1910フルーツガム・カンパニー [Analog]
年明け早々のネタとしてはどうなのよ?という地味なネタですが(笑)、先日You Tubeをいろいろ観ているうち、60年代後半〜70年代初頭に人気があった1910フルーツガム・カンパニーの動画を偶然見つけ、ついあれこれと観ていました。
ワタシはこのグループのアルバムはシングル・ヒット曲を集めた日本編集のベスト盤1枚しか持っていないのですが、中学生だった頃によくラジオでかかっていて、けっこう好きなグループだったのであります。
このグループは所謂バブルガム・ミュージックと呼ばれた音楽ジャンルに括られていましたが、このジャンルの定義としてはティーンエイジャー向けのひたすらポップで耳障りのいい音楽ということで間違いないと思います。
のちのABBA、ボニーM、ノーランズ、アラベスクなどといったヨーロッパを中心とした所謂キャンディ・ポップに影響を及ぼし、あの10C.C.までもがバブルガム・ミュージックにある意味影響を受けているとも言われています。
このジャンルには他にオハイオ・エクスプレス、アーチーズなどがいますが、主にアメリカのポップ・バンドに用いられたジャンルで、実は音楽プロデューサーのジェリー・カセネッツとソングライターのジェフ・カッツのふたりがデッチ上げた実体のないグループがほとんどでした。
この1910フルーツガム・カンパニーの場合は一応実体はあったバンドでしたが、レコード会社の戦略によって結成され、やはりジェリー・カセネッツとジェフ・カッツのふたりが関わっています。
レーベルはバブルガム・ミュージックの代表格とも言えるBUDDAH(ブッダ)レーベルで、このレーベルはラヴィン・スプーンフルやメラニーなどといったアーティストを抱えていたことでも有名。
代表曲は何と言っても日本での最初のヒットとなった'68年の「Simon Says(サイモン・セッズ)。全米では最高4位を記録。
'69年春にヒットした「Indian Giver」。こちらは全米最高5位。ジョーン・ジェットもカヴァーしてました。
同じく'69年のヒット曲「Train(トレイン)」。本国ではあまりヒットしませんでしたが、日本では大ヒット。
そしてシングル曲ではありませんが、極めつけ&曰く付きの1曲がこの「Bubble Gum World」。なぜかは聴けば分かります(笑)。
さ〜て、来週の「サザエさん」は・・・
この手のバンドはシングル・ヒット中心で活動していたのでアルバム単位での評価はあまりされていないため、ベスト盤以外のオリジナル・アルバムがなかなかCD化されませんが、このバンドも例外ではないようです。
ちなみにこのグループ、とっくの昔に解散したものと思っていたら、何と今でもオールディーズ・バンドとして世界中あちこちでコンサート活動を続けているみたいですねえ。驚きです。
それにしても今はヒップ・ホップのようなリズムやグルーヴ重視の音楽が主流で、こういうメロディ主体のポップな曲が少なくなって淋しい時代になりましたねえ〜。
ワタシはこのグループのアルバムはシングル・ヒット曲を集めた日本編集のベスト盤1枚しか持っていないのですが、中学生だった頃によくラジオでかかっていて、けっこう好きなグループだったのであります。
このグループは所謂バブルガム・ミュージックと呼ばれた音楽ジャンルに括られていましたが、このジャンルの定義としてはティーンエイジャー向けのひたすらポップで耳障りのいい音楽ということで間違いないと思います。
のちのABBA、ボニーM、ノーランズ、アラベスクなどといったヨーロッパを中心とした所謂キャンディ・ポップに影響を及ぼし、あの10C.C.までもがバブルガム・ミュージックにある意味影響を受けているとも言われています。
このジャンルには他にオハイオ・エクスプレス、アーチーズなどがいますが、主にアメリカのポップ・バンドに用いられたジャンルで、実は音楽プロデューサーのジェリー・カセネッツとソングライターのジェフ・カッツのふたりがデッチ上げた実体のないグループがほとんどでした。
この1910フルーツガム・カンパニーの場合は一応実体はあったバンドでしたが、レコード会社の戦略によって結成され、やはりジェリー・カセネッツとジェフ・カッツのふたりが関わっています。
