The Beatles UKオリジナル＆USシングル [The Beatles]
突然ですが、右のサイドバーにある私のプロフィール画像のアップル・マークの写真を新しくしました。
今までは下の方がやや尖ったUS Appleだったのですが、今回UK Appleに変更しました。
実は前々から替えようと思いつついい画像が見つからず、ずっと放ったらかしていたら替えるタイミングを失っていたんです＾＾；以後よろしくお願いします。
さて、今まで3回連続で取り上げて来たビートルズのシングル盤ですが、ご好評につきもうちょっと続けさせていただきます。
今回はUKオリジナル・シングルとUSのオリジナル＆再発シングルを取り上げようと思います。
とは言うものの、私はUKオリジナルのシングル盤は「Love Me Do」「I Want To Hold Your Hand」「Day Tripper」のたったの3枚しか持ってません＾＾；
以前に取り上げた'76年の再発シングルBOXである程度満足していることと、オリジナルは値段が高めで購入意欲があまり湧かなかいこと、昔は入手する機会がほとんどなかったことなどが揃っていない理由。
そんな中、これはどうしても欲しい！と思って入手したものがこれです。
記念すべきUKでのデビュー・シングル「Love Me Do」のオリジナル。
ご存知、リンゴが実際にドラムを叩いている幻のヴァージョンを収録したシングルです。
その後このシングルからの盤起こしでこの貴重なヴァージョンはめでたく復活しましたが、私のシングル・コレクションの中で一番高価なものです。古いわりに状態・音質はすこぶる良好。
レーベル中央に"PT"という古いタックス・コードがあり、ラン・オフ部分には"ZT"の上に"P"という刻印もあります。
（ちなみにタックス・コードは古い順から"ZT→PT→MT→KT"となります。）
以前カナダ盤のこのシングルも2枚持っていましたが、そちらもリンゴがドラムを叩くヴァージョンで、UK以外でこのヴァージョンが存在するのはカナダ盤だけのようです。
残念ながらそのカナダ盤は2枚ともヤフオクで売ってしまいましたが、UKオリジナルに迫る高値が付きました。片方は昔タッタの￥350で買ったのに（笑）。
こちらは「「I Want To Hold Your Hand」」のオリジナル盤ですが、こちらのタックス・コードも"MKT"というちょっと変わったものです。
ご覧のとおりスリーヴがシワひとつない新品のような状態なのですが、不自然に新しい感じがするので、残念ながらどうもこのスリーヴはレプリカのようです。
下の4枚は70年代末期から80年代初頭に発売されたもの。
表ジャケ
裏ジャケ
このうち「Back In The USSR」は'82年頃に出たシングル・ボックスのもので、最初は別なジャケで'76年に出ています。
「Let It Be」はUK盤ではなく、イタリア盤。実はUKや日本だけでなく'76年にはイタリアやフランスなどでも各国独自の統一デザインでシングルが再発されていますが、これはイタリア盤のその中の1枚。
しかもなんとこのシングル、日本盤と同じくモノラル盤！ヨーロッパの一部ではこのようにAppleレーベルの後期の曲がモノラルで出ている国があるらしいですが、私はこのシングルしか確認出来ていません。やっぱりこれらもUK盤の盤起こしなのか？ナゾです。
レーベル写真。70年代以降のデザインのParlophoneが使われています。
右はイタリア盤「Let It Be」のイタリアンApple。
続いてはUS Capitolオリジナル盤。US盤もたくさんは持っていません。
UKシングルやモノ・アルバム収録曲と同じモノ・ヴァージョンを使った「Yellow Submarine」以外はオリジナル・スリーヴ付き。
こちらがレーベル。ウズマキ・レーベルが使われています。右は「Let It Be」のUS Apple。
このうち「Ticket To Ride」のレーベルには『From the United Artists Release"Eight Arms To Hold You"』という表記がありますが、これは映画のタイトルが「HELP!」に決定する前の仮タイトルだったものを、発売を急いだCapitolが仮タイルのまま発売してしまったためです。
「I Am The Walrus」はこのUS盤でしか聴けない間奏部分が一小節長いヴァージョン。
UKステレオ盤EPの「MAGICAL MYSTERY TOUR」収録のイントロが6拍あるヴァージョンにこの間奏部分をくっ付けた特殊ヴァージョンが、編集盤「RARITIES」に収録されているのはファンならご存知のとおりです。
続いては80年代初頭に発売された再発シングル。
「Love Me Do」は疑似ステレオ・ヴァージョン、「I Want To Hold Your Hand」は60年代のオリジナル・スリーヴを復刻したもの、WHITE ALBUMのジャケを模した「Obla-di Obla-da」にはシリアル・ナンバーまであります。ジャケなしのスリーヴのみのものは「Get Back」。レーベルは上の2枚がウズマキ・キャピトル、下の2枚はレインボー・キャピトルです。
最後はちょっと変わったソノシートをご紹介。
「Rocky Racoon c/w Why Do We Do It In The Road?」の2曲入り33回転のソノシートで、’82、3年にmusiclandというショップで配布された（販売された？）ものだということですが、たまたま入手したもので詳しくは分かりません。
