The Style Councilの7インチ・シングル [The Style Council]
ポール・ウェラーがThe Jam解散後に初期のディキシーズ・ミッドナイト・ランナーズに在籍していたミック・タルボットと共に'83年に新たに結成したグループ、スタイル・カウンシル。
ザ・ジャム〜スタカン〜ソロという流れのポール・ウェラーの30年以上に及ぶ歴史の中で、ワタシが最も好きなのがこのスタカンです。
佐野元春、フリッパーズ・ギターなど、半ばパクリというかたちで(笑)いわゆる渋谷系を中心に80年代の日本の音楽シーンに大きな影響を与えたグループでもありました。
スタカンはシングル盤をたくさんリリースしていて、その多くがAB両面ともにアルバム未収録なのでシングルが侮れないアーティストのひとつです。
そんなワケで、フツーにアルバムを紹介するのは後に回すことにして、今回は私が持っている何枚かの7インチ・シングルを取り上げたいと思います。
まずは'83年春にリリースされたデビュー・シングル「Speak Like A Child」から。
この曲はデビュー・シングルにして最強のパワーをすでに放っています。モータウンやアトランティックなどのソウルの影響がモロで、なおかつキャッチーで一度聴いただけで耳に残るメロディは秀逸。個人的にも3本の指に入るほど大好きな曲。
女性コーラスで後にポール・ウェラーが設立するRespondレーベルからアルバム・デビューするトレーシー・ヤングも参加しています。
ちなみにこの曲は7インチのみでの発売で12インチは出てません。B面の「Party Chambers」(インストじゃなくヴォーカル入り)共々アルバム未収録。
同じ'83年にリリースした4枚目のシングルが「A Solid Bond In Your Heart」。
今度はちょっと豪華な見開きジャケで、内側からレコを出し入れするかたちになってます。
この曲も7インチのみの発売で12インチではリリースされていません。曲自体は前作に比べるとちょっと印象が弱いなあ、というのが本音(笑)。このシングルもB面の「It Just Came To Pieces In My Hands」「A Solid Bond In Your Heart ( Instrumental )」の2曲とともにアルバム未収録。
最後は本人たちも出演した映画「ビギナーズ(Absolute Begginers)」のサントラからのシングル・カット曲「Have You Ever Had It Blue」の7インチ。
文字が印刷されたビニール袋に入っています。これは12インチも発売されていたと思います。
これには確か同じ内容のカセット・テープがオマケに付いていたのですが、それは行方不明です^^;
ちなみにこの曲はセカンド・アルバム「OUR FAVORITE SHOP」に収録されている「With Everything To Lose」の改作で、アレンジはジャズ界の大御所ギル・エヴァンス。
いやー、当時"オシャレ"と言われたのも頷ける曲ですなあ、これは^^。久しぶりに聴いたけど、好きです。
7インチはもう1枚「The Logers」がありますが、これは12インチも持っているので、次回の12インチ・シングルの回で取り上げます。
ザ・ジャム〜スタカン〜ソロという流れのポール・ウェラーの30年以上に及ぶ歴史の中で、ワタシが最も好きなのがこのスタカンです。
佐野元春、フリッパーズ・ギターなど、半ばパクリというかたちで(笑)いわゆる渋谷系を中心に80年代の日本の音楽シーンに大きな影響を与えたグループでもありました。
スタカンはシングル盤をたくさんリリースしていて、その多くがAB両面ともにアルバム未収録なのでシングルが侮れないアーティストのひとつです。
そんなワケで、フツーにアルバムを紹介するのは後に回すことにして、今回は私が持っている何枚かの7インチ・シングルを取り上げたいと思います。
まずは'83年春にリリースされたデビュー・シングル「Speak Like A Child」から。
この曲はデビュー・シングルにして最強のパワーをすでに放っています。モータウンやアトランティックなどのソウルの影響がモロで、なおかつキャッチーで一度聴いただけで耳に残るメロディは秀逸。個人的にも3本の指に入るほど大好きな曲。
