「HELP!」ブルーレイ到着。 [The Beatles]
ビートルズの映画「HELP!」のブルーレイが発売日よりも数日遅れでやっと届きました。
ワタシが買ったのはアメリカ盤で、値段が安かったのでこちらを選択しました。国内盤と恐らく同じ仕様なんでしょうけど(現物見てません)、スリーヴケース入りのデジパックになっていて、ブックレットが付いています。
これで「HELP!」は2000年に買った旧マスターのDVD(US盤)と'07年にボックス・セットで出たリマスターされたDVD(これもUS盤)と全部で3種類になりました。(昔観ていたVHSもありましたが、とっくに処分。)
昨日到着して早速観ましたが、ん〜?なんかそれほど画質がキレイじゃないなー、と思いつつ観ていたら、映画の最後になって"2007"のクレジットが。なんだよ、これブルーレイ用に新たにリストアされたわけではなく、単に'07年に発売されたリマスターDVDのマスターをブルーレイ化しただけのものじゃないですか。うそぉ〜。
まあ'07年版のDVDに比べたらキレイはキレイなんですが、画質のニュアンスはDVDそのまんま。引きの画面で輪郭がボヤけていたり、全体的にもキリッとしないブルーレイらしからぬ甘い画質です。
試しにDVDと比較してみたらやっぱりこのブルーレイとの画質の差が小さく、これならDVDでも充分じゃないか、と思うレベルです。
そもそもリマスターされた時期が悪すぎたとしか思えません。リマスターが制作された'07年はすでにブルーレイ・ソフト黎明期で、まだまだ普及していなかったとはいえそんな時期にリマスターを作っておいてDVDしか発売しなかったということもナゾですが、最新テクノロジーを使って今リマスターを制作すればもっと高画質に出来たはず、と思うとつくづく残念です。
ちなみに画質が悪いにも拘らずワタシが2000年に買った旧版のDVDを処分せずに持っているのは、旧版とリマスターDVD/ブルーレイでは画面のサイズが異なるからです。
旧版はスタンダード・サイズ、リマスターDVDとブルーレイは変形ビスタ・サイズですが、リマスター版はヨコ長のTVサイズに合わせるためスタンダード・サイズの上下をカットしてあり、スタンダード・サイズの旧版はカットなしのフル画面で観られるからです。
例えば冒頭のシーンですが、リマスター版(今回のブルーレイ)のこのシーン。
これが旧版だとこんな具合。上下の画面の情報量に違いがあります。リンゴの頭上のスペースと3人の足下に注目。
「You're Going To Lose That Girl」のレコーディング・シーンの冒頭部分。
こちらはリマスター版。
こちらが旧版。上のマイクや天井が切れおらず、リンゴのドラムのスネア、シンバルのスタンドなども写っている部分が多いです。
それにしてもテレビ画面を写真に撮っただけだとDVDとブルーレイの画質の違いが全然分かんない(笑)。
ワタシが持っている「HELP!」は3種類とも輸入盤のため日本語字幕がありません。うっすら覚えている昔テレビ放送された時の吹き替えやVHSで観ていたときの日本語字幕の記憶と半分くらいしか分からない英語字幕をたよりに楽しんでおります(笑)。
ワタシが買ったのはアメリカ盤で、値段が安かったのでこちらを選択しました。国内盤と恐らく同じ仕様なんでしょうけど(現物見てません)、スリーヴケース入りのデジパックになっていて、ブックレットが付いています。
これで「HELP!」は2000年に買った旧マスターのDVD(US盤)と'07年にボックス・セットで出たリマスターされたDVD(これもUS盤)と全部で3種類になりました。(昔観ていたVHSもありましたが、とっくに処分。)
昨日到着して早速観ましたが、ん〜?なんかそれほど画質がキレイじゃないなー、と思いつつ観ていたら、映画の最後になって"2007"のクレジットが。なんだよ、これブルーレイ用に新たにリストアされたわけではなく、単に'07年に発売されたリマスターDVDのマスターをブルーレイ化しただけのものじゃないですか。うそぉ〜。
まあ'07年版のDVDに比べたらキレイはキレイなんですが、画質のニュアンスはDVDそのまんま。引きの画面で輪郭がボヤけていたり、全体的にもキリッとしないブルーレイらしからぬ甘い画質です。
試しにDVDと比較してみたらやっぱりこのブルーレイとの画質の差が小さく、これならDVDでも充分じゃないか、と思うレベルです。
そもそもリマスターされた時期が悪すぎたとしか思えません。リマスターが制作された'07年はすでにブルーレイ・ソフト黎明期で、まだまだ普及していなかったとはいえそんな時期にリマスターを作っておいてDVDしか発売しなかったということもナゾですが、最新テクノロジーを使って今リマスターを制作すればもっと高画質に出来たはず、と思うとつくづく残念です。
ちなみに画質が悪いにも拘らずワタシが2000年に買った旧版のDVDを処分せずに持っているのは、旧版とリマスターDVD/ブルーレイでは画面のサイズが異なるからです。
旧版はスタンダード・サイズ、リマスターDVDとブルーレイは変形ビスタ・サイズですが、リマスター版はヨコ長のTVサイズに合わせるためスタンダード・サイズの上下をカットしてあり、スタンダード・サイズの旧版はカットなしのフル画面で観られるからです。
例えば冒頭のシーンですが、リマスター版(今回のブルーレイ)のこのシーン。
これが旧版だとこんな具合。上下の画面の情報量に違いがあります。リンゴの頭上のスペースと3人の足下に注目。
「You're Going To Lose That Girl」のレコーディング・シーンの冒頭部分。
こちらはリマスター版。
こちらが旧版。上のマイクや天井が切れおらず、リンゴのドラムのスネア、シンバルのスタンドなども写っている部分が多いです。
それにしてもテレビ画面を写真に撮っただけだとDVDとブルーレイの画質の違いが全然分かんない(笑)。
ワタシが持っている「HELP!」は3種類とも輸入盤のため日本語字幕がありません。うっすら覚えている昔テレビ放送された時の吹き替えやVHSで観ていたときの日本語字幕の記憶と半分くらいしか分からない英語字幕をたよりに楽しんでおります(笑)。
MASAさん、こんばんは。
今回のブルーレイ化は少々気にはなっていたのですが、あまり画質の向上していないとは残念ですね。
私はまだ入手していないのですが、廉価版で再発されたら買おうかな~(笑)
ところでトリミングについては私は反対派なので、どんな作品にかかわらずオリジナルの形で高画質化し、音声についてもマルチチャンネルがあるのですから、オリジナル音声も収録して欲しいと思っています。
かつてテレビ画面が4:3比率の時はワイド画面の左右がカットされた映画が多くて、ワイソスクリーンのオリジナル比率で見たいなあ、と願っていましたが今ではワイドスクリーンが当たり前になって、逆に3;4が見られなくなるとは、本当に残念です。
また10年くらい経てば、「オリジナル映像+音声版」なんてのが発売されて、買わされてしまう時が来るかもしれませんね。
by てらだ (2013-07-04 19:12)
てらださん、こんばんは。
まあ今の時代トリミングはしょうがないのかも知れませんが、出来ればオリジナルのサイズでのリストアをお願いしたいもんですね。
オリジナルのモノラル音声が収録されていないのもすごく残念です。オリジナル音声が収録されているのは「イエロー・サブマリン」だけですね。
これでついに残るブルーレイ化は「レット・イット・ビー」だけになりましたが、いつになったら出してくれるんでしょうねえ。
by MASA (2013-07-05 03:08)