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Phil Collins「You Can't Hurry Love」12インチ・シングル [12 inch Single]

最近また某メーカーの紅茶のCMに使われ耳にする機会が多くなった「You Can't Hurry Love(恋はあせらず)」。このフィル・コリンズのヴァージョンも今はけっこうベタですけど(笑)、久々にこの'82年リリースの12インチ・シングルを引っ張りだして聴いてみました。

phil.jpg

この曲は'82年のソロ・アルバム「HELLO, I MUST BE GOING」からシングル・カットされたもので、もちろんオリジナルはホーランド、ドジャー&ホーランドの手によるシュプリームスの'66年のヒット曲。

この12インチ・シングルはUK Virgin盤のオリジナルですが、フィル・コリンズのソロは日本やアメリカではAtlanticからの発売だったので、UK本国ではVirginからリリースされていたことを当時この12インチで初めて知ったのでした^^;

レーベル写真。
phil2.jpg

それにしてもこの12インチ、3分弱しかない曲をまるまるディスクの1面を使って収録されているので音圧も高いしメチャクチャ音がいいなあ〜。
ちなみにB面は「I Cannot Believe It's True」と、アルバム未収録の「Oddball」という曲が収録されています。エンジニアはヒュー・パジャム

歌詞の内容がママに恋のアドバイスを仰ぐという女の子っぽいカワイイ曲なので、フィル・コリンズみたいなオッサンがカヴァーするにはホントは少々無理があるのですが(笑)、まあそれにしてもいつ聴いても飽きない名曲です。







Hello I Must Be Going

Hello I Must Be Going

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD



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コメント 13

想也

MASAさん、ご無沙汰しています。

TVは観る番組が限定されているうえに、録画してCMを飛ばして観ることが多いせいか、この曲がCMでまた使われているのは知りませんでした。

当時はプログレにはまってたこともあって、フィル・コリンズのポップさって許せなかったんですが(笑)、今聴くと、さすがのセンスですよねぇ。

UK12インチのやたら良い音のは是非聴いてみたいので、どこかで見つけたら買ってみようかと思います^^
by 想也 (2011-02-26 12:51) 

yukihiro

発売年を見ると、当時はロック系のミュージシャンが
割とポップな曲を歌ってたような記憶があります。
フィルコリンズは15年振り位で聴きました。懐かしいです。
今聴いても、センスの良さは相変わらずです。



by yukihiro (2011-02-26 13:07) 

MASA

想也さん、お久しぶりですねえ。
この曲、蒼井優が出ている紅茶のCMに使われていますよん。
フィル・コリンズのポップさは当時熱心なジェネシスやプログレ・ファンから反感買ってましたっけね^^。

この12インチ、曲が短いためにミゾの間隔に余裕があり、メチャクチャ音がいいんです。
是非ゲットして下さい。
by MASA (2011-02-26 15:15) 

MASA

yukihiroさん、どーもです。
この曲がヒットした'80年代前半というと、ニュー・ウェーヴ真っ盛りの時代だったし、同時にポップなヒット曲も多い時代でしたね。

数年前に一度は引退表明をしたし、脊髄の手術の後遺症でドラムが叩けなくなったそうですが、昨年新しいアルバムも出しました。
元気に活躍して欲しいですね。

by MASA (2011-02-26 15:24) 

paddies

こんにちは
偶然ですが、少し前にクラプトンのフォーエバーマンの12インチを見つけてきました。
アルバムはフィル・コリンズがプロデュース
長い事レイドバックだったエリックにムチを入れてくれました!
>曲が短いためにミゾの間隔に余裕があり
本当ですね!
溝の感覚も開いていて、しっかり目視できます。
by paddies (2011-02-26 15:48) 

paddies

あっ、書き忘れました・・・
何故12インチシングルってUKが多いのでしょうか?
by paddies (2011-02-26 15:50) 

MASA

paddiesさん、どーもです。
おー、クラプトンの「フォーエヴァーマン」の12インチですか、いいですね。
そう言えばフィル・コリンズのプロデュースでしたね。
クラプトンはあのアルバムからまた活気づいて80年代に新たな人気が出ましたよね。

