Melanie「CANDLES IN THE RAIN」USオリジナル盤ほか [中古盤]
先日のバーゲンでゲットした5枚のアルバム、最後に取り上げるのは先月UKオリジナル盤を取り上げたばかりのメラニーのアルバム「CANDLES IN THE RAIN」のUSオリジナル盤と、'72年に発売されている未発表音源を含む2枚組の編集盤「THE FOUR SIDES OF MELANIE」を取り上げたいと思います。
まずは「CANDLES IN THE RAIN」のUSオリジナル盤から。
先月UK盤をゲットしたばっかりなのに、まさかこんなに早くUSオリジナル盤がゲット出来るとは思わなかったのですが、欲しいと思っていたその念が通じたのでしょうか(笑)。今回ゲットした中での最大の収穫がなかなか見かけないこのUSオリジナル盤です。数年振りにバーゲンに行ってホントによかったです^^。
ジャケ左上には収録曲が書かれたステッカーが貼ってあり、反対側の右上の赤い丸の中に"Including Lay Down(Candles In The Rain)~ "とあるものもステッカーみたいに見えますが、これはジャケに印刷されています。
初回にはこの印刷はないはずなので、恐らくこの盤は「Lay Down」がヒットした後のセカンド・プレスのようです。
歌詞が載っている見開きの中はUK盤が黒かったのに対し、US盤は茶色になっています。UK盤には収録されている「Close To It All」が入っていないので、当然この曲の歌詞も載っていません。
裏ジャケにも違いがあって、US盤の裏ジャケにはメラニーの写真があり(下の写真右)、文字の配置も異なります。
レーベルは国内盤に使われているものと同じデザインのBuddahレーベル。
UK盤とは内容も異なり、UK盤ではB面1曲目に収録されている「Close To It All」が入っておらず、1曲少ない全9曲入り。更にUK盤では8分以上に及ぶロング・ヴァージョンで収録されているヒット曲の「Lay Down」もUS盤ではシングル・ヴァージョンと同じ3:49の通常ヴァージョンで収録されています。
UK盤とUS盤とで内容に違いがあることは知ってはいたものの、ジャケも内容もこれだけ異なると、UK盤もゲットしていてホントによかったなあと思います。
音質は高音域が出過ぎのUK盤に比べるとややそこは押さえられ、低音域もUK盤よりもやや出ていて音圧も若干高めです。さすがオリジナル原盤という音ですね。
続いては'72年にリリースされた2枚組編集盤「THE FOUR SIDES OF MELANIE」です。
基本的にはベスト盤的な内容で、一部未発表曲が収録されているようなのですが、何しろメラニーのオリジナル・アルバムは2枚しか持っていないので、詳しくは不明です。
1枚目のSIDE ONE、SIDE TWOは各オリジナル・アルバムに収録されているこの時代の代表曲をまとめた内容で、2枚目のSIDE THREEはボブ・ディラン、ジェームズ・テイラー、ストーンズのカヴァーを集めたもの、SIDE FOURはライヴ・アルバムからの曲が収録されています。
しかし残念ながらこのアルバムの前年に放った全米No.1ヒット曲の「Brand New Key(心の扉を開けよう)」をはじめ、この曲が収録されているアルバム「GATHER ME」からの曲がなぜかまったく収録されていません。なんでかなあ?単体で聴けってことか?
おーっ?!と思ったのは、UK盤「CANDLES IN THE RAIN」に収録の8分ヴァージョンとはさらにミックスが異なる7:50のヴァージョンの「Lay Down」が収録されていたこと。
メラニーがエドウィン・ホーキンス・シンガーズといっしょに歌っている"Lay Down, Lay Down~♪"の繰り返し部分のほとんどにメラニーのヴォーカルが入っていないミックスで、さらにエンディングをはじめとする曲の終盤の部分のミックスも微妙に異なるのですが、これは初めて聴きました。この1曲だけで買った価値がありましたね。
しかもこのアルバム、ジャケを組み立てるとBOXになるという特殊ジャケで、オビのような細長い解説書のウラにその組み立て方が書いてあります。
それを組み立てると、下の写真のようなBOXになるようですが、勿体なくて組み立ててはいません(笑)。
ジャケの一部を広げてみたところ。
こういうのは紙ジャケにすると面白いんですけどねえ。持ってはいませんが、メラニーのアルバムには他にもギミック・ジャケがあるので、是非発売元のメーカーさんには紙ジャケ化のご検討をお願いしたいもんです。
このアルバムは2年前にリマスターCDが出ています。ベスト盤なので入門用にもオススメ。
まずは「CANDLES IN THE RAIN」のUSオリジナル盤から。
先月UK盤をゲットしたばっかりなのに、まさかこんなに早くUSオリジナル盤がゲット出来るとは思わなかったのですが、欲しいと思っていたその念が通じたのでしょうか(笑)。今回ゲットした中での最大の収穫がなかなか見かけないこのUSオリジナル盤です。数年振りにバーゲンに行ってホントによかったです^^。
ジャケ左上には収録曲が書かれたステッカーが貼ってあり、反対側の右上の赤い丸の中に"Including Lay Down(Candles In The Rain)~ "とあるものもステッカーみたいに見えますが、これはジャケに印刷されています。
初回にはこの印刷はないはずなので、恐らくこの盤は「Lay Down」がヒットした後のセカンド・プレスのようです。
歌詞が載っている見開きの中はUK盤が黒かったのに対し、US盤は茶色になっています。UK盤には収録されている「Close To It All」が入っていないので、当然この曲の歌詞も載っていません。
裏ジャケにも違いがあって、US盤の裏ジャケにはメラニーの写真があり(下の写真右)、文字の配置も異なります。
レーベルは国内盤に使われているものと同じデザインのBuddahレーベル。
UK盤とは内容も異なり、UK盤ではB面1曲目に収録されている「Close To It All」が入っておらず、1曲少ない全9曲入り。更にUK盤では8分以上に及ぶロング・ヴァージョンで収録されているヒット曲の「Lay Down」もUS盤ではシングル・ヴァージョンと同じ3:49の通常ヴァージョンで収録されています。
UK盤とUS盤とで内容に違いがあることは知ってはいたものの、ジャケも内容もこれだけ異なると、UK盤もゲットしていてホントによかったなあと思います。
音質は高音域が出過ぎのUK盤に比べるとややそこは押さえられ、低音域もUK盤よりもやや出ていて音圧も若干高めです。さすがオリジナル原盤という音ですね。
続いては'72年にリリースされた2枚組編集盤「THE FOUR SIDES OF MELANIE」です。
基本的にはベスト盤的な内容で、一部未発表曲が収録されているようなのですが、何しろメラニーのオリジナル・アルバムは2枚しか持っていないので、詳しくは不明です。
1枚目のSIDE ONE、SIDE TWOは各オリジナル・アルバムに収録されているこの時代の代表曲をまとめた内容で、2枚目のSIDE THREEはボブ・ディラン、ジェームズ・テイラー、ストーンズのカヴァーを集めたもの、SIDE FOURはライヴ・アルバムからの曲が収録されています。
しかし残念ながらこのアルバムの前年に放った全米No.1ヒット曲の「Brand New Key(心の扉を開けよう)」をはじめ、この曲が収録されているアルバム「GATHER ME」からの曲がなぜかまったく収録されていません。なんでかなあ?単体で聴けってことか?
