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クレイジー・キャッツ & ユーミン [J-POP]

先日4/12に発売されているユーミンとクレイジー・キャッツとのコラボ曲 「STILL CRAZY FOR YOU」を買ったのですが、このジャケットがジャズの10インチ盤をオマージュしたもので、ジャケ写真には若き日のクレイジー・キャッツの面々と現在のユーミンの写真を合成したものが使われていて、なかなかいいデザインになっています。


10インチ・サイズのジャケ。


中には歌詞カードとCD、PVとレコーディング風景を収めたDVDとの2枚組。

今年はクレイジー・キャッツはもちろん、ザ・ピーナッツ、沢田研二など数々のスターを輩出し、昭和の歌謡シーンを牛耳っていたと言っても過言ではない渡辺プロの創立50周年ということで、それを記念するかたちでの今回のスペシャルなコラボが実現した模様です。

曲の方もいかにもユーミンという曲調ながらもジャジーな雰囲気で、ユーミンと谷啓とのデュエットを中心に、植木等の「お呼びでない?こりゃまた失礼いたしました〜!」というお約束のセリフ(笑)、犬塚弘のベース、桜井センリのピアノの他、聴いててもよく分からないものの(苦笑)、ハナ輩のドラム、石橋エータローのピアノ、安田伸のサックス、ナベプロ創立者で元ジャズマンの渡辺晋のベースという、すでに故人となっている人たちのプレイが別の音源からサンプリングで入っているようです。

ジャケ・デザインはアメリカ西海岸のジャズ・レーベル、CONTEMPORARYを踏襲して作られている辺りが何ともマニアック^^。ジャケ上部の"STEREO"と書かれている部分はまさにそのまんま。
ちなみに下の写真はCONTEMPORARYからのオーネット・コールマンのアルバム「SOMETHING ELSE !!!!」のUSオリジナル盤ですが、ジャケ上部にご注目。

更に、このシングルと比べてみました。

レコード番号とロゴなどが違うだけでそっくりな作り。いいですねえ。

ちなみにこの曲、今月24日に発売予定のユーミンのニュー・アルバム「A GIRL IN SUMMER」には収録されず、同日発売のクレイジー・キャッツの50周年記念の2枚組ベスト盤「日本一の無責任大作戦」に収録されるそうです。
うーん、どっちも発売が楽しみだ。


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路傍の石

おおっ!!!こんなもんが出とったんですかー!10インチのジャケというこりゃまた昭和な匂いがぷんぷんしとりまんな。今日出かけたら探してみまひょ(何故か関西弁)。
by 路傍の石 (2006-05-13 14:01) 

MASA

路傍さん、どうもです。
私もこのシングルにこんな限定パッケージがあるとはつゆ知らず、こないだCD屋さんで見て即買いしてしまいました(笑)。
ホントに昭和の香りが立ちこめてきそうなジャケットです。是非入手してください^^。
by MASA (2006-05-13 14:47) 

milk_tea

ジャケ写を見て、クレイジーキャッツと森山良子の遠い昔の
ジョイントモノか・・・・と何の違和感もなく思いました。
ユ、ユーミンですか!
1ヶ月ほど前に、ユーミンのA Girl in Summer ツアーの初日に
行きましたが、新しいアルバムはやはり最近の彼女の作品らしく
どことなくありきたりでイマイチでしたねー。
案の定、客席が熱く盛り上がるのは、懐かしのヒットメドレーの時
だけでした。なので逆に言うと、記事にあるような楽しい企画モノ
とかのほうが単純に楽しめそうです。今も私の大好きな曲
"Corvette 1954"に生まれて今年52才になる彼女、今後の方向性
はなかなか難しいですね。もうハデハデ路線には見切りをつけて
アコースティックな世界に戻っていけばいいのにな、と思うけど
一度きらびやかな世界に味を占めるとそれに別れを告げるのは
やはり勇気要るんでしょうかね。
私も、膝が出るスカートにブーツみたいな格好からなかなか脱却
できなかったりしますし。同じかなー。
by milk_tea (2006-05-13 23:13) 

MASA

>1ヶ月ほど前に、ユーミンのA Girl in Summer ツアーの初日に
>行きましたが、新しいアルバムはやはり最近の彼女の作品らしく
>どことなくありきたりでイマイチでしたねー。

あ、もうツアーやってるんですか。ユーミンのコンサートは20年以上前に一度行ったことがあるだけなあ。そうですか、いまいちでしたかー。

>もうハデハデ路線には見切りをつけて
>アコースティックな世界に戻っていけばいいのにな、と思うけど
>一度きらびやかな世界に味を占めるとそれに別れを告げるのは
>やはり勇気要るんでしょうかね。

まあそうですねえ。元来派手好きな人らしいですし、派手なステージ演出に命を賭けてた頃もありますからね(笑)。

最近はちょっと持ち直してきたみたいですけど、でもユーミンは'80年代後半あたりからどれを聴いても同じようなアルバムしか作らず、マンネリズムまっしぐらになってまいましたよね。
思うにず〜っとダンナのプロデュースってのがよくない。ワンパターンで守りに回ったようなアルバムばっかりなのはダンナの責任が大きいですよ。
思い切って外部のプロデューサーとか起用したことがないミュージシャンを使ってやってみるとか、冒険してみりゃいいと思うんですけどねえ。「オレならもっとここはこうやるなあ」なんていっつも思っちゃって聴いてて歯がゆいんあだよなー、ユーミンのアルバムって(笑)。
でも松任谷正隆氏は「自分がやらないとユーミンのよさを引き出せない」とか思い込んでいるようなのでお話になりませんわ(笑)。

