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ビートルズ関係の書籍・Part 2 [The Beatles]

Part 1からの続きです。まだお読みでない方はPart 1からどーぞ^^。

ビートルズ関連の出版物をご紹介する2回めはまずこの本から。
1986年9月に出版されている「ザ・ビートルズ 日本盤ディスコグラフィ」

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ビートルズ研究家のピーター・インガム氏が著し、翻訳家の三井徹氏が監修したビートルズの日本盤を徹底的に調査して書かれた労作。A4版、168ページ、¥3,800、シンコー・ミュージック。
ビートルズの日本盤がここまでキッチリとまとめられたのはこの本が初めてで、イギリス人であるインガム氏の日本盤への憧れがこの本を出版した原動力となっているようです。

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再発盤も含めたLP、シングル、EPそれぞれの日本盤のジャケ写真がフルカラーの大きなサイズで掲載され見応えがありますが、何とUK EMIの許可が下りずに発売中止となった「THE BEST OF THE BEATLES」のサンプル盤の写真まで載っているのはスゴイ。

その「THE BEST OF THE BEATLES」の写真。
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日本盤の場合、'90年代以降になるとオビが付いているかいないかが重要視されるようになりますが、この時代はまだオビに対する価値観が極めて低かったので、載っている写真すべてにオビはありません。

STEREOとMONOの違いや微妙なヴァージョン違いが存在するという疑問など、巻頭にあるビートルズのレコードにまつわる様々な考察や資料的なものも読んでいて面白いです。
その他、巻末のソング・インデックスもヴァージョン違いがある曲にはその説明が細かく記され充実しています。日本盤に興味のあるファン必携の1冊と言っていいでしょう。

続いては、'89年にこの本が出てからというもの、もはやビートルズはこれなしでは語れなくなってしまったほどの名著「ビートルズ・レコーディング・セッション」

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写真左側のほぼLP大のものはUK版の原書、右がB5サイズの国内版です。
1962年6月8日の初レコーディングから1970年5月8日発売の「LET IT BE」に至るまでのレコーディング・セッションの詳細をこと細かく日記形式で記録したマーク・ルウィソン氏による渾身の本ですが、この本を書くにあたってルウィソン氏はEMIの倉庫に眠っていた膨大な数のマスター・テープのほとんどを聴いたという、羨ましい体験をしています。

これを読めばどの曲がいつレコーディングされ、使われているテイクがどれなのか、それをどう編集して作られたいくつめのヴァージョンなのかが一目瞭然に分かるという内容で、これぞビートルズ・ファンにとっての究極の資料集と言って過言ではないでしょう。
この本によって、それまで長い間謎だった「なぜSTEREOとMONOで微妙にヴァージョンが違うものがあるのか」という疑問も解けたのでありました。

この調査中に流出したと思われるマスター・テープのコピーから「ULTRA RARE TRAX」「UNSERPASSED MASTERS」といった音質も内容も素晴らしい名盤ブートが生まれたのも有名です。
同時にこの調査が後のANTHOLOGYプロジェクトにも多いに貢献したものと思われます。

ちなみに大きさが異なる原書と国内版とでは、同じページで内容がこんなに違います。

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上の写真は「SGT. PEPPERS」が発売された1967年6月1日のページですが、このように原書はカラーページや写真が多く、ヴィジュアル的にも素晴らしい作りです。当時¥5,780で買いましたが、中身を見てお釣りが来るくらいに納得の内容でした。

なお、9/2になんとこの本の完全版が出ます。新たに判明した事実も載っているということで、これは「買い」です。

ビートルズ レコーディング・セッション完全版

ビートルズ レコーディング・セッション完全版

  • 作者: マーク・ルウィソーン
  • 出版社/メーカー: シンコーミュージック・エンタテイメント
  • 発売日: 2009/09/02
  • メディア: 単行本


続いてはいろいろなビートルズ・コレクションの写真が掲載されている「TOMORROW NEVER KNOWS」という本。

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1993年に出版されたもので、A4サイズ、256ページ、定価¥5,000、同朋舎。ハード・カバーの立派な本です。
著者はビートルズ・コレクターのアメリカ人、ジェフリー・ジュリアーノという人で、ビートルズだけではなく4人のソロやビートルズ関係の他のアーティストのものにまでその蒐集範囲は及び、各国盤のレコードや貴重盤、海賊盤、ポスター、写真、グッズ関連などの本人所有のメモラビアがおよそ800点載っていて、見ていて楽しく羨ましくもある本です。

