フランソワーズ・アルディ「さよならを教えて」 [フレンチ・ポップス]
前回のクロディーヌ・ロンジェに続き、今回もフレンチで。
今回はフランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy )です。
上の写真は'79年に発売された「もう森へなんか行かない (Ma Jeunesse Fout Camp)」というタイトルのベスト・アルバム。
当時TBS系列で放送された山田太一脚本のドラマ「沿線地図」に、「もう森へなんか行かない」「私の騎士」の2曲が挿入歌として使われたのに便乗して日本でのみリリースされたものです。ジャケ写真と同じデザインの特大ポスターも入っています。
このドラマは私は観てませんでしたが、昔から大好きな曲だった「さよならを教えて(Comment Te Dire Adieu)」がどうしても聴きたくて昔中古で買いました。日本でいちばん有名なフランソワーズ・アルディの曲と言えば、なんてったってもうこの曲でしょう。
作曲は泣く子も黙るフランス歌謡界の重鎮、セルジュ・ゲンスブール。歌謡曲にも通じる哀愁漂うマイナーなメロディが心をくすぐる'68年リリースの名曲です。
このアルバムは'68年から'77年までにリリースされた曲をセレクトした内容になってますが、他にも女性SSWである彼女自身の手による曲やカヴァー曲など全14曲が収録されていて入門編には最適と言っていい内容です。
実は私はこの人のアルバムは数枚しか持っていないし、'80年代以降に新譜で出たアルバムがほとんどですが、アナログでもう1枚だけ持っているのが'82年の「時の旅人たちへ (QUELQU'UN QUI SEN VA)」というアルバム。
このアルバムはもうジャケ買いです(笑)。フランソワーズの帽子を被ったうつむき顔が印象的なオシャレでカッコいいジャケ写真に思わず惹かれてしまいました。フランス・オリジナル盤が欲しかったのですが、入手出来なかったので国内盤を買ったのを思い出します。
これも素晴らしい内容で、フレンチ・ポップスらしいアンニュイな雰囲気漂うなかなかの佳作。
このジャケを当時アン・ルイスがシングルの「ラ・セゾン」で見事にパクったのは知る人ぞ知る事実です(笑)。
近々新作が出るみたいですが、久々に買ってみようかな〜。
今回はフランソワーズ・アルディ(Françoise Hardy )です。
上の写真は'79年に発売された「もう森へなんか行かない (Ma Jeunesse Fout Camp)」というタイトルのベスト・アルバム。
当時TBS系列で放送された山田太一脚本のドラマ「沿線地図」に、「もう森へなんか行かない」「私の騎士」の2曲が挿入歌として使われたのに便乗して日本でのみリリースされたものです。ジャケ写真と同じデザインの特大ポスターも入っています。
このドラマは私は観てませんでしたが、昔から大好きな曲だった「さよならを教えて(Comment Te Dire Adieu)」がどうしても聴きたくて昔中古で買いました。日本でいちばん有名なフランソワーズ・アルディの曲と言えば、なんてったってもうこの曲でしょう。
作曲は泣く子も黙るフランス歌謡界の重鎮、セルジュ・ゲンスブール。歌謡曲にも通じる哀愁漂うマイナーなメロディが心をくすぐる'68年リリースの名曲です。
このアルバムは'68年から'77年までにリリースされた曲をセレクトした内容になってますが、他にも女性SSWである彼女自身の手による曲やカヴァー曲など全14曲が収録されていて入門編には最適と言っていい内容です。
実は私はこの人のアルバムは数枚しか持っていないし、'80年代以降に新譜で出たアルバムがほとんどですが、アナログでもう1枚だけ持っているのが'82年の「時の旅人たちへ (QUELQU'UN QUI SEN VA)」というアルバム。
このアルバムはもうジャケ買いです(笑)。フランソワーズの帽子を被ったうつむき顔が印象的なオシャレでカッコいいジャケ写真に思わず惹かれてしまいました。フランス・オリジナル盤が欲しかったのですが、入手出来なかったので国内盤を買ったのを思い出します。
これも素晴らしい内容で、フレンチ・ポップスらしいアンニュイな雰囲気漂うなかなかの佳作。
このジャケを当時アン・ルイスがシングルの「ラ・セゾン」で見事にパクったのは知る人ぞ知る事実です(笑)。
近々新作が出るみたいですが、久々に買ってみようかな〜。
タグ:フランソワーズ・アルディ
フレンチ・ポップスという括りは、あまり好きではないのですが、この方の
曲もステキです! バックの演奏もイージー・リスニング(死語?)的で耳に
優しいし、それに加えてボーカルも欧米ポップスと全く趣きが違いますね!
