Beach Boysの限定2枚組10インチ盤 [Beach Boys]
ダウンロード配信やネット・ショップ通販の影響で今や時代の隅に追いやられようとしている実店舗のレコード店をもっと見直して!というポリシーの下、アメリカで2008年に始まったレコード・ストア・デイ。
年に数回行われ、その度に限定でレアなレコードがリリースされマニアの間で話題を呼んでいますが、でも結局それを買うのはやっぱりネット通販っていうのもどうなんだろ?という矛盾を感じつつも(笑)、とにかく今年一発目のレコード・ストア・デイは昨日の4/16でした。
もうすでにマニアの物欲をそそるブツがいくつかリリースされていますが、その中で今回ワタシがゲットしたのがビーチ・ボーイズの「Good Vibrations / Heroes And Villains」の2枚組10インチ・シングルです。
「SMILE」セッションから生まれた世紀の名曲2曲(もちろんmonoヴァージョン)をカップリングしたディスクと、それぞれのオルタネイト・テイクを収録したディスクとの2枚組ですが、これがなんと回転数がSP盤と同じ78 r.p.m。
ピュア・オーディオ用プレーヤーだと78回転がかけられない機種も多いので、これがネックとなり購入を見送った人もいらっしゃるかもしれませんが、幸いにもワタシが現在使っているNUMARKのプレーヤーは33回転と45回転の切り替えボタンを両方同時に押すと78回転になるので再生可能です。
78回転10インチ盤というと、かつてこんなものもリリースされ、その仕様や音質に多いに驚かされましたが、今回もそれ以来のインパクトですねえ。
ものすごいスピードで回転するターンテーブルに針を乗せると、そのスピード故に無音部分でちょっとゴーゴーいう走行ノイズがさすがに目立ちますが、曲が始まるや否や、その圧倒的な音の立ちぐあいや伸びに思わず聴き惚れてしまいました。
33回転や45回転のアナログともCDの音質とも微妙に異なるこの安定感のある音質はさすが78回転という感じ。
2枚目のディスクの方はC面に「Good Vibrations」の"early take"、D面には「Heroes And Villains」の"alternate take"が収録されてますが、両方とも「GOOD VIBRATIONS BOX」やアルバムのボートラなどに収録されているものとは同じようで微妙に違うテイクのようです。でも明らかに聴いたことがあるテイクなんだよなあ。ブートで聴いたのかも?まあいずれにせよ、それほどスゲエ!とかいう音源ではありません。
1枚目のディスクのレーベルは主に80年代によく使用されたパープルCapitolレーベルですが、
オルタネイト・テイクを収録した2枚目のディスクのレーベルは昔の黒いCapitolレーベルが使われています。
ちなみにジャケ裏には限定を表すシリアル・ナンバーが振ってあります。ワタシのは"3475"。
そしてジャケの中にはこんなCDのブックレットほどの大きさの切れ端が。
ええ〜っ?"COMING SOON"って、「SMiLE」関係の限定盤も出るん?
年に数回行われ、その度に限定でレアなレコードがリリースされマニアの間で話題を呼んでいますが、でも結局それを買うのはやっぱりネット通販っていうのもどうなんだろ?という矛盾を感じつつも(笑)、とにかく今年一発目のレコード・ストア・デイは昨日の4/16でした。
もうすでにマニアの物欲をそそるブツがいくつかリリースされていますが、その中で今回ワタシがゲットしたのがビーチ・ボーイズの「Good Vibrations / Heroes And Villains」の2枚組10インチ・シングルです。
「SMILE」セッションから生まれた世紀の名曲2曲(もちろんmonoヴァージョン)をカップリングしたディスクと、それぞれのオルタネイト・テイクを収録したディスクとの2枚組ですが、これがなんと回転数がSP盤と同じ78 r.p.m。
ピュア・オーディオ用プレーヤーだと78回転がかけられない機種も多いので、これがネックとなり購入を見送った人もいらっしゃるかもしれませんが、幸いにもワタシが現在使っているNUMARKのプレーヤーは33回転と45回転の切り替えボタンを両方同時に押すと78回転になるので再生可能です。
78回転10インチ盤というと、かつてこんなものもリリースされ、その仕様や音質に多いに驚かされましたが、今回もそれ以来のインパクトですねえ。
ものすごいスピードで回転するターンテーブルに針を乗せると、そのスピード故に無音部分でちょっとゴーゴーいう走行ノイズがさすがに目立ちますが、曲が始まるや否や、その圧倒的な音の立ちぐあいや伸びに思わず聴き惚れてしまいました。
33回転や45回転のアナログともCDの音質とも微妙に異なるこの安定感のある音質はさすが78回転という感じ。
2枚目のディスクの方はC面に「Good Vibrations」の"early take"、D面には「Heroes And Villains」の"alternate take"が収録されてますが、両方とも「GOOD VIBRATIONS BOX」やアルバムのボートラなどに収録されているものとは同じようで微妙に違うテイクのようです。でも明らかに聴いたことがあるテイクなんだよなあ。ブートで聴いたのかも?まあいずれにせよ、それほどスゲエ!とかいう音源ではありません。
1枚目のディスクのレーベルは主に80年代によく使用されたパープルCapitolレーベルですが、
オルタネイト・テイクを収録した2枚目のディスクのレーベルは昔の黒いCapitolレーベルが使われています。
ちなみにジャケ裏には限定を表すシリアル・ナンバーが振ってあります。ワタシのは"3475"。
そしてジャケの中にはこんなCDのブックレットほどの大きさの切れ端が。
ええ〜っ?"COMING SOON"って、「SMiLE」関係の限定盤も出るん?