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原書も持っていましたが、それを忘れてこの日本版を買ってしまい、原書は数年前にヤフオクで売りました^^。

次はあの和久井光司氏の著書「ビートルズ&アップル・マテリアル」

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左がBNNから書籍扱いで出た'92年の初版、右はストレンジ・デイズから雑誌扱いで出た'02年の増補改訂版です。サイズはB5版、¥2,667+税(増補改訂版の方)
ビートルズや4人のソロ、アップル関係やモンティ・パイソンなどのビートルズ関連作に至るまでのアルバムやシングルを取り上げカタログ化したもので、こちらもビートルズ・フリークの和久井氏ならではの力作。レア・グッズのカラー写真も載っています。

和久井光司という人、自分の勝手な思い込みを事実をよく確認せず文章にして、たまに間違った情報を流すことがあるのであまり信用していないのですが(ウソだった「BAND ON THE RUN」マト1のラウド・カットなど)、この本に関しては客観的事実に基づくものなので、まあ文句ない内容で非常によくまとめられています。

この人の本をもう1冊、「Beatles' Vinyl Made in UK」もご紹介します。

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2003年12月にストレンジ・デイズ増刊として発売されたものですが、UKオリジナル盤のビートルズや4人のソロ・アルバムの両面のジャケット、レーベルの写真がフルカラーで載っていて、マトリクス枝番の情報まで書かれています。A4サイズ、170ページ、¥2,800。

昨今のUKオリジナル盤ブームを反映した内容で、マニアの間でけっこう売れたようですが、ジョン・レノン「ROCK 'N' ROLL」のところで『初版のマト枝番はA面「-1U」B面「-3U」と思われる』などと、例によってここでもちゃんと確認していないウソ情報が書かれていたり(実際は両面「-1U」)、ポールの「PRESS TO PLAY」のうちリミックス・ヴァージョンではない「Press」が収録されているレコードのマトも実際にはあそこに書かれているもの以外に別なものが存在することにも触れられていません。

と、ツッコミどころもありますが、UK盤を集めている人にとっては参考になる1冊ではあるでしょう。

最後はかなりディープな情報が詰まった2冊、「日本盤ROCK & POPS プレミア・レコード図鑑'54~'79」「日本盤60年代ロックLP図鑑/洋楽編」をご紹介します。

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この2冊は広島の中古レコード店「ジス・ボーイ」のオーナーである菅田泰治氏による本で、前者は2001年に、後者は2006年にそれぞれシンコー・ミュージックから出版されています。大きさはA5版。それぞれ¥3,800+税、¥3,400+税。

この2冊は60年代〜70年代の日本盤の貴重なロックやポップスのレコードを紹介した本で、ビートルズに特化した本ではありませんが、ビートルズはいわゆる半掛けオビを初めとするオビ付きの状態の国内盤の写真がズラーッと載っているので、見ているだけでも楽しいです。

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しかしこの本が重要なのはそれよりもビートルズの国内盤に関して書かれている新たな事実の数々です。
中古レコード店の店長ならではのいろいろな商品を買い取りした中で、あるいは研究家と情報交換する中で分かった事実があったのでした。
この2冊はオビの重要性が当たり前となった比較的最近の出版物なので、ビートルズに限らず載っている国内盤はすべてオビ付きでレア盤も多数ありますが、ビートルズに関してはOdeon盤「FOR SALE(ビートルズ'65)」の茶オビやEP「MAGICAL MYSTERY TOUR」の激レアなオビ付きを発見・紹介したのはこの「日本盤ROCK & POPS プレミア・レコード図鑑'54~'79」でした。

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更に「日本盤60年代ロックLP図鑑/洋楽編」では、東芝のレコードのラン・オフ部分に刻印されている番号とアルファベットの組み合わせでプレス時期が分かるというプレスマークの存在がほぼ確定されたり、東芝の赤盤は当然すべて東芝の自社プレスですが、60年代のものにたまに存在する黒盤はビクター、ソニー、コロムビアなどの委託プレスであったことが判明したり、正確な国内盤の発売日が特定されたりと、驚きのすごい情報が満載です。