この他にも数種類のソノシートが存在します。
この他、90年前後に出回ったジュークボックス用のカラー盤シングルもたくさん持っていましたが、カラー盤というだけで音はデジリマでいまいちだし、持ってても面白くないので全部処分しました＾＾；。
次回以降はEPや4人のソロ・シングルを取り上げる予定です。お楽しみに〜。
今までは下の方がやや尖ったUS Appleだったのですが、今回UK Appleに変更しました。
実は前々から替えようと思いつついい画像が見つからず、ずっと放ったらかしていたら替えるタイミングを失っていたんです＾＾；以後よろしくお願いします。
さて、今まで3回連続で取り上げて来たビートルズのシングル盤ですが、ご好評につきもうちょっと続けさせていただきます。
今回はUKオリジナル・シングルとUSのオリジナル＆再発シングルを取り上げようと思います。
とは言うものの、私はUKオリジナルのシングル盤は「Love Me Do」「I Want To Hold Your Hand」「Day Tripper」のたったの3枚しか持ってません＾＾；
以前に取り上げた'76年の再発シングルBOXである程度満足していることと、オリジナルは値段が高めで購入意欲があまり湧かなかいこと、昔は入手する機会がほとんどなかったことなどが揃っていない理由。
そんな中、これはどうしても欲しい！と思って入手したものがこれです。
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記念すべきUKでのデビュー・シングル「Love Me Do」のオリジナル。
ご存知、リンゴが実際にドラムを叩いている幻のヴァージョンを収録したシングルです。
その後このシングルからの盤起こしでこの貴重なヴァージョンはめでたく復活しましたが、私のシングル・コレクションの中で一番高価なものです。古いわりに状態・音質はすこぶる良好。
レーベル中央に"PT"という古いタックス・コードがあり、ラン・オフ部分には"ZT"の上に"P"という刻印もあります。
（ちなみにタックス・コードは古い順から"ZT→PT→MT→KT"となります。）
以前カナダ盤のこのシングルも2枚持っていましたが、そちらもリンゴがドラムを叩くヴァージョンで、UK以外でこのヴァージョンが存在するのはカナダ盤だけのようです。
残念ながらそのカナダ盤は2枚ともヤフオクで売ってしまいましたが、UKオリジナルに迫る高値が付きました。片方は昔タッタの￥350で買ったのに（笑）。
こちらは「「I Want To Hold Your Hand」」のオリジナル盤ですが、こちらのタックス・コードも"MKT"というちょっと変わったものです。
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ご覧のとおりスリーヴがシワひとつない新品のような状態なのですが、不自然に新しい感じがするので、残念ながらどうもこのスリーヴはレプリカのようです。
下の4枚は70年代末期から80年代初頭に発売されたもの。
表ジャケ
裏ジャケ
このうち「Back In The USSR」は'82年頃に出たシングル・ボックスのもので、最初は別なジャケで'76年に出ています。
「Let It Be」はUK盤ではなく、イタリア盤。実はUKや日本だけでなく'76年にはイタリアやフランスなどでも各国独自の統一デザインでシングルが再発されていますが、これはイタリア盤のその中の1枚。
しかもなんとこのシングル、日本盤と同じくモノラル盤！ヨーロッパの一部ではこのようにAppleレーベルの後期の曲がモノラルで出ている国があるらしいですが、私はこのシングルしか確認出来ていません。やっぱりこれらもUK盤の盤起こしなのか？ナゾです。
レーベル写真。70年代以降のデザインのParlophoneが使われています。
右はイタリア盤「Let It Be」のイタリアンApple。
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続いてはUS Capitolオリジナル盤。US盤もたくさんは持っていません。
UKシングルやモノ・アルバム収録曲と同じモノ・ヴァージョンを使った「Yellow Submarine」以外はオリジナル・スリーヴ付き。
こちらがレーベル。ウズマキ・レーベルが使われています。右は「Let It Be」のUS Apple。
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このうち「Ticket To Ride」のレーベルには『From the United Artists Release"Eight Arms To Hold You"』という表記がありますが、これは映画のタイトルが「HELP!」に決定する前の仮タイトルだったものを、発売を急いだCapitolが仮タイルのまま発売してしまったためです。
「I Am The Walrus」はこのUS盤でしか聴けない間奏部分が一小節長いヴァージョン。
UKステレオ盤EPの「MAGICAL MYSTERY TOUR」収録のイントロが6拍あるヴァージョンにこの間奏部分をくっ付けた特殊ヴァージョンが、編集盤「RARITIES」に収録されているのはファンならご存知のとおりです。
続いては80年代初頭に発売された再発シングル。
