだったので、買うのに二の足踏んでましたねえ^^。
by MASA (2010-04-20 23:25)