それ以外にも筆者の中古盤買い付けにまつわる様々な興味深い話などがあったりして、読み物としても大変面白いです。


もうちょっと紹介したい本はありますが、今回はこれくらいにしておきます。

タグ:THE BEATLES
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tetsupc2

MASAさんこんにちは!
ビートルズの資料沢山持ってられるんですね。
私はこの中で「ザ・ビートルズ 日本盤ディスコグラフィ」は持っていましたがだいぶ前にヤフオクで売っちゃいました・・・15K位なりました(^_^)v
なので今手元にあるのは和久井光司氏の「Beatles' Vinyl Made in UK」と菅田泰治氏の、「日本盤ROCK & POPS プレミア・レコード図鑑'54~'79」「日本盤60年代ロックLP図鑑/洋楽編」のみとなりました(;^_^A
菅田泰治氏の本は地元で行きつけのお店ということもあり発売後直ぐにジス・ボーイで買いました。MASAさ~ん「洋楽編」の帯は無くしたのですか・・・この「洋楽編」の場合は菅田氏は帯までこだわった本でしたので帯付で完品ですよ~
なんてね( ̄ー+ ̄) ニヤリ
確かに私の場合はそれまで国内盤しか向けていなかったコレクター魂を180°英国盤に変えたのは和久井光司氏の「Beatles' Vinyl Made in UK」でした。
この本の影響は大きいでね!その後ビートルズ以外のアーティストも全て英国盤で買うようになりましたから・・・
更にはマトの重要性もこの本からだし、、、とんでもない泥沼に引きづられて行きましたね(笑)まぁ間違いも多々ありますがその辺は和久井氏の持ち味として許しちゃいましょう・・・(^o^)v


by tetsupc2 (2009-07-19 16:54) 

はじめたろう

貴重な資料のご紹介、ありがとうございます(多数の書籍を帯付きで保管されてらっしゃるところに感心する私です)。
特に「日本盤ROCK & POPS プレミア・レコード図鑑'54~'79」「日本盤60年代ロックLP図鑑/洋楽編」のご紹介は興味深く感じました。
国内盤もそうですが、英米盤についても市場が確立?している日本では、さまざまなバリエーションが発見されているのだと思います。そのあたりの情報については以前拙ブログで披露した「東京ビートルズ・ファン・クラブ」会報の果たした役割は大きかったと思います。
by はじめたろう (2009-07-19 17:18) 

MASA

tetsuさん、さっそくのコメント、どーもです。
30数年のうちに、いつの間にやらこんなに集まってしまいました。
え〜?「日本盤ディスコグラフィ」が15,000円ですか?!
そんなにするんですね、今。驚きですわー。

「洋楽編」にオビは買った時から付いてなかったですよ。
えー、やっぱり本来は付いてるんですか。
一応これ初版なのになあ。何で付いてなかったんでしょう?

そうですか、和久井氏のあの本でUK盤に開眼したんですかー。
音楽評論を生業にしているわりに無責任な発言が多い人ですが、どこか憎めないところもあるのが厄介な人ですね(笑)。
by MASA (2009-07-19 17:26) 

MASA

はじめたろうさんも早速のコメントありがとうございます。
オビは邪魔なわりに捨てられないもんですね。
もうボロボロになっているのもありますが、一応付いてます。

最後の2冊に関しては比較的新しい情報なので、この本を持っていなければご存知ない人も多いと思います。

おっしゃるとおり東京ビートルズ・ファン・クラブのような組織やこういった本を出版する著者、あるいは有名・無名の研究家やコレクターによってこういう情報はもたらされているわけですが、そういう方々の並々ならぬビートルズへの愛情や熱い探究心には頭が下がりますね。
by MASA (2009-07-19 17:37) 

路傍の石

> 「洋楽編」にオビは買った時から付いてなかったですよ。
えー、やっぱり本来は付いてるんですか。

オビ付きは初版のなかでもさらに限定だったかもしれません。取次を通した書店ルートのものには付いてなくて、菅田さん直販のものだけに限られていたような記憶が・・・。拙はその菅田さんが直で卸したと思しき西新宿の廃盤専門店で買ったのでオビが付いてました。
by 路傍の石 (2009-07-19 17:56) 

Reiko

「TOMORROW NEVER KNOWS」日本版、ヤフオクで中古を数年前に購入しました。
当時は、参考になりました。
ジェフリー・ジュリアーノのこだわりなのでしょうか
作りが立派すぎのように思いました。
帯破れてしまいました(^^;
by Reiko (2009-07-19 18:00) 

MASA

路傍さん、再びどうもです。
あ、そうですかー、取次→書店ルートのものには付いてなかったんですか。
それは知りませんでした。
そうと知ってれば、どうにかして探して買ったのになあ〜^^;
ちょっとだけ残念です。

by MASA (2009-07-19 18:05) 

