Robert Palmerのアルバムまとめて5枚ゲット [中古盤]
この間久しぶりにヤフオクを覗いたら、何と大好きなロバート・パーマーのアルバムが5枚セットで出品されていました。しかもそのほとんどがUKオリジナル盤。
さらに同じ出品者がワタシが長年探していた孤高の女性シンガー・ソング・ライター、メラニーのアルバムも2枚セットで出品しており、こちらも何とUK盤。
こりゃ絶対にゲットしなくては!じゃあいつするのか?今でしょ!(笑)ということで、見つけたその場で両方とも即入札。めでたく2組ともゲットすることが出来ました。しかもどちらも信じられないくらいの安価で落札。
その2組全7枚のアルバムがこちらです。
このうち今回はロバート・パーマーのアルバム5枚をご紹介したいと思います。
リリースの古い順から、まずは'76年発売の3rd.アルバム「SOME PEOPLE CAN DO WHAT THEY LIKE」。UK Islandオリジナル盤(ILPS 9420)です。
この人の初期のアルバム・ジャケはエッチなものばっかりですが、これはトランプのゲームに負けた女の子が靴と下着を脱いじゃってロバート思わずニンマリ、というエロいジャケ(笑)。裏ジャケでは彼が負けて靴下脱いでます。
レーベルは初回プレスのみに使用されたと思われるピクチャー・レーベル。
今までこのアルバムは'80年代半ばに再発されたドイツ盤で聴いていましたが、このUK盤と聴き比べたところUK盤の方がちょっとだけ音圧が高く音質もクリア。これに比べたら再発ドイツ盤はコピー・マスターのような今いち冴えない音質で、これはさすがにオリジナル盤の勝ちという感じです。
内容もなかなかで、ドラムスにリッチー・ヘイワード、ジェフ・ポーカロ、ベースじゃなくギターを弾いているキャロル・ケイ、キーボードにビル・ペインなどが参加。カーペンターズが'78年のアルバム「PASSAGE」でカヴァーした「Man Smart, Woman Smarter」などが収録されている佳作です。
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続いては'78年の名盤で個人的にも大好きなアルバム「DOUBLE FUN」ですが、こちらはちょっと珍しいスペイン盤です。
こちらもプールサイドに脱ぎ捨てられた女性の水着が意味深なエロ・ジャケ(笑)。
UKオリジナル盤のレコード番号のアタマに"1"が付いたILPS 19476という番号になっていて、盤はスペイン・プレスですがジャケはイタリア製となっています。
インナー・スリーヴはツヤありの厚手の紙で作られているUS盤に対し、こちらはペラペラの紙が使われていてちょっと貧相な感じ(笑)。
この盤が発売当時のオリジナルなのかどうかよく分からないのですが、ジャケがすいぶんキレイなところを見ると恐らくは'80年代あたりの再発盤ではないかと思われます。
スペイン盤はかつてビートルズのスペイン編集のベスト・アルバムで酷い印象があったのでちょっと心配しましたが、しかしこのレコード、意外にも音質的にはなかりよく、すでに持っているUSオリジナル盤と比較してもほとんど遜色のない音質でなかなかです。
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次は'79年のこちらも名作「SECRETS」UK Islandオリジナル盤(ILPS 9544)。
このアルバムのジャケの作りはUK盤もUS盤もほぼ同じで、両方とも厚手のインナースリーヴ共々写真以外の部分がコーティングされた特殊印刷が施されているのですが、UK盤はUS盤よりもコーティングが薄いのでコーティングされている部分とされていない部分との差が小さく特殊印刷の効果が小さいのが残念。
レーベルはこの時代に使われていた通常のIslandレーベル。
UK盤とUS盤とでマスタリングされた場所が異なり、UK盤はThe Sound Clinicというスタジオで行なわれ、US盤はニューヨークのSterling Soundで行なわれていて、聴き比べると音質が違いました。
どちらも伸びのある音質ですが、UK盤の方がわずかに中低域が膨らんでいて重心の低いズッシリとした音です。これはさすがにUKオリジナル盤に軍配が上がります。
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続いてはロバート・パーマーが一般的な人気を得るきっかけになった'85年のPower Stationのデビュー・アルバムと、同じ'85年に出た出世作「RIPTIDE」。
Power Stationはリアルタイムで買ったUK Parlophoneのオリジナル盤があるので全く要らないのですが、セット出品だったためこれはオマケのようなもんです(笑)。
UK盤だと思っていたところ、なんかジャケの感じが違うなあ、と思いよく見たら、これオランダ盤でした。UK盤は赤いイラスト部分と裏ジャケにあるメンバー写真だけがコーティングされた特殊なものですが、このオランダ盤はジャケ全体に薄めにコーティングが施してあるだけ。
ちなみにこちらがジャケにステッカーも貼ってあるUKオリジナル原盤で、
こちらが今回ゲットしたオランダ盤。
レーベルもちょっと異なり、アーティスト名の部分がUK盤ではブルーなのに対し(下の写真左)、オランダ盤はグレー(写真右)になっています。
こちらの音質はどちらも大差なく、ほぼ同等のような気がします。
「RIPTIDE」の方はUK Islandオリジナル盤。これもすでに当時購入したUKオリジナルを持っていて完全にダブリなのでそのうち処分します(笑)。
しかも今回落札した方は2版目のプレスのようで、ジャケもインナースリーヴも若干薄めの素材に変わっています。さらに盤自体のマト枝番も当時買った方はA面が「-1U」B面が「-2U」なのに対し、今回の方は両面「-2U」になってました。ただし音質的にはほぼ同じで大差はありません。
