キンクスのアナログ盤/編集盤(+CD編集盤) [The Kinks]
私が持っている数少ないキンクスのアナログ盤紹介、2回目の今回はご覧の2枚の編集盤を取り上げます。
まず1枚目は'73年に発売されたレア曲を集めた編集盤「THE GREAT LOST KINKS ALBUM」。
このアルバムはアメリカ編集盤で、UK・日本その他の国では発売されていませんが、「VILLAGE GREEN」に取って代わられた幻のアルバム「FOR MORE RESPECTED GENTLEMAN」収録曲や未公開に終わったBBC制作のTVドラマのサントラ、これまた公開されなかった映画のサントラ曲、デイヴ・デイヴィスの幻のソロ・アルバムに使われる予定だった曲などの全くの未発表曲をはじめ、その他アメリカでは未発表だった曲を集めたもの。
あのアレン・クラインのabkcoがアメリカでの権利を保有している関係で未だにCD化されない曲も多くあるため、今でもそれなりの価値を保っているキンキー・マニア必聴・必携のアルバムとなっています。
昔は大量に出回りレコード・バーゲンなどでカット盤をよく見かけたものですが、'80年代以降にキンクスが再評価され人気が高まるのに連れてこのアルバムに注目が集まり、次第に入手が困難になりました。今ではすっかり高価なレア盤扱いです。
私の場合はキンクスを集めだした頃にたまたま2,000円台で入手出来たのでラッキーでした^^。
続いては'76年に出たRCA時代の編集盤「THE KINKS' GREATEST CELLUOID HEROES」(国内盤)。
「Everybody's A Star(Maker)」「Sitting In The Midday Sun(日なたぼっこが俺の趣味)」「20Th Century Man(20世紀の人)」など、RCA時代に出したシングル曲を中心に全12曲が収録されていますが、これがただのベスト盤と思いきや、さにあらず。
このうち先に挙げた3曲をはじめとする6曲が再編集ヴァージョン、1曲が未発表のライヴ・ヴァージョン(「Here Comes Another Day」)というオイシイ内容なのです。
2001年にこのアルバムはCD化されていますが、残念ながらそちらはすべて普通のアルバム・ヴァージョンに差し替えられ、選曲もやや異なります。
そのCDといっしょの写真。
この他、現在は廃盤ですが(amazonには在庫あり)、CDにも編集盤があります。
US編集で'73年のREPRISE時代に出ていた2枚組の「THE KINK KRONIKLES」やARISTA時代のベスト盤「COME DANCING WITH THE KINKS」は、両方とも未だにこのアルバムでしか聴けない未発表曲やstereoヴァージョンの曲、編集ヴァージョン、ライヴ・ヴァージョンが何曲か収録されているので、コアなファンは必携です。アナログ盤も出ていますが私は未所有。
「COME DANCING WITH THE KINKS」は2005年に曲数が多いSACDハイブリッドのリマスター改訂盤が出ていますが、こちらは私は持っていません。旧版と選曲が大幅に違うので、上で書いたようなレアなヴァージョンは収録されていない可能性大なので要注意です。これは中古で旧版を探した方がいいかも知れませんねえ。
その「THE KINK KRONIKLES」(左)と「COME DANCING WITH THE KINKS」。
最後にオマケで、「THE KINK KRONIKLES」にも収録されている(オリジナル・アルバムでは「LOLA VS POWERMAN~」に収録)私の大好きな曲で、"女みたいに歩き、男みたいにしゃべる"オカマのローラが主人公の全英No.1ヒット「Lola」を。
こちらは2005年の改訂盤。
まず1枚目は'73年に発売されたレア曲を集めた編集盤「THE GREAT LOST KINKS ALBUM」。
このアルバムはアメリカ編集盤で、UK・日本その他の国では発売されていませんが、「VILLAGE GREEN」に取って代わられた幻のアルバム「FOR MORE RESPECTED GENTLEMAN」収録曲や未公開に終わったBBC制作のTVドラマのサントラ、これまた公開されなかった映画のサントラ曲、デイヴ・デイヴィスの幻のソロ・アルバムに使われる予定だった曲などの全くの未発表曲をはじめ、その他アメリカでは未発表だった曲を集めたもの。
あのアレン・クラインのabkcoがアメリカでの権利を保有している関係で未だにCD化されない曲も多くあるため、今でもそれなりの価値を保っているキンキー・マニア必聴・必携のアルバムとなっています。