おーっ?!と思ったのは、UK盤「CANDLES IN THE RAIN」に収録の8分ヴァージョンとはさらにミックスが異なる7:50のヴァージョンの「Lay Down」が収録されていたこと。
メラニーがエドウィン・ホーキンス・シンガーズといっしょに歌っている"Lay Down, Lay Down~♪"の繰り返し部分のほとんどにメラニーのヴォーカルが入っていないミックスで、さらにエンディングをはじめとする曲の終盤の部分のミックスも微妙に異なるのですが、これは初めて聴きました。この1曲だけで買った価値がありましたね。
しかもこのアルバム、ジャケを組み立てるとBOXになるという特殊ジャケで、オビのような細長い解説書のウラにその組み立て方が書いてあります。
それを組み立てると、下の写真のようなBOXになるようですが、勿体なくて組み立ててはいません(笑)。
ジャケの一部を広げてみたところ。
こういうのは紙ジャケにすると面白いんですけどねえ。持ってはいませんが、メラニーのアルバムには他にもギミック・ジャケがあるので、是非発売元のメーカーさんには紙ジャケ化のご検討をお願いしたいもんです。
このアルバムは2年前にリマスターCDが出ています。ベスト盤なので入門用にもオススメ。
Candles in the Rain / Leftover Wine
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Edsel Records UK
- 発売日: 2007/02/20
- メディア: CD
paddiesさん、どーもです。
前回取り上げた時もですが、知名度が低すぎるのでまったくコメントが入らない中、nice!ありがとうございます(笑)。
paddiesさんももしどこかでメラニーのアルバムを見つけたら、是非ゲットして聴いてみて下さい^^。損はさせません^^。
by MASA (2013-06-14 15:03)
ジャケット暗記しました!
by paddies (2013-06-14 16:29)
実は私「隠れメラニー・ファン」なのです。
LPは7~8枚、CDは一枚持ってます。
まだまだ現役でご活躍のようですよ~。
"Lay Down"は名曲ですね。
by MORE (2013-06-16 12:19)
MOREさん、どーもです。
おー、隠れファンでしたか、うれしいですねえ。
メラニーのアルバムは国内盤も輸入盤もなかなか見かけないので、集めるのが大変です。
7〜8枚もお持ちとは羨ましい^^。
現役でたまにアルバムも出しているし、家族でグループを組んでライヴ活動も行っているみたいですよね。
同時代のローラ・ニーロやジョニ・ミッチェルなどと比べてどうしてこんなに知名度が低いんでしょうねえ。残念です。
by MASA (2013-06-17 15:13)
Melanieのアルバムでは"Good Book"(紙ジャケにしたら大変そう・・・)と、後期では"Phonogenic..."がお勧めです。
どうもドノヴァンとメラニーはヒッピー・フォークというイメージが強くて、アーティストとしての認識度が低いんでしょうかね。
まあ、確かに「音楽的」にはローラやジョニとは比較になりませんが・・・
by MORE (2013-06-20 12:17)
「GOOD BOOK」はUSオリジナル盤にはジャケに写真が何枚か付いてるんでしたっけ?
このアルバムも探しているんですが、見つかりませんねえ。
「PHONOGENIC~」もいいんですね。見つけたら絶対ゲットします。
メラニーは当時アイドル的な人気があって、そのせいでアルバムがちゃんと評価されないという話も聞きました。
まあ色メガネで見られているうちは正当な評価はなかなかされませんね。
by MASA (2013-06-23 02:38)
"Good Book!"のオリジナル盤にはジャケの真ん中に切込みがあって、まさに小さな絵本がついているのです。もちろん取り外して読めます。中古盤ではほとんどこの本が無くなっていますね・・・リイシューは写真になっちゃっています。
中味も良いですが、ジャケが秀逸。
by MORE (2013-06-24 11:48)
あ、あれ絵本なんですね。何しろ現物は見たことないもので^^。
中古を見つけても、これが付いてなかったらダメですね。
気長に探します。
by MASA (2013-06-24 13:30)