福原美穂「THE SOUL EXTREME EP」 [J-POP]
最近買ったアルバム3枚のうちの残りの1枚は、久しぶりに買った我らが北海道民の誇り(笑)福原美穂の5曲入りミニ・アルバム「THE SOUL EXTREME EP」です。
この人は日本の音楽シーンにおいて日本人離れした実力を持つ稀に見る本格派の歌手。ところが日本の音楽業界はまだまだ未熟なのか、そんな美穂ちゃんの有り余る才能を活かし切る術が分からずに持て余しているという情けない現状があるのです。
そういった不満についてはワタシよりも遥かに美穂ちゃんの大ファンであるPETTYさんと共にこのところずーっと嘆いていて、その辺にゴロゴロ転がっている大衆に媚を売っているようなつまんない歌謡R&Bなんかを歌っている限りはこの人のよさは全く活かされない!と日頃から歯痒い思いをしていたのであります。
そんな中、今回カヴァー曲を含むこの5曲入りのミニ・アルバムをリリースしたのですが、正直ワタシもPETTYさんもちゃんと聴くまでは今回もほとんど期待はしてませんでした。
ところがこれがまあ、そんな日頃の不満を吹き飛ばすほどのなかなかの内容で、痒いところに手が届かなかった美穂ちゃんが、このアルバムではけっこう近いとこまで手が伸びたよ、という、ワタシ的にはかなり満足な出来なのであります。ジャケ写真からして今回はファンキーでなかなかよろしい。
今までとの大きな違いは、このアルバムが美穂ちゃんのパワフルでソウルフルなヴォーカルをちゃんと活かしている楽曲ばかりであること。今回は歌謡曲チックな甘さや安っぽさがほとんどない辛口でアグレッシヴな内容です。
1曲目のAIとのコラボによる「O2」なんかはメチャクチャカッコよく、TVの歌番組なんか観ると水を得た魚の如く楽しそうに歌っているし、ジャミロクワイの「Virtual Insanity」とスティーヴィー・ワンダーの「Lately」の2曲のカヴァーはもうさすがという他ない素晴らしさ。
これだよ、こういうの聴きたかったんだよ美穂ちゃんっ! (>▽<)ノ という内容なのであります。
たった5曲のミニ・アルバムというのが残念ですが、でも今回は路線としてはこれが正解だと思う。
売れてナンボの世界に身を置いている限りは難しい話なのは分かるのですが、でもあまりヒット曲に拘るより、今後も美穂ちゃんにはコアなファンが納得出来るこういう本格派の媚びない内容の音楽をもっとやって欲しいと思います。
なお、このアルバムの初回盤には5曲のライヴ音源を収めたボーナス・ディスクが付いているので、欲しい方はお早めに。
この人は日本の音楽シーンにおいて日本人離れした実力を持つ稀に見る本格派の歌手。ところが日本の音楽業界はまだまだ未熟なのか、そんな美穂ちゃんの有り余る才能を活かし切る術が分からずに持て余しているという情けない現状があるのです。
そういった不満についてはワタシよりも遥かに美穂ちゃんの大ファンであるPETTYさんと共にこのところずーっと嘆いていて、その辺にゴロゴロ転がっている大衆に媚を売っているようなつまんない歌謡R&Bなんかを歌っている限りはこの人のよさは全く活かされない!と日頃から歯痒い思いをしていたのであります。
そんな中、今回カヴァー曲を含むこの5曲入りのミニ・アルバムをリリースしたのですが、正直ワタシもPETTYさんもちゃんと聴くまでは今回もほとんど期待はしてませんでした。
ところがこれがまあ、そんな日頃の不満を吹き飛ばすほどのなかなかの内容で、痒いところに手が届かなかった美穂ちゃんが、このアルバムではけっこう近いとこまで手が伸びたよ、という、ワタシ的にはかなり満足な出来なのであります。ジャケ写真からして今回はファンキーでなかなかよろしい。
今までとの大きな違いは、このアルバムが美穂ちゃんのパワフルでソウルフルなヴォーカルをちゃんと活かしている楽曲ばかりであること。今回は歌謡曲チックな甘さや安っぽさがほとんどない辛口でアグレッシヴな内容です。
1曲目のAIとのコラボによる「O2」なんかはメチャクチャカッコよく、TVの歌番組なんか観ると水を得た魚の如く楽しそうに歌っているし、ジャミロクワイの「Virtual Insanity」とスティーヴィー・ワンダーの「Lately」の2曲のカヴァーはもうさすがという他ない素晴らしさ。
これだよ、こういうの聴きたかったんだよ美穂ちゃんっ! (>▽<)ノ という内容なのであります。
たった5曲のミニ・アルバムというのが残念ですが、でも今回は路線としてはこれが正解だと思う。
売れてナンボの世界に身を置いている限りは難しい話なのは分かるのですが、でもあまりヒット曲に拘るより、今後も美穂ちゃんにはコアなファンが納得出来るこういう本格派の媚びない内容の音楽をもっとやって欲しいと思います。
なお、このアルバムの初回盤には5曲のライヴ音源を収めたボーナス・ディスクが付いているので、欲しい方はお早めに。
タグ:福原美穂
この新譜の記事をミクで書いたような内容を交え、書こうか書くまいか迷っていました(笑)
今回は完全にやられました。『CHANGE』以来です。
発売前にサンプル聴いて、今回は買わない宣言したにも関わらず、
4月中旬には・・・予約入れていました(笑)
ジャケも良かったし。
しかし、MASAさん同様見事にノックアウトされました。
「O2」は彼女自身が、歌うことへの衝動が抑えられないくらいの
パワーを感じました。
AIとの掛け合いは大正解ですね。
そして・・・あのライブ感は、これまでテレビ番組等で歌うどの曲より
ゾクっとする感覚を覚えました。
今までの楽曲には彼女があれだけの爆発力を全面に出せるモノじゃ
なかったってことですかね。
『グータン』は生演奏じゃなかったけど、『僕らの音楽』の時より
ボルテージは高かったですね。
ライナーにも書いてありましたが、『攻める』という姿勢が
彼女はもちろん、ソニーサイドにもようやく出て来たなら
うれしいです。
自分の音楽のルーツが何処にあるのか・・・
道が見えてきたなら今後がもっともっと楽しみですね。
>美穂ちゃんにはコアなファンが納得出来るこういう本格派の媚びない内容の音楽をもっとやって欲しいと思います。
↑MASAさんも書いているように、
彼女と他の似非歌謡R&Bシンガーとの大きな違いは、やはり年齢層の高いコアなファンがついていること。
彼女を“本物かもしれない”と感じたファンが多い事を
キチンと覚えておいて欲しいですね。
(伝えたけど・・・)
長々と失礼しました!
by PETTY (2011-05-26 12:08)
いやあ、今回はホントにヤラレましたね。
テレビで何回か「O2」を歌う姿を観て、ホントに生き生きしていて、いつもは見せない魅力と力強い存在感に圧倒されましたね。
確かにAIとの掛け合いは大正解で、お互いを刺激し合いながらポテンシャルを充分に発揮していたような迫力でした。
今後もこの路線でどんどん突き進んで行って欲しいもんですね。
by MASA (2011-05-26 18:23)