シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」 [フレンチ・ポップス]
このところ連続でエントリーしてきたフレンチ・ポップスの記事ですが、フランソワーズ・アルディ、フランス・ギャルと来たら、この人を外すわけにはイカンでしょ、というワケで、今回取り上げるのはシルヴィ・ヴァルタンです。
シルヴィ・ヴァルタンは厳密にはブルガリア生まれで、8才の時にフランスに亡命してフランス国籍となった人。
そして出世作は自らも出演した映画のタイトルでもある'64年の「アイドルを探せ」。この曲も当時中尾ミエや、2000年にはhitomiがヒット曲の「Love 2000」のカップリングとして収録しCMにも使われています。
この曲の作曲者は有名なシャンソン歌手のシャルル・アズナブール。私が小学3年生の頃ラジオから流れるこの曲が大好きで、私のフレンチ・ポップス好きの原点となった曲でもあります。
上の写真のアルバムは私が唯一持っているベスト・アルバムで'71年に発売された日本編集盤。「アイドルを探せ」はもちろん、それまでの日本でのヒット曲を中心に全14曲が収録されています。
以前にもちょっと紹介したことがありますが、下の2枚のシングルも収録。
そして何とっても我々世代にとって思い出深いのが、'66年頃に出演したレナウンのCM。日本語で歌っている「ワンサカ娘」はこの後も何回かいろんな人によってリメイクされていますが、このシルヴィ・ヴァルタンが出演し歌ったものがオリジナル。
作曲したのは当時CM作曲家としてデビューしたばっかりの小林亜星というのは有名です。
この人は親日家としても知られ、もう何回も日本に来ていますが、最近は2008年に来日しています。
'80年に歌手のジョニー・アリディと離婚し、その数年後にアメリカ人のプロデューサーと結婚して、現在はL.Aを拠点に活動しているそうです。66才の今でも現役バリバリでステージをこなしているのはスゴイですねえ。
シルヴィ・ヴァルタンは厳密にはブルガリア生まれで、8才の時にフランスに亡命してフランス国籍となった人。
そして出世作は自らも出演した映画のタイトルでもある'64年の「アイドルを探せ」。この曲も当時中尾ミエや、2000年にはhitomiがヒット曲の「Love 2000」のカップリングとして収録しCMにも使われています。
この曲の作曲者は有名なシャンソン歌手のシャルル・アズナブール。私が小学3年生の頃ラジオから流れるこの曲が大好きで、私のフレンチ・ポップス好きの原点となった曲でもあります。
上の写真のアルバムは私が唯一持っているベスト・アルバムで'71年に発売された日本編集盤。「アイドルを探せ」はもちろん、それまでの日本でのヒット曲を中心に全14曲が収録されています。
以前にもちょっと紹介したことがありますが、下の2枚のシングルも収録。
そして何とっても我々世代にとって思い出深いのが、'66年頃に出演したレナウンのCM。日本語で歌っている「ワンサカ娘」はこの後も何回かいろんな人によってリメイクされていますが、このシルヴィ・ヴァルタンが出演し歌ったものがオリジナル。
作曲したのは当時CM作曲家としてデビューしたばっかりの小林亜星というのは有名です。
この人は親日家としても知られ、もう何回も日本に来ていますが、最近は2008年に来日しています。
'80年に歌手のジョニー・アリディと離婚し、その数年後にアメリカ人のプロデューサーと結婚して、現在はL.Aを拠点に活動しているそうです。66才の今でも現役バリバリでステージをこなしているのはスゴイですねえ。
タグ:シルヴィ・ヴァルタン
こんばんはー、MASAさん。最近のフランス・シリーズ、楽しく拝見致しております!
