The Jamのアルバム・その2 [Rock / Pops]
前回に続きザ・ジャムのアルバム紹介、今回はスタジオ録音としてはラスト・アルバムとなった'82年3月リリースの「THE GIFT」から行ってみましょう〜。
以前にもちょっと取り上げたことがありますが、上の写真は初回限定盤で、薄紫のストライプの袋に入っていました。余談ですが、この頃UK盤が高くて、これは確か3,000円くらいした記憶があるなあ。
袋から出すと普通のUK盤です。
全英アルバム・チャートで初のNo.1になったこのアルバムでは、ポール・ウェラーは以前から大好きだったブラック・ミュージックを追求し、全体的にファンクやソウルの要素が強い内容となっています。全英No.1になったシングル「Town Called Malice(悪意という名の街)」収録。
その後のスタカンに繋がる伏線を残したこのアルバムを最後にジャムは解散に向かいますが、その前にリリースしたのがライヴ盤「DIG THE NEW BLEED」。
'82年の10月に突如解散宣言を行ない、その後の解散ツアーの真っただ中の12月にリリースされたこのアルバム、内容は'77年から'82年4月までの間に行なわれた様々なライヴ音源を1枚のアルバムに編集したもの。
初回プレスはジャケに丸い穴が空いていて、レーベルが見える仕様でした。再発盤の一部やUS盤などには穴が空いていません。
裏ジャケは60年代のUK盤みたいに、敢えてE式のフリップ・バックにしたところがグー^^。
「人気絶頂の状態で解散することで自分たちの音楽に意味を持たせたい」という主旨の発言で突然の解散宣言を行なったザ・ジャムですが、これはほとんどポール・ウェラーの独断で、もうちょっと続けたかったブルース・フォクストン、リック・バックラーを無理矢理説き伏せたかたちでの解散というのが真相らしいです。「ストーンズみたいにダラダラと無様なかたちで存続したくはない」という旨の"若気の至り"的発言もあったように思います(笑)。
その翌年ポール・ウェラーはスタカンを結成、ベースのブルース・フォクストンはソロ・アルバムをリリース、ドラムスのリック・バックラーは消息不明(笑)と、三人三様の路を歩むこととなりましたが、ポール・ウェラーに無理矢理解散を押し切られて以降の他のふたりの活躍がそんなに目立っていないのはちょっと不憫にも思いますなあ〜(笑)。
以前にもちょっと取り上げたことがありますが、上の写真は初回限定盤で、薄紫のストライプの袋に入っていました。余談ですが、この頃UK盤が高くて、これは確か3,000円くらいした記憶があるなあ。
袋から出すと普通のUK盤です。
全英アルバム・チャートで初のNo.1になったこのアルバムでは、ポール・ウェラーは以前から大好きだったブラック・ミュージックを追求し、全体的にファンクやソウルの要素が強い内容となっています。全英No.1になったシングル「Town Called Malice(悪意という名の街)」収録。
その後のスタカンに繋がる伏線を残したこのアルバムを最後にジャムは解散に向かいますが、その前にリリースしたのがライヴ盤「DIG THE NEW BLEED」。
'82年の10月に突如解散宣言を行ない、その後の解散ツアーの真っただ中の12月にリリースされたこのアルバム、内容は'77年から'82年4月までの間に行なわれた様々なライヴ音源を1枚のアルバムに編集したもの。
初回プレスはジャケに丸い穴が空いていて、レーベルが見える仕様でした。再発盤の一部やUS盤などには穴が空いていません。
裏ジャケは60年代のUK盤みたいに、敢えてE式のフリップ・バックにしたところがグー^^。
「人気絶頂の状態で解散することで自分たちの音楽に意味を持たせたい」という主旨の発言で突然の解散宣言を行なったザ・ジャムですが、これはほとんどポール・ウェラーの独断で、もうちょっと続けたかったブルース・フォクストン、リック・バックラーを無理矢理説き伏せたかたちでの解散というのが真相らしいです。「ストーンズみたいにダラダラと無様なかたちで存続したくはない」という旨の"若気の至り"的発言もあったように思います(笑)。
その翌年ポール・ウェラーはスタカンを結成、ベースのブルース・フォクストンはソロ・アルバムをリリース、ドラムスのリック・バックラーは消息不明(笑)と、三人三様の路を歩むこととなりましたが、ポール・ウェラーに無理矢理解散を押し切られて以降の他のふたりの活躍がそんなに目立っていないのはちょっと不憫にも思いますなあ〜(笑)。
こんばんは、MASAさん。ジャム特集も、おつかれさまです。ジャムは完全に後追いで聴いたバンドでした。この頃、ポリスはリアルタイムで追っかけていたのに、周囲にはジャムを話題にする友人が全くいませんでした。これって今振り返ると、「なんでだったんだろう?」と、とても不思議に思います。
なのでジャムの音源も最初に聴いたのはベスト盤やコンピ盤で、アルバムよりシングルになった曲に馴染みがありますネ。『スナップ』もコンパクト版ではなく、EP収録曲も収めた完全版で初めて聴きました。
当時のジャムの人気を収録したドキュメンタリーなどを見てみたい気もしますが、こういう映像って、なかなか出てきませんねー。
by MCMLXV_65 (2010-04-04 19:49)
MCMLXV_65さん、どーもです。
ジャムって日本では意外にマニアックな人気しかないバンドだったので、知らない人は全く知らないバンドだったかも知れませんね。
スタカンのDVDみたいなものなら確かジャムでも出ていたように思いますが、ドキュメンタリーはなかったと思いますねえ。
あれば私も観てみたいです。
by MASA (2010-04-04 23:47)
へー、このUK盤の二枚は見たことなかったです。
そう言えばこの時代ですね、限定デザインジャケットが流行し始めたのは・・・
中味だけじゃなくって外観でもビジネスが始まった、ということでしょうか。
Town Called Maliceは映画「リトルダンサー」の中で印象的に使われていましたねー。やはりあの空気感にぴったりハマっていました。
by MORE (2010-04-05 09:36)
いやぁ、袋入りのギフトはうらやましいっす♪
確か紙ジャケでも再現されてなかったんじゃ…?
そして、ディグ・ザ〜、自分は日本盤で穴はあいてますけど、ジャケ裏面折り返しだったなんて、初めて知りました。これまた欲しくなりましたね、うふふ♪
ちなみにリックはタイムUKだったかな?そんなバンドもやってた記憶があります…もちろん聴いてませんけど、うふ♪
by へどろん (2010-04-05 21:36)
MOREさん、どーもです。
限定盤、限定仕様というものが氾濫しだしたのは確かに80年代初頭のニュー・ウェーヴのアーティストのレコードからでしたね。
今では初回限定なんていうのはすっかり当たり前になっちゃってますが、よく考えたらその辺が元祖ですねー。
「リトル・ダンサー」は昔1回だけ観たことがありますが、「Town Called Malice」が使われていたのは憶えてないなあ〜^^;
by MASA (2010-04-05 22:53)
へどろんさん、まいどです。
ジャムは2、3回紙ジャケ化されてますが、「GIFT」のあの袋はただの一度も再現されてないのが不思議ですねえ。
「DIG THE ~」は国内盤はちゃんと穴が空いてましたよね。
折り返しになっていたのはUK盤でも確か初期プレスだけだったかも知れないです。
タイムUKですか。名前は聞いたことありますが、知らないなあ〜^^;
by MASA (2010-04-05 23:10)