LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL到着。 [The Beatles]
ビートルズの「LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL」のCDが先日到着しました。
パッケージングは'09年のリマスターCDと同じ見開きの紙ジャケ風で、中にブックレットが挟まっておりCD本体は右側の横から出し入れする仕様。
内容の方は'77年のアナログ盤時代のものと同じく'64年と'65年のハリウッド・ボウルのライヴを合体させたもので曲順も同じ。
ジャケもオリジナル盤とは異なるしせっかく再発するのならそれぞれのライヴを完全版で出して欲しかったというのはおそらく多くのファンが望むところでしょうが、録音状態が悪いパフォーマンスが含まれるものをそのまま出すのはAppleとしては忍びなかったのか、それは叶いませんでした。
思えばビートルズの楽曲は出来のいいフレーズをつなぎ合わせたりミスった演奏部分をトラック・ダウンの際にうまくごまかしたりと現役当時から多かれ少なかれ見栄えのいいように加工されているので、出来るだけいい状態でリリースするというのが今でも脈々とあるのかも知れませんね。
今回のCD、A面とB面とで曲が途切れてしまうアナログと異なり、さすがにCDでは曲が全て繋がっているので興ざめしないのがいいところ(笑)。ライヴ盤なのでこれはいいですね。
肝心の音質の方もかなり上々。当時のアメリカではこれが主流だったというオリジナルの3チャンネル・マスターを逆位相などの電気的技術を用いてDemixなる方法でヴォーカルや各楽器の演奏部分だけを抽出してチャンネル数を増やしたのちに2チャンネルにトラック・ダウンするということをやったようですが、それにしては劇的なほどの違いはあまり感じませんでした。
何曲かでヴォーカルにリバーブがかかっているのもちょっと違和感がありましたが、あれはかけない方が良かったような。アナログ盤で聞こえる元々の会場の残響音だけで良かったんじゃないかなあ。まあまだ1回しか聴いていないので後々印象が変わるかも知れませんが。
ただ音質そのものはくすんだような音質のアナログ盤時代のものと比べると音がクリアで全体的にやや厚みが出ました。歓声に埋もれ気味だった演奏がグッと前に出るようになり、特に(曲にもよりますが)リンゴのドラムスの音がON気味のミックスで重たくなり存在感が増していて、ビートルズのロック・バンドとしての面目躍如といった迫力あるライヴ演奏になったように思います。
まあ細かいところを突っ込めばいくらでも文句はありそうですが、でもワタシ的にはあまりグダグダ言う気にはなりません。これでもう十分なリマスターだと思いますね。「買い」か「買いではない」かと問われれば、ワタシはズバリ「買い」だと思います。
ちなみに11月に発売されるアナログ盤もすでに予約済みで、到着次第またここでご紹介したいと思います。
オリジナルUK盤と国内盤。
パッケージングは'09年のリマスターCDと同じ見開きの紙ジャケ風で、中にブックレットが挟まっておりCD本体は右側の横から出し入れする仕様。
内容の方は'77年のアナログ盤時代のものと同じく'64年と'65年のハリウッド・ボウルのライヴを合体させたもので曲順も同じ。
ジャケもオリジナル盤とは異なるしせっかく再発するのならそれぞれのライヴを完全版で出して欲しかったというのはおそらく多くのファンが望むところでしょうが、録音状態が悪いパフォーマンスが含まれるものをそのまま出すのはAppleとしては忍びなかったのか、それは叶いませんでした。
思えばビートルズの楽曲は出来のいいフレーズをつなぎ合わせたりミスった演奏部分をトラック・ダウンの際にうまくごまかしたりと現役当時から多かれ少なかれ見栄えのいいように加工されているので、出来るだけいい状態でリリースするというのが今でも脈々とあるのかも知れませんね。
今回のCD、A面とB面とで曲が途切れてしまうアナログと異なり、さすがにCDでは曲が全て繋がっているので興ざめしないのがいいところ(笑)。ライヴ盤なのでこれはいいですね。
肝心の音質の方もかなり上々。当時のアメリカではこれが主流だったというオリジナルの3チャンネル・マスターを逆位相などの電気的技術を用いてDemixなる方法でヴォーカルや各楽器の演奏部分だけを抽出してチャンネル数を増やしたのちに2チャンネルにトラック・ダウンするということをやったようですが、それにしては劇的なほどの違いはあまり感じませんでした。
何曲かでヴォーカルにリバーブがかかっているのもちょっと違和感がありましたが、あれはかけない方が良かったような。アナログ盤で聞こえる元々の会場の残響音だけで良かったんじゃないかなあ。まあまだ1回しか聴いていないので後々印象が変わるかも知れませんが。
ただ音質そのものはくすんだような音質のアナログ盤時代のものと比べると音がクリアで全体的にやや厚みが出ました。歓声に埋もれ気味だった演奏がグッと前に出るようになり、特に(曲にもよりますが)リンゴのドラムスの音がON気味のミックスで重たくなり存在感が増していて、ビートルズのロック・バンドとしての面目躍如といった迫力あるライヴ演奏になったように思います。
まあ細かいところを突っ込めばいくらでも文句はありそうですが、でもワタシ的にはあまりグダグダ言う気にはなりません。これでもう十分なリマスターだと思いますね。「買い」か「買いではない」かと問われれば、ワタシはズバリ「買い」だと思います。
ちなみに11月に発売されるアナログ盤もすでに予約済みで、到着次第またここでご紹介したいと思います。
オリジナルUK盤と国内盤。
Live at the Hollywood Bowl [12 inch Analog]
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Capitol
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: LP Record
MASAさん、どうもです、ご無沙汰しております。
THE BEATLES-1.COMのたまちです。
アクティブに活動されているようで安心しました~
数年振りにのぞきましたらLive at the Hollywood Bowlの正式リリースの話題!
完全に乗り遅れておりますがさっそくポチリました。
到着が楽しみでございます。
by たまち (2016-10-03 18:20)
いやー、たまちさん、実にお久しぶりです!
ここ2年ほどはFacebook中心で、このブログの更新は数ヶ月に1~2回のスロー・ペースになりました。
たまちさんのブログはなぜかアクセス出来ずご無沙汰しておりました。お元気でしたか?
ハリウッド・ボウルの新装盤、音質も向上してなかなかですよ。11月にはアナログ盤も出ますので、そちらもどーぞ!
by MASA (2016-10-04 21:17)
機能届きましたよー
amazon早くて恐るべし(^^)
音がいいのでアナログは僕も予約しようかな。
FBは今度、訪問しますね。
by たまち (2016-10-06 09:04)
うわ、早いっすねえ〜。音質はなかなかいいですよね。
11月に出るアナログ盤も是非^^。
by MASA (2016-10-07 00:29)
どうもです。音質はちょっとエコーが気になるのを除いて、最高ですね~
アナログも買っちゃおうかな(^^)
by たまち (2016-10-13 15:15)
ワタシもアナログ盤買いますよ。2枚組だそうです。
by MASA (2016-10-15 00:47)