MASA

Reikoさん、どーもです。
おっ、Reikoさんは「TOMORROW NEVER KNOWS」お持ちですか。
貴重なレコードやグッズの写真満載で、見てて羨ましくなっちゃう本ですよね。

ハードカバーで立派ですが、この本分厚くて重くて読みにくいのが難点でしょうか(笑)。
by MASA (2009-07-19 18:11) 

tetsupc2

MASAさん参考の為「日本盤60年代ロックLP図鑑/洋楽編」の帯付私のブログ「AFTER MATH」の一番下に写真アップしました・・・どうですか?なかなかこっているでしょ♪
>え〜?「日本盤ディスコグラフィ」が15,000円ですか?!
そうなんですよ~その時は私もビックリでした、、、スタート1Kで3K位で売れればいいかなぁ・・・なんて思っていましたら驚きでした。
この15Kでヤフオクで確かアビイ・ロードの英国盤オリジを落札した記憶があります・・・何が高く売れるか分かりませんねヤフオクは、、、どうしても欲しいと思う方が2人以上いらしゃったらこんな異常な金額になることもあるんですよね~(*゚・゚)o うひょ~

by tetsupc2 (2009-07-19 20:06) 

Backstreets

こちらにもお邪魔します。
貴重な資料を紹介していただき誠にありがとうございました。
このように幅広く知識をお持ちならCDに付けられた解説など陳腐なものにしか映らないでしょう。国内盤の解説を有り難がっていた自分を恥ずかしく思います。
和久井光司さんの出鱈目ぶりを指摘されるとはさすがです。私は音楽評論家の先生の言うことを無条件に信じてしまうほうなので、今後から気をつけねばなりません。
私もブログでビートルズの楽曲を取り上げることがあるのですが、MASAさんの記事を拝読していると私の書いたものなど感想文にもならないことを痛感させられます。一日のブログのアクセス数が一桁に落ち込むのも仕方がないことがよく分かりました。
by Backstreets (2009-07-19 20:11) 

MASA

tetsuさん、どうもありがとうございます。
先ほどtetsuさんのブログにお邪魔させていただきました。
「AFTERMATH」のシャドウ・カヴァー、いいですねー。

「日本盤ディスコグラフィ」の相場って、このくらいなんですかね?
金に困ったときはヤフオクに出します(笑)。
by MASA (2009-07-19 22:04) 

MASA

Backstreetsさん、再びどうもです。
いやいや、ものにもよりますが、CDの解説もある意味大変貴重な資料になりますし、ビートルズ以外では私もけっこうCDの解説を参考にしたりしますよ。

和久井光司氏のいい加減ぶりはファンの間では有名です。私が敢えてツッコむこともないくらいですね(笑)。
ただ、何事もそうですが情報を丸呑みするのはやはり危険かも知れないですね。

Backstreetsさんのブログ、ちょっとマニアックですが十分面白いと思いますよ。
私の方こそ文才がないのが悩みの種です^^。
こんなことであまり自信をなくさないで下さいね。申し訳ないですわ〜(笑)。
by MASA (2009-07-19 22:18) 

へどろん

いやぁ、いろいろいろいろお持ちで、凄いっすね♪

自分はレコーディング・セッションしか持ってないんで、うらやましいっす!

そんな持ってないくせに、ビートルズもの、読むのは大好きなんで今度読ませてもらいに行きますよ、なんて…うふふ♪
by へどろん (2009-07-20 01:06) 

PETTY

「ビートルズ・レコーディング・セッション」は衝撃でしたね。日本語版は翻訳の仕方に「そうじゃないでしょ?」や大事なニュアンスを飛ばしたり・・・今度の完全版は期待してもいいのかな?
そうは言っても日本語版はありがたかった。
ウルトラレアやアンサーパスト聞きながら「その日時」を追っかけるなんていうオタクなことをウキウキしながらやっていたのが懐かしいっす。


by PETTY (2009-07-20 08:45) 

MASA

へどろんさん、どーもです。
昔はビートルズ関係の本が出ると、何でも買ってたので、気が付けはこんなに集まってしまいました^^。

札幌まで読みに来て下さい(笑)。
by MASA (2009-07-20 14:39) 

MASA

PETTYさん、お仕事忙しいようですが、お体だけは大切に^^。
「レコーディング・セッション」はホントに当時読んで驚きましたね。
なんか、ビートルズのレコーディング風景が目に浮かぶような気がしたもんです。