女性コーラスで後にポール・ウェラーが設立するRespondレーベルからアルバム・デビューするトレーシー・ヤングも参加しています。
ちなみにこの曲は7インチのみでの発売で12インチは出てません。B面の「Party Chambers」(インストじゃなくヴォーカル入り)共々アルバム未収録。
同じ'83年にリリースした4枚目のシングルが「A Solid Bond In Your Heart」。
今度はちょっと豪華な見開きジャケで、内側からレコを出し入れするかたちになってます。
この曲も7インチのみの発売で12インチではリリースされていません。曲自体は前作に比べるとちょっと印象が弱いなあ、というのが本音(笑)。このシングルもB面の「It Just Came To Pieces In My Hands」「A Solid Bond In Your Heart ( Instrumental )」の2曲とともにアルバム未収録。
最後は本人たちも出演した映画「ビギナーズ(Absolute Begginers)」のサントラからのシングル・カット曲「Have You Ever Had It Blue」の7インチ。
文字が印刷されたビニール袋に入っています。これは12インチも発売されていたと思います。
これには確か同じ内容のカセット・テープがオマケに付いていたのですが、それは行方不明です^^;
ちなみにこの曲はセカンド・アルバム「OUR FAVORITE SHOP」に収録されている「With Everything To Lose」の改作で、アレンジはジャズ界の大御所ギル・エヴァンス。
いやー、当時"オシャレ"と言われたのも頷ける曲ですなあ、これは^^。久しぶりに聴いたけど、好きです。
7インチはもう1枚「The Logers」がありますが、これは12インチも持っているので、次回の12インチ・シングルの回で取り上げます。
2010-03-19 00:07
nice!(5)
コメント(12)
トラックバック(0)
今度はスタ・カン特集、またもツボにハマりそうです。私も当時リアルに聴いていましたね、スタ・カン。ここからポール・ウェラーにのめり込んでいきました。来日公演も何回か行けたし、何かと思い出深いスタ・カンです!
そうそう、本題のシングルですが、まだ当時は輸入盤の購入に目覚めていなかったので、ポリドールから発売された「ザ・スタイル・カウンシル シングル・ボックス」にて、ここでご紹介されたシングルは所有しています。ジャム時代からシングルにLP未収録曲が多かったので、目が離せませんでしたネ。^^
by MCMLXV_65 (2010-03-19 11:44)
あ(笑)
いいなー、田舎モンでしかもレコードあんまり買わなかったので、未知の曲も多いかも・・・
「Speak Like A Child」は名曲ですよね、音源集めたくなっちゃった・・・
CDで「Speak Like A Child」ってタイトルの出てますが、あれは買いでしょうか?
トレーシー・ヤングって、「パリス・マッチ」歌ってたひとですよね?
D・C・リーといい、コーラス陣好きです^^
だぶって持ってて、放出する予定とかあったら、こっそり声かけてくださいねー!
by bluebird (2010-03-19 12:28)
いやぁ、スタカンの7インチっすか?
自分はカフェブリュからリアルタイムでしたけど、アルバムしかフォローしてなかったんで、この特集は楽しみっす、うふ♪
しかし、同じポールでもサー・ポールもそうですけど、こういうアルバム未収録曲はまとめてアルバムにするような決まりが欲しい俺でした♪
by へどろん (2010-03-19 23:07)
MCMLXV_65さん、どーもです。
今度はしばらくスタカンの記事が続きそうです(笑)。
私もジャムを聴いたのが後期からだったせいもあり、ジャムよりもスタカンの方が思い入れがあります。
シングル・ボックスって「The Complete Adventures of the Style Council」とは違うものですか?
