The Jamのアルバム・その1 [Rock / Pops]
ず〜っとスタイル・カウンシルが続きましたが、今回はポール・ウェラーの音楽キャリアの原点であり、パンク・ロックの人気バンドでもあったザ・ジャムをちょっと取り上げてみようかな、と思います。
とは言うものの、実は私がザ・ジャムをレコードを買ってちゃんと聴き出したのはかなり遅くて、最初に買ったアルバムは'80年発売の5枚目のアルバム「SOUND AFFECTS」でした。それ以前の曲は解散後にリリースされた2枚組+EPで出たベスト盤「SNAP!」(上の写真)でしか持っていません。
EP付きは初回プレスだけだったと思います。
「SOUND AFFECTS」以降はシングルも入手出来るものは入手して揃えていました。
そんな頃に買った3枚の7インチ・シングル。左から「Start!」(これだけUS盤)、ラスト・シングルとなった「Beat Surrender」、そして「The Bitterest Pill」。
「Beat Surrender」は2枚組で、カーティス・メイフィールドの「Move On Up」やエドウィン・スターの「War」のカヴァーなどが収録された5曲入り。
「SOUND AFFECTS」はUS盤で、UK盤では3曲目に収録の「Start!」が1曲目に入っています。そしてよく見るとジャケのレイアウトも違います。
さらに初回プレスには「Going Underground / Dreams of Children」のシングルが入っていました。
私はこの前作の「SETTING SONS」に入っていた「The Eton Rifles」を聴いてやっとジャムを意識するようになったのですが、パンク一筋から音楽的に幅が出てアブラが乗ってきたのがこの辺からではないでしょうか。
この「SOUND AFFECTS」もなかなか充実した内容ですが、このアルバムが語られる際によく引き合いに出されるのがビートルズの「REVOLVER」。
「Start!」のベースやギター・リフはまさに「Taxman」なのはファンならご存知のとおりだと思います。
ポール・ウェラーがある日パブで飲んで家に帰って、酔っぱらった勢いでギターをかき鳴らしながら一気に書いたという「That's Entertainment」も名曲ですが、曲っていうのは楽器を前にして眉間にシワを寄せながら構えて作るもんじゃなく、才能ある人間のインスピレーションから生まれる、ということを思い知らされるエピソードです。
長くなったので、残りのアルバムはまた次回に続きます^^。
とは言うものの、実は私がザ・ジャムをレコードを買ってちゃんと聴き出したのはかなり遅くて、最初に買ったアルバムは'80年発売の5枚目のアルバム「SOUND AFFECTS」でした。それ以前の曲は解散後にリリースされた2枚組+EPで出たベスト盤「SNAP!」(上の写真)でしか持っていません。
EP付きは初回プレスだけだったと思います。
「SOUND AFFECTS」以降はシングルも入手出来るものは入手して揃えていました。
そんな頃に買った3枚の7インチ・シングル。左から「Start!」(これだけUS盤)、ラスト・シングルとなった「Beat Surrender」、そして「The Bitterest Pill」。
「Beat Surrender」は2枚組で、カーティス・メイフィールドの「Move On Up」やエドウィン・スターの「War」のカヴァーなどが収録された5曲入り。
「SOUND AFFECTS」はUS盤で、UK盤では3曲目に収録の「Start!」が1曲目に入っています。そしてよく見るとジャケのレイアウトも違います。
さらに初回プレスには「Going Underground / Dreams of Children」のシングルが入っていました。
私はこの前作の「SETTING SONS」に入っていた「The Eton Rifles」を聴いてやっとジャムを意識するようになったのですが、パンク一筋から音楽的に幅が出てアブラが乗ってきたのがこの辺からではないでしょうか。
この「SOUND AFFECTS」もなかなか充実した内容ですが、このアルバムが語られる際によく引き合いに出されるのがビートルズの「REVOLVER」。
