Big Country「In A Big Country」12 inch [12 inch Single]
さ〜て、12インチ・シングル特集の第4弾は'83年に大ヒットし一躍有名になったビッグ・カントリーの3rd.シングル「In A Big Country」の12インチを取り上げます。
この曲のバグパイプのメロディーをギターでやったようなケルティックあるいはスコティッシュなフレーズや「シャ〜ッ!」とか「ハッ!チャッ!」とかいうかけ声が印象的で他にもこういうタイプの曲は多いですが、当時はとにかくこのバグパイプ風ギターがすごく個性的で強い印象を与えたバンドでした。
デビュー曲はクリス・トーマスが手掛けた'82年の「Hervest Home」でしたがこれが見事に不発(ワタシもさすがに持ってません)、これによりアルバム制作が中止になり、代わって彼らのプロデュースを担当したのがスティーヴ・リリィホワイトでした。
この人は最近あまり名前を聞きませんが、当時U2、XTC、シンプル・マインズ、スージー&ザ・バンシーズなどといったニュー・ウェーヴ系バンドを数多く手掛け、後年はトーキング・ヘッズ(「NAKED」)、カースティ・マッコール(当時の奥さん)などの中堅やローリング・ストーンズ(「DIRTY WORK」)みたいな大物まで手掛けて、当時この人が担当したアーティストやアルバムはことごとく売れたという名匠です。
そのS.リリィホワイトがセカンド・シングルの「Fields Of Fire」に続いて手掛けリリースしたのがこの「In A Big Country」で、全英チャートで17位というまずまずの成績を残しました。
この曲、7インチ、12インチ、そしてアルバム収録曲とでそれぞれヴァージョンが違うのですが、標準的な7インチ・ヴァージョンを使用したPVをご覧下さい。
アルバム・ヴァージョンはこれよりももうちょっとイントロなどが長いミックスになっていますが、それよりもさらに長くて強力なミックスが一番上の写真の12インチ・シングル。
そしてデビュー・シングルからの3曲がすべて収録されたデビュー・アルバム「THE CROSSING」のUKオリジナル盤がこちら。こちらは全英アルバム・チャートで最高3位を記録しています。
あとから出たジャケがグリーンの限定盤や、CD時代には赤いジャケの限定盤もありましたが、ワタシが持っているのはオリジナルであるブルー・ジャケのこれだけです。
このあとにリリースされた12インチやアルバムも持ってますが、今回はここまでにしときます。
全英1位となった'84年リリースの2nd.アルバム「STEEL TOWN」を挟み、プロデューサーがシャーデーなどを手掛けたロビン・ミラーに代わり、ゲストにケイト・ブッシュなどを迎えリリースした'86年の3rd.アルバム「THE SEER」は個人的にはファーストよりも出来がいいと思います。
2001年にヴォーカルのスチュワート・アダムソンが自殺しちゃったのが残念ですが、まあ何だかんだ言ってもやっぱりビッグ・カントリーと言えばこの「In A Big Country」で、たまに耳にする度に80年代を代表する名曲だなあ、とつくづく思います。
この曲のバグパイプのメロディーをギターでやったようなケルティックあるいはスコティッシュなフレーズや「シャ〜ッ!」とか「ハッ!チャッ!」とかいうかけ声が印象的で他にもこういうタイプの曲は多いですが、当時はとにかくこのバグパイプ風ギターがすごく個性的で強い印象を与えたバンドでした。
デビュー曲はクリス・トーマスが手掛けた'82年の「Hervest Home」でしたがこれが見事に不発(ワタシもさすがに持ってません)、これによりアルバム制作が中止になり、代わって彼らのプロデュースを担当したのがスティーヴ・リリィホワイトでした。
この人は最近あまり名前を聞きませんが、当時U2、XTC、シンプル・マインズ、スージー&ザ・バンシーズなどといったニュー・ウェーヴ系バンドを数多く手掛け、後年はトーキング・ヘッズ(「NAKED」)、カースティ・マッコール(当時の奥さん)などの中堅やローリング・ストーンズ(「DIRTY WORK」)みたいな大物まで手掛けて、当時この人が担当したアーティストやアルバムはことごとく売れたという名匠です。
