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Madonna「TRUTH OR DARE」ブルーレイ [映画・BD・DVD]

1991年に公開され大ヒットしたマドンナのドキュメンタリー映画「TRUTH OR DARE」がアメリカでブルーレイ化されたので、買ってみました。

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「TRUTH OR DARE」と言ってもピンと来ない方もおられるかも知れませんが、ジャケ写真でお察しのとおり日本では「IN BED WITH MADONNA」というタイトルで公開された、あの映画です。
この「TRUTH OR DARE」というのは本国のアメリカ公開版だけに付けられたタイトルで、日本を含むアメリカ以外の国では「IN BED WITH MADONNA」というタイトルで公開されています。

「TRUTH OR DARE」ってなんじゃ?というと、"真実を言うか挑戦か"というお題に対してどちらかを選び、選んだ人はそれに答えなければならない、というアメリカではわりとポピュラーなゲームらしいです。

例えば"真実”を選んだら、絶対にホントのことを告白しきゃいけない。大体は意地悪なお題を振る場合が多く、「クラスの中で好きなコを言え!」と言われたら告白しなきゃならないとか、そんな感じ。
"挑戦”を選んだ場合は、あることをやれ、と言われたら絶対にそれをやらなくちゃいけない。マドンナの場合はこの映画の中で「シャンパンのビンで○ェラしなさい」と言われて、恥ずかしげもなくやっちゃってますが(笑)まあ要はこのゲーム、無茶振りを強いるゲームなわけですな。

アメリカ以外ではあまり知られていないそんなゲームをタイトルにしても外国の人には「なんのこっちゃ?」となり意味が伝わらないので、海外公開版ではタイトルを変更したのではないかと思われます。

この映画は'90年にマドンナが行なった2回目のワールド・ツアーであるBLOND AMBITION TOURでのステージの模様やその舞台裏のようすを中心にマドンナの私生活に迫ったドキュメンタリーですが、このツアーのステージのあまりに過激でセクシャルな演出や神を冒涜しているといった宗教上に関わる演出が一部で論争を呼んだりしました。

それと同時に、ドキュメンタリー部分では共に舞台に立つバックダンサーやコーラス隊やバンド・メンバー全体を"ファミリー”と呼び、まるで母親のような大きな心と愛で全員を包み込み纏めている男勝りな器の大きさを見せていて、何かと誤解も多かった当時のマドンナが実は意外に繊細であり同時に強くてやさしいという人間性が描かれていますが、マドンナの私生活やものの考え方などすべてを包み隠さずありのままが写し出されているのが個人的には印象深いです。

久しぶりにこの映画を観ましたが、この時期のマドンナはもっともトンがってた頃で我が強い場面も多く見受けられるものの、同時にストイックなまでにステージに賭ける意気込みや、自分に常に正直で建前ではなくあくまで本音でしか語らない赤裸々な自然体の部分を捉えていて、いろんな意味でつくづくすげえ人だなあと改めて思いました。

ちなみにこの映画はLD、DVD(アメリカ盤、リージョン1)をすでに持っていて、このブルーレイで3つ目。

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それにしても驚いたのが今回のブルーレイならではの高画質ぶり。輪郭クッキリ、発色も自然な鮮明画質で、いやあ、メチャクチャキレイ!見事にリマスターされています。
これに比べたら今までのLDやDVDの画質なんかもうノイズだらけのボロボロのものにしか見えず、今まで観てたのって一体何だったんだよ?!と思うほどスゴイ。

輸入盤なので残念ながら日本語字幕はありませんが、値段がメチャ安でした。恐らくそのうちに国内盤も出るでしょうから、この映画がお好きなマドンナ・ファンは必見です。





Madonna: Truth Or Dare [Blu-ray] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Miramax Lionsgate
  • メディア: Blu-ray



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