Roxy Music「AVALON」

このところ何だか忙しくて、全然ブログを更新する気力がないし、ネタもありませんのですわ〜。
でももう1週間以上も更新していないので、取りあえず今聴いているアルバムでもチャチャッと挙げときます（笑）。
それはロキシー・ミュージックの「AVALON」でございます。



上の写真のものは10年近く前に出たUK Virgin製の紙ジャケCD。あとから出た国内盤の紙ジャケに比べたら貧相な出来ですが、音源は同じリマスターなので買い替えはしませんでした。



めんどくさいので写真はナシですが、このアルバムは'82年当時にUS盤のアナログを買って聴いてました。これがメチャメチャ音が良くてねえ。UK盤はもっといいらしいですが持ってないので未聴です。

実はワタシがロキシー・ミュージックをまともに聴いたのはこのアルバムが最初。'70年代のリアルタイムではアルバムを買ったことはなく、何枚かはこれ以後後追いで揃えました。
で、5〜6枚のアルバムを聴いたあとになってもやっぱりこのアルバムがいちばん好きです。

'70年代はグラム・ロックの範疇に入ったロキシーですが、'80年の前作「FLESH+BLOOD」あたりから音楽的な傾向がガラッと変わりました。
このアルバムはひとつ間違ったらAORになってしまうギリギリのところで踏みとどまった感じというか、非常にアダルトでジェントリーな雰囲気を放ち、アレンジも楽器のアンサンブルもキッチリと作り込んだ印象があります。
そしてクセのあるブライアン・フェリーの低音ちりめんじゃこヴィブラート・ヴォーカルが実にオトナの魅力を振りまいてますなあ。

B面の後半が個人的にはちょっとイマイチで失速気味な感じがありますが、それでも全体的にはほとんど完璧な出来だと思います。
このアルバムはお好きな人多いでしょうが、私にとっても一生聴き続けるであろうアルバムの1枚ですね。

アヴァロン(紙ジャケット仕様)

• アーティスト: ロキシー・ミュージック
• 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
• 発売日: 2007/09/26
• メディア: CD

Avalon

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Virgin Records Us
• 発売日: 2000/02/28
• メディア: CD

タグ：Roxy Music Avalon

コメント 16

時々、ラックから引っ張り出して聞いています。
いやらしい・・・いや、大人の雰囲気のボーカルを、妙に聞きたくなる時があります。
by ベアトラック (2010-06-24 10:37) 

連日、お仕事がたいへんな中、ブログの更新おつかれさまです。でも、お体はご自愛下さいね。

私もこの『Avalon』が初Roxy Music体験したアルバムでした。ここから溯って紙ジャケで古いアルバムをまとめ買いしてRoxy Musicを追体験しましたが、Eno期は「?」でしたし、他のアルバムも『Avalon』ほど強烈な印象がありませんでした。

思えばRoxy Musicというより、Bryan Ferryのソロ・アルバムという雰囲気にハマり、後のソロ・プロジェクトを、より聴いていた感じでした。私も時折、このアルバムのフワフワ感が懐かしくなり、引っ張り出して聴いています。＾＾
by MCMLXV_65 (2010-06-24 11:26) 

こんにちは。
僕も初めて聴いたロキシー、おまけにUSアナログを持ってました。音圧がすごかった記憶があります。
やっぱボブ・クリアーマウンテンのミキシングですかね。
この当時は彼の手掛けたアルバム（甲斐バンドを含めて）をいっぱい所有してました。
国内紙ジャケも買いましたが、アナログの方が鮮烈だったなあ。
by ミネちゃん (2010-06-24 12:33) 

MASAさんこんばんは！
私今だロキシーはちゃんと聴いていないバカタレ～です。
『Stranded』『Country Life』の紙ジャケは持っていますがどちらも最後まできいていません・・・なぜか？ブライアン・フェリーが苦手なのですね、、、すみません。
なんでもっているか？それはフィル・マンザネラ目当てさらに元を辿れば『クワイエット・サン』がすきなので・・・
どちらにしてもロキシーは私は中期しか知らないので初期の方もいずれ聴いてみようかなぁ・・・と思っています。



by tetsupc2 (2010-06-24 17:53) 

低音ちりめんじゃこビブラート(笑)
何だかこういう声の人、スペインの人？ナタリ～～♪って人思い出しちゃう(笑)
一瞬ナニ語だろう～？って思ったらイギリス訛りがちょっとあるね
by がぁこ (2010-06-24 19:43) 

