Sky Ferreira「NIGHT TIME, MY TIME」 [Rock / Pops]
最近仕事の方が若干落ち着いて来て音楽を聴く時間もだいぶ出来たので、今まで気になっていながら聴いている時間がないため買いそびれていたアルバムを中心に何枚か購入しました。そのうち下の3枚のアルバムが先日到着しました。
昨年の12月に発売されている少女時代の3rd.アルバム、スザンヌ・ヴェガの新作、これがデビュー・アルバムとなるニュー・カマー、スカイ・フェレイラのアルバムの3枚です。
このうち今回はこの中でもっとも衝撃を受けたスカイ・フェレイラの「NIGHT TIME, MY TIME」をご紹介します。
昨年末に書いたこのブログの「アイドル・ソング・ベスト10」の記事で「最近まったく新しめの洋楽アーティストのアルバムを買っておらず、アイドル系を中心にドメスティックな方向に向かっている」みたいなことを書きましたが、とは言っても最近の洋楽にまったく無関心だったわけではなく、例えば先日のグラミー賞で最優秀新人賞などを受賞したLordeとか、女性3人組のテクノ・ロック・バンドHaimとか、若手ロック・バンドのThe Stlypes、Chvrchesなど、買ってはいないものの興味をそそられるアーティストはいました。
買わなかった理由のひとつに、仕事が忙しくてなかなかじっくりと聴く時間がなかったということもあります。
今回取り上げる新人女性アーティストのSky Ferreira(スカイ・フェレイラ)もそんな中のひとりですが、実はこの人、ワタシは2010年から知っていて、その当時UK Parlophoneからネット配信のみでリリースされた「One」という曲が気に入り、その頃からちょっと気になる人でした。
ちなみにこれがその曲。
アメリカ人ながら最初はイギリスでデビューしたのですが、しかしリリースしたどの曲もネット配信中心でCDでのリリースは少なく、昨年秋に発売したミニ・アルバム「GHOST EP」を除くとそれ以前に1枚だけリリースされているらしい「AS IF」というEPは入手困難な状態のようです(探してもないので、ひょっとしてこのEPも配信オンリーかも?)。
そしてデビューから4年目の今年1月に満を持してこのファースト・アルバム「NIGHT TIME, MY TIME」がついにリリースされたので、これは買わなくてはと思い購入。
個性派映画監督のギャスパー・ノエが撮ったというご覧のような耽美的なジャケ写真も話題のようです。
内容はというと、これがジャケ写真同様中身も過激。4年前に聴いた「One」は80年代のダンス・ポップを彷彿させるどこか懐かしいキャッチーな印象でしたが、このアルバムでは方向をかなり軌道修正、80年代ニュー・ウェーヴのエレ・ポップのような部分を持ちながらもっとロック色を強く押し出し、そのサウンドは超アグレッシブで挑発的。ポップでありながらちょっとダークでヘヴィな世界観が展開されている非常に個性的な内容のアルバムです。
このアルバムの6曲目に収録されている「You're Not The One」のPV。
ワタシが購入したのは先述の5曲入りミニ・アルバム「GHOST EP」がオマケに付いた限定盤で、このアルバムがまたなかなかいい。
ちなみにこのアルバムは2012年から13年にかけてやはりネット配信のみでリリースされた曲を中心にまとめたアルバムのようです。
その「GHOST EP」から、「Everything Is Embarrassing」のPV。
これはなかなか一筋縄ではいなかい面白いアーティストです。上のPVは比較的ポップな曲ですが、アルバム全体としては曲もサウンドももっと過激で、日本のエロ・アニメかエロ・コミックでも見てそれにインスパイアされたんじゃないかと思うような「O*anko」という超ヤバいタイトルの曲もあります(笑)。
曲はほとんどが彼女自身とその仲間との共作によるものですが、ポップでありながらこういうちょっとねじれたフツウじゃない音楽が大好物のワタシとしては大いに気に入りました。ワタシのように普通じゃ飽き足らない個性派のポップ・ロックをお好きな音楽ファンには超オススメです。
ちなみにまだ国内盤は未発売で輸入盤のみですが、「One」をはじめネット配信のみで未CD化のままの曲も何曲かあるので、そちらも今後是非CD化されることを期待します。
