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少女時代のアルバムを買う。 [K-POP]

今や音楽番組やバラエティにCMと、テレビで観ない日はないほどの人気振りで社会現象となっているのがAKB48。何と言っても現在彼女たちが日本の女性アイドル・グループの頂点に立っていると言っていい状況ですが、それに対抗するかのようにここ最近盛り上がっているのが韓国の様々な女性アイドル・グループ。

東方神起BIGBANGなど、なぜか男性グループばっかりが先行で数年前から日本に進出し絶大な人気も誇っていたK-POPですが、今年に入ってからついにKara、Brown Eyed Girls、4minuteといった女性グループも日本進出を果たし賑わいを見せているのは音楽ファンならご存知のとおり。

そんな中、満を持してという感じでもっとも遅く日本デビューを飾り、もっとも大きな注目を浴びているグループが少女時代

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彼女たちの存在は昨年あたりから知ってはいましたが、正直言って今までそんなに惹かれることはなくほとんど興味がありませんでした。
ところがこの少女時代がこの秋に日本に進出してからメディアで取り上げられて曲を聴く機会も増えて来たことから次第にこちらの状況が変わって来ました。
そしてついに先日アルバムとシングルを買ってしまったわけでございます。
いやあ、またいい年こいてアイドルにハマっちゃいました。みなさんにまた呆れられる覚悟は出来ていますけどね(笑)。

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買ったのは韓国でのセカンド・フル・アルバム「少女時代 第2集 RUN DEVIL RUN」(写真左)と、3rd.ミニ・アルバム「Hoot」(写真右)。

「少女時代 第2集 RUN DEVIL RUN」の方は"Repackage"となっているのですが、実はこれは初版盤に新曲3曲を追加して再リリースしたもの。韓国では今年の春に発売されています。
これがまあ、どれをとっても出来もセンスもいい曲ばっかりで実に素晴らしい。日本で発売されている2枚のシングル「Gee」「Genie」の韓国語オリジナル・ヴァージョンも収録。日本ではまだアルバムが発売されていないので、もちろん多くが本邦未発売。

ケースはDVDと同じパッケージ。

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中身はCD本体の他ブックレット、9人のメンバーのうちこれにはテヨンのミニ・ポスターなどが封入(アトランダムにいろんなメンバーのポスターが入っているようです。)

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このアルバムの中から韓国では今年1月に出たシングル「Oh!」。この曲はかなりいいね。日本での第3弾シングルはこれの日本語ヴァージョンか?



今月2日に出たばかりのミニ・アルバムの方は「Hoot」「Mistake」「My Best Friend」「Wake Up」「Snow Wish」の5曲入りで、韓国では昨年出ている「Gee」「Genie」に次ぐ3枚目のミニ・アルバムですが、日本での発売は今のところ未定。

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紙ジャケというか、ブック型の紙パッケージで、女スパイをモチーフにしたメンバー9人のコスプレみたいな写真が満載。
こちらにもアトランダムにメンバーのカードが入っていますが、私が買ったものに入っていたのはティファニーでした。ホントは一番日本語がうまいスヨンがよかったなあ(笑)。

ちなみにウィキでちょっと調べたら、モー娘。を生んだ番組としても有名な「ASAYAN」の番組内の企画として行なわれた2001年の「日韓ウルトラアイドルデュオ・オーディション」の15,000人の応募者の中から勝ち残り、高橋麻里奈ROUTE 0(ルートヨン)というコンビでデビューしていたのが何とスヨンだという!いやあ、どうりで日本語うまいわけだ。

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ド素人集団のAKB48とはまた違ったプロのエンタテインメントとしての正攻法な攻め方だが、実力主義でメンバーを選んでここまで数年かけて育てたというだけのことはあるなあ、という印象がありますね。メンバーそれぞれの個性はそんなに際立つことはないけど何より曲がいいしセンスも抜群にいい。

ちなみに巷にはAKB48少女時代をわざわざ比較してAKBをボロクソに言う人がいるらしいですが、こういうことを言う人ってなんて了見が狭いやつなんだろうと思います。
アイドルなんて楽しんだもの勝ち。シロウト集団だろうがプロフェッショナルだろうが、我々の目の前に面白いものを提示してくれているのであれば、別に一方を否定なんかしないで両方とも楽しんだ方が徳だと思います。