「Start!」のベースやギター・リフはまさに「Taxman」なのはファンならご存知のとおりだと思います。
ポール・ウェラーがある日パブで飲んで家に帰って、酔っぱらった勢いでギターをかき鳴らしながら一気に書いたという「That's Entertainment」も名曲ですが、曲っていうのは楽器を前にして眉間にシワを寄せながら構えて作るもんじゃなく、才能ある人間のインスピレーションから生まれる、ということを思い知らされるエピソードです。
長くなったので、残りのアルバムはまた次回に続きます^^。
こんばんは。
確かラストシングルは「Beat Surrender」の方だったと思います。
ジャムはイギリスで人気絶頂の時に解散しちゃったんですよね。
この曲もラストを飾るにふさわしい名曲だと思います。
by ミネちゃん (2010-04-03 22:48)
ミネちゃんさん、どーもです。
調べたら確かに「Beat Surrender」の方がラスト・シングルでした。
リアル・タイムで買ってたくせに、完全に私の勘違いです(笑)。
記事、訂正しときます。
ジャムの解散はほとんどポール・ウェラーのわがままですからねー。
惜しまれつつ終わりたかったんでしょう。
もう数年やってたらもっと音楽の幅が広がって更に面白いバンドになる可能性もありましたね。
by MASA (2010-04-03 23:13)
いやぁ、7インチ付きはうらやましいっすね♪
CDだと最初はもっとひどいコンパクト仕様でしたもんね。
7インチ付きのサウンド〜もうらやましいっす。
ザッツ〜はホントにそう思いますよね。
だって、コード4つですもんね。
ららららら〜ら〜♪
by へどろん (2010-04-04 00:49)
へどろんさん、どーもです。
初めてアルバムを買ってからわずか2年後に解散してしまいましたけど、一応その前にリアルタイムで聴けてよかったですわ(笑)。
7インチ付きの「SNAP!」もおかげで当時ゲット出来ました。
「That's~」は酔った勢いで作ったせいで比較的単純な曲構成ですが、それには関係なく名曲ですね。
by MASA (2010-04-04 02:26)
実は私Jamに関してはオクテでして、最初に買ったのがBeat Surrenderだったのです・・・
「そっかー、カッコいいじゃん」でした。
というわけで、スタカンは最初から買い漁り状態が続いたのでした。
P.ウェラーは良い感じに歳を重ねていますねー。
ロンドンのコヴェントガーデン辺りをウロウロしていた時、何気に入ったブティックでスタカンが流れ始めたら急にお店の中の雰囲気が変わり、「あー、こういうことなんだなー」と体感したのでした。
だから彼の音って他の国の人には伝わり難いんでしょうね。
東京にはイマイチしっくりこないです。(ましてやLAとか無理ですねー)
by MORE (2010-04-04 11:08)
MOREさんもけっこう遅れてジャムを聴いたんですか。同じですね^^。
ロンドンにいたなんで羨ましいなあ。
まあ確かにスタカンの音楽はさすがにロンドンがいちばんしっくり来そうな雰囲気ですよね。
ある意味イギリス国内向け、って感じもしますね。
昔は"渋谷系"の音楽好きに聴かれてましたけど、実際は大都会には似合わない音楽かも知れません。
NYならまだしも、確かにウェスト・コーストなんかには私も絶対合わないと思います(笑)。
by MASA (2010-04-04 13:38)
遡って聴いたJAMは「パンクなのか?!」って最初思いました(笑)
パンクなの?
でも、好きでしたね^^
カーティス・メイフィールドも好きなので、「Move On Up」は「うほぅ!」って思いました(笑)
スタカンのファーストと、JAMのラスト聴くと、全然違和感なく繋がるんですよね!
↑でのお二人のコメント・・
確かに、田舎に帰ってきてから、めっきり聴かなくなった!(笑)
by bluebird (2010-04-16 08:54)
スタカンから入った人はジャムを聴いたらパンクだったのが意外かも知れませんね。
そうそう、ジャムのラスト・アルバムはスタカンへの布石だったような感じですもんね。
見事に繋がってます^^。
by MASA (2010-04-17 00:52)