「Love Me Do」は疑似ステレオ・ヴァージョン、「I Want To Hold Your Hand」は60年代のオリジナル・スリーヴを復刻したもの、WHITE ALBUMのジャケを模した「Obla-di Obla-da」にはシリアル・ナンバーまであります。ジャケなしのスリーヴのみのものは「Get Back」。レーベルは上の2枚がウズマキ・キャピトル、下の2枚はレインボー・キャピトルです。
最後はちょっと変わったソノシートをご紹介。
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「Rocky Racoon c/w Why Do We Do It In The Road?」の2曲入り33回転のソノシートで、’82、3年にmusiclandというショップで配布された（販売された？）ものだということですが、たまたま入手したもので詳しくは分かりません。
この他にも数種類のソノシートが存在します。
この他、90年前後に出回ったジュークボックス用のカラー盤シングルもたくさん持っていましたが、カラー盤というだけで音はデジリマでいまいちだし、持ってても面白くないので全部処分しました＾＾；。
次回以降はEPや4人のソロ・シングルを取り上げる予定です。お楽しみに〜。
タグ：THE BEATLES
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こんばんは。
UK Appleのレーベル・マーク、いい色ですね。
UKシングル、私は「Day tripper」と「Paperback writer」のスリーブ無しを持ってますが、迫力を堪能するまでには至っていません。再生環境を何とかしなくちゃ・・・。
MASAさんのブログに触発されて、手持ちの「Pet Sounds」のCDとアナログ盤を拙ブログで披露しております。たいした内容ではありませんが、よろしかったら覗いてみてください。
by はじめたろう (2009-05-27 21:53)
はじめたろうさん、こんばんはー。
新しいアップル・マークにまだ自分でも慣れてません（笑）。
UKオリジナル盤を堪能するなら、まずちょっとグレードの高いカートリッジを使ってみてはどうでしょう。
あと、もしお使いでないなら、モノ盤を聴く際にはモノ・カートリッジをオススメしますよ＾＾。
ビーチ・ボーイズも大好きですが、特に「PET SOUNDS」は私もビートルズのアルバムに負けないくらい好きなアルバムです。
USオリジナル盤をお持ちなんですね、いいなあ。
私はなぜか縁がなく、未だに持ってません＾＾；
昔は3,000円くらいで買えたのに、今は1万近いでしょ。
なかなか買えませんわ〜（笑）。
by MASA (2009-05-27 22:58)
MASAさん こんばんは
いや～いろんなシングルをお持ちで羨ましいですね♪
私はシングル自体を買い始めたのはつい最近なので、ビートルズのUKオリジナル・シングルは数枚しかありません。
それでも近日中に海外から数枚のシングルが届く予定なのですが、残念ながら「Love Me Do」なんかは絶対に買えないと思います（苦笑）
by poposuke (2009-05-28 01:41)
poposukeさん、どーもです。
私ももっとUKオリジナルのシングルが欲しいことは欲しいのですが、あの再発ボックスのもので充分かな、と思うとなかなか触手が伸びません（笑）。
「Love Me Do」はぶっちゃけかなりしました＾＾；
UKオリジナルのアルバムが2枚ほど買えちゃうくらいの値段だったので迷いましたが、思い切ってゲットしました。
by MASA (2009-05-28 02:33)
MASAさん、こんばんわ＾＾
UK＆USシングルいいですな～。シングルの魅力はつきませんので
楽しく拝見させていただきました。
ところで、LOVE ME DOの赤ラベルはすごく程度がよさそうで
きれいなのでお値段もさぞやと思います（笑い）
真新しいPARLOPHONEのカンパニースリーブは僕も同じものを持っていて
業者が作ったレプリカだと思いますが、ある時期、国内で？出回った様子ですが詳細はわかりません。
by tamachi (2009-05-29 21:52)
tamachiさん、こんばんはー。
ある程度アルバムが集まったあとに興味の対象となるのがシングルですね＾＾。
当地・札幌では昔は輸入盤のシングルを入手する機会がほとんどなく、珍しい存在でした。
「Love Me Do」は10年ほど前に思い切って入手しましたが、今なら止めとくなあ（笑）。
でもカナダ盤2枚をヤフオクに出してトントンくらいになりました＾＾。
tamachiさんもレプリカのスリーヴをお持ちですか。
まあ、あんなレプリカをわざわざ作るような国はやっぱり日本でしょうね＾＾。
by MASA (2009-05-29 23:24)
ＭＡＳＡさん、こんにちは。
連日のシングル・コレクション紹介、楽しく拝見しています。
やっぱりシングルはいいですね～。
「抱きしめたい」はポールの持っているタバコが削除されたなんてことを思い出しました。
ところでお持ちのＵＳ盤「ゲット・バック」はアルバム・バージョンが収録されていませんか？
by てらだ (2009-05-30 11:45)
てらださん、こんばんは〜。
楽しんでいただけで何よりです＾＾。
あー、そうそう、ポールのタバコ、消されてるんでしたっけね。
すっかり忘れてました。
この「ゲット・バック」はちゃんとシングル・ヴァージョンが収録されてますよ。
どこかの国のシングルでアルバム・ヴァージョンが収録されているのがあったような気がしますが、忘れました＾＾；
by MASA (2009-05-30 22:20)