レーベルはバブルガム・ミュージックの代表格とも言えるBUDDAH(ブッダ)レーベルで、このレーベルはラヴィン・スプーンフルやメラニーなどといったアーティストを抱えていたことでも有名。
代表曲は何と言っても日本での最初のヒットとなった'68年の「Simon Says(サイモン・セッズ)。全米では最高4位を記録。
'69年春にヒットした「Indian Giver」。こちらは全米最高5位。ジョーン・ジェットもカヴァーしてました。
同じく'69年のヒット曲「Train(トレイン)」。本国ではあまりヒットしませんでしたが、日本では大ヒット。
そしてシングル曲ではありませんが、極めつけ&曰く付きの1曲がこの「Bubble Gum World」。なぜかは聴けば分かります(笑)。
さ〜て、来週の「サザエさん」は・・・
この手のバンドはシングル・ヒット中心で活動していたのでアルバム単位での評価はあまりされていないため、ベスト盤以外のオリジナル・アルバムがなかなかCD化されませんが、このバンドも例外ではないようです。
ちなみにこのグループ、とっくの昔に解散したものと思っていたら、何と今でもオールディーズ・バンドとして世界中あちこちでコンサート活動を続けているみたいですねえ。驚きです。
それにしても今はヒップ・ホップのようなリズムやグルーヴ重視の音楽が主流で、こういうメロディ主体のポップな曲が少なくなって淋しい時代になりましたねえ〜。
Simon Saysのドーナッツ盤、買いましたねー。(笑)
このタイトル、日本で言うと「右手上げてー、左手下げてー、右向いてー」って遊びがありますが、あれのアメリカ版ですよ。
ちなみに、Yummy, Yummy, Yummyは「おいちいでちゅー」って感じの幼児語。
まあ、だからバブルガム・ミュージックなんですね。
あの路線の中では、Lemon Pipersが一番お気に入りの私です。
それにしても、Bubble Gum Worldのイントロには驚愕!!!
by MORE (2011-01-13 10:19)
MOREさん、こんにちは〜。
おっしゃるとおり、子ども向けな感じの曲が多かったのがこのジャンルですね。
レモン・パイパーズ、いましたねえ(笑)。忘れてました。
「Bubble Gum World」は「サザエさん」のアニメが始まる1年前の曲で作曲は筒美京平なんですが、洋楽のパクリが多いこの人ならでは、という感じですね^^。
by MASA (2011-01-13 14:46)
不勉強で全く分かりません・・・すみません。
Simon says といえば、ダイ・ハード3を思い出してしまい・・・
by ベアトラック (2011-01-15 19:56)
1910フルーツガム・カンパニー、懐かしいですね~。
バンド名がインパクト有り過ぎで、よく覚えています。
確か兄が「サイモンセッズ」や「トレイン」などが入った
4曲入りの、コンパクト盤を持っていたはずです。
それにしても「サザエさん」は、笑ってしまいました。
筒美京平先生のパクリで思い出すのが、クイーンの
「バック・チャット」を、田原俊彦の「シャワーな気分」で
の借用したヤツ。
渋谷陽一のラジオで聴いて、笑ってしまいました。
by OASI-Z (2011-01-15 21:27)
ベアトラックさん、海外出張お疲れさまです^^。
まあこのグループをリアルで知ってる人はけっこうな年のオッサン&オバサンですね(笑)。
活動期間も短かったですし、今は知る人ぞ知る、みたいな感じもあります。
でもポップでとっても聴きやすくていいですよ。
by MASA (2011-01-16 17:39)
OASI-Zさん、どーもです。
OASI-Zさんはワタシとほぼ同年代なので、当時の人気ぶりはよくご存知かと思います^^。
ワタシも初めて「Bubble Gum World」を聴いたときは大笑いしました。
筒美京平のパクリ疑惑は他にも南沙織「純潔」(ヴァン・モリソン「Wild Night)や、郷ひろみ「花とみつばち」(ドアーズ「Hello, I Love You」)など、けっこうありますよね^^。
by MASA (2011-01-16 17:46)