まあどっちにしても私は持ってませんけど、あのボックスを買えばシングルのAB面はほとんど揃うみたいですね。
by MASA (2010-03-19 23:47)
bluebird姐さん、まいどです。
姐さんがスタカンのアルバムを取り上げてたので便乗しました^^;
「Speak Like A Child」っていうアルバムは分かりませんが、「Sweet Loving Ways: The Collection」ていうのが36曲入り2枚組なのにAmazonで値段が¥1,625と激安で、シングルのAB面のほとんどが入っているのでオススメだす。
ただし在庫が残り1枚みたいなんで、注文はお早めに〜。
「Paris Match」を歌ってるのはエヴリシング・バット・ザ・ガールのトレーシー・ソーンね^^。
トレーシー違いでした〜(笑)。
by MASA (2010-03-20 00:00)
へどろんさん、どーもです。
スタカンは大好きだったので、デビュー時からシングルも出るたびにコツコツと集めました〜。
上のお二人のレスにも書きましたけど、編集盤やボックスでシングル曲やシングル・ヴァージョンは聴けますよん。
あと、12インチだと中古なら安いです。
よろしければ是非^^。
by MASA (2010-03-20 00:04)
こんにちは、MASAさん。ご返信が遅くなりました。コメントに記した「シングル・ボックス」ですが、このボックスに付けられたオビには「英国オリジナル・シングル12枚を集めた…」とあり、今回MASAさんが紹介された3枚も収められたアナログ7インチ・シングルのボックスなんです。
コレ、いつリリースされたか記憶にないのですが、「Have You Ever Had It Blue」もあり、そしてCouncil Collective名義でリリースされた「Soul Deep」も含めての12枚なんです。
残念ながらスリーブは日本盤にならったペラ紙1枚に表裏が印刷されたモノで、7インチはポリドールの赤いカンパニー・スリーブに入っています。ペラ紙の裏には英国スリーブの裏面が印刷されているので、雰囲気だけは楽しめます。
CDのボックス・セットも実は持っているのですが、LP未収録がどれだけ収められていたか、こちらも記憶がほとんどないので、今度確かめてみようと思います。^^
by MCMLXV_65 (2010-03-20 13:00)
MCMLXV_65さん、どーもです。
ええ〜っ?そんなシングル・ボックスが出ていたとは全然知りませんでした〜。
なかなかよさそうなブツだし、今となっては大変貴重だと思います。
当時知ってたら私も買ってたかも。
今度是非ブログで公開して下さい^^。
by MASA (2010-03-20 15:48)
トレーシー・ソーンだったか・・・
そうそう、お勧めの「Sweet Loving Ways: The Collection」早速手配しました^^
良さそうですね!
ワタシが言ってたヤツは、紙ジャケのデカジャケで、曲数少なくて高いのだ^^;
いい情報ありがとうございました^^
by bluebird (2010-03-20 22:56)
姐さん、まいどだす〜。
おー、さっそくポチりましたか^^。
姐さんが言ってたやつって「INTRODUCING THE STYLE COUNCIL」っていうミニ・アルバムね。
輸入盤ばっかり買ってると、邦題だとよく分かんなくてねえ^^;
何はともあれ、注文したCDで楽しんで下さい^^。
by MASA (2010-03-20 23:44)
いやはや、これは大変な連続エントリでらっしゃる!
これだけ出す方も出す方ですが追い掛ける方も・・・。MASAさん、凄いっすよ。
熱心な聴き手ではないくせに、実は『The Complete Adventures of the Style Council』を買ったものの訳が判らず売り飛ばしてしまった経験ありです。やはり買い戻して、じっくりと聴いてみたくなりましたよ。いつになることやら判りませんが、いずれは!
by 北沢オーストラリア (2010-03-24 00:24)
北沢さん、どーもです。
いやあ、自分でもよくこんなにマメに追っかけたなあ、と思います。
あの頃は音楽に関してはいちばん熱心だったなあ〜(笑)
『The Complete Adventures of the Style Council』を売っちゃったんですか?もったいない〜(笑)。
でもあれからスタカンに入るのはちょっと敷居が高かったかも、ですね^^。
取りあえず何かベスト盤か、聴きやすいセカンド・アルバムの「OUR FAVORITE SHOP」がオススメです。
是非再チャレンジして下さい。
by MASA (2010-03-24 01:26)