MADONNA「CELEBRATION」CD & DVD [Rock / Pops]
前回取り上げた「HARD DAY'S NIGHT」のブルーレイが届いたのと同じ日に、実はこれも届いてました。
Madonnaのベスト盤「CELEBRATION」のCDとDVDです。
こっちは値段がかなり安かったのでUS amazonに注文していたのですが、9/30発売・発送で、到着まで2週間近くもかかった。やっぱりUSのアマはちょっと遅いです。
すでにレーベル移籍が決まっていてワーナー時代最後となるマドンナの今回のアルバムはその総決算的内容のベスト盤で、「Celebration」「Revolver」という2曲の新曲も入っています。
ブックレットの他に下の写真のようなポスターが折り畳んで入っています。よく見るとマドンナの顔写真のバックには今までのヒット曲の歌詞がビッシリと書かれています。
お馴染みの80年代のヒット曲から最新曲まで2枚組で全36曲が入っていますが、年代順ではなく時系列がバラバラに収録されています。
80年代の耳慣れたヒット曲のあいだに後期の曲が挟まったりしているので、最近の曲に馴染みがない人でもすんなりと聴けるのはないかと思います。
リマスターということですが、初期のアルバムはアナログでしか持っていないし聴き比べもしていないので何とも言えませんが、音質はいいみたいです。
今回このアルバムでマドンナの曲を新旧取り混ぜていろいろ改めて聴きましたが、古い曲ではサウンド的に多少時代性を感じる部分はあるものの、曲自体の持つパワーとかマドンナ自身の存在感はデビュー当時から不変だなあ、と強く感じますねえ。そういう意味では80年代の曲も少しも古びて聴こえないところはさすがです。このところ毎日リピートで聴いてます^^。
CDよりも楽しみにしていたのがDVD。こちらの方も2枚組で、CDよりも多い全47曲のPVが収録されていますが、こちらは最初のPVである「Burning Up」から年代順に収録されています。
これはUS盤ですがリージョンは"0"なので問題なく観られます。音声はDolby Surround 5.1chも収録。なかなかの臨場感です。
DVDにもポスターが封入されていて、表面がジャケと同じ顔写真ですが、下の写真はその裏面です。
こっちも半分くらいのものは当時「MTV」や「ベスト・ヒットUSA」などで見慣れた映像ばかりですが、視覚的にも懐かしいですねえ。
「セブン」「ファイトクラブ」などでお馴染みの今やヒットメーカーの大物映画監督になったデヴィッド・フィンチャー(「Express Yourself」「Vogue」etc.)をはじめ、メアリー・ランバート(「Like A Prayer」「Material Girl」etc.)、ジャン・バプティスト・モンディーノ(「Open Your Heart」「Justify My Love」etc.)、別れた元ダンナのガイ・リッチー(「What It Feels Like A Girl」)などに混じり、リュック・ベッソン(「Love Profusion」)までが手掛けたPVもありますが、どれもインパクトの大きい見応えがあるPVが多いです。
画質はまあまあですが、ポール・マッカートニーの「THE McCARTNEY YEARS」みたいに4:3のスタンダード・サイズのPVを無理に16:9のワイド・サイズにせず、そのまんまのサイズで収録してくれたのはうれしいっすね。
このDVDには本人がその出来に不満だったり(「True Blue」)過激な性的表現が放送コードに引っかかって放送禁止処分となったりして(「Erotica」「Justify My Love」)全米のTVでは流れなかった3曲のPVがついにDVD化された点と、今まで収録されることはなかった映画のサントラがらみの曲6曲(「Crazy For You」「Into The Groove」「Live To Tell」「Who's That Girl」「I'll Remember」「Die Another Day」)がまとめて収録された点が見逃せないです(「Die Another Day」だけは映画のDVDに特典映像として収録されているので例外)。
特に権利関係をクリアするのが難しい映画がらみの曲のPVがこれだけ収録出来たのは快挙かも。
本人が気に入らず、全米で放送禁止になった「True Blue」('85)はめでたく初収録。
それにしても一体これのどこら辺が気に入らなかったのか?マドンナだけちょっと浮いてるからかな?(笑)。
大好きな曲のひとつでハウスの名作!'91年の「Vogue」。
監督はデヴィッド・フィンチャー。
Madonna - Vogue
Sara Donnarumma|MySpace Videos
オースティン・パワーズ(マイク・マイヤーズ)と共演。そのサントラから「Beautiful Stranger」('99)。
特筆すべき点は他にもあって、「Express Yourself」は今まで発売されていたDVD「IMMACULATE COLLECTION」では音声がアルバム・ヴァージョンに差し替えられていましたが、今回はTV放送版と同じハウス・リミックス・ヴァージョンに直っているのはウレシイ。やっぱりこちらの方が断然カッコイイ。
ちなみにこの曲はCDでも同じリミックス・ヴァージョンで収録されてます。