前回のクロディーヌといい、今回のフランソワーズといい、MASAさんの
コレクションに羨ましく思います。フランスの女性アーティストの顔立ちにも
見とれてしまいます。
by MCMLXV_65 (2010-02-16 12:55)
名前は存じてますが、この曲を歌っていたのは知りませんでした。
曲も知ってますが、わたしはこっちに洗脳されてます↓^^;
http://www.youtube.com/watch?v=046k6KSPSh4
by 黒ちゃん (2010-02-16 21:14)
MCMLXV_65さん、毎度です。
なんか、サウンドはA&Mみたいですね^^。
やっぱり英語圏や日本・アジアにない良さがフランスの歌手にはありますね。
しかし、この人しかり、ミレーヌ・ファルメールもジェーン・バーキンもしかりですが、どうしてフランスの女性歌手って声を張らないウィスパー・ヴォイスの人が多いんでしょうね(笑)。
by MASA (2010-02-16 21:31)
黒ちゃんさん、どーもです。
戸川純がこの曲やってたのすっかり忘れてましたが、やってましたね^^。
私もレコード持ってますよ、あれ。
もともとは'70年代に美岐陽子って人が「涙が微笑みに変わるまで」とかいうタイトルでカヴァーしてるんですが、戸川純のヴァージョンはそれを基にしてますね。
by MASA (2010-02-16 21:38)
アルディ、良いですよね^^
ボクは、バーキン・コレクターなんで、この手の囁き系フレンチ・ポップには身体が抵抗できません(笑)
とはいえ、アルディは、日本盤のアナログを2枚持ってる程度なんですが。
「さよならを教えて」は、ゲンズブール企画のバーキンのTV番組で、若かりし頃のバーキン&アルディのデュエットってのもあります(DVD化されてて、もってます)。
戸川純のは知りませんでした~
美岐陽子って、その存在さえ知りません(^^;
フレンチ・ポップに囁き系が多いのは、フランス語が発音的にそういう言葉だからじゃないでしょうかねぇ。男性でも囁き系の人いますし。ムスタキとかマキシムとか。
by 想也 (2010-02-16 22:27)
想也さん、こんばんは〜。
ジェーン・バーキンは私も大好きですが、アルバムはたくさんはもってませんねえ。
娘のシャルロットも好きです。私はまだ買ってませんけど、最近新作が出ましたよ^^。
バーキンとアルディのデュエットかあ、観たいです^^。
囁き系が多いのは、私は60年代のイエイエ・ブームの頃にヘタウマ歌手が大量に出て来てからこういう歌い方がいつの間にやら当たり前になってしまったからじゃないか、という気もしますねえ〜。
昔はエディット・ピアフみたいなスゴイ歌を歌う人もいたわけだし^^。
ジルベール・ベコーとかジョニー・アリディとかは張って歌ってますしね(笑)。
by MASA (2010-02-16 23:52)
こんにちは。
私もドラマは観たことがないのですが、同じ頃フランソワーズ・アルディの歌声に取り憑かれてこのベスト盤を購入しました。その後もCD化されたアルバムを何枚か手に入れ、今も聴き続けております。
彼女は積極的にレナード・コーエン、ジョニ・ミッチェルらアメリカのSSWやイギリスのトラッドの楽曲を英語でカヴァーしていて、そのあたりも興味を惹く要因だったのかもしれません。
by Backstreets (2010-02-20 16:51)
Backstreetsさん、こんばんはー。
そう言えばこの人はけっこう欧米の曲のカヴァーやってますよね。
まあ私はその辺のアルバムはあんまり持っていないんですけど。
「アルディのおとぎ話」とか「私生活」とか、70年代の代表作を聴いたことがないんです^^;
そのうち聴こうと思います。
by MASA (2010-02-21 00:05)
「さよならを教えて」は、やっぱり戸川純を思い出だします^^;
フレンチって、シャンソン等の「ちゃんと歌う」系と、
吐息で歌う下手でも雰囲気あればOKに分かれるような・・(笑)
どっちも結構すきです^^
by bluebird (2010-02-25 22:11)
姐さんも戸川純ですか。あっちも印象は強いからなあ。
今のフレンチの歌手でちゃんと歌う人いないかも(笑)。
やっぱり隙っ歯の間から空気が抜ける人が多いからでしょうか(笑)。
by MASA (2010-02-25 23:29)