Raspberriesの紙ジャケ [Rock / Pops]
紙ジャケ・ファンの方はすでにご存知でしょうが、1972年〜'74年のわずか2年ほどの活動期間にたった4枚のアルバムを残し解散したエリック・カルメン率いるパワー・ポップの元祖ラズベリーズが4月に紙ジャケ化されますね。
その昔、私が高校生の頃「Go All The Way」「I Wanna Be With You」「Let's Pretend」「Over Night Sensation」などのスマッシュ・ヒットを放ち、メロディアスなロックン・ロールで結構好きだったバンドでした。
ラズベリーズを聴いてすぐに感じるのは色濃く出たビートルズの影響。ハードなロックのサウンドに乗ったメロディアスな音楽性はその後になってからパワー・ポップと呼ばれ、チープ・トリックなどの先駆バンドとして認識されるようになりました。
'70年代のハード・ロックやプログレといったサウンド重視のロックが台頭して来た時代に、ラズベリーズのようなビートルズを彷彿させるポップな感触を持つロックは'60年代の古くさいイメージが付きまとい、メイン・ストリームからはやや外れた感じがあったように思いますが、そんな中、このラズベリーズやちょっと方向性は違うけど10C.C.、ウィングスといった比較的ポップなバンドも頑張っていましたよね。
とはいうものの、私はラズベリーズはCDでベスト盤を1枚持っているだけで、オリジナル・アルバムは聴いたことありまへん(^ω^); ホントはオリジナル・アナログを探してゲットしたいところですが、せっかくなので今回紙ジャケが出るのを機会に何か1枚買ってみようかな?などと思っています。
内容的には「Go All The Way」収録のファースト、「I Wanna Be With You」「Let's Pretend」収録のセカンド「FRESH」がよさそうですが、変形ギミック・ジャケのサード「SIDE 3」は紙ジャケとして捨てがたいし、どおしようかな〜。その昔、廉価価格で売れ残りのオリジナル・アナログ盤がゴロゴロ売ってた頃に「SIDE 3」買っとくんだった(笑)。 |
同じ4/25にはラズベリーズ解散後ソロ・アーティストとなったエリック・カルメンのアリスタ時代のソロ作も出るようですが、ソロでは「All By Myself」などのヒットがあるものの、ロック色が後退し甘すぎてどうもダメです(笑)。
というわけで、例によってYou Tubeでラズベリーズの映像を探してみたところ、スゴイのがありました。これは何の映像なんでしょうか。スタジオで「Go All The Way」と「I Wanna Be With You」のメドレーを演奏している、とにかく貴重な映像です。ご覧下さい。
久しぶりに聴いたけど、カッコイイなあ〜。
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