今回のシルヴィ・ヴァルタン、どういうイキサツでレナウンのCMを、それも日本語で歌うことになったんでしょう?? それを考えると眠れなく…。というのは冗談ですが、今、HMVでは500円や1000円均一セールをやっていて、そこでMASAさんが最近ご紹介頂いているフレンチ・ポップのCDが、そこそこラインアップされています。今、どれを買おうかグラグラ、揺らいでいます。^^;
by MCMLXV_65 (2010-02-20 02:13)
ヴァルタンと言えば・・・あの前歯の浮間がビミョーにセクシーでした!(爆)
このフレンチ3人娘(世間的にはアルディーじゃなくってシェイラなんでしょうけど)の中で歌手としてはヴァルタンがダントツでしょうね。
シンガーということを忘れれば、アルディーが好みですけどねー。
by MORE (2010-02-20 10:36)
昔の映像流す特集番組みたいので見たことあるかなぁ
っていうかMASAさんは一体いくつなんだろ~(^^;
by がぁこ (2010-02-20 17:36)
MCMLXV_65さん、毎度です。
この人がレナウンのCMに出たいきさつは私も分かりませんが、多分企業イメージにぴったりということで白羽の矢が当ったんでしょうね。
出演が実現したのはギャラの方がよかったんでしょう(笑)。
お、HMVはセール中ですかー。
そうですねー、どれもオススメですけど、イチオシはフランス・ギャルかなあ。
このあとバーキンやシャルロットも取り上げる予定なので、そちらも参考にして下さい^^。
by MASA (2010-02-20 18:25)
MOREさん、どーもです。
そう言えばこの人、ちょっと隙っ歯な感じですかね^^。
シェイラは持ってないし聴いたことがないんですが、まあ60年代のフレンチ・ロリータの中ではやっぱりシルヴィが人気と実力面でダントツでしょうか。
70年代は絶対にフランソワーズ・アルディですけどね^^。
by MASA (2010-02-20 18:30)
がぁこちゃん、ういっす。
この曲、夜中の懐かしの曲を集めたCDの通販番組で流れてたかも^^。
それでちょっと記憶になるのかもね。
私の年齢?がぁ母と同年代だよん^^。
by MASA (2010-02-20 18:33)
アップされた映像の2曲めはわりと耳にするんですが、タイトルがわからなかったんですよ。
いや~、スッキリしました^^;
わんさか娘のオリジナルがシルヴィだったのは初めて知りました。
by 黒ちゃん (2010-02-21 09:11)
みんな持ってますよ。ダニエル・ヴィダルやクロディーヌ・オンジュとか、、
このころですと、イタリアのジリオラ・チンクエッティも人気でしたね。リアルタイムで聞いていました。
by YAOJIMA (2010-02-21 12:00)
黒ちゃんさん、どーもです。
「あなたのとりこ」は何回もCMに使われてすっかりお馴染みの曲になってしまいましたね。
私が中3の時に大ヒットした曲です^^。
「ワンサカ娘」もシルヴィが元祖なのはもう我々世代しか知らないんでしょうねえ(笑)。
by MASA (2010-02-21 14:19)
YAOJIMAさん、ご訪問ありがとうございます。
リアルタイムで聴いていたということは私と同年代ですね^^。
ジリオラ・チンクエッティは持ってませんが、ダニエル・ヴィダルは私も4曲入りEP1枚だけ持ってます。
昔はフランス、イタリアなどヨーロッパの曲もずいぶんヒットしてましたよね。
懐かしいです。
by MASA (2010-02-21 14:23)
すみませんが、よければ
ダニエル・ビダル嬢についても
つっこんで書いていただけないでしょうか?
by t2 (2010-02-21 18:02)
t2さん、ご訪問ありがとうございます。
ダニエル・ヴィダルですか。う〜ん(笑)
EPしか持ってないし、そんなに詳しくはないし、取り立てて紹介しようとは思っていなかったのですが、まあ機会があったら取り上げます^^。
by MASA (2010-02-21 23:07)
ダニエル・ビダル嬢は、「天使の誘惑」ですか、日本でも粥約しましたね。30年ぐらい前ですか、勤めていた出版社の編集部に、直接本人からたどたどしい日本語で電話がかかってきました。「社長さんいますか?」って、当時の社長というか出版社のオーナー社長、いろんなところに出没していましたから、その縁でしょうね。懐かしいです。こフレンチポップスは暗いところもありますね。第二次大戦でのナチスの侵攻とか、新谷のり子の「フランしーヌの場合」のような事件、このころ世界的に、米ソの冷戦とか、ベトナム戦争などが影をおとしていましたね。
by YAOJIMA (2010-02-25 16:10)
ダニエル・ヴィダルはフランスよりも圧倒的に日本で人気があった歌手でしたよね。
人気があった数年間はずっと日本にいたようで、YAOJIMAさんのおっしゃるお話はその頃のお話でしょうか^^。
確かに当時のフレンチ・ポップスはちょっと暗めで曲調もマイナーのものが多く、それが歌謡曲にも通じる部分だったのでウケたんでしょうかね。
by MASA (2010-02-25 21:43)
フランス人っぽくないって思っていたのですが・・
彼女は東欧の人だったのですねー!
ラテンっぽくなかったから・・
写真可愛いですね~^^
今66歳なんだ・・
by bluebird (2010-02-25 22:07)
言われてみれば東欧系の顔立ちって感じがしますねえ。
まあ交通事故で顔に大けがしてその復帰後だとロシア系みたいな人相になっちゃっいましたけどねー。
何年か前に来日した時にテレビで観たけど、すっかりおばあちゃんぽくなってましたわ(笑)。
by MASA (2010-02-25 23:25)