ベアトラックさんもお気に入りでしたかー。
ワタシも時々思い出したように聴きたくなるんですよね、これ。
ハマると抜けられない魅力がありますね＾＾。
by MASA (2010-06-24 21:16) 

MCMLXV_65さん、こんばんはー。
私も70年代のアルバムは正直言ってそんなにピンと来ないアルバムばっかりなんですよ（笑）。
特に初期は今イチですねえ。ファーストなんか売っちゃったしなあ＾＾；

MCMLXV_65さんと同じく、これ以降のブライアンのソロ・アルバムの方が好きですね。
特に「BOYS AND GIRLS」はいいですねえ〜。
次回はそれを取り上げようかな＾＾。
by MASA (2010-06-24 21:24) 

ミネちゃんさん、こんばんはー。
おー、US盤で聴いてたんですね。同じですね。
当時UK盤はUS盤よりも遅く入荷して、値段が高かったですねえ。

そう言えばミックスはボブ・クリアマウンテンでしたよね。
ワタシもけっこうこの人が手掛けたアルバムは持ってますが、当時はいろんな人のアルバムのミックスを担当してましたっけ。
ダイナミックなサウンドが特徴的でしたね。

でもやっぱりこのアルバムはアナログで聴くのがいちばんです＾＾。

by MASA (2010-06-24 21:31) 

tetsuさん、こんばんはー。
バカタレってこたあないですけど（笑）、まあブライアンの声はクセが強いのでダメな人はダメでしょうね。
そんなtetsuさんでもこの「AVALON」なら全然大丈夫だと思いますよ。
逆に初期はキツイかも＾＾。

by MASA (2010-06-24 21:38) 

がぁこちゃん、うっす＾＾／
あー、そうね。♪ナタリー〜のフリオ・イグレシアスね（笑）。
そういやああの低音気味のちりめんじゃこヴィブラートは同じ系統だよね。

確かに若干英国訛りがあるみたいだし、大っきく口を開けて歌わない人だから、何歌ってんのか分かりづらいかもね、この人＾＾。
このアルバムはスゴくいいし、多分がぁこちゃんも気に入ると思うので、機会があったら聴いてねん。

by MASA (2010-06-24 21:47) 

きたきた（笑）
このアルバムは、ROXYの最高到達点でしょうねぇ！
大好きです！
ブライアン・フェリーのいやらしいへろへろした声が、たまらんです（笑）

グラム時代も好きですが・・・
このアルバムから、ソロの「BOYS & GIRLS」の流れがいやらしくて好きです（〃▽〃）ほえ～～（笑）
by bluebird (2010-06-25 09:38) 

姐さん、来ましたよ（笑）。
これはロキシーのラスト・アルバムにして最高傑作じゃないですかね。
フェリーのダンディズムは自分が逆立ちしても絶対出て来ないものなので、ちょっとあこがれます＾＾。

次回は「BOYS AND GIRLS」やりまっせ〜。
by MASA (2010-06-25 23:08) 

お、レス直後っぽい（笑）

うっかり、カミングアウトなんてしませんからね（爆）
by bluebird (2010-06-25 23:11) 

あ、再び出たな（笑）
エロい思い出カミングアウト、よろしく〜！
あー、楽しみ（笑）。
by MASA (2010-06-25 23:19) 

MASAさん、こんにちは！
来日時、キムタクを舐めまわすような視線でみていたブライアン・フェリー、エディ・ジョブソンみたいな美少年が大好きなブライアン・フェリー、クリムゾンのオーディションに落ちたブライアン・フェリー、指パッチンが上手いブライアン・フェリー、助平さがにじみ出る声ですが、一度聴いたらクセになりますね。
前作「FLESH+BLOOD」がロキシー・ミュージックの初体験です。出たばっかりのウォークマンⅡでUS盤カセット・テープを買って聴いてました。
「AVALON」はレンタル・レコード店（友＆愛）で日本盤を借りて聴いたのが最初かな～？うろ覚えです。アナログ盤が投売り安売り状態の90年代初頭にUK盤を買ってます。久しぶり聴いたらやっぱり助平だ（笑）。
by Cold Sun (2010-07-30 16:06) 

Cold Sunさん、こんばんは〜。
フェリーさんのダンディズムは唯一無二の個性ですねえ。
あの特徴的な歌い方も慣れるとクセになりますね＾＾。
もうすぐ新作も出るようなのでそっちも楽しみです＾＾。
UK盤お持ちですか、いいなあ〜。
私もそのうちにゲットしたいです。
by MASA (2010-07-30 23:45)