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AVアンプを買い替える [オーディオ]

父の急逝から1ヶ月が過ぎ、最近かなり落ち着いて来ました。ということでブログの更新が出来る余裕も出て来たので、久しぶりに新しい記事を書きたいと思います。

というワケで今回はたまたま父が亡くなる前日に注文し、亡くなった翌日に届いていた新しいAVアンプをご紹介したいと思います。
ワタシが購入したのはYAMAHAのAVアンプで、RX-A2020という機種です。

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このアンプは某オーディオ雑誌で昨年グランプリに輝いた機種でずっと気になっていたブツだったのですが、最近マイナーチェンジしてRX-A2030という機種が発売されたために型落ちとなり値段がグンと安くなったので今回思い切って購入。しかし機能面や性能的に大きな違いはないので、大変お買い得でした。
標準小売価格が¥199,500なのですが、これがamazonで何と約半額の¥99,000ほどで買えました。

AVラックに収まっている図。
真ん中のRX-A2020を挟んで、一番上はRX-A2020のプリ・アウトから写真には写っていませんが古いAVアンプ経由で繋いでいるフロント・スピーカー用のマランツのグラフィック・イコライザー、その下が同じくマランツのリージョン・フリーDVDプレーヤー(今はたまに輸入盤DVDを観る以外めったに使わない)、その下がソニーのブルーレイ・レコーダー、そして一番下の見切れているのが未だ現役の(って言ってもこれもめったに使わないけど)パイオニアのLD/DVDコンパチ機。

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このアンプに買い替えてよかった点のひとつは、何と言ってもWAV、FLACといった96kHz/24bitのハイレゾ音源に対応していること。ハイレゾ音源をUSBメモリにコピーしてそれをアンプの全面パネルにあるUSB端子に差し込むだけで簡単に再生出来ます。
残念ながら192kHzには対応していませんが、ハイレゾは96/24が主流のようだし、今まで使っていたソニーの古いAVアンプだと48/24までの再生しか出来なかったので、まあこれでよしとします。

アンプの全面にあるパネルを開けたところ。左下にUSB端子があります。

amp2.jpg

「BAND ON THE RUN」のDXエディションが発売された当時ダウンロードしてあったハイレゾ音源を試しに聴いてみましたが、さすがにCDとは音の厚みや立ちぐあいなど再現度が違いますねえ。これを聴いちゃうともう16bitのCDには戻れません。
そのほかDVD-AudioやSACD、DTS-CDといったハイレゾのソフトもフル・スペックで聴けるようになったので、これでワタシの音楽生活がますます楽しくなりそうです。

もちろんDolby TrueHD、DTS-HD Master Audioといったロスレス7.1chのブルーレイ・ソフトのサラウンド音声も聴くことが出来るようになり、映画鑑賞もいっそう楽しみになりました。

このアンプはサブ・スピーカーのchを含めると最高で9.2chでの再生が出来ますが、現在はフロント2chにセンター・スピーカー1台、リア2ch、サラウンド・バック2chにサブ・ウーファ1台の7.1chで再生しています。これでアクション映画なんか観たらもうサイコーのド迫力。コンサートなどの音楽ソフトも臨場感タップリです。

ピュア・オーディオ指向のオーディオ・ファンの中にはAVアンプは音質面がイマイチだろうと思っている方もいらっしゃるかも知れませんが、それはもうひと昔以上も前の話。まあ高級クラスのピュア・オーディオは別にすると、今のAVアンプの音質は想像以上によくなっています。

それにワタシが買ったこのアンプもそうですが、中級クラス以上のAVアンプならプリとメインが切り離せるので(それもフロント、センター、リアそれぞれ)、そこに現在愛用しているアンプを繋いで使用すれば、これでピュア・オーディオ用のアンプとの共存も可能です。

アンプ背面の写真。AVアンプならではのシロウトが見たら何が何やら分からない端子がいっぱい(笑)。レコード・プレーヤー用のPHONO端子もちゃんとあります。
ちなみに来年から試験放送が開始されるフル・ハイヴィジョンの4倍の画素数という4Kにもすでに対応しています(ただしワタシのTVは4Kは未対応ですけど)。

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そしてこのアンプ、もはやPCと言ってもいいくらいのシロモノで、LANケーブルを繋いで世界中のインターネット・ラジオも聴けちゃうところが面白い(普通のFM/AMチューナーも内蔵)。ファーム・ウェアの更新があれば、それもネットから自動で行ないます。

更にはこのアンプ用のスマホのアプリをダウンロードすれば、スマホからこのアンプを操作することも可能で、これがまた意外に便利。もう至れり尽くせりといった具合です。

父の葬儀後しばらく手つかずで箱に入ったままだったこの新しいアンプ、最近ようやく本格的に活用していますが、非常にコスト・パフォーマンスが高く価格以上の性能ですねえ。
何はともあれこれでワタシのAVライフがいっそう楽しいものになりそうです。





ヤマハ AVENTAGE(アベンタージュ) AVレシーバー 9.2ch 4K映像対応 ブラック RX-A2020(B)

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  • 出版社/メーカー: ヤマハ
  • メディア: エレクトロニクス

ヤマハ 7.1ch対応 AVアンプYAMAHA AVENTAGE RX-A2030-B

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コメント 4

想也

おっ、良さそうなAVアンプですね(^^)
ハイレゾ音源は、CDとは別世界ですよね。
オリジナル・アナログとどっちがよいかは、
モノによりますが。
by 想也 (2013-09-01 01:27) 

tetsupc2

MASAさんこんにちは!
色々と大変でしたね、、、

YAMAHAのAVアンプ良さそうですね~羨ましいです。
私は今までAVアンプは使ったことはないので『良さ』は良く分かりませんが
DACが96kHz/24bit対応ってとこが最近のオーディオって感じでいいですね。
私はハイレゾ音源はPCからUSB経由でLUXMAN DA-200に繋いでその後KこれまたLUXMAN AMPに繋いでいます。

最初はFLACで再生するハイレゾ音源は感動したなぁ~今じゃこれが当たり前のようになってしまい通常のCDは聴かなくなってしまいました、、、というよりiphoneに入れて聴く感じです。

でもDSDは対応していないのが少し不満だったりします、、、まぁSACDのデジタルアウトもないですし現状は必要ないのではありますが将来的には絶対必要かと思いますので次は・・・と考えると恐ろしいです。

ハイレゾ音源で音楽ライフ充実して下さ~い。

by tetsupc2 (2013-09-01 18:14) 

MASA

想也さん、こんばんは〜。
ハイレゾはやっぱり驚異的ですね。今後もっともっと普及して欲しいと思います。
もう今やCDには魅力がなく、個人的には聴くならハイレゾとアナログという両極端なメディアに限られて来そうな感じですね^^。
by MASA (2013-09-02 00:21) 

MASA

tetsuさん、お久しぶりです。
ハイレゾが今後どんどん出てくれば、もうアンプもデジタル対応が必須になりそうな勢いですね。

そう言えばこのアンプ、iPhoneのiTunesに入っている曲を無線LANで飛ばして聴くことも可能なAir Playという機能も付いています。
好むと好まざるとに拘らずですが、時代はすでにデジタルですねえ。
by MASA (2013-09-02 00:32) 

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