じっくりと原書との読み比べはしたことないですが、ニュアンスが違ったりしてる部分がありますかー。
そうなら、是非完全版で直して欲しいですね。

そうそう、この本を傍らに置きながら「ULTRA RARE」や「UNSURPASSED」を聴きましたねー。
懐かしいですねえ。
by MASA (2009-07-20 14:47) 

DEBDYLAN

『ビートルズ・レコーディング・セッション』
は僕も当時速攻買いました。

レコード盤自体に興味のなかった当時の僕は、
ダビングの詳細みたいな演奏面のコトや、
彼らの活動の足跡が気になって読んでました。
何度読んでも飽きない本ですね^^。

友人に貸したままで手元にないんで^^;
今度出版される”完全版”は買いたいっす!!

原書は綺麗な装丁なんですね。
コッチも欲しいなぁ。

by DEBDYLAN (2009-07-20 21:04) 

MASA

DEBさんもやっぱりこの本はお持ちですか。
ファンならやっぱり避けて通れない本ですよね。

レコード、CDに関わらず、あの本はビートルズのレコーディングがどんな具合に行なわれていて、どのようにして曲が出来上がっているのかがよく分かるし、それにまつわるエピソードもたっぷりなので、単純に読み物としてもすごく面白いですね。

旧版持っている人なら完全版は必携ですね^^。
by MASA (2009-07-20 22:12) 

parlophone

MASAさん、こんばんは~。
たくさんお持ちですねー。
(てゆーか、こんなにいろんな本が出てたんですね^^;)
遅れてきたコレクターのぼくとしては、『レコーディング・セッション』と『ヴィニール・イン・UK』しかもってません(笑。

ご紹介のあった本なんかをぼくももう少しもっていれば、サイトをオープンするときずいぶん便利だっただろうなあと思います。

ところでぼくは和久井光司キライですね。
かれの書いた文章を読むとたいてい途中でウンザリします。
音楽評論家の文章とは思えない雑文といったほうがいいものが多すぎですね。
by parlophone (2009-07-20 22:21) 

MASA

遼さん、こんばんは〜。
昔はビートルズに関係した出版物はことごとく買ってたので、気が付けばこんなになってしました^^。
これのおかげで本棚がもう満杯なんです(笑)。
でもこんなに持ってても必要ない、内容がカブる本もたくさんありますよ^^;

和久井光司氏の文章は確かに自分の昔の自慢話だったり、感想文みたいな薄い内容だったりするものも多いですよね。
音楽評論家としてもですが、大人としてどうなのよ、という文章が多くて、確かに辟易することもしばしばです。

まあ稚拙な文章と言う点では人のことはあんまり言えませんが(笑)。
by MASA (2009-07-20 23:00) 

petbottler

「レコーディング・セッション」の完全版のお知らせありがとうございました。
これはバイブルのような本なので買わないといけませんね。
ピーター・インガムの本は、載っていない情報を何点か書いて送ったら、本人からお礼の手紙が来て、改訂版を出すことがあれば名前を載せると書いてましたが、
結局そのままになってしまいました。
by petbottler (2009-07-23 22:16) 

tamachi

MASAさん、こんばんわ!
いいものを拝見させていただきました。黒表紙のビートルズ辞典などは
中学生のときになんども読み直し今でも大切にしています。
ところで数あるディスコグラフィ本の中でも画像の素晴らしさと発売当時の情報量の多さ、なにより筆者ピーター・インガムさんの情熱..
やはり「ザ・ビートルズ 日本盤ディスコグラフィ」が個人的にお気に入りで
それ以降の同類本は焼き直しだと思います。
多少よれた?レコードも筆者の愛情がいやみなく伝わってきてお気に入りです。
by tamachi (2009-07-23 23:05) 

MASA

petさん、こんばんはー。
「レコーディング・セッション」の完全版はpetさんなら絶対に読まなくてはなりませんよね。

おー、インガム氏とそんなご関係が!改訂版出して欲しいですね。
今度はオビ付きでもっと深い情報もいっしょに。
その節は是非petさんのお名前が載ってるかどうか確認させていただきます(笑)。
by MASA (2009-07-23 23:18) 

MASA

tamachiさん、こんばんはー。
tamachiさんもかつては「ビートルズ事典」がバイブルだったようですね。
日本盤の資料としてはやはり「日本盤ディスコグラフィ」は群を抜いてましたね。
確かにインガム氏の日本盤に対する愛情が伝わってくる本です。
これが絶版とはもったいないですね〜。
by MASA (2009-07-23 23:25) 

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