AKB48は悪く言えば一見すると確かに学芸会の延長みたいなシロウト臭さがあるのは誰もが認める部分だと思う。しかし逆に言えばそこが最大の魅力で、AKBはあくまで等身大で自分たちのポテンシャルをわきまえていて身の丈以上の無理はせず、本格派のプロとは全く異なるスタンスを取り、既成の概念に縛られない何でもありの無限の可能性を秘めていると言えます。
実際はみんなものすごくプロ根性もあって一生懸命なんだけど、彼女たちを一方的に批判するだけの輩はそういう部分をちゃんと観ていないんだろうし、ろくに知りもしないんだと思う。

方やこの少女時代を初めとするK-POP女性アイドルはまさにAKBとは対極に位置するプロ集団。歌唱力はもちろん、ダンスも出来てルックスやスタイルも抜群という連中が集められて結成され、デビュー前から数年かけて徹底的にプロとしてのあらゆる教育を施されてからようやくデビューというキビシイ行程を課せられてきた成果が出ています。

まあワタシに言わせると逆にその旧態依然としたソツも隙もないやり方がつまんなく感じるのだけど(そういう意味では決して型にはまらず思いつきで動いていると言ってもいいくらい自由度が高いAKB48の存在にはまさにロックを感じる!)、ただやっぱりアーティストの個性や楽曲、戦略などすべてのものがぴったりとハマった時にはさすがにスゴいものが生まれるワケです。

最初のうちこそあまりピンと来なかったけれど、ワタシの場合は少女時代にまさにその得体の知れないすごいものを感じました。あの9人が醸し出すえも言われぬ抵抗し難い魅力に惹き付けられたっちゅうわけです。

まあ取りあえず少女時代のファンもAKB48のファンもケンカしないで仲良く聴きましょうね。




少女時代 2集 - Run Devil Run (リパッケージ)(韓国盤)

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  • 出版社/メーカー: Sm Entertainment
  • 発売日: 2010/03/23
  • メディア: CD

少女時代 3rd Mini Album - フッ (Hoot) (韓国盤)

少女時代 3rd Mini Album - フッ (Hoot) (韓国盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SM ENTERTAINMENT
  • 発売日: 2010/11/02
  • メディア: CD

少女時代 1集 リパッケージアルバム - Baby Baby(韓国盤)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SM Entertainment
  • 発売日: 2008/03/17
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タグ:少女時代
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HIKKY

私もいい年こいて少女時代には興味が津々・・・
とりあえず日本でDVDが出てから、購入を思案します
AKBと少女時代を見て感じるのは、
彼女達を取り巻く今の日本の若い男子と韓国の若い男子の成熟度の差、かな?
ちょっと短絡的すぎますか・・・
by HIKKY (2010-11-14 10:45) 

petbottler

AKBが面白いのはやはりあの大人数で、興業的なことがいろいろと可能性があるってことなんです。たとえばここ数日でいえば、渡辺・宮澤・河西・北原を中心としたグループはシンガポールで公演、篠田・小嶋・高橋を中心としたグループは岩手で握手会、前田・大島らはテレビと大人数でないと出来ない活動が画期的ですよね。
これだけいたら誰か好きなメンバーが出来るでしょうっていう下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的なコンセプトが当たりましたし。
笑いの要素がかなりありますしね。実に面白いです。
by petbottler (2010-11-14 11:13) 

MASA

おー、HIKKYさんも少女時代に惹かれてましたか。うれしいなあ〜。
日本ではシングル2枚だけでアルバムもまだなのに、なぜかPV集のDVDは出てますよね。
ワタシもそっちは思案中ですが、こないだCSのMUSIC ON TVで女性K-POPアイドルのPV特集があって、そこで少女時代の「Gee」「Genie」のそれぞれの日本語版と韓国語版のPV4曲がかかりました。しっかり録画しましたけどね^^。

日本と韓国のファン層の違いまではワタシはよく分かりませんが、まあ日本人の今の若者層は韓国を含めた外国と比較して恐らく世界一成熟してないんじゃないかと思います(笑)
by MASA (2010-11-14 17:08) 

MASA

petさん、どーもです。
そうですね、あの大人数が何と言っても最大の特徴ですかね。
同時多発的に営業をこなせるのがすごい(笑)。こんな小回りが利くアイドルは今までいませんでしたしね。

バラエティ向きのキャラが立った子が多いのもいいですねえ。
最近は天然ボケの小森が面白くて気に入りました。
意外に切れキャラの柏木ゆきりんもなんかすごいなあ(笑)。

見事なまでに強烈なキャラのメンバーばっかりが揃っていた全盛期のモー娘。にはまだ及びませんが、そのうち新たに頭角を現すメンバーも出てくるでしょうから、今後も全く目が離せませんね。
by MASA (2010-11-14 17:33) 

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