はじめまして。いつも拝見しております。thebeachboys.comでSMiLEの正式リリースがアナウンスされています。
THE BEACH BOYS’ LEGENDARY ‘SMiLE’ ALBUM SESSIONS
TO BE RELEASED THIS YEAR BY CAPITOL/EMI
Never-Before-Released Original 1966-’67 Album Sessions Compiled for 2CD and Digital Packages and Deluxe, Limited Edition Box Set
http://thebeachboys.com/
by なおちん (2011-04-17 00:45)
なおちんさん、はじめまして。
いつもご覧いただいているそうで、ありがとうございます。
最近ビーチ・ボーイズのサイトの方はチェックしてなかったので全然知りませんでしたが、おー、ついに音源をまとめたものが出るんですね。
早く聴きたいですね。貴重な情報ありがとうございました^^。
by MASA (2011-04-17 01:06)
おはようございます。
78回転、聴いてみたいです!
レコード・ストア・デイ
昨日もいろいろチェックしてきました。
7インチのシングル盤とかも多くて楽しいです。
by paddies (2011-04-17 05:59)
「スマイル・セッションズ」については、今月号のレコードコレクターズ誌にもちょこっと記事が載っていました。
通常盤が2枚組、BOXが4枚組、日本でのリリースは7月頃となっておりました。
「ペット・サウンズ・セッションズ」みたいな作りなんでしょうね。
う〜ん、待ち遠しいです
それよりも何よりも、78回転のmono盤、うらやましいです!
by HIKKY (2011-04-17 09:17)
魅力的です。MONO78回転。
ビーチ・ボーイズ関係の情報は、facebookを通じて
レコード・ストア・デイのサイトを見ながら
う〜ん・・と悩みましたが今回は見送りました。
しかし最近はホントアナログリリースに本腰をいれるアーティストが
多くなりましたよね。
購買層が明らかにCD、ダウンロード世代であろうと思われる
バンドなんかもアナログのマスターにこだわったりして・・・
面白い時代ですよね。
by PETTY (2011-04-17 14:35)
paddiesさん、どーもです。
やっぱり78回転の音質はスゴかったです^^;
来週にはストーンズの「Brown Sugar」の7インチやクラプトンの7インチも出ますね。
ちょっと前にワタシの大好きなケイト・ブッシュのカラー盤のミニ・アルバムも出たみたいですが、こっちはすでに入手困難みたいです。残念 (>_<);
by MASA (2011-04-17 15:12)
HIKKYさん、どーもです。
おー、『レココレ」にも情報が載ってましたか。
今月号は立ち読みで済ませたので、そこには気が付きませんでした^^;
7月リリースですか、待ち遠しいですね。
by MASA (2011-04-17 15:16)
PETTYさん、まいどです。
ワタシもこれが値段が高かったらスルーするところでしたが、○ニオンで1,800円でしたからねえ。
78回転というのも面白そうだと思い、買いました。
確かに、このところやたらとアナログでもアルバムをリリースするアーティストが多いようですね。
アナログというよりも、アナクロなところが面白がられているのでしょうかw
by MASA (2011-04-17 15:27)
おー、ゲットしましたか!なんでもe-Bayでは既に40ドルついているとかって海外のブログでは書かれていました。
私もBig Star Thirdの限定2000枚ボックス入りアナログ欲しかったんですがね、なんでも5枚だけ当時のテストプレス盤が封入されていて、当たった人は一緒に写真を撮って送ると、ウェッブサイトに載せてくれるというオマケつき・・・もう既に一人写真が載っていました。うらやましい・・・
さあ、20年後くらいにはCDとレコードのどちらが生き延びているでしょうか?
by MORE (2011-04-18 11:35)
MOREさん、どーもです。
ほぉ、海外ではすでに40ドルですか。
まだ在庫があれば、○ニオンだと1,800円ですよ、いかが?(笑)
他にも触手が伸びたものがあったのですが、予算の関係でワタシはこれだけです^^。
いやあ、確かに20年後にまだ存在しているのは恐らくレコードの方でしょう。
デジタルであるCDはハイレゾ音源のネット配信やその他のデジタル・メディアに取って代わり、存在していない可能性もありますよね。
by MASA (2011-04-18 14:38)