次回はいっしょに落札した2枚のメラニーのアルバムをご紹介します。
さらに同じ出品者がワタシが長年探していた孤高の女性シンガー・ソング・ライター、メラニーのアルバムも2枚セットで出品しており、こちらも何とUK盤。
こりゃ絶対にゲットしなくては!じゃあいつするのか?今でしょ!(笑)ということで、見つけたその場で両方とも即入札。めでたく2組ともゲットすることが出来ました。しかもどちらも信じられないくらいの安価で落札。
その2組全7枚のアルバムがこちらです。
このうち今回はロバート・パーマーのアルバム5枚をご紹介したいと思います。
リリースの古い順から、まずは'76年発売の3rd.アルバム「SOME PEOPLE CAN DO WHAT THEY LIKE」。UK Islandオリジナル盤(ILPS 9420)です。
この人の初期のアルバム・ジャケはエッチなものばっかりですが、これはトランプのゲームに負けた女の子が靴と下着を脱いじゃってロバート思わずニンマリ、というエロいジャケ(笑)。裏ジャケでは彼が負けて靴下脱いでます。
レーベルは初回プレスのみに使用されたと思われるピクチャー・レーベル。
今までこのアルバムは'80年代半ばに再発されたドイツ盤で聴いていましたが、このUK盤と聴き比べたところUK盤の方がちょっとだけ音圧が高く音質もクリア。これに比べたら再発ドイツ盤はコピー・マスターのような今いち冴えない音質で、これはさすがにオリジナル盤の勝ちという感じです。
内容もなかなかで、ドラムスにリッチー・ヘイワード、ジェフ・ポーカロ、ベースじゃなくギターを弾いているキャロル・ケイ、キーボードにビル・ペインなどが参加。カーペンターズが'78年のアルバム「PASSAGE」でカヴァーした「Man Smart, Woman Smarter」などが収録されている佳作です。
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続いては'78年の名盤で個人的にも大好きなアルバム「DOUBLE FUN」ですが、こちらはちょっと珍しいスペイン盤です。
こちらもプールサイドに脱ぎ捨てられた女性の水着が意味深なエロ・ジャケ(笑)。
UKオリジナル盤のレコード番号のアタマに"1"が付いたILPS 19476という番号になっていて、盤はスペイン・プレスですがジャケはイタリア製となっています。
インナー・スリーヴはツヤありの厚手の紙で作られているUS盤に対し、こちらはペラペラの紙が使われていてちょっと貧相な感じ(笑)。
この盤が発売当時のオリジナルなのかどうかよく分からないのですが、ジャケがすいぶんキレイなところを見ると恐らくは'80年代あたりの再発盤ではないかと思われます。
スペイン盤はかつてビートルズのスペイン編集のベスト・アルバムで酷い印象があったのでちょっと心配しましたが、しかしこのレコード、意外にも音質的にはなかりよく、すでに持っているUSオリジナル盤と比較してもほとんど遜色のない音質でなかなかです。
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次は'79年のこちらも名作「SECRETS」UK Islandオリジナル盤(ILPS 9544)。
このアルバムのジャケの作りはUK盤もUS盤もほぼ同じで、両方とも厚手のインナースリーヴ共々写真以外の部分がコーティングされた特殊印刷が施されているのですが、UK盤はUS盤よりもコーティングが薄いのでコーティングされている部分とされていない部分との差が小さく特殊印刷の効果が小さいのが残念。
レーベルはこの時代に使われていた通常のIslandレーベル。
UK盤とUS盤とでマスタリングされた場所が異なり、UK盤はThe Sound Clinicというスタジオで行なわれ、US盤はニューヨークのSterling Soundで行なわれていて、聴き比べると音質が違いました。
どちらも伸びのある音質ですが、UK盤の方がわずかに中低域が膨らんでいて重心の低いズッシリとした音です。これはさすがにUKオリジナル盤に軍配が上がります。
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続いてはロバート・パーマーが一般的な人気を得るきっかけになった'85年のPower Stationのデビュー・アルバムと、同じ'85年に出た出世作「RIPTIDE」。
Power Stationはリアルタイムで買ったUK Parlophoneのオリジナル盤があるので全く要らないのですが、セット出品だったためこれはオマケのようなもんです(笑)。
UK盤だと思っていたところ、なんかジャケの感じが違うなあ、と思いよく見たら、これオランダ盤でした。UK盤は赤いイラスト部分と裏ジャケにあるメンバー写真だけがコーティングされた特殊なものですが、このオランダ盤はジャケ全体に薄めにコーティングが施してあるだけ。
ちなみにこちらがジャケにステッカーも貼ってあるUKオリジナル原盤で、
こちらが今回ゲットしたオランダ盤。
レーベルもちょっと異なり、アーティスト名の部分がUK盤ではブルーなのに対し(下の写真左)、オランダ盤はグレー(写真右)になっています。
こちらの音質はどちらも大差なく、ほぼ同等のような気がします。
「RIPTIDE」の方はUK Islandオリジナル盤。これもすでに当時購入したUKオリジナルを持っていて完全にダブリなのでそのうち処分します(笑)。
しかも今回落札した方は2版目のプレスのようで、ジャケもインナースリーヴも若干薄めの素材に変わっています。さらに盤自体のマト枝番も当時買った方はA面が「-1U」B面が「-2U」なのに対し、今回の方は両面「-2U」になってました。ただし音質的にはほぼ同じで大差はありません。
次回はいっしょに落札した2枚のメラニーのアルバムをご紹介します。
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