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MOJO '60s THE ULTIMATE COLLECTORS' EDITION [Beach Boys]

この秋にリリース予定のビーチ・ボーイズ「THE SMiLE SESSIONS」からの2曲を収録した7インチ・シングル付きのUKの音楽雑誌MOJO'60s THE ULTIMATE EDITIONをゲットしました。

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最新号はCD付きのポール・マッカートニーの特集ですが、そっちはあまり触手が動かなかったのでパス、その前に発売されていたこの号を入手しました。

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ビーチ・ボーイズの特集は雑誌の真ん中あたりにあって、"THE SMiLE STORY"と題した記事を中心に20ページの特集記事になっています。

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付属の7インチは半透明イエローのカラー盤。

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A面に「Cabin Essence」、B面には「Wonderful」が収録されていますが、どちらも「GOOD VIBRATIONS BOX」に収録されているものと違いがよく分からないヴァージョンで、残念ながらあまり新鮮味はありません^^;

その他にもビートルズ、ストーンズ、モンキーズ、クリーム、ボブ・ディラン、ジェームズ・ブラウンなどの英・米のアーティストやフラワー・ムーヴメント、"ヘヴィ・ロック"と呼ばれていた黎明期のハード・ロックの特集記事など、全編これでもか、という圧巻の'60年代の特集ですが、写真が主体で文章はほとんど短めなので、ただ眺めているだけでも楽しい内容です。

最近47年ぶりに発見された'64年アメリカ・ワシントンD.C.コロシアム公演の時のビートルズの写真を取り上げた記事。

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'65年11月27日のUKシングル・トップ10も載っています。
ベスト3のうち1位はシーカーズ「The Carnival Is Over」(つってもこの曲は知らないなあ^^;)、2位にザ・フー「My Generation」、3位にはストーンズ「Get Off Of My Cloud」がランク・インしてます。

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"62 MOD SCORCHERS!"という特集も載っていて、当時モッズに支持された60年代全般のグルーヴィーな曲62曲をランキング形式で紹介しています。

主なところをご紹介すると、61位にリー・モーガン「The Sidewinder」、52位にはジミー・スミス「The Cat」といったジャズ・ロックをはじめ、48位マディ・ウォーターズ「The Hoochie Cooche Man、47位オーティス・レディング「I Can't Turn You Loose」、41位ジョージィ・フェイム「Yeh Yeh」、33位キンクス「You Really Got Me」、23位ザ・フー「I Can't Explain」などなどが入っていて、堂々の1位は名曲、ブッカーT & MG's「Green Onions」です。

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ビーチ・ボーイズ目当てで買ったものの、'60年代の空気感までがビシビシ伝わってくる楽しい内容で、購入してよかったです。

ちなみにこの雑誌、まだディスク・ユニオンには在庫があるみたいなので、欲しい方はそちらにどーぞ。ただしもう廃刊なので、ちょっと高めの3,500円というプレミア価格なのがネックですけど(笑)。



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コメント 8

PETTY

MASAさん、情報ありがとうございます!
早速ユニオンにオーダーしました!
amazonだと、もうプレミアついて8,900円なんて阿呆な値段。
スマイル計画自体、少し怪しいみたいだし(能地さん情報)
そうなると、付録の7インチは貴重かもですね。
ジャケもいいし。

>A面に「Cabin Essence」、B面には「Wonderful」が収録されていますが、どちらも「GOOD VIBRATIONS BOX」に収録されているものと違いがよく分からないヴァージョンで、残念ながらあまり新鮮味はありません^^;

なるほど。
それだけ「GOOD VIBRATIONS BOX」のクオリティが高かったってjことですかね。あれは衝撃でしたもんね。
決してスマイル信者じゃないけど、やっぱ発売して欲しいですね。


by PETTY (2011-08-07 00:00) 

MASA

あ、PETTYさんこれご存じなかったですかー。
そいつは記事にしてよかったですヽ( ̄▽ ̄)ノ

まあ確かに音源としては驚きはないんでずが、やっぱり7インチとして貴重なものになりそうだし、雑誌自体の内容もいいし、ファンなら買いですヽ( ̄▽ ̄)ノ


by MASA (2011-08-07 01:53) 

MORE

これ、Towerで見かけましたが値段がネックでパスしました。
え!?SMILEボックスが幻になるかもなんですか?
当時ファンクラブに入っていて、いまかいまかと待っていた頃を思い出します。
ブライアンのリメイクSMILEより、やはり本物ですよ・・・

The Carnival Is Overは日本ではヒットしませんでしたが、UKではメガヒット。もちろんオーストラリアでは国民的な歌になっていて、今でも大きなイベントがあるとフィナーレでは必ず歌われるそうです。(シドニー・オリンピック閉会式とか・・・)
元歌はロシア民謡の「ステンカラージン」です、ちなみに・・・ニック・ケイヴがカヴァーしてますね。
by MORE (2011-08-08 07:22) 

想也

「'60年代の空気感までがビシビシ伝わってくる」というのにはそそられますが、ビーチボーイズにはあまり思いいれがないので、値段がネックですねぇ・・・
バーキンでも載ってたら、迷うことはないんですが(笑)
by 想也 (2011-08-09 12:09) 

MASA

MOREさんはパスですかー。
まあ値段は確かにちょっとねえ(苦笑)。でも内容は二重丸です^^。
「SMiLE」ちゃんと出て欲しいですね。

ワタシはシーカーズと言えば「ジョージィ・ガール」くらいしか知りません^^;
なるほど、大ヒットした曲なんですね。ステンカラージンかあ。
今度YOU TUBEででも探してみます。
by MASA (2011-08-11 00:53) 

MASA

想也さん、こんばんは〜。
ビーチ・ボーイズ抜きにしてもこれなかなかいいですよー。
UKとUSのロック系が中心なので、残念ながらこの手の雑誌ではフレンチは載りませんねえ^^;
by MASA (2011-08-11 00:56) 

MORE

>ワタシはシーカーズと言えば「ジョージィ・ガール」くらいしか知りません^^;

日本とUSではそうなんですよね・・・ほとんど一発屋扱い!
実はビートルズ全盛期にUKではシーカーズが一度だけですがベスト・アーティストに選ばれたんですよね。(NMEだったかMMだったかは失念)
個人的には"I'll Never Find Another You"が一番好きです。
ジュディス・ダーハムのソロ・アルバムも実は捨てがたいのですが、なぜか未だにCD化されていません・・・

by MORE (2011-08-11 22:00) 

MASA

シーカーズの人気って、日本とUK本国ではかなりの温度差があるようですね。
'72年の札幌オリンピックの年に、それをイメージしたコカコーラのCMに使われたニュー・シーカーズの「愛するハーモニー」もいい曲でしたね。
ニューってことはやっぱりオリジナルとメンツが違うんでしょうね^^;
by MASA (2011-08-16 13:55) 

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