当時12インチがUK盤中心だったのは、イギリスではディスコがヒットの中心のひとつでそこでかけやすいように、当時主にニュー・ウェーヴのアーティストがリリースしたのが始まりで、その後目新しいメディアだということでいろんなアーティストが12インチでリリースし始めたように思います。

その後アメリカや日本でも12インチでリリースするのが流行った時期がありましたよね。
by MASA (2011-02-26 16:17) 

つよっち

MASAさんお久しぶりです。

いつも楽しいブログをありがとうございます。

MASAさん含め常連のみなさまもご存知かもしれませんが、

あまり話題にならないようなので一言の情報をば。(大げさだ・・・^^;)

ローリングストーンズとフィルコリンズと来たのでちょうどいいなと思いました。

ヤフーのギャオ(動画サイト)に昭和TVってコーナーがあって、映画とか多種多様

の動画があります(プロモーションビデオも在ったと思う)


基本は月替わりでプログラムを入れ替えで、無料でかなり楽しめます。

今は、ローリングストーンズの「ストーンズ・イン・エグザイル、メインストリートの

~」とフィルコリンズ「ゴーイングバック~ライヴアットニューヨーク」が観れます。

ギャオは月一くらいでチェック入れるとけっこう美味しい動画(PV)が観れて

楽しいですよ~(ちなみにヤフーの回し者ではありません^^;)


by つよっち (2011-02-26 19:59) 

MASA

つよっちさん、かなりお久しぶりです^^。
Gyaoでいろんな懐かしい映像が観られるのは知ってますが、たまにしか観ないので、今ストーンズやフィル・コリンズのライヴが観られるのは知りませんでした。

これはたまにチェックしていないといけませんね。情報ありがとうございました^^。
by MASA (2011-02-27 04:16) 

Cold Sun

MASAさん、ご無沙汰しています。
「You Can't Hurry Love」、ほんと名曲ですね。
先週、シュープリームスのベスト盤のレンタル落ちCDを100円でゲットし、聴いていました。フィルコリ版もいいですね。流石プログレポップ職人、全盛期の仕事です。
熱心なプログレファンはプログレバンドのポップ化(デビュー時に戻ったという説もありますが)を嫌悪するようにみえて・・・
イエスのドラマ、ELPのラブ・ビーチ、ジェネシスのデューク、クリムゾンのディシプリンのポップさが大好きだったりします(笑)。
by Cold Sun (2011-02-27 16:24) 

MASA

Cold Sunさんもお久しぶりです。なんか久しぶりの方からのコメント多いなあ(笑)。
これもフィル・コリンズの根強い人気の成せる技でしょうか。

ワタシもシュプリームスはベスト盤しか持っていませんが、どの曲もいいですね。
確かに70年代終盤〜80年代はプログレ・バンドのポップ化が進んだ時代だったかも?(笑)
プログレ嫌いなワタシもジェネシスの「INVISIBLE TOUCH」やクリムゾンの「ディシプリン」は買ったもんなあ^^;
by MASA (2011-02-28 09:10) 

MCMLXV_65

MASAさん、ごぶさたしています。Philのこの曲、当時流行のサウンドとはイントロから「おっ、なんか違う!」という雰囲気で、サウンドもオールディズだったので、すごい印象に残りました。この曲や後の『Two Hearts』でのPhilの歌い方はとても好きでした。残念ながら業界からの引退を再びしたようですが、気が向いたときに好きな曲をフラリとまた歌って欲しい限りです。
by MCMLXV_65 (2011-03-09 20:27) 

MASA

MCMLXV_65さん、こちらこそご無沙汰です。
当時のニュー・ウェーヴ全盛の中で突然モータウンのカヴァーをヒットさせたフィル・コリンズはワタシも新鮮に受け止めたし、ここから彼の快進撃が始まりましたよね。

この曲以降ヒットを連発して80年代を代表するアーティストのひとりなのに、2度目の引退表明は残念ですね〜。
おっしゃるとおり、また気が向いたら是非アルバムを発表したりステージに立って欲しいものです。

by MASA (2011-03-09 21:18) 

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