逆に惜しいのが「Lucky Star」が今回もショート・ヴァージョンだったこと。ロング・ヴァージョンのPVは未だに昔発売されたLDシングル/ビデオ・シングルでないと観られないのは全く残念。
その「Lucky Star」のロング・ヴァージョンが収録されているLDシングル。
あと欲を言えば、権利関係をクリア出来なかったのか「Gambler」や「This Used To Be My Playground」、「エビータ」からの曲など、まだあるサントラ曲のPVや、9・11以降のアメリカ政府を批判した内容でバッシングを受け放送が自粛された「American Life」のPVなど、まだ未DVD化のものがあるので、出来れば完全収録して欲しかったなあ。
ちなみに全47曲のうち半分以上の24曲(DVDシングルやCDのオマケDVD、映画のDVDのボーナス映像として収録されていたものもとりあえず含む)が初DVD化ですが、今までに発売されている「IMMACULATE COLLECTION」「THE VIDEO COLLECTION 93:99」の2枚のDVDにしか入っていないPVも全部で6曲あるので(「Oh, Father」「Bad Girl」「Fever」「Nothing Really Matter」など)、この2枚をすでに持っている人も無駄にはなりません^^。
「IMMACULATE COLLECTION」と「THE VIDEO COLLECTION 93:99」のDVD。
新曲の「Celebration」。CDとはミックスが全然違う。
Madonnaのベスト盤「CELEBRATION」のCDとDVDです。
こっちは値段がかなり安かったのでUS amazonに注文していたのですが、9/30発売・発送で、到着まで2週間近くもかかった。やっぱりUSのアマはちょっと遅いです。
すでにレーベル移籍が決まっていてワーナー時代最後となるマドンナの今回のアルバムはその総決算的内容のベスト盤で、「Celebration」「Revolver」という2曲の新曲も入っています。
ブックレットの他に下の写真のようなポスターが折り畳んで入っています。よく見るとマドンナの顔写真のバックには今までのヒット曲の歌詞がビッシリと書かれています。
お馴染みの80年代のヒット曲から最新曲まで2枚組で全36曲が入っていますが、年代順ではなく時系列がバラバラに収録されています。
80年代の耳慣れたヒット曲のあいだに後期の曲が挟まったりしているので、最近の曲に馴染みがない人でもすんなりと聴けるのはないかと思います。
リマスターということですが、初期のアルバムはアナログでしか持っていないし聴き比べもしていないので何とも言えませんが、音質はいいみたいです。
今回このアルバムでマドンナの曲を新旧取り混ぜていろいろ改めて聴きましたが、古い曲ではサウンド的に多少時代性を感じる部分はあるものの、曲自体の持つパワーとかマドンナ自身の存在感はデビュー当時から不変だなあ、と強く感じますねえ。そういう意味では80年代の曲も少しも古びて聴こえないところはさすがです。このところ毎日リピートで聴いてます^^。
CDよりも楽しみにしていたのがDVD。こちらの方も2枚組で、CDよりも多い全47曲のPVが収録されていますが、こちらは最初のPVである「Burning Up」から年代順に収録されています。
これはUS盤ですがリージョンは"0"なので問題なく観られます。音声はDolby Surround 5.1chも収録。なかなかの臨場感です。
DVDにもポスターが封入されていて、表面がジャケと同じ顔写真ですが、下の写真はその裏面です。
こっちも半分くらいのものは当時「MTV」や「ベスト・ヒットUSA」などで見慣れた映像ばかりですが、視覚的にも懐かしいですねえ。
「セブン」「ファイトクラブ」などでお馴染みの今やヒットメーカーの大物映画監督になったデヴィッド・フィンチャー(「Express Yourself」「Vogue」etc.)をはじめ、メアリー・ランバート(「Like A Prayer」「Material Girl」etc.)、ジャン・バプティスト・モンディーノ(「Open Your Heart」「Justify My Love」etc.)、別れた元ダンナのガイ・リッチー(「What It Feels Like A Girl」)などに混じり、リュック・ベッソン(「Love Profusion」)までが手掛けたPVもありますが、どれもインパクトの大きい見応えがあるPVが多いです。
画質はまあまあですが、ポール・マッカートニーの「THE McCARTNEY YEARS」みたいに4:3のスタンダード・サイズのPVを無理に16:9のワイド・サイズにせず、そのまんまのサイズで収録してくれたのはうれしいっすね。
このDVDには本人がその出来に不満だったり(「True Blue」)過激な性的表現が放送コードに引っかかって放送禁止処分となったりして(「Erotica」「Justify My Love」)全米のTVでは流れなかった3曲のPVがついにDVD化された点と、今まで収録されることはなかった映画のサントラがらみの曲6曲(「Crazy For You」「Into The Groove」「Live To Tell」「Who's That Girl」「I'll Remember」「Die Another Day」)がまとめて収録された点が見逃せないです(「Die Another Day」だけは映画のDVDに特典映像として収録されているので例外)。