>私も、膝が出るスカートにブーツみたいな格好からなかなか脱却
できなかったりしますし。同じかなー。

えー、若作りですか?(爆)。いやいや、今どきの女性は多少年がいってても(失礼!)若くて魅力的な人が多いですし、別に無理に脱却する必要はないと思いますよ。
でもそんなmilkさんに一度会ってみたいなあ^^。
by MASA (2006-05-14 00:16) 

milk_tea

>でもユーミンは'80年代後半あたりからどれを聴いても同じような
>アルバムしか作らず、マンネリズムまっしぐら

そうそう。音楽性はいまだ高いのですが、初期~中期の頃に見られた
雲母片のような繊細な感性みたいなものが感じられなくなってきま
した。もちろん感受性豊かな若い頃と同じ感性を持てというのはムリ
なことではあるでしょうが、戦略的・技巧的になってくるとやっぱり
つまらないんですよね。

>思うにず〜っとダンナのプロデュースってのがよくない。

うむ確かに。どうしたってワンパターンになりますもんね。彼だって
年を重ねていて感性も鈍ってもくるでしょうし。
でもあの夫婦も結局は、その繋がりだけで何とか今も一緒に居るよう
なところあるんじゃないでしょうか。そこだけは押さえないと、2人の
ペアリングの意味を見失ってしまうのかも。最後の砦って感じで。
お互いに、そのことには実は気付いているのかもしれません。

>えー、若作りですか?(爆)

そうなんですよぉ~。
(と笑顔で答えつつ、えんま帳を久々に取り出す。MASA -50!)
え~い、東京神奈川界隈に出張の際は必ずや申し出なさい!
目にモノみせてくれる!(何見せる気だ)
by milk_tea (2006-05-14 12:13) 

MASA

ひえ〜、また点数減っちゃったよー!(@o@)
でも東京神奈川方面に行く機会があれば、是非お会いしましょうねー。けど行く機会あるかなあ。

>でもあの夫婦も結局は、その繋がりだけで何とか今も一緒に居るよ>うなところあるんじゃないでしょうか。そこだけは押さえないと、>2人のペアリングの意味を見失ってしまうのかも。最後の砦って感>じで。お互いに、そのことには実は気付いているのかもしれません。

それは絶対あるでしょうねー。音楽で繋がっている一心同体夫婦なんだろうなあ。もう結婚して30年になりますけど、夫婦の危機とかあってもダンナもそしてきっとユーミン自身も「お互い協力しなけりゃユーミンはユーミンたりえない」とか考えてるから別れられないのかも?と勝手な推測をしてみたりして(笑)。
by MASA (2006-05-14 19:35) 

parlophone

MASAさん、度重なる出張、お疲れさまです。
ぼくも最近のユーミンにはまったく興味がもてないんですが、
この10インチはほしいですねっ!!!
クレイジー・キャッツは大好きでしたし、コンテンポラリーのまんまパクリのジャケットもいいですね~。

それにしてもMASAさん、コンテンポラリーのオーネットとはまたスゴイものをお持ちで…。
怖くて手が出せません^^;
by parlophone (2006-05-14 23:20) 

MASA

>MASAさん、度重なる出張、お疲れさまです。

ありがとうございます。只今遼さんのお膝元(笑)、中州にあるビジネス・ホテルにおりますです。昨日は同僚とちょっと飲みにいきました。
ユーミンのCD、なかなかにマニア心をくすぐられるジャケです。遼さんも1枚いかがですか?^^

オーネットのレコードはけっこう安かったです。ビートルズのUK盤に比べれば楽勝で入手出来ますよ〜^^。
by MASA (2006-05-15 21:41) 

Reiko

MASAさん、出張お疲れ様です。

夫の自家、長岡なんです。
ここ数年いっていないわたしです。

ユーミンは、高校時代から聴いていました。
荒井由実のころが一番すきかもしれません。
懐かしいこともあるんだと思いますが。
ちょうど、わたしの日記のほうに今少しだけアップしたところです。
といっても、紹介みたいになってしまってますが。
by Reiko (2006-05-18 02:28) 

MASA

Reikoさん、ありがとうございます。

>夫の自家、長岡なんです。

おー、そうなんですか。田中角栄親子の悪口が御法度の(笑)長岡ですかー。来月行く予定ですが、何だか変更になる可能性が出て来ました(笑)。私も行くのは久しぶりなので行きたいのですが、変更になればちょっと残念。

>荒井由実のころが一番すきかもしれません。

同感です。ユーミンはあの時代がもっとも輝いてますし、創造性もピークでしたね。私は「ひこうき雲」「ミスリム」の初期2枚が特に好きです。
by MASA (2006-05-18 13:33) 

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