アナログ盤も出ていますが、値段が高すぎるのでやめました(笑)。
昨年の12月に発売されている少女時代の3rd.アルバム、スザンヌ・ヴェガの新作、これがデビュー・アルバムとなるニュー・カマー、スカイ・フェレイラのアルバムの3枚です。
このうち今回はこの中でもっとも衝撃を受けたスカイ・フェレイラの「NIGHT TIME, MY TIME」をご紹介します。
昨年末に書いたこのブログの「アイドル・ソング・ベスト10」の記事で「最近まったく新しめの洋楽アーティストのアルバムを買っておらず、アイドル系を中心にドメスティックな方向に向かっている」みたいなことを書きましたが、とは言っても最近の洋楽にまったく無関心だったわけではなく、例えば先日のグラミー賞で最優秀新人賞などを受賞したLordeとか、女性3人組のテクノ・ロック・バンドHaimとか、若手ロック・バンドのThe Stlypes、Chvrchesなど、買ってはいないものの興味をそそられるアーティストはいました。
買わなかった理由のひとつに、仕事が忙しくてなかなかじっくりと聴く時間がなかったということもあります。
今回取り上げる新人女性アーティストのSky Ferreira(スカイ・フェレイラ)もそんな中のひとりですが、実はこの人、ワタシは2010年から知っていて、その当時UK Parlophoneからネット配信のみでリリースされた「One」という曲が気に入り、その頃からちょっと気になる人でした。
ちなみにこれがその曲。
アメリカ人ながら最初はイギリスでデビューしたのですが、しかしリリースしたどの曲もネット配信中心でCDでのリリースは少なく、昨年秋に発売したミニ・アルバム「GHOST EP」を除くとそれ以前に1枚だけリリースされているらしい「AS IF」というEPは入手困難な状態のようです(探してもないので、ひょっとしてこのEPも配信オンリーかも?)。
そしてデビューから4年目の今年1月に満を持してこのファースト・アルバム「NIGHT TIME, MY TIME」がついにリリースされたので、これは買わなくてはと思い購入。
個性派映画監督のギャスパー・ノエが撮ったというご覧のような耽美的なジャケ写真も話題のようです。
内容はというと、これがジャケ写真同様中身も過激。4年前に聴いた「One」は80年代のダンス・ポップを彷彿させるどこか懐かしいキャッチーな印象でしたが、このアルバムでは方向をかなり軌道修正、80年代ニュー・ウェーヴのエレ・ポップのような部分を持ちながらもっとロック色を強く押し出し、そのサウンドは超アグレッシブで挑発的。ポップでありながらちょっとダークでヘヴィな世界観が展開されている非常に個性的な内容のアルバムです。
このアルバムの6曲目に収録されている「You're Not The One」のPV。
ワタシが購入したのは先述の5曲入りミニ・アルバム「GHOST EP」がオマケに付いた限定盤で、このアルバムがまたなかなかいい。
ちなみにこのアルバムは2012年から13年にかけてやはりネット配信のみでリリースされた曲を中心にまとめたアルバムのようです。
その「GHOST EP」から、「Everything Is Embarrassing」のPV。
これはなかなか一筋縄ではいなかい面白いアーティストです。上のPVは比較的ポップな曲ですが、アルバム全体としては曲もサウンドももっと過激で、日本のエロ・アニメかエロ・コミックでも見てそれにインスパイアされたんじゃないかと思うような「O*anko」という超ヤバいタイトルの曲もあります(笑)。
曲はほとんどが彼女自身とその仲間との共作によるものですが、ポップでありながらこういうちょっとねじれたフツウじゃない音楽が大好物のワタシとしては大いに気に入りました。ワタシのように普通じゃ飽き足らない個性派のポップ・ロックをお好きな音楽ファンには超オススメです。
ちなみにまだ国内盤は未発売で輸入盤のみですが、「One」をはじめネット配信のみで未CD化のままの曲も何曲かあるので、そちらも今後是非CD化されることを期待します。
アナログ盤も出ていますが、値段が高すぎるのでやめました(笑)。
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