特に権利関係をクリアするのが難しい映画がらみの曲のPVがこれだけ収録出来たのは快挙かも。
本人が気に入らず、全米で放送禁止になった「True Blue」('85)はめでたく初収録。
それにしても一体これのどこら辺が気に入らなかったのか?マドンナだけちょっと浮いてるからかな?(笑)。
大好きな曲のひとつでハウスの名作!'91年の「Vogue」。
監督はデヴィッド・フィンチャー。
Madonna - Vogue
Sara Donnarumma|MySpace Videos
オースティン・パワーズ(マイク・マイヤーズ)と共演。そのサントラから「Beautiful Stranger」('99)。
特筆すべき点は他にもあって、「Express Yourself」は今まで発売されていたDVD「IMMACULATE COLLECTION」では音声がアルバム・ヴァージョンに差し替えられていましたが、今回はTV放送版と同じハウス・リミックス・ヴァージョンに直っているのはウレシイ。やっぱりこちらの方が断然カッコイイ。
ちなみにこの曲はCDでも同じリミックス・ヴァージョンで収録されてます。
逆に惜しいのが「Lucky Star」が今回もショート・ヴァージョンだったこと。ロング・ヴァージョンのPVは未だに昔発売されたLDシングル/ビデオ・シングルでないと観られないのは全く残念。
その「Lucky Star」のロング・ヴァージョンが収録されているLDシングル。
あと欲を言えば、権利関係をクリア出来なかったのか「Gambler」や「This Used To Be My Playground」、「エビータ」からの曲など、まだあるサントラ曲のPVや、9・11以降のアメリカ政府を批判した内容でバッシングを受け放送が自粛された「American Life」のPVなど、まだ未DVD化のものがあるので、出来れば完全収録して欲しかったなあ。
ちなみに全47曲のうち半分以上の24曲(DVDシングルやCDのオマケDVD、映画のDVDのボーナス映像として収録されていたものもとりあえず含む)が初DVD化ですが、今までに発売されている「IMMACULATE COLLECTION」「THE VIDEO COLLECTION 93:99」の2枚のDVDにしか入っていないPVも全部で6曲あるので(「Oh, Father」「Bad Girl」「Fever」「Nothing Really Matter」など)、この2枚をすでに持っている人も無駄にはなりません^^。
「IMMACULATE COLLECTION」と「THE VIDEO COLLECTION 93:99」のDVD。
新曲の「Celebration」。CDとはミックスが全然違う。
Celebration: The Video Collection (2pc) [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
- メディア: DVD
うわ~、もう少し購入を控えていよう…と思っていたマドンナのベスト盤。DVDも含めどちらも欲しくなっちゃいました。^^
今週、FMで初期の曲が流れていたときに気づいたのですが、1stアルバムの曲は昔に聴いていた音とかなり印象が変わり、デジタル臭さがないというか、音の固さがとれたような感じに思いました。これなら改めて聴く価値ありか! と思ったのですが、MASAさんの記事でさらに後押ししてもらった感じです。^^
LDシングル、懐かしいアイテムですネ。このジャケットもスキでした!
by MCMLXV_65 (2009-10-17 12:43)
アタシもCD買いました!
ジャケット好きなんで、ジャケ買いに近いです(笑)
マドンナ、1枚も持っていなかったので、ちょうどよかったです。
>年代順ではなく時系列がバラバラに収録されています。
これ、新鮮でした!
by bluebird (2009-10-17 13:24)
MCMLXV_65さん、どーもです。
私もあとでもいいかな、と思ったのですが、「そのうちに買おう」と思っていると結局買い逃す場合も多々あるので、欲しいと思った時が買い時ですよ〜(笑)。
CDは毎日のように聴いてます。やっぱりいいですねえ、マドンナ^^。
DVDもファンなら必携です。
by MASA (2009-10-17 15:46)
おっ、姐さんがすでに買っているとは意外でした(笑)。
ジャケは'90年前後の写真かなあ。ちょっとインパクトありますよね。
年代順にしなかったのはホントに新鮮に聴けますね。
これはいいと思います^^。
お店のBGMにガンガン流して下さい(笑)。
by MASA (2009-10-17 15:52)
コレ、やっぱ買いっすね♪
僕はDVDにしようかな。
両方欲しいけど^^。
姐さんと同じくジャケ買いしそうなぐらい好きなジャケット。
ちょっとウォーホールっぽいかなとも思っちゃったりして^^。
最近のマドンナがイイ女だなと気に入ってる僕でした^^。
by DEBDYLAN (2009-10-18 21:34)
DEBさん、これはどちらかというと私もDVDの方をオススメしたいですね。曲も多いし。
そうそう、ジャケはアンディ・ウォーホールを思わず連想しますね。
昔以上に今のマドンナ、確かにイケてます^^。
by MASA (2009-10-18 23:34)