そのS.リリィホワイトがセカンド・シングルの「Fields Of Fire」に続いて手掛けリリースしたのがこの「In A Big Country」で、全英チャートで17位というまずまずの成績を残しました。
この曲、7インチ、12インチ、そしてアルバム収録曲とでそれぞれヴァージョンが違うのですが、標準的な7インチ・ヴァージョンを使用したPVをご覧下さい。
アルバム・ヴァージョンはこれよりももうちょっとイントロなどが長いミックスになっていますが、それよりもさらに長くて強力なミックスが一番上の写真の12インチ・シングル。
そしてデビュー・シングルからの3曲がすべて収録されたデビュー・アルバム「THE CROSSING」のUKオリジナル盤がこちら。こちらは全英アルバム・チャートで最高3位を記録しています。
あとから出たジャケがグリーンの限定盤や、CD時代には赤いジャケの限定盤もありましたが、ワタシが持っているのはオリジナルであるブルー・ジャケのこれだけです。
このあとにリリースされた12インチやアルバムも持ってますが、今回はここまでにしときます。
全英1位となった'84年リリースの2nd.アルバム「STEEL TOWN」を挟み、プロデューサーがシャーデーなどを手掛けたロビン・ミラーに代わり、ゲストにケイト・ブッシュなどを迎えリリースした'86年の3rd.アルバム「THE SEER」は個人的にはファーストよりも出来がいいと思います。
2001年にヴォーカルのスチュワート・アダムソンが自殺しちゃったのが残念ですが、まあ何だかんだ言ってもやっぱりビッグ・カントリーと言えばこの「In A Big Country」で、たまに耳にする度に80年代を代表する名曲だなあ、とつくづく思います。
ビッグ・カントリーは、XTC~U2のスティーヴ・リリィホワイト繋がりで、気に入ったバンドでした。(XTC好きなMASAさんも、もしかしてそうかな?)
スティーヴのプロデュースしたアルバムのドラムのカン高い音は、とにかく快感でしたね~。
最近、スティーヴは元オアシスのリアム・ギャラガーが結成したビーディ・アイ(というかノエルの居ないオアシス)のデビュー・アルバムのプロデュースをしましたね。元気で何よりです。
by OASI-Z (2011-03-10 18:39)
OASI-Zさん、こんばんはー。
ビッグ・カントリーはたまたまプロデューサーがリリィホワイトだっただけで、特にXTCなどとの繋がりとは関係なく気に入ってました^^。
この人のプロデュースは何と言ってもノイズ・ゲートを使ったズッコン・バッタン!のドラムの音が特徴的でしたね。
これはホントはエンジニアだったヒュー・パジャムの功績の方が大きいんですが、フィル・コリンズのアルバムとか、プロデューサーに昇格してからのこの人が手掛けたアルバムのドラムの音はどれもスゴイですね^^。
おー、リリィホワイトさん、最近はあのノエル抜きオアシスを手掛けていたんですか。知らなかったなあ。
今でも現役で仕事をしているを知ってひと安心です^^。
by MASA (2011-03-10 21:51)
高速道路を走っていたら、どどーんと地震がきました。
そうですね、big countryの12インチといえば、wonderlandのclear ヴィニールが印象的です。ワンダアラー、透明感のあるギターが好きでした。
by pinkisland (2011-03-11 20:21)
pinkさん、ご無事で何よりです。
関東・東北にお住まいの他のみなさんも大丈夫でしょうか。
ここ札幌もけっこう揺れました。震度4で今もたまに余震があります。
「Wonderland」の12インチ、ワタシも通常盤と限定クリア・ヴィニール盤の両方持ってま〜す。
あと「Chance」の12インチもあります。
by MASA (2011-03-11 21:53)