昔は大量に出回りレコード・バーゲンなどでカット盤をよく見かけたものですが、'80年代以降にキンクスが再評価され人気が高まるのに連れてこのアルバムに注目が集まり、次第に入手が困難になりました。今ではすっかり高価なレア盤扱いです。
私の場合はキンクスを集めだした頃にたまたま2,000円台で入手出来たのでラッキーでした^^。
続いては'76年に出たRCA時代の編集盤「THE KINKS' GREATEST CELLUOID HEROES」(国内盤)。
「Everybody's A Star(Maker)」「Sitting In The Midday Sun(日なたぼっこが俺の趣味)」「20Th Century Man(20世紀の人)」など、RCA時代に出したシングル曲を中心に全12曲が収録されていますが、これがただのベスト盤と思いきや、さにあらず。
このうち先に挙げた3曲をはじめとする6曲が再編集ヴァージョン、1曲が未発表のライヴ・ヴァージョン(「Here Comes Another Day」)というオイシイ内容なのです。
2001年にこのアルバムはCD化されていますが、残念ながらそちらはすべて普通のアルバム・ヴァージョンに差し替えられ、選曲もやや異なります。
そのCDといっしょの写真。
この他、現在は廃盤ですが(amazonには在庫あり)、CDにも編集盤があります。
US編集で'73年のREPRISE時代に出ていた2枚組の「THE KINK KRONIKLES」やARISTA時代のベスト盤「COME DANCING WITH THE KINKS」は、両方とも未だにこのアルバムでしか聴けない未発表曲やstereoヴァージョンの曲、編集ヴァージョン、ライヴ・ヴァージョンが何曲か収録されているので、コアなファンは必携です。アナログ盤も出ていますが私は未所有。
「COME DANCING WITH THE KINKS」は2005年に曲数が多いSACDハイブリッドのリマスター改訂盤が出ていますが、こちらは私は持っていません。旧版と選曲が大幅に違うので、上で書いたようなレアなヴァージョンは収録されていない可能性大なので要注意です。これは中古で旧版を探した方がいいかも知れませんねえ。
その「THE KINK KRONIKLES」(左)と「COME DANCING WITH THE KINKS」。
最後にオマケで、「THE KINK KRONIKLES」にも収録されている(オリジナル・アルバムでは「LOLA VS POWERMAN~」に収録)私の大好きな曲で、"女みたいに歩き、男みたいにしゃべる"オカマのローラが主人公の全英No.1ヒット「Lola」を。
こちらは2005年の改訂盤。
Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks 1977-1986
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Velvel Records
- 発売日: 2005/03/08
- メディア: CD
キンクス、、初めて聞いた名前だぁ~
歌聞くと日本でいうフォークソングのような部類になるのかな?(・_・?)
たまたまこの歌がそういう風に見えるのかも(:^ー^A)
by がぁこ (2009-10-31 21:49)
いやぁ、自分はグレイト・ロスト〜しか持ってないっす。
そのグレイト〜もリプロ盤が出てるみたいなんで、所有の盤、大丈夫か?
なんて不安な時期がありましたね。
多分大丈夫っぽいですけど…ふぅ
リプロ盤嫌いっす。
キンクスの差し替えって言えば、なんかのベスト盤のおまけ10インチにレア曲が結構あったのに、クラインの突っ込みで普通の曲に差し替えられたなんて話を聞いたことがありますね。さすがクライン!?うふ♪
by へどろん (2009-10-31 22:53)
え〜?やだなあ、がぁこちゃん、こないだのキンクスの記事にコメントくれてるじゃん(笑)。
まあこの曲は生ギターがフィーチャーされてるんでフォークっぽいと言えばそうかもね^^。
by MASA (2009-11-01 00:09)
へどろんさん、どーもです。
「GREAT LOST~」はたくさんリプロ盤というかカウンターフィット盤というか、いわゆるコピー盤が出回りましたよね。
本物はちゃんとリプリーズのスリーヴに入っていることと、解説が書かれたインサートが付いてるんで、そこで見分けが付くと思います。
UK PRTのベスト盤に付いていた10インチにもレア曲があるそうですが、これは私は見たことがありません。
あったら欲しいですねー。